作品一覧

  • 脳科学の真実 脳研究者は何を考えているか
    4.1
    1巻1,320円 (税込)
    「脳科学者」の活躍や脳画像技術の進歩もあって、急速に一般社会に浸透した「脳科学」。医療、教育、司法、マーケティングなどさまざまな分野で研究成果の応用を期待されてもいるが、その過熱ぶりに危うさはないのか―。第一線の研究者が脳科学ブームを批判的に検証。研究現場の現状もフェアに見つめながら、いま求められる科学と社会の関係を問う。
  • 心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる
    3.8
    1巻990円 (税込)
    ふと何かを思いつき、考えた末に決断する。結果、喜んだり後悔したり……。 これらはすべて、脳の働きのおかげである。 そうだとすると、脳活動を読み解くことができれば、その脳の持ち主の思考や感情を読み取れるのでは?  そして、思考や感情の主体である「わたし」とは何かについても明らかにできるかもしれない。 本書は、脳画像研究の方法から最新の成果までを紹介。 脳科学によって、未来はどう変わりうるのだろうか。
  • 前頭葉は脳の社長さん? 意思決定とホムンクルス問題
    3.6
    1巻1,034円 (税込)
    どうやって脳から意思が生まれるのか? 知性を司り、人を人たらしめているといわれる前頭葉は本当に脳の中でいちばん大事な領域なのか。脳の中に住んでいて意思決定を行うと考えられている小人=ホムンクルスの正体は前頭葉なのか? 最新の研究成果から前頭葉神話を検証し、私たちの「意思」の脳内メカニズムに迫る。(ブルーバックス・2007年3月刊)

ユーザーレビュー

  • 心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる

    Posted by ブクログ

    本書は、脳や脳研究の解説書。まずは、視覚がどのように脳で処理されるか、またその処理をどのようにして観察するのかという、分かり易いところから入り、次に記憶のメカニズムへと進む。その後、「わたし=自我」とはなにか? 脳は「わたし」の所有物か? それとも脳が「わたしを所有するのか? というようなある種の哲学的テーゼに踏み込む。このあたりのことは、実証が難しくほとんどのことは仮説に過ぎないそうであるが、それでも面白い。いったい、いつになったら脳は脳を理解できるのだろうか?

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    2018年10月23日
  • 心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる

    Posted by ブクログ

    脳科学の研究が非常に分かりやすく書かれてある。
    とても勉強になる。

    読み手の頭の中を予測しており、
    生じるであろう疑問には、すぐ後で答えている。

    最新の(当時は)研究がしっかり引用されている。

    0
    2010年12月13日
  • 脳科学の真実 脳研究者は何を考えているか

    Posted by ブクログ

    前々から脳画像はその読み取り方や解釈に問題(特に脳と心の因果関係の解釈)があるのではないかと思っていましたが、この著者は非常に誠実にその辺りの現実を述べています。「何ができたら解明できたと言えるか」についてしっかり自覚しなければなりません。論理的な説明や理論を二の次にする刹那主義的な態度のアホらしさに気づくことでしょう。

    0
    2010年04月07日
  • 脳科学の真実 脳研究者は何を考えているか

    Posted by ブクログ

    これを読んだ後、テレビで出てくる「脳科学」という言葉に対する見方が変わった。と同時に、私たち一般視聴者のあり方についても考えさせられた。また、脳科学だけではなく、科学全般について、私たちがどのようにかかわっていかなければならないのかこいうことについても考えさせられる一冊だったと思う。

    0
    2010年02月07日
  • 前頭葉は脳の社長さん? 意思決定とホムンクルス問題

    Posted by ブクログ

    とあるセミナーで紹介されて読んだ本。脳機能についての知識がなくても、さくさくと読み進められた。ざっくりと脳について学びたい初学者さんにおすすめの一冊。

    0
    2025年07月17日

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