【感想・ネタバレ】教養としての資源問題 今、日本人が直視すべき現実のレビュー

あらすじ

レアアース・ショック、中国の脅威と資源ナショナリズムなど資源の現在と未来を明らかにする本。地政学的問題、政治的不安定性、資源ナショナリズム、環境問題、人権問題、労働問題、先住民問題、HIV問題、腐敗の構造など、著者は日本で数少ないこの分野の専門家である。すでに尖閣問題など、資源を核とする紛争が起こっているにもかかわらず、日本では資源は、いまだに金さえ出せばいつでも買える単なる外部購入資材という位置付けで、商社依存体質から抜け出せない。本書では世界における不安定な資源事情に対して警鐘を鳴らし、日本が直視すべき複合的な課題の所在を明確に提示する。

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Posted by ブクログ

谷口先生から「言いたいことは皆この本に書いた」と言われた一冊。
鉱物資源をめぐる世界情勢や採掘現場での環境・人権(社会)問題に詳しい

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2011年10月23日

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