溺れるものと救われるもの

溺れるものと救われるもの

1,100円 (税込)

5pt

4.5

アウシュヴィッツ体験を描いた名著『これが人間か』から約40年、記憶の風化を恐れたレーヴィは、改めて体験を極限まで考え抜き、本書を書いた。だが刊行の1年後、彼は自死する。生還以来、罪の意識と戦い、証言し続けた彼は何を思い、生きたのか?

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溺れるものと救われるもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「これが人間か」から約40年を経て、改めてアウシュビッツでの体験を描くもの。本書刊行後、著者は一年ほどで自死を選ぶのですが、彼を苦しめたものの内実はいったいなんであったのでしょうか。

    0
    2022年02月06日

    Posted by ブクログ

    著者がアウシュヴィッツ体験を晩年に再整理。灰色の領域という概念を提唱し、加害者と被害者、迫害者と犠牲者、善人と悪人などと簡単に区別できないことを訴えかける...。
    「大量虐殺は特に西洋世界、日本、そしてソビエト(ママ)では不可能だと思える」と述べているが、一度起こったことは二度三度と起こる可能性があ

    0
    2020年08月17日

    Posted by ブクログ

    プリーモ・レーヴィ(1919~1987年)は、ユダヤ系イタリア人の化学者・作家。
    レーヴィは、トリノに生まれ、第二次世界大戦中、ナチスに対するレジスタンス活動を行ったが、1943年12月にイタリア・アルプスの山中で捕らえられ、アウシュヴィッツ収容所に送られた。1945年1月にアウシュヴィッツが解放さ

    0
    2020年07月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃ書いてあることがむずかった。
    一番重要そうな章は「灰色の領域」っぽそう

    以下が重要そう
    ・過去に起きたことなので、また同じ条件が重なれば同じような悲劇は起きる可能性は否定できない
    ・関わった者たちは犠牲者、加害者など、明確にわけられない。全員素質は似たような普通の人間であった。
    ・過去のこ

    0
    2024年08月16日

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