プリーモ・レーヴィの作品一覧

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2020/01/07更新

ユーザーレビュー

  • 改訂完全版 アウシュヴィッツは終わらない これが人間か
    かれらは人間ではない。

    そこには一日に何万も
    の人間を焼く焼却炉が
    あった。

    三才の少女エミーリア
    が、

    好奇心に溢れ朗らかで
    見えっぱりで頭のよい
    少女が、

    まるで一顧だにされず
    ガス室に送られ、

    呆気なく殺されていく。

    活発な少女の姿が幼き
    日の娘の面影と重なり、
    胸が塞がりました。...続きを読む
  • 改訂完全版 アウシュヴィッツは終わらない これが人間か
    アウシュビッツの記録として「夜と霧」という映画があり、それを観た後で呼んだので、内容が勝手に脳内で映像化されて、メンタルにきつかった。気軽が気持ちで読んじゃダメなやつだった。著者の方が自殺されたことを知って、さらに追い打ち…
  • 改訂完全版 アウシュヴィッツは終わらない これが人間か
    人間の生死を他人が勝手に決めて殺していく状況に心の底からおぞましさを感じた。「選別」によって死を決定された者の描写があまりにも苦しかった。
    ろくに栄養もなく、体力がなく、ものを正常に考えられない状況で、自分の死を宣告される。著者は、あまりにも疲れ切っていて、絶望などという感情も感じなくなったと記述し...続きを読む
  • 改訂完全版 アウシュヴィッツは終わらない これが人間か
    タイトルの「これが人間か」が疑問の投げかけなのか、納得の言葉なのか。

    アウシュヴィッツ生還者(こういう表現が適切か不明だが)のレーヴィが感情を極力抑えて、一種の記録資料として後世のために書いた作品。思い出すだけで血が凍るという表現が文中にあるように、彼がどれだけの苦しみを味わいながら本書を完成させ...続きを読む
  • 溺れるものと救われるもの
    「これが人間か」から約40年を経て、改めてアウシュビッツでの体験を描くもの。本書刊行後、著者は一年ほどで自死を選ぶのですが、彼を苦しめたものの内実はいったいなんであったのでしょうか。

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