西来路文朗の作品一覧

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2023/10/18更新

ユーザーレビュー

  • 初学者のための数論入門
    初等整数論のうち素数および素因数分解に焦点を当てたもので,高校数学レベルから代数的整数論に必要な要素を知ることができる。

    以前に清水『大学入試問題で語る数論の世界』を読んだことがあり,これも初学者でもわかる絶妙な難易度加減が良かった。
  • 初学者のための数論入門
    ブルーバックスのお二人の本たちも素晴らしいが、本書も教育的に工夫され、初学者のため、という目的が達成されていると思う。行間が狭い上に、新たな数学的記号を極力省き、具体的計算が必ず例示されているからだ。

    個人的には、π(パイ)の無理数性の証明、イデアル(関連して既約元と素元の違い)、公開鍵暗号、素数...続きを読む
  • 有限の中の無限 素数がつくる有限体のふしぎ
    またも数論の深いところまで誘ってくれた。今回の最後は谷山・志村予想。保型形式の概要も。またガロア拡大も本書のように示されると違って見える。
  • 素数はめぐる 循環小数で語る数論の世界
    いくつかの定理の証明が省かれてはいるものの、数論の魅力、威力が感じられる。特になぜそうなるのかを論証する手際と工夫には、もたらされた結論と同じくらい魅了される。

    難易度は、具体的で分かりやすいところと、理解に本書全体の記憶が必要なところが混ざっており、総じて言えば何度も前のページに戻ることになり、...続きを読む
  • 素数が奏でる物語 2つの等差数列で語る数論の世界
    素数にはそれぞれ個性があります。
    この本は、数論の専門的な知識がなくても素数の個性を感じることができる内容になっています(高校数学くらいの知識は必要ですが)。

    素数の個性に触れれば、今まで見たことがない世界に触れることができるでしょう。

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