作品一覧

  • 知られざる皇室外交
    4.2
    1巻880円 (税込)
    1953年、19歳の明仁皇太子は大戦の遺恨が残る欧州を訪れた。各国王室との交流、市民や在外日本人との対話、戦没者の慰霊……。両陛下の振る舞いやおことばから、根底にある思いにせまり、皇室外交が果たしてきた役割を明らかにする。
  • 教養として学んでおきたい日本の皇室
    4.0
    126代続く世界最古の王室を理解するために、令和時代の幕開けとしての天皇の退位と即位から、天皇の歴史、天皇と和歌の関係、天皇のお仕事、皇室ファミリー、皇室の国際親善、皇位継承問題まで解説。 天皇と皇室が受け継いできたこととは。これからの在り方とは。日本人として学んでおきたい日本の皇室について解説する一冊。 第1章 退位と即位 第2章 天皇家の歴史 第3章 歌会始と和歌・短歌と「祈り」 第4章 天皇のお仕事 第5章 天皇・皇后の国際親善 第6章 皇室ファミリー 第7章 皇位継承問題 第8章 天皇3代の外国体験
  • ワインと外交
    3.8
    饗宴のテーブルは時に、表向きの言葉よりも雄弁に「本当の外交関係」を物語ることがある。ブッシュが食べたフレンチフライ、「海の幸だけ」が出された独仏首脳の会食、天皇主催の晩餐会で飲まれなかった高級ワイン、日韓首脳会談における盧武鉉の驚くべき発言……。真の政治的メッセージは、そうした饗宴の細部に宿るのだ。ワインとメニューから読み解く国際政治の現実。

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  • 皇室はなぜ世界で尊敬されるのか(新潮新書)
    3.6
    1巻836円 (税込)
    現在、世界にある君主国は二十八。その中で最古の歴史を誇る皇室は、他の王室、そしてすでに王室を失ってしまった国々からも、深い敬意を向けられている。それは長い歴史に加え、先の天皇をはじめとする皇族の人間力によるものであり、日本外交にも大きく寄与してきた。皇室という外交資産は、新たな令和の時代にどう生かされるのか。これまでの歩みはどう受け継がれていくのか。歴史的エピソードに照らして考える。
  • 知られざる皇室外交

    Posted by ブクログ

    ちきりんさんのブログを読んで皇室についてもっと知りたくて読みました。
    現在後継者問題が続く皇室だが、この皇室を守るのは日本国民のために必要なんだと強く感じた本。
    今の皇帝陛下の覚悟の留学とチャーチル首相のスピーチの話は緊迫感が伝わってきました。
    改めて若く、自分たちの年齢に近い皇族の方々がこれほど大きなものを背負って生きてらっしゃると知ることができて良かったです。

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    2025年02月08日
  • ワインと外交

    Posted by ブクログ

    著者は外交官として各国の饗宴の場に携わっており、その中で「饗宴」にはどのような意味合いや目的があるのか、その目的を達成するためにどういったことに気を配るのか、その舞台裏を事細かに記載した内容となっている。
    普段あまり読まない分野の書籍であるが、このような世界があるのかと勉強になった。

    0
    2024年12月31日
  • 知られざる皇室外交

    Posted by ブクログ

    792

    263P

    西川 恵
    長崎県生まれ。毎日新聞客員編集委員。東京外国語大学中国語専攻を卒業後、71年に毎日新聞入社。テヘラン支局、パリ支局、ローマ支局などを経て、98~2001年外信部長。あわせて皇室外交の取材を一貫して行っている。主な著書に『ワインと外交』新潮新書、『饗宴外交』世界文化社、『歴代首相のおもてなし ~晩餐会のメニューに秘められた外交戦略』宝島新書などがある。公益財団法人日本交通文化協会常任理事(事務局長)、公益財団法人日仏会館常務理事。

    知られざる皇室外交 (角川新書)
    by 西川 恵
     しかしこれから免れているというべきか、政治や外交の論理をあえて排除しているのが皇

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    2024年07月22日
  • 知られざる皇室外交

    Posted by ブクログ

    日本人なら必読の本だと思う。皇室が日本国にとってとんでもなく価値のあるアセットであるということ。そして上皇ご夫妻の思慮の深さには感銘を受けた。
    天皇、皇室について語るとき、反射的にウヨクだとかサヨクだとかそんなワードが飛び交うことがある。(し、私も同様の反応をとっていたことがあったように思う)今思えば教養がなく、とても恥ずかしいことだったなぁ。自制の念も込めて。

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    2022年09月08日
  • 知られざる皇室外交

    Posted by ブクログ

    これを読むと、日本人でよかったという素直な思いと皇室に対して敬虔な気持ちになります。課題は多々あれど、我々が色々な国と良好な関係を維持できるのは、皇室や宮内庁・外務省などの報道されない尽力あればこそと痛感しました。

    外交には歴史がつきもの。オバマ大統領、ミッテラン大統領、イギリス王室との関わりなどが書かれていますが、特にインドネシアでの戦争捕虜の取り扱いから、オランダとの外交修復にこれほど紆余曲折があったということは初めて知りました。「皇室は日本にとって最高の外交資産」というのは全くそのとおりと頷けます。

    一方、宮中晩餐会など「誰に対しても最高のものを」というポリシーを掲げ、国のために力を

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    2021年07月12日

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