作品一覧

  • 経済学が世界を殺す~「成長の限界」を無視した倫理なき資本主義~

    経済学が世界を殺す~「成長の限界」を無視した倫理なき資本主義~

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻729円 (税込)
    このまま信じていたら人類は滅亡する! 21世紀に生きる私たちは、資源と環境の限界に直面している人類最初の世代。しかし、その原因を作ってきた「主流派」と呼ばれる経済学者たちは、それをまったく無視し続けている。「地球の資源と環境には限りがある」ということを認めず、植民地時代と変わらず経済成長と進歩を結びつけ、現実を見ずに数字上のものばかり追い求めている。これは科学的な学問ではなく“宗教”だと著者は批判する。 このままでは将来世代にすべてツケが回ってしまう。技術者・経営者として資源収奪や環境破壊の現場を見てきた著者が警告、そして新たな経済のあり方「自然資本経営」を提言する。実は、そのヒントは日本にあった!
  • 次に不足するのは銅だ メタル資源の限界

    次に不足するのは銅だ メタル資源の限界

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻827円 (税込)
    メタル資源の「真の問題」は、レアメタルではない! “産業の血管”である銅さえも、明らかに生産のピークを迎え、日本が自ら手を汚すことなしにメタル資源を買い付けられた時代は過ぎ去った。あらゆるメタルを爆食し世界中の鉱山を買い占める中国と、超大型合併で寡占が進む資源メジャーが死闘を繰り広げる中、日本はどのようにして「ものづくり」を続けていけばいいのか? 新しい資源ナショナリズムと資源獲得競争の中、日本の生き抜く道を探る。
  • メタル・ウォーズ 中国が世界の鉱物資源を支配する

    メタル・ウォーズ

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,496円 (税込)
    鉱物資源の現在と未来を鋭くえぐる本。著者は日本で数少ないこの分野の専門家である。メタル資源は、発展途上国への依存度が高まりつつあり、すでに40%に達している。メジャーによる途上国における開発に伴っては、さまざまな問題を生じている。そのため、資源供給サイドの不安定要因はますます大きくなってきている(地政学的問題、政治的不安定性、資源ナショナリズム、環境問題、人権問題、労働問題、先住民問題、HIV問題、腐敗の構造など)。そこで世界のサプライ・チェーンの最上流で今「メタル・ウォーズ」ともいうべき争奪戦の問題が起きており、その中心には中国がいる。メタルが安価にかつ安定して手に入る時代は、石油と同様、終わった。世界における不安定なメタル資源事情に対して警鐘を鳴らし、いまだに資源は金さえ出せばいつでも買える単なる外部購入資材という位置付けで、商社依存体質から抜け出せない。それらの複合的な課題を明確に提示する。
  • メタル・ストラテジー 「茫然自失の世界」で猛烈支配を進める中国

    メタル・ストラテジー

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻1,496円 (税込)
    アルミ等からレアメタルまで、近い将来に産業構造の現状維持を許さないほどの値上がりを見せる可能性が高いといわれている。すでに中国を震源とする資源獲得戦争は進行中であり、日本も必然的にこの戦いに参戦せざるをえない立場にある。戦争をするにはまず地図、そして戦略が必要である。資源獲得戦争を遂行するための情報収集、戦略の構築について、危機とその克服を具体的に説く。 大反響『メタル・ウォーズ』(2008年度日経BP・BizTech図書賞受賞)に次ぐ第2弾!
  • 教養としての資源問題 今、日本人が直視すべき現実

    教養としての資源問題

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,496円 (税込)
    レアアース・ショック、中国の脅威と資源ナショナリズムなど資源の現在と未来を明らかにする本。地政学的問題、政治的不安定性、資源ナショナリズム、環境問題、人権問題、労働問題、先住民問題、HIV問題、腐敗の構造など、著者は日本で数少ないこの分野の専門家である。すでに尖閣問題など、資源を核とする紛争が起こっているにもかかわらず、日本では資源は、いまだに金さえ出せばいつでも買える単なる外部購入資材という位置付けで、商社依存体質から抜け出せない。本書では世界における不安定な資源事情に対して警鐘を鳴らし、日本が直視すべき複合的な課題の所在を明確に提示する。
  • オーシャン・メタル―資源戦争の新次元

    オーシャン・メタル―資源戦争の新次元

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    中国・韓国をはじめとする資源争奪が、現実の国際政治経済に濃い陰翳をもたらしている。 日本は無資源国との認識を一貫して持ってきたが、それは陸上資源に限っての話。 広大な海洋水域の「領土」を勘案すれば、レアメタルをはじめ豊富な海底資源に恵まれている。 それらを有効に活用するためにはいかなる条件が必要なのか。 海底資源大国を実現する地勢、技術、政治経済の諸要因を引証し、その実相を克明に描く。
  • 自然資本経営のすすめ

    自然資本経営のすすめ

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,178円 (税込)
    欧州を中心に普及しつつある「自然資本」について経営の観点から考察された日本初の書。京都大学大学院研究科の「自然資本経営論講座」を元に論じる。 自然を消耗する時代から、経営する時代へ。「日本発」の世界経済のパラダイム・シフトを提言。 【主な内容】 プロローグ 近代科学技術文明についてのエッセイ 第1章 持続可能性の課題:限りある自然資本 第2章 持続可能性の課題:「資源と環境」 第3章 自然資本を経営する時代、パラダイムの転換を 第4章 自然資本経営のケーススタディ 第5章 自然資本をめぐる世界の潮流と日本発「自然資本経営」の位置付け

ユーザーレビュー

  • 教養としての資源問題 今、日本人が直視すべき現実

    Posted by ブクログ

    谷口先生から「言いたいことは皆この本に書いた」と言われた一冊。
    鉱物資源をめぐる世界情勢や採掘現場での環境・人権(社会)問題に詳しい

    0
    2011年10月23日
  • メタル・ストラテジー 「茫然自失の世界」で猛烈支配を進める中国

    Posted by ブクログ

    金属や穀物などの資源が場合によっては戦争まで引き起こすほどのものだと言うことは前々から知っていましたが、こうして改めてこういう本を読んでいうと、その事実がまざまざと突きつけられる思いがします。

    『メタル・ウォーズ』の続編です。 この話はいまや穀物や水を始めとして地球上のあらゆる資源を食いつくさんまでに成長した巨龍、中国と『恐竜』に例えられた欧米の資源メジャーが世界中でレアメタルを奪ってまるで共食いさながらの血みどろの『資源争奪戦争』を繰り広げるさなか、今や「ニワトリ」と成り果てて彼らのおこぼれを啄ばむしかなくなった日本の大手商社についても書かれています。

    いやぁ、これを読んでいて空恐ろしくなりました。かつては『ものづくり大国』といわれた日本も、それは昔のこと。さらに元手となる資源はすべて海外に牛耳られているという現実。去年は南アフリカでサッカーのワールドカップが行われていましたが、そのアフリカで算出されるレアメタルを牛耳っているのはむちゃくちゃなリスクをとって進出している 中国系の企業です。

    おそろしいですよ。ほんとうに。この本を見てロンドンにあるLMEのリアルタイムの銅やレアメタル系のチャートの値動きを見たくなりました。

    0
    2013年11月16日
  • メタル・ウォーズ 中国が世界の鉱物資源を支配する

    Posted by ブクログ

    【資源危機の原因】
    ①ここ数年,資源の「爆食」と国をあげて世界の資源囲い込みに狂奔する中国
    ②国際資源メジャーの喰うか喰われるかの激しい買収合戦と寡占支配の進行
    ③資源開発が行われる産出国の不安定要因

    【日本の状況】
    ・日本の鉱山会社.住友金属鉱山は,素材産業に流れずに本流を守った.DOWAホールディングスは,都市鉱山のリサイクルに力を入れている.
    ・日本のものづくり体制.最上流の資源採掘は,国際資源メジャーや資源保有国.原・燃料資源は旧財閥系鉱山会社,鉄鋼精錬はマンモス企業であり,両者とも技術は最高水準.ところが部品製造は大手を支える中小企業群で,技術レベルは高いが脆弱な経営体質.製品製造・組立は世界で名の知れた大手ブランド企業.ものづくりの川下ほど「偉い」のである.
    ・中国は産・官・民一体となった資源外交攻勢には,国家戦略がはっきり見えている.日本は単発的.

    【中国の状況】
    ・中国の戦略は,鉄道,道路,病院などインフラ整備に対するおいしい援助の見返りに資源開発の権益を取得していくというやり方である.
    ・中国は,資源外交ツアーに出かけている.温家宝首相,胡錦濤国家主席はすべて技術者で,資源の重要性に関する知識,意識が高い.
    ・中国はアフリカにUSドルの貸付をおこない,返済は銅,コバルトなどの採掘権益と新たに建設される道路・鉄道の通行料金によることになっている.要するに,中国は,アフリカ諸国を借金漬けにした上で,資源を収奪していくばかりでなく,アフリカ全土10億人の人々に物資を売りつけている.「新しい植民地」という人もいる.

    【資源メジャー】
    ・特徴
    ①グローバル・多国籍に事業展開している.
    ②金属鉱物資源開発をコア・ビジネスとしており,下流部門(加工・製造)よりも上流(鉱山開発)を志向している.
    ③特定の金属鉱種,あるいは燃料鉱物も含め,複数鉱種の上位生産者である.
    ④大規模な鉱山開発・操業を自らの手でおこなっている.
    ⑤強力な経営資源(技術・人材・設備資産)を有する.
    ⑥M&Aによる事業拡大と多国籍化・多鉱種化・寡占化を進め,価格支配力を強めている.御三家は,BHPビリトン,アングロ・アメリカン,リオ・ティント・グループである.

    【日本がとるべき対策】
    ①資源はものづくりのための単なる外部購入資材という意識と認識から早く脱却して,国家として資源戦略を立てる.国際政治・経済・外向のベースを同一スライス内に置く.
    ②オーストラリアと中国を最重要国とみなす.
    ③海底資源開発をおこなう.
    ④都市鉱山の開発(リサイクル).
    ⑤バイオ・マイニング.
    ⑥ものづくりの「よい品質の製品をつくるためには,製造設備に合わせて原材料資源を持ってこい」という思想を改める.
    ⑦資源教育の復活.

    0
    2010年01月17日
  • メタル・ウォーズ 中国が世界の鉱物資源を支配する

    Posted by ブクログ

    きっかけは前に見たNHKの特集番組で「中国が世界中の金属資源を莫大に消費している」と言う内容を見たからでした。今はまじめに相場動向を見ていないからわかりませんが資源の争奪戦はこれからも続くでしょうね。

    これを読んでいるときほどには僕はいまの商品相場の動向を丹念には見ていないので詳しいことはわかりませんが、この本を読んでいた当時の商品相場の価格は上昇の一途を辿っていた。日本経済新聞のマーケット欄にある『海外商品市況』を丹念に読んでいれば、その傾向は明らかである。僕が当時、金属資源の相場を見ていたときに出会ったのがこの本で、世界各国が資源を奪い合っているさなか、「ものづくり大国」を自認しながら何も『資源』というものを国家戦略に織り込んでいない日本に空恐ろしささえ覚えました。

    ここに描かれているのは主にレアメタルですが、結構思いもよらないところで使われていることがわかりました。たとえば携帯電話の端末なんかにはこれがないと作れないんですね。それにしても、金融と金属とエネルギーを牛耳ってしまうと、やりたい放題に世界を動かせるんだなぁということを
    この本は教えてくれました。ま、あえてどこかどう動かしているのかはあえて書きませんが。

    0
    2013年11月09日
  • メタル・ストラテジー 「茫然自失の世界」で猛烈支配を進める中国

    Posted by ブクログ

    多少くどい比喩表現が多く、イライラする部分もあったが、石油だけでなくベースメタル・レアメタルもヤバいんだな・・・ ということが実感できた。また、都市鉱山を活用していくことがいかに環境に良いことかもわかった。

    0
    2009年10月07日

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