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Posted by ブクログ 2010年05月22日
[ 内容 ]
知性を司り、人を人たらしめているといわれる前頭葉は本当に脳の中でいちばん大事な領域なのか。
脳の中に住んでいて意思決定を行うと考えられている小人=ホムンクルスの正体は前頭葉なのか?
最新の研究成果から前頭葉神話を検証し、私たちの「意思」の脳内メカニズムに迫る。
[ 目次 ]
第1章 ...続きを読む前頭葉は脳の最高経営責任者
第2章 前頭葉損傷による症状
第3章 前頭前野は脳の重役室
第4章 企画担当重役-クールな外側前頭前野
第5章 営業担当重役-儲かって何ぼの底部前頭前野
第6章 総務担当重役ー調整役の内側前頭前野
第7章 特別仕様の前頭前野
第8章 前頭葉から意思は生まれるのか
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ 2009年10月07日
前頭前野のはたらき、そして、ダメになると、どんなところに支障をきたすのか、意思を決定する部位はどこか?などがわかる。以前、よく、脳に関する本は読んでいて、前頭前野について漠然とはわかっていたので、正直なとこ、もう少し掘り下げた情報が欲しかった。入門書にはよいとは思う。
Posted by ブクログ 2011年08月07日
DLPFCは遅延課題やpopulation coding の場として、orbitofrontal は報酬系として、cingulate はTOM、conflict の処理に、という局所論の立場がまず述べられる。眼を引くのは線維連絡による分類で、感覚入力が多く、運動出力が少ない部位(cingulate ...続きを読むなどインテグレーター)と逆に入力が少なく出力が多い部位(DLPFCなどブロードキャスター)という分類をロルフ・ケッターという人が提唱しているらしい。脳のネットワークはクラスター構造をショートカットで結んだ構造になっている。