じゃんぽ~る西の作品一覧
「じゃんぽ~る西」の「フランス語っぽい日々 リターンズ」「おとうさん、いっしょに遊ぼ ~わんぱく日仏ファミリー!~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
雑誌「ふらんす」で連載されていた漫画家のじゃんぽ~る西さんと妻のカリンさんによる漫画とコラムを一冊にまとめた本。
抜群に絵がうまい上に、物事の切り取り方がユニークな西さんの漫画、フランス人でジャーナリストのカリンさんならでは視点から書き出されるコラムがフランス語を勉強している人にも、そうじゃない人にもとても勉強になります。
特に印象に残ったのは、
・フランス男子のヒゲ事情(ただし2014年の話なので、現在は事情が異なっているかも知れません)
フランス人は個人主義だなんだと言われても、やっぱりファッションに関して右ならえ的なものがあるんだな、と面白かった。
・カリンさんの日本語勉強方法。日経新聞で勉強されたので、ボキャブラリーに偏りがあるそう。しかし、選んだ記事を精読し、暗記するというその勉強方法自体は参考になると思ったので、語学学習者は是非読んでほしい。
・2015年に起きたフランステロ事件いついて、「追悼する」にふさわしいフランス語は?fêter ? célébrer ? commémorer !詳しい解説は本書の中で。
・フランス語の男性名詞、女性名詞のお話。まぁいわれてみたら女性名詞は男性名詞より不当に扱われている気がしなくもないけど(例:男性1人+女性複数を「彼ら」とする場合の主語はils と男性複数形になる)、もう今更これを平等にしようとするすんご~くややこしくなるし、フランス語の美しさやリズム感みたいなものも失われる気がするので、私もカリンさんと同じく反対です…。
そのほか映画に出てくるセリフや日本とフランスで卒業式や入学式に対する意識が全く異なることなど、言語だけでなく、文化的にも興味深いこと盛りだくさんの一冊です。
Posted by ブクログ
「つまり「出会うことのない人同士」を意味しているようです。そしてこれを、映画の内容に則してさらに考えるなら、 Intouchablesとは、「パリの階級社会の中で、経済力も教養も住む場所も違い、まあふつうならゼッタイ会うことのない人同士」のことであり、そういう関係である二人、つまり超大金持ちでパリの真ん中に暮らすヨーロッパ系白人フィリップと、パリ郊外の団地で育ったセネガル系移民のドリスが、なんと出会ってしまった、という物語なわけですね。『最強のふたり』の中には、さまざまな対比が示されていますが、このタイトルを知って見ると、さらに味わい深いようです。(なんだか、また見たくなってきたぞ。)」
—『フランス語をはじめたい! 一番わかりやすいフランス語入門 (SB新書)』清岡 智比古著
白眉
自分の連れ合いを題材にした漫画作品がすきで、探してよく読んでいます。その関係で、閲覧履歴からのオススメからこの作品にたどり着きました。無料分を読みましたが最高に惹きつけられ、購入に至りました。一般にこの手の作品は、作者が連れ合いと出会う前後程度から始まって、そこに至るまでの作者本人の歩んできた道程はある程度描かれることが多いように思います。しかし、連れ合いのそれが、この作品ほど緻密かつ繊細に、ユーモアをまじえながら描かれた作品はごく少なかったように思われました。それがこれほどの情緒を伴って描けるということは、作者が連れ合いと、作品中にもあるように、よく話し合っている、話し合うことが出来ているからだと思います。漫画の絵としても、他の同種作品にありがちな絵のタッチと最初感じましたが、話の内容に合わせて大胆な描写から細かい描き込みなど色々工夫をしてあり、似顔絵なども併せて、絵を一枚一枚しっかり見られる点も、先の内容と併せて他の同種作品と一線を画す部分かと思いました。とにかく、久しぶりにガーッと一気に面白く読めた快作でした。当作品の作者については、残念ながら今まで知りませんでしたが、とりあえず関連作品は全て購入してしまいました。今後の活躍をチェックし続けたいと思います。大変おすすめの作品と作者です。