作品一覧

  • ちょっと気になる刑務所ライフ!

    ちょっと気になる刑務所ライフ!

    ビジネス・実用

    -
    1巻495円 (税込)
    性別、身長、運動量などによって細かく決められたカロリー表、安く手に入る食材、季節の食材、栄養バランス等から作られる春夏秋冬のメニュー、お正月の特別メニュー、実際に食事を作る炊場、職員食堂など、今まで知られなかった刑務所の“食”事情が満載! 分刻みのスケジュールに秘められた健康を取り戻す生活スタイル。受刑者の食生活と節約術を活用すれば、あなたの毎日はもっといいものなるかも!? 第一章 受刑者の生活 第二章 刑務所の不思議 第三章 刑務所式生活スタイルの効用 第四章 一〇〇パーセント刑務所メニュー 第五章 被害に遭わないための知恵袋 ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 実録!少年院・少年刑務所

    実録!少年院・少年刑務所

    ビジネス・実用

    -
    1巻495円 (税込)
    急増、凶悪化する少年犯罪。事件を起こした少年少女たちは、その後どのようなプロセスを経て、どこに送られ、どのような生活をしているのか。かつて大流行の『練鑑ブルース』にうたわれた少年鑑別所、あの名作『あしたのジョー』が入れられていた特別少年院はじめ各種の少年院、そして少年刑務所はいま、どんな状況になっているのか。少年刑務所と成人刑務所はどこが違うのか。非行少年・犯罪少年の処遇の流れを、様々なエピソードと共に解説する。 序章 凶悪事件を起こした少年たちの行く先 第1章 少年処分の全権限をもつ家庭裁判所の不思議 第2章 少年鑑別所ではリンチといじめが横行!? 第3章 少年院に送られる少年たちの素顔 第4章 少年刑務所の知られざる実態 ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 知られざる刑務所の掟

    知られざる刑務所の掟

    ビジネス・実用

    -
    1巻495円 (税込)
    収容人員増でトラブルが多発、受刑者間のイジメもエスカレートしている現在の刑務所。死刑執行が多くなり、無期懲役判決も激増している。居房生活やルール、女囚・外国人受刑者・死刑囚の処遇、刑務作業の実態、日々のスケジュールなどを元刑務官が明かす。 第1章 ムショへの第一歩は逮捕から始まる 第2章 ムショ暮らしに自由はない! 第3章 居房生活のすべて 第4章 面会、電話、手紙、差入れ 第5章 ヤクザも従うムショのルール 第6章 女囚の世界はこんなにスゴイ! 第7章 外国人受刑者、死刑囚、極悪少年の実態 ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 逮捕されたらこうなる!

    逮捕されたらこうなる!

    ビジネス・実用

    -
    1巻495円 (税込)
    政治は銀行を援けるが、まじめに働いてきたおとなしい市民には目を向けない。堅実に生きてきた普通の人が窃盗、強盗、詐欺という金銭目的の犯罪の被害者だけでなく、加害者にもなる。そんな時代だからこそ、もしもの時のために逮捕や逮捕後のことを知っておくべきだ。私たちの誰もが、悲しいかな、犯罪者や犯罪少年の保護者になる可能性があるのだから……。 第1章 逮捕されたらこのように扱われる! 第2章 拘置所に送られた被告人、その生活は…… 第3章 これが刑務所の生活の真実だ! 第4章 すべてにお伺いを立てるムショ暮らし 第5章 親も子も必読! 少年鑑別所のすべて 第6章 初公開! これが少年院だ! 第7章 待ちに待った釈放……シャバへ! ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 死刑と無期懲役

    死刑と無期懲役

    小説・文芸

    -
    1巻495円 (税込)
    本当の処罰とは。人を裁くとは、どういうことか。身の毛もよだつ凶暴・凶悪犯たちは、拘置所や刑務所の中で、どのように生き、あるいは死を待っているか。実質的に終身刑と化す無期懲役。増える死刑。そして厳罰化の風潮の中、深刻さを増す刑務官不足。囚人から事件の反省を引き出し、規律と遵法の精神を身につけさせようと励む刑務官が執行のレバーを引くという悲しさ。刑務所・拘置所で、受刑者の処遇と死刑執行に携わった元刑務官が見た真実。 序章 拘置所と刑務所 第一部 死刑 第二部 無期懲役と終身刑 第三部 冤罪 第四部 人間は変われる ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

    元刑務官が明かす死刑のすべて

    小説・文芸

    3.7
    1巻621円 (税込)
    死刑囚といちばん長い時間を過ごすのは刑務官。起案書に何十もの印鑑が押され、最後に法務大臣が執行命令をくだすまで、死刑囚はどんな特別処遇を受けるのか? 遺族が呆れる極悪人の素顔とは? なぜ死刑執行は処刑の後に告知されるのか。死刑執行を担当する者の苦悩……劇画「死刑執行」(緒方りる・画)やドキュメントノベル「死刑囚監房物語」など、多彩な切り口で死刑について紹介。刑務所の腐敗が報道される昨今、現場にいなければ判らない、死刑のすべて!
  • 元刑務官が明かす刑務所のすべて

    元刑務官が明かす刑務所のすべて

    小説・文芸

    3.0
    1巻652円 (税込)
    『元刑務官が明かす死刑のすべて』の著者が、こんどは刑務所をご案内。衣食住から医療・作業・差入れ…すべてがキッチリ規則で決められた生活とはどんなものか。大の男が音を上げる、地獄の新人教育とは? 刑務所帰りがかかってしまう“ムショ後遺症”って? 服役者には超実用的な、そうじゃない方には興味つきない教養書。2007年改正の新法下での逮捕・拘留、判決、刑の執行、仮釈放の流れについても詳しく解説。身近になってきた裁判の「その先」が分かる!
  • 完全図解 実録! 刑務所の中

    完全図解 実録! 刑務所の中

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    刑務所を管理する人間の好みで規則も変わり、刑務所は囚人の心の持ち方に合わせ、地獄にも天国にも、日々刻々と形を変える。祖父、父そして27年間の刑務官としての経験を総動員して、ふだん決して目にすることのない「塀の中」を詳細に紹介する。
  • 実録! 少年院・少年刑務所

    実録! 少年院・少年刑務所

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻660円 (税込)
    家裁、少年鑑別所、初等少年院・中等少年院・特別少年院・女子少年院・医療少年院、少年刑務所で今、少年少女たちは?「あしたのジョー」「練鑑ブルース」の頃とは大違いの驚くべき実状、知られざる実態を紹介。
  • 誰が永山則夫を殺したのか 死刑執行命令書の真実

    誰が永山則夫を殺したのか 死刑執行命令書の真実

    小説・文芸

    4.0
    1巻721円 (税込)
    「命と正面から向き合うことでどんな悪党でも更生する可能性がある。これは、実際に死刑囚と向き合ってきた私の確信でもある」。獄中で『無知の涙』を著した永山則夫。彼が被告人だった頃に言葉を交わした元刑務官が、刑場の公開や裁判員裁判で関心が高まる今、永山の死刑執行に隠された残虐な事実を曝し、改めて死刑制度の是非を問う、衝撃の書。
  • 囚人服のメロスたち 関東大震災と二十四時間の解放

    囚人服のメロスたち 関東大震災と二十四時間の解放

    小説・文芸

    4.0
    1巻759円 (税込)
    1923年9月1日、巨大な地震が関東を襲った。横浜刑務所の典獄・椎名通蔵はそのとき、倒壊する建物に身を置く囚人たちの安全のため、世界初の完全開放処遇を決断した。条件は一つ、24時間以内に再び戻ってくること──。彼らの帰りを信じる看守とそれに応える柿色の服を纏う者たちの厚い信頼関係と、未曽有の災害に直面してなお人間らしさを貫いた人びとの姿を描く感動のノンフィクションノベル。
  • 元刑務官が明かす女子刑務所のすべて

    元刑務官が明かす女子刑務所のすべて

    ビジネス・実用

    -
    1巻770円 (税込)
    夫殺し、子殺し、保険金殺人、横領、放火、覚醒剤……カネと男のために罪を犯す女たち。女囚を日々処遇している刑務官の話を集めてみると、懲りない女、更生できない女たちには顕著で明確な特徴、共通点があるようだ。刑務官にしか書けない激増・凶悪化する女囚の真実を明かす。 第1章 初公開! 女囚の拘禁生活 第2章 女囚たちの隠された生活 第3章 知られざる女性刑務官の世界 第4章 伝説となった女囚たちの罪と罰 ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 実録死刑と懲役 刑務所の中の真実

    実録死刑と懲役 刑務所の中の真実

    小説・文芸

    -
    1巻770円 (税込)
    刑務所の中は、刑罰の執行は公開しないという“秘密主義”によって、のぞくことができない。その実際を知っているのは刑務官だけである。刑務所のなかでは何が行われているのか? 刑務所・拘置所・少年院の違いとは? 死刑事件を起こした犯人の素顔とは? 元刑務官が記した衝撃のノンフィクション。 ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 死刑執行人の記録 知られざる現代刑務所史

    死刑執行人の記録 知られざる現代刑務所史

    小説・文芸

    -
    1巻770円 (税込)
    刑務官の95%が見たことのない死刑台。警察官も、検察官も、弁護士も、裁判官も、法務大臣も知らない死刑の実態とは。人間社会の縮図である塀の中の現状と、刑務官・囚人の人間模様、そして「その日」のこと……。“刑務所を知りすぎた男”が、人間社会の縮図・塀の中の現状とその中でくりひろげられる刑務官、囚人の人間模様を描く。現代の監獄と死刑の実態を、死刑執行人が初めて公開する驚愕のドキュメンタリー・ノベル。 ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 元刑務官が体験した怪奇事件簿 刑務所の怪談

    元刑務官が体験した怪奇事件簿 刑務所の怪談

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,300円 (税込)
    かつての処刑場跡などに建つことの多い、各地の刑務所。そこには、被害者となった人々の無念の思いや、処刑された罪人たちが残した気のエネルギーなど、さまざまな怨念が渦巻いている。そんな塀の中で本当にあった恐怖体験・不思議な現象を、自ら死刑の執行にも関わった元刑務官が初めて語る。大阪刑務所第三区と四区の間にある謎の三角地帯。不気味な雰囲気の漂うその場所は、かつて死刑場として使われた場所だった。刑の執行に使われた組み立て式の資材を処分しようとした途端に相次ぐ謎の事故と恐怖体験……。(「トライアングル」より)。子殺しの母親がいた。控訴して別の拘置所に移送になったが、この女がいた拘置所の部屋に幼い女の子の幽霊が出る。「ママに会いたい」という女の子の霊と、その部屋に収容された女囚、そして刑務官が繰り広げた鎮魂の記録……(「童舞」より)など、12篇を収録。

ユーザーレビュー

  • 囚人服のメロスたち 関東大震災と二十四時間の解放

    Posted by ブクログ

    大正12年の関東大震災。甚大な被害を受けた横浜刑務所、火炎の迫る中、所長は囚人たちの安全のため、監獄法で定められた囚人の解放を命ずる。未曾有の大災害下、人の善が問われる感動作。

    筆者は元刑務官。囚人を解放したことが流言蜚語を招いたとし、本省から糾弾された所長、事件の真相を長年にわたり探究した結果が本書である。

    24時間という区切られた解放。震災の被害は大きく囚人たちに戻れない事情もある。自分の帰還と目の前の被害者を天秤にかける事態。

    キャリア官僚の所長への反発、所長の失脚を図る本省職員。職員の反目を図りまた流言で囚人を惑わす。

    多くの支援物資。囚人たちは荷役の業務に黙々と従事し、市民の信頼を得る。

    災害ユートピアという概念がある。大災害時に短期間だが人は互いに協力するように遺伝子でプログラミングされているという。本書の話も正にそのスジ。人道的な所長の姿勢に感銘を受け、協力する囚人たち。

    人の善意についてまた醜い部分について実に考えさせられる感動の一冊でした。

    0
    2021年05月24日
  • 誰が永山則夫を殺したのか 死刑執行命令書の真実

    Posted by ブクログ

    著者は元刑務官なので、刑務官として死刑囚や多くの服役者・被告人
    と係わった経験から死刑制度を考えるのが本書だ。

    小説風にして登場する人物は仮名で、幾分かの脚色はしてあるのだろう
    けれど、何人かの死刑囚が刑場に消えるまでの話はまさに刑務官として
    の視点だろう。

    このなかでタイトルにもなっている永山則夫の執行当日の様子は実名
    であることもあるのだが、あまりにも生々しい。

    舎房から呼び出され、執行であることに気が付いた永山は渾身の力で
    抵抗する。その永山に「制圧」という名の容赦のない暴行が加えられる。
    刑場に立った永山則夫の体には暴行の痕跡が多く残り、意識のない
    ままに刑が執行されたという。

    執行後、永山の遺体が急ぎ火葬にされたのは制圧による暴行の痕跡
    を隠すのが目的だったのか。

    これが死刑執行の現実だ。死刑囚誰もが心穏やかに絞首台に登るの
    ではない。永山則夫のように徹底的に抵抗する者もいれば、死刑への
    恐怖に足がすくむ者もいる。

    人の命を奪ったのだから、命で償うのは当たり前だとの考え方もある
    だろう。だが、命の償いの為に命を奪う仕事をする人たちがいることを
    忘れちゃいないだろうか。

    それが刑務官だ。絞首台の3つのボタン。誰が押したのかは分からない
    ようになっているとは言え、職務で日ごろから接している死刑囚の最期
    に立ち会う心情は知らぬ者が想像する以上に辛いのだろうな。

    刑法では死刑判決から6カ月以内に執行することと定められている。
    だが、これが守られているとは言えない。何年も、何十年も拘置所
    に置かれ、毎日毎日執行の呼び出しに脅える日々を過ごすのだ。

    そんなある日、法務大臣が命令書にサインをする。そして死刑が執行
    される。

    「死刑の執行命令を他人事として議論するのはやめよう。われわれが
    殺したのだから。
    議院内閣制の民主主義では国民の代表である国会議員が法務大臣
    になるのだからそううことになる。」

    この一文に頭を殴られた気分だ。そうだ。国会議員は私たち国民の
    代表だ。だから、私たちが死刑執行命令書にサインしているのと
    同じなんだ。

    民主党政権時代、法務大臣が死刑執行に立ち会ったことがニュース
    になった。歴代法務大臣として初の立ち会いだった。死刑とはどういう
    ものなのか。死刑制度を考える上でも、法務大臣や判決を出した裁判
    官は執行に立ち会うべきではないのか…と考えた。

    そうして、賛成派も反対派ももっとよく死刑の現実を知るべきなのだろう
    と思う。命は命で償えないと私は思うのだけれど。

    1
    2017年08月23日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

    Posted by ブクログ

    元刑務官である筆者による、現場目線でつづられた死刑の記録。節々に「現場の苦悩を知らない弁護士と学者」という表現が垣間見え、いかに現場の刑務官たちが自称人権派の諸氏による心無い中傷に苛まれているかをうかがい知ることができる。

    「死刑廃止」「死刑賛成」を論じた書は世にあまたあれど、現場目線で死刑について切り込んだ書はこれをおいてほかにないだろう。
    死刑を考えるうえでまず読んでおいて損はない一冊。

    0
    2015年11月08日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

    Posted by ブクログ

    今まで刑務官の方の視点で死刑について考えていなかった。
    ただそれだけでなく、視点に偏りが少なく、大変読みやすく、また考える事を与えてくれる本だった。

    0
    2013年12月24日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     元刑務官が現在行われている「死刑」に関する全てを赤裸々に語り尽くした、今この時期だからこそ、読まれるべき本である。
     死刑囚がその時まで過ごす日々…最も身近にいる看守と刑務官の苦悩…著者が想う「死刑制度」の是非…そして、死刑執行当日の始めから終わりまで…。
     特に、本書に収録されている「死刑執行当日」の模様を描いた劇画『死刑執行』は、執行の瞬間を何度も経験した著者ならではのリアリティで描かれている。この劇画を読むだけでも、執行する者と執行される者の心情がひしひしと伝わってくる。

     死刑制度を論議するなら、まずは本書を参考資料として読み込んでみては、いかがだろうか。

    0
    2012年03月04日

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