西田俊也の作品一覧
「西田俊也」の「12歳で死んだあの子は」「世界でいちばん淋しい遊園地」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「西田俊也」の「12歳で死んだあの子は」「世界でいちばん淋しい遊園地」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
亡くなったおばあちゃんが飼っていたネコがいなくなり、小学6年生の男の子2人が夏休みにネコを探す物語。
猫を知れる本でもあったし、少年時代最後の夏休みというノスタルジーを感じることもできる本でした。
作中に出てくる「ネコにやさしくできる人は、人にも優しい。」という台詞がシンプルに響きました。ネコが好きという理由だけで主人公達を助けてくれる大人。素敵な大人。
あと、児童書ということもあり、大切な人を失った後の生き方、戦争のこと、ネコ達の現状、大人(お年寄り)との関わりとはみたいなところを少年少女達に教えているというか、導いているというか、そういった部分も凄くよかった。
Posted by ブクログ
夏休みに六年生の佳斗は、亡くなったおばあちゃんの住んでいた家に引っ越してきた。
おばあちゃんがかわいがっていた外ネコのテンちゃんが、やっとなついてくれたとおもった矢先、来なくなってしまう。
馴染みのない住宅地を探しているうちに近隣のおばあちゃん世代の人たちとの交流や蘭という少年とも知り合う。
蘭のおばあちゃんが迷子になったことがきっかけで蘭と知り合って一緒にネコを探すことになる。
ネコには縄張りがあることや遠くへいくことはあまりないなど蘭から教えてもらうこともあったり、チラシにテンちゃんの特徴を捉えた絵を描いてもらったりと助けてもらいながら探し続ける。
蘭とともに探すことによって、住宅