心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる

心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる

ビジネス・実用
990円 (税込)

4pt

ふと何かを思いつき、考えた末に決断する。結果、喜んだり後悔したり……。
これらはすべて、脳の働きのおかげである。
そうだとすると、脳活動を読み解くことができれば、その脳の持ち主の思考や感情を読み取れるのでは?
そして、思考や感情の主体である「わたし」とは何かについても明らかにできるかもしれない。

本書は、脳画像研究の方法から最新の成果までを紹介。
脳科学によって、未来はどう変わりうるのだろうか。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる
  • タイトルID
    :
    1765923
  • ページ数
    :
    308ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年12月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    12MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書は、脳や脳研究の解説書。まずは、視覚がどのように脳で処理されるか、またその処理をどのようにして観察するのかという、分かり易いところから入り、次に記憶のメカニズムへと進む。その後、「わたし=自我」とはなにか? 脳は「わたし」の所有物か? それとも脳が「わたしを所有するのか? というようなある種の哲学的テーゼに踏み込む。このあたりのことは、実証が難しくほとんどのことは仮説に過ぎないそうであるが、それでも面白い。いったい、いつになったら脳は脳を理解できるのだろうか?

    0
    2018年10月23日

    Posted by ブクログ

    脳科学の研究が非常に分かりやすく書かれてある。
    とても勉強になる。

    読み手の頭の中を予測しており、
    生じるであろう疑問には、すぐ後で答えている。

    最新の(当時は)研究がしっかり引用されている。

    0
    2010年12月13日

    Posted by ブクログ

    こころはどこから生まれるか。こころは脳から生まれる。ではどのように生まれるか。心の成立についてはまだまだわからないことだらけであるが、脳の働きについてはだんだんとわかることが増えてきた。脳内に世界を投影するような部位があったり、目から入った情報と頭に記憶している情報でものを見たりするとか、興味深い話題が多い。

    0
    2018年10月20日

    Posted by ブクログ

    脳科学の最新知見を、実際の研究結果に基づいてわかりやすく解説されている。
    内容と分厚さのわりには、読んでいて重さを感じさせないのですごいと思った。

    ・意図的な注意(あれが気になる)が生じるときというのは、その場所に対応した神経細胞活動が増加している
    ・「もの」をみるときは、それをどのように認識するかという過程が大事
    (一度顔に見えてしまったらそれにしか見えない、とかそういうの)
    ・他人の気持ちを思いやる行為には、ミラー・ニューロンが関わっている

    著者は、現時点でわかっていることとその限界、すべてが明らかになればいいというわけでもないこと、を最後の章で書いている。
    研究者として、得られた知見とその限界、知見がどのように応用されるかという見通しを書く姿勢にとても好感が持てた。

    ちなみに、東大文学部で行った講義を書籍化したものらしい。

    0
    2012年11月14日

    Posted by ブクログ

    脳科学の今を平易な言葉で解説。脳の形が人によって違って遺伝子の永久が大きいとか、脳が物を見るときどうなっててそれぞれ領域があるとか、記憶の仕組みとか、知能とかミラーニューロンの話とか、植物状態の人に意識があるケースがあるとか。どうもわたしって意識は主体なんじゃなくて脳の付随物のようね。

    0
    2012年04月15日

    Posted by ブクログ

    『心の脳科学―「わたし」は脳から生まれる』(坂井克之、2008年、中公新書)

    脳の画像をとって、何かを見たとき、聴いたとき、考えたときに脳のどの部分が反応するのかという研究から、「わたし」とは何か、心とは何かに関する研究を幅広く紹介した本。遺伝子によって脳の構造の「かなりの部分」は先天的に形成されるが、その働きは脳や脳細胞をいかに使うかによって後天的に形成されるという話が個人的におもしろかった。

    脳科学って進んでるんだなあ。
    まだまだ未知の分野は多いみたいですが。

    (2010年12月17日 大学院生)

    0
    2010年12月17日

    Posted by ブクログ

    ここ数年、脳の機能画像を用いた研究はスピードも量もベラボウになっているが、この本ぐらい新しく、読みやすく、まとまっているのはすごい。脳の神話ともいうべき過度の脳科学信奉をいましめつつ、道徳、ブレイン・デコーディング、無意識、ミラーニューロン、可塑性の問題、知能などのトピックについて、オリジナルの文献にあたりながらカバーされている。・網膜の細胞が一億個、というのはどこかで読んだことがあったが、視神経の線維は八十万本なので、八十万画素と考えるべきなんだろう。最近のデジカメよりも劣っている。・顔領域の活動は、車好きの人であれば車種の違いにも反応するなど、顔に特化しているというよりも個別化を司るにすぎないという議論もある。・一次視覚野レベルの活動性も意識によって左右される

    0
    2011年08月07日

    Posted by ブクログ

    得てして脳科学の本には、眉唾的な記述が見られることが多いが、この本は誠実な脳神経科学者による脳科学の現時点の状況を正しく伝えてくれている。

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    網膜地図
    ものの認識とは別に、顔の認識だけに関係した当別の顔領域がある

    序盤、脳が見たものをどう認識しているかという話。脳は、顔、建物なのど何を見ているかによって活発に活動する部分が変わる。

    私たちは目からの視覚情報、体性感覚、位置感覚、平衡感覚情報を統合することによって、自我の存在する位置を決めている。

    「見える」ということは外界の中から一部の情報を選択してこれを意識という表舞台に上げることである。

    海馬は、情報を結びつけて記憶し、結びつけた状態で再生させる役割。海馬が働かないとストーリー性を持たせられない。

    指を動かそうとする8秒も前から前頭葉は活動する!右手を動かそうと思うよりもはやく脳内に情報が表現される

    心の理論
    相手の気持ちや意図を察して自身の行動を決定する働き。
    自閉症は、心の理論がうまく働かず、相手の意図や感情を推察できない。ミラーニューロンがある脳の部位の活動が低下している。

    遺伝子によって特定の脳領域の形態や働きに差がある

    盲目の人が点字をなぞっているときは視覚野が活動する。目の見える人が点字をなぞっても視覚野は活動しない。(ただし生まれてすぐに視覚を失った人のみ)

    好みのタイプの顔を見ることだけでも、脳にとっては報酬になる

    0
    2019年04月29日

    Posted by ブクログ

    2000年代の研究を中心にまとめられた入門書。真面目に書かれているのは分かりますが,脳科学においては何ができたらメカニズムが分かったと言えるのだろうか。例えば,まえがきに次のように書かれている。


     ですが,私たちがこのようなことを感じ,考え,行動しているときに脳の土の部分が働いている,という実験結果は単なる豆知識に過ぎません。脳研究が本当に目指しているのは,脳がこのような仕組みになっているから私たちはこのように感じ,考え,行動するのだ,というメカニズムを明らかにすることです。このためには私たちの心の動きの結果として脳活動があるのではなく,脳活動の結果として心が生まれてくるのだということを明確に意識する必要があります。(p.ii)


    この観点には同意するが,最新データで構成されているとは言え,神経相関をなかなか抜け出せないでいるという印象です。相変わらずの疑問はこの本でも解けない。志はしっかりした著者であることは間違いないが,検証に偏った科学論がちらほらと見受けられるので,“そこから脱却する道を考える”という道も必要だと思います。ところで,僕的に面白かったのは,


     PETと比べて,[fMRIは]放射性物質を使わないでも脳活動を測定できることから,被験者も集めやすく,医師以外の基礎研究者も脳活動測定実験に参加するようになりました。特に,心の働きの仕組みを行動からしか評価できずに欲求不満に陥っていた心理学の研究者が,この研究を進展させる強力な原動力となりました。(pp.19-20)


    というところです。神経相関で心理学者の欲求不満が解消されたのであれば,本当の欲求不満ではなかったのではなかろうか,と思いました。

    0
    2011年06月28日

心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    心の脳科学 「わたし」は脳から生まれる
  • タイトルID
    :
    1765923
  • ページ数
    :
    308ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年12月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    12MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

坂井克之 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す