配信予定・最新刊

作品一覧

  • 【単話】十番様の縁結び 神在花嫁綺譚 第1話
    -
    1~16巻154円 (税込)
    「真緒でないのならば、僕は一生、誰とも添い遂げません」 織物の街・花絲(はないと)。家族に疎まれて幽閉され、機織だけを一途にしてきた少女がいた。ある日少女は、叔母に虐げられていたところを街の領主・十織終也(とおり しゅうや)がやって来て突然求婚される。少女は結婚の意味も分からないまま終也の手をとり、縁を結び縁を切るという神の血が流れる名家・十織家に入るが、当主の終也は家族や周囲から浮き、恐れられているようで――?  愛が深い領主と孤独な機織少女が織りなす、和風嫁入りファンタジー開幕。 ※本作は「月刊コンプエース2023年4月号」に掲載された内容と同じものです。重複購入にご注意ください。
  • 梔子姫は鬼の末裔と番う 七つ屋若月堂と勿忘の質物
    値引きあり
    -
    1巻407円 (税込)
    十年前、梔子の咲き乱れる洋館が火事になり、果琳は帝都を離れたが、親友・黎の訃報に接し、弔いのため再び帝都に赴く。そこで黎と共に幼馴染で、初恋相手でもある有希也と再会。七つ屋《若月堂》を営む彼は黎の最期を知っていると告げ、黎の遺した質物を譲ると言って果琳を住み込みのお手伝いさんにし、ふたりは様々な事件に巻き込まれていく。金目の物ではなく、暗い情念の籠った質物を扱う有希也が張り巡らす周到な罠とは……?
  • 魔女の赤い太陽 樹海の娘と月狩りの騎士
    3.0
    1巻583円 (税込)
    運命の少女は、闇を照らす光となる――謎を秘めた少女のヒストリカルロマン!! 幼い頃の記憶がなく、人里離れて薬師の師アロとふたりで暮らす少女ルーナエは、時折家を訪れる隻眼の青年イグニスに惹かれていた。しかしルーナエが15の誕生日を迎えてからほどなく、アロが失踪した。あとには不穏な内容の手紙が残されていた。アロを探すため、イグニスを頼りに王都へ出たルーナエは、王国の暗部に関わる秘密に巻き込まれてしまい!? 少女をめぐる、哀しくも切ない恋物語!
  • 薔薇に雨 孤高の王子に捧げる初恋
    4.3
    1巻583円 (税込)
    孤独な少女と孤高の王子は、導かれるように出逢い――。精霊を行使し、不思議な現象を起こす彩霊術。誰もが使えるそれを、ファラは使えなかった。精霊王の加護を受けることが出来ず、精霊の姿を見ることができないから……。それでも努力で学院へと進学したファラを待っていたのは、無情な運命だった。彩霊術を使えない者を、卒業させるわけにはいかない。ところが、同じ学院に在籍する王子のサーリヤが、ファラを指導してくれると言って……?
  • 湖城の魔王と異界の少女 睡蓮の花嫁
    5.0
    1巻616円 (税込)
    孤独な少女は、優しき魔王の最後の希望となる――。魔族達に伝わる、魔族に強力な力を与えることができる人間“花嫁”の伝説。水神を祀る神社の娘・小夜(さや)は洪水と病で相次いで両親を失い、絶望し、神域の湖に身を沈める。だが、そこは魔族達の世界への入り口であった。湖城の魔王・ヴィリは、奴隷の身から前魔王を倒し、魔王の座に就いたが、力を失い、その座を追われつつあった。ヴィリに凶刃が迫る中、小夜はヴィリの“花嫁”になれるのか!?
  • ガーデン・オブ・フェアリーテイル 造園家と緑を枯らす少女
    4.0
    1巻649円 (税込)
    花や草木を枯らす呪われた手を持つ撫子。父の死後、知らぬ間に自分が結婚していたことを知る。夫だという花織を訪ねると「――庭と妖精のこと、承ります」という怪しげな看板を掲げ、人里離れた土地に暮らしていた。本業は造園家だが、昔から妖精の呪いに纏わる厄介事を解決しているという……。謎が謎を呼ぶ美しき庭園で、撫子を待っていた衝撃の真実とは――!?
  • それは春に散りゆく恋だった
    4.0
    1巻682円 (税込)
    幼馴染の悠(はるか)の葬式に参列したのは十三回目、その死に顔を見るのは今日が初めてではなかった。デジタル時計が、三月三十一日を指し示す。本来であれば、明日からは四月となり、待ち望んだ春が来る。けれども、深月(みずき)は知っている。自分は春を迎えることができない、と。『約束。ずっと、俺のこと見ていて』――。三月の終わりになると、必ずこの男は死んでしまうのだ。そうして、時間は一か月ほど巻き戻り、あなたを喪う三月がまたやってくる……。たったひとつの、恋の奇跡に涙! 儚く切ないラブストーリー。
  • 海月館水葬夜話
    3.8
    1巻682円 (税込)
    遠田湊には「秘密」がある――。美しい海月の姿をした海神信仰の根付く穏やかな港町で、湊は司書として働いている。と同時に、幼なじみの凪と暮らす海月館で、家業を手伝ってもいる。死者たちの後悔を紐解き、海に還すのだ。今宵もまた、さまよえる魂がひとり――。それはやがて、静かな町で起きた凄惨な通り魔事件の暗部に繋がり!? 哀しくも優しい葬送のミステリー!
  • 百番様の花嫁御寮 神在片恋祈譚
    4.0
    1~4巻693~715円 (税込)
    梅の花咲き誇る頃。とある少女が百番目の神を有する「百生」一族の当主のもとに嫁いだ。彼女の名前は紗恵。生家で虐げられ、表情を失くし、まるでお人形のようだった。しかも唯一、彼女を気にかけてくれた異母兄は亡くなったばかりで…。嫁ぎ先の当主・成実はそんな兄の親友だった。しかし、兄のことを「俺が殺した」と言い!?――切なすぎる両片想い×和風シンデレラ・ストーリー。大人気『十番様の縁結び』シリーズと同世界観! 東堂燦、注目の最新作!!
  • 龍の花 天と地の婚礼
    5.0
    1巻693円 (税込)
    敵対する龍神の后になったよみがえり巫女! 天に浮かぶ《天海》と地に広がる《地嶺》。龍神と狼神の争いによって国土が二つに分断されたこの国では、それぞれの神を祀る人々も互いに憎み合い、対立を続けていた。  地嶺の狼神に仕えて政を仕切る牙の一族に生まれながら、巫女として能無しであった灯花は、一族を追われ、いまは孤独に森の中で暮らしている。  ある晩、灯花は夜空からまばゆい光が地嶺に向かって落下していることに気づき、光が落ちた先にある湖に駆けつける。そこには、ひどい怪我を負った白銀の龍がおり、湖に半身を沈め苦しんでいた。  その龍が、地嶺と敵対する天海の唯一神だと気づきながらも、龍を匿い、懸命に治療を続ける灯花。だがそれは地嶺において禁忌であり、灯花は裏切り者として断罪されることに……。  神と、その神を祀る一族が支配する二つの世界で、出会ってはならないふたりは出会い、そして運命が動き出す。龍神・氷雨と再会した灯花は、新たな命を与えてくれた彼のもとで巫として暮らすことになり、灯花の優しさと献身は、冷たく凍っていた龍神の心をゆっくりと溶かしていくが――。  壮大なる傑作和風ファンタジー、登場!
  • 十番様の縁結び 神在花嫁綺譚
    4.1
    1~8巻693~715円 (税込)
    幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る神=十番様を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)に見初められ、真緒と名づけられる。「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――運命は動き出す。虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織りの才を生かし過ごすうちに、終也の背負ったある秘密を知ることになり……。
  • 十番様の縁結び 神在花嫁綺譚 (1)
    完結
    4.0
    全3巻748~792円 (税込)
    「真緒でないのならば、僕は一生、誰とも添い遂げません」 織物の街・花絲(はないと)。家族に疎まれて幽閉され、機織だけを一途にしてきた少女がいた。ある日少女は、叔母に虐げられていたところを街の領主・十織終也(とおり しゅうや)がやって来て突然求婚される。少女は結婚の意味も分からないまま終也の手をとり、縁を結び縁を切るという神の血が流れる名家・十織家に入るが、当主の終也は家族や周囲から浮き、恐れられているようで――?  愛が深い領主と孤独な機織少女が織りなす、和風嫁入りファンタジー開幕。
  • 祟り神さまの災愛なる花嫁
    続巻入荷
    -
    1~2巻792円 (税込)
    「愛しているよ。どんな犠牲を払っても、君だけは幸福にしてあげる」 幼い頃に母と死に別れた大学生の未砂(みさ)は、ずっと不幸続きの人生を送ってきた。 だが自分の不幸に打ちひしがれず、ひたむきに前を向いて生きてきた。 そんなある日、未砂はバイト帰りに夜の雨に打たれている、美しい男性を見かける。 思わず傘を差し伸べた未砂に、藤色の瞳を持つその青年――宝条亜樹(ほうじょう あき)は突然結婚を申し込んでくる。 亜樹は、この国の経済に大きな影響力を持つ宝条家の現当主で、未砂の不幸は、千年前にこの町・藤庭を作り治め、愛する女性に殺され祟り神となった〈藤の君〉によるものだと告げる。 彼の怨念によって、裏切った女性の血を引く未砂の一族の女は代々不幸な人生を送り、それは藤の君の末裔である宝条家の当主と結婚し、怨霊を鎮めることで一時的に解消されるという。 そして逆に、藤庭の町と宝条家は、藤の君を祀り、鎮めることで繁栄してきたと知る。 未砂は、冬至の日に行われる婚礼の儀式で、無事藤の君を鎮めるまで、という期間限定で亜樹と契約結婚することに。 だが亜樹は、未砂のことを以前から知っているようで、 「本当は神様のことなんてどうでも良い。君のことが好きだから、君を花嫁として迎えたかった」 と甘く囁いてくるが、どこか一線を引いた距離感のまま。 未砂は忘れてしまった2人の思い出を探り、彼の境遇を知る中で、きちんと向き合いたいと思い始めるが、亜樹は心にある決意を秘めていて……?

ユーザーレビュー

  • 龍の花 天と地の婚礼

    Posted by ブクログ

    龍神と巫女の話。主人公は狼神の巫女一族に産まれたが、狼神の力は持たず一族から厄介者扱いされて、森で暮らしていた。ある時、星が落ちた気配がしたので、森の奥まで星を探しに行くと、そこにいたのは…怪我をした龍だった。…というお話。
    日本神話と天界の話と混じりあったようなお話。きれいな龍と天然な女の子が好きだったら、ほんわかして読めます。

    0
    2025年09月28日
  • 百番様の花嫁御寮 3 神在片恋祈譚

    Posted by ブクログ

    身近な人が亡くなってしまった時、生き返って欲しいと願う人は少なくない。倫理を超えてそれが可能であれば、人はどうするのだろう。兄を「悪しきもの」に奪われた妹は?一つの答えがここにあった。
    可愛らしい夫婦だけど、お互いを守ろうとする心の強さが良い。

    0
    2025年06月15日
  • 百番様の花嫁御寮 2 神在片恋祈譚

    Posted by ブクログ

    紗恵と成実の関係が少しずつ進展している雰囲気を感じられてホッコリした。
    鼓の存在は最初は何だか陰りのある方だな、と思ったけれど、悲しい過去が鼓の心を覆っていたのだなと知って納得した。
    本来は真面目で責任感が強い人だからこそ、実際に起きた過去の悲しい出来事に潰されかけてしまっていたのだろう…と。
    ただ、そこで紗恵の言葉で救われたものがあったのだろう。
    鼓と紗恵の関係が良い意味でより良いものとなれば良いな、と期待する。
    神在なしにはわからない神在の在り方というものがあって、未来に起こりくる脅威に対して立ち向かう術を考えると確かに香純のような考えに至ることも考えられないことではないのかもしれないと考

    0
    2025年04月08日
  • 十番様の縁結び 7 神在花嫁綺譚

    Posted by ブクログ

    真緒の手が傷を受けて機織が出来ない状態になってしまったことでの心の葛藤にとても心揺さぶられるものを感じた。
    片方の手が使えない状態でも織ろうとする真緒の心に辛いものを感じて涙が出そうになった。
    人は生きる人生の中で真緒と同じような状況下になることもあるだろう。
    そうなった時にどんな生きる道を見つけられるかが、その人に与えられた運命なのだろう、と考えた。
    薄藍と琥珀の関係には驚きだった。
    読みながら何かしらで繋がりがあるのだろうと予想はしていたが血のつながりのない親子だったとは。
    予想を裏切る発想が面白かった。

    0
    2025年02月04日
  • 十番様の縁結び 3 神在花嫁綺譚

    Posted by ブクログ

    序章にこの第三巻のテーマが詰まってる。
    信じるものを真っ直ぐに貫く事は正しすぎて人を傷つける事もある。私自身も人生の中でそれに気づき、控えるようになった。でも、真緒にはまだそれは早いし、控えることなんて一生なさそう。彼が全面肯定だしね。

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    2024年08月10日

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