【感想・ネタバレ】素数はめぐる 循環小数で語る数論の世界のレビュー

あらすじ

142857と、先頭の1を末尾に回した428571。2等分して足すと、どちらも答えは999!(142+857、428+571)428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が!(285+714=999)ぐるぐる回る"ダイヤル数"のふしぎを生み出すのが素数!?「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する、初等整数論への新しいアプローチ!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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Posted by ブクログ

中高生にも馴染みのある循環小数を起点に、オイラーの規準や平方剰余定理といった整数論の重要な定理へと展開していく。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

循環節の長さについて、フェルマーの小定理を使って考えたことはあったが、本書に載ってるほどの素数との深い関係性は知らなかった。巡回数がただの数遊びだと思っていたことを詫びたい。

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

いくつかの定理の証明が省かれてはいるものの、数論の魅力、威力が感じられる。特になぜそうなるのかを論証する手際と工夫には、もたらされた結論と同じくらい魅了される。

難易度は、具体的で分かりやすいところと、理解に本書全体の記憶が必要なところが混ざっており、総じて言えば何度も前のページに戻ることになり、結構な歯応えがある。

内容は同著書たちの既刊ブルーバックス本と少しだけ被るだけで、取り上げられた話題は新鮮だった。数論の世界をもっと知りたい。

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2020年07月16日

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