作品一覧

  • 再編!世界の航空会社 パンナム倒産からLCCの活躍、中東御三家台頭まで
    5.0
    航空機利用がV字回復する現在、コロナ渦で大きく変わったこの数年間の姿は、多くの人の記憶に新しいところ。本書は、その変わりゆく様、つまり世界の航空会社の淘汰の歴史・変遷を、わかりやすくまとめます。あの「パンアメリカン航空」や「ノースウエスト航空」など、日本にも馴染みがあったあの航空会社はどうなったのか?そして「空の自由化」で消えた会社と残った会社。マイレージ制度の誕生やロシアのウクライナ侵攻による影響など、コロナ禍に限らず描き直され続けてきた世界の航空会社地図を 、利用者の立場から解説します。
  • ボーイングVSエアバス熾烈な開発競争 100年で旅客機はなぜこんなに進化したのか
    4.5
    1巻770円 (税込)
    熾烈な開発競争を繰り広げているボーイングとエアバスの2大旅客機メーカー。旅客機はどのような経緯を経て発達したのか? そこには満を持しての新技術確立の過程もあれば、偶然が重なってその後の流れが変わった出来事もあり、その開発過程は知れば知るほど興味の尽きない世界となっている。その時その時の時代背景や大国の思惑なども踏まえ、アメリカメーカー優勢の時代からヨーロッパ勢の巻き返し、いくつもの合併・吸収を経て今の2大メーカーへとまとまっていく歴史まで、飛行機ファンである著者が時系列でわかりやすく話を展開していく。 谷川 一巳(たにがわ ひとみ) 昭和33年(1958)、横浜市生まれ。日本大学卒業。旅行会社勤務を経てフリーライターに。雑誌、書籍などで世界の公共交通機関や旅行に関する執筆を行う。100社以上の航空会社を利用し、260以上の空港を利用した。おもな著書に『空港まで1時間は遠すぎる!?』『こんなに違う通勤電車』(交通新聞社)、『ニッポン 鉄道の旅68選』『鉄道で楽しむアジアの旅』(平凡社)、『世界の駅に行ってみる』(大和書房)。
  • 空港まで1時間は遠すぎる!? 現代「空港アクセス鉄道」事情
    4.0
    1巻770円 (税込)
    日本の鉄道レベルは世界一といってもいいのに、“空港アクセス鉄道”となると、成田エクスプレスやスカイライナー、はるか、ラピートなど立派な車両があり、整備されてはいるものの、使い勝手やサービスなど完璧ではない。問題点はどこにあるのか。空港ごとに歴史を紐解きつつ、競合する空港バスや変化の激しい航空事情など多岐にわたる視点から、その課題をあぶり出す。また、海外の事例も比較参考にしながら、国内外問わず豊富な旅行経験を持つ著者の、利用者としての提言も織り交ぜていく。 谷川一巳(たにがわひとみ) 昭和33年(1958)、横浜市生まれ。日本大学卒業。旅行会社勤務を経てフリーライターに。雑誌、書籍で世界の公共交通機関や旅行に関する執筆を行う。訪れた空港は230以上、約60空港の空港アクセス鉄道を利用した。著書に『速さだけが「空の旅」か』(光文社)、『航空検定』(河出書房新社)、『バスの常識と秘密』(イカロス出版)、『まだある旅客機・空港の謎と不思議』(東京堂出版)など。
  • ニッポン 終着駅の旅
    3.5
    1巻759円 (税込)
    その先には進めない本当の終点、そこから先バスやフェリーで乗り継げる終点、さらに不採算路線の廃止で中間駅が終点になった例など、さまざまな終着駅への旅を紹介する。
  • ローカル線ひとり旅
    3.5
    1巻715円 (税込)
    ローカル線に乗って、のんびり旅情あふれる旅がしたいなら、ちょっとした「コツ」がいる。地方路線にも味気ないロングシート車両が走っているし、有名なローカル線ほど観光客だらけでガッカリすることも多いからだ。時刻表の行間を読む、バスやフェリーを組み合わせる、お得なパスを使いこなす……。汽車旅を楽しむための“極意”を紹介する。
  • ニッポン 鉄道の旅68選
    -
    1巻902円 (税込)
    その土地その土地の鉄道を乗り継ぐ旅は楽しいものだ。しかし、それらの鉄道に何気なく乗るより、事前に、鉄道路線ごとの地形や車両の特色、誕生秘話などの予備知識を得ておけば、鉄道旅行はぐんと楽しく、そして興味深くなるはずである。高速鉄道、在来線、ローカル線、路面電車、登山鉄道――。いろいろな情報を得て、鉄道の旅に出かけよう。
  • こんなに違う通勤電車 関東、関西、全国、そして海外の通勤事情
    -
    1巻770円 (税込)
    「通勤電車なんてどれも似たり寄ったりでしょ」と思い込んでいる方、いつもと違う路線や土地の通勤電車に乗ったことはあるだろうか? 自分の乗っている通勤電車がすべてだと思ったら大間違いだ。本書では路線、地域、そして国によって異なるさまざまな都市交通事情を紹介。正確な時刻、緻密なダイヤ、充実した設備と清潔さといった日本の鉄道の素晴らしさを再認識するとともに、それに相反するかのように過酷で複雑な通勤列車事情とその問題点をあぶり出し、海外の事例から日本が学ぶべき点、改善点を検証する。 谷川一巳(たにがわひとみ) 昭和33年(1958)、横浜市生まれ。日本大学卒業。旅行会社勤務を経てフリーライターに。約50カ国の列車に乗車した。雑誌・書籍などで世界の公共交通機関や旅行に関する執筆に関する執筆を行う。主な著書に『空港まで1時間は遠すぎる!? 』(交通新聞社)、『割引切符でめぐるローカル線の旅』『鉄道で楽しむアジアの旅』(以上、平凡社)、『ローカル線ひとり旅』(光文社)、『バスを良く知る基礎知識』(イカロス出版)など。

ユーザーレビュー

  • 再編!世界の航空会社 パンナム倒産からLCCの活躍、中東御三家台頭まで

    Posted by ブクログ

    航空会社の盛衰の流れを解説した書籍。安定しているように見える航空会社も、案外弱肉強食の世界であり倒産や買収の激しい業界だと知り驚いた。いつか中東御三家が崩壊する日も来るのだろうか‥?

    0
    2025年08月08日
  • ボーイングVSエアバス熾烈な開発競争 100年で旅客機はなぜこんなに進化したのか

    Posted by ブクログ

    現在にいたる旅客の開発競争がよく理解できました。
    なぜその機種が必要なのか?売れるのか?航空会社の経営方針や経済状況など様々な関係があるのですね。今後はボーイング、エアバス以外にも、ボンバルディア、エンブラエルなど小型機マーケットも気になるところです。

    0
    2017年01月05日
  • ニッポン 終着駅の旅

    Posted by ブクログ

    「終点」ではなく終着駅。海岸沿いだったり、開発計画の都合そこで途切れてしまったりの日本の終着駅を筆者が旅して、それぞれの風景や成り立ちなどを紹介している。

    筆者個人の主観がかなり入っている。「侘しい」「盲腸線」といったワードや、運営に関する率直な苦言など正直に書かれている。しかし寂れてしまった路線にもそこが持つ旅情やノスタルジーなど魅力があることを愛情を持って伝えている。

    仕事柄日本各地に出張に行く機会があるが、どうしてもスケジュールの都合で効率的に動かざるを得なくなる。不便でも移動自体を楽しめるような、時間を気にしないで良い旅をしたいものだ。

    0
    2024年09月15日
  • ボーイングVSエアバス熾烈な開発競争 100年で旅客機はなぜこんなに進化したのか

    Posted by ブクログ

     交通新聞といふ業界紙がありますが、実態は鉄道の記事ばかりで、仮に「鉄道新聞」と名乗つても何ら違和感はないのでした。従つて交通新聞社新書も大部分が鉄道関連で、たまに航空業界の本が紛れ込む、といつた状態。本書はその一冊であります。中中面白い。

     ライト兄弟が初飛行をしたのが1903年。それからわづか110年余で、いかに現在の隆盛を迎へたかを俯瞰する一冊であります。科学技術は戦争によつて進歩したと申しますが、航空機の発達史に於いても同様で、特に第二次大戦で「空を制する者が勝利する」といはれ、大国が凌ぎを削りました。それに気付くのが遅れた大日本帝国は、巨大戦艦を造つて喜喜としてゐたのであります。

    0
    2020年05月31日
  • 空港まで1時間は遠すぎる!? 現代「空港アクセス鉄道」事情

    Posted by ブクログ

    交通機関ネタ。
    社会工学的なこういうネタが結構好きです。勉強になりました。
    論点として全く記載がありませんでしたが、「東京の1時間は地方の30分」という観点で評価したら、もっとひどい内容になったと思います。

    内容についてですが、基本的に鉄道にフォーカスした内容に終始していて、あまり脱線していないところに好感を持ちました。
    一時期ブームになった地方空港開発で、まともに上手くいったケースがないことの要因として、空港までの交通手段に関する課題を解消できていないことがよくわかります。利権などがからんで作るという話はもちろん理解しますが、公共投資のスコープを「都市開発」という観点で設計できない視野を持

    0
    2014年06月08日

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