小坂国継の作品一覧
「小坂国継」の「西洋の哲学・東洋の思想」「善の研究」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
本書は数多くの西田研究を著す著者による手堅い西田哲学入門である。著者の名前はおそらく講談社学術文庫の『善の研究』の注解者として名前を見かけた読者もいることであろう。著者の他の西田研究の特色を成すのはテクスト密着型の読解にある。そのような著者が満を持して一般向けに西田論を著した一冊なのである。
まず注意を引くのは西田哲学が最初の「日本の哲学」であることの内実を西洋哲学の具体的なテクストに突き合わせながら、実に明確に浮き彫りにしていることである。本書全体を通して「自覚」という語を手掛かりに、『善の研究』に始まる西田の思索の探求を、西田の生涯にわたる著作全体を通して実に「骨(コツ)」をつかませる
Posted by ブクログ
我々は何を為すべきか、いずこに安心すべきかの問題を論ずる前に、まず天地人生の真相はいかなるものであるか、真の実在とはいかなるものであるかを明らかにせねばならぬ。
今もし真の実在を理解し、天地人生の真面目を知ろうと思うたならば、疑いうるだけ疑って、全ての人工的仮定を去り、疑うにももはや疑いようのない、直接の知識を本として出立せねばならぬ。
科学というものは何か仮定的知識の上に築き上げられたもので、実在の最深なる説明を目的としたものではない。
物の形状、大小、位置、運動という如きことすら、我々が直覚する所のものはすべて物そのものの客観的状態ではない。我らの意識を離れて物そのものを直覚すること
Posted by ブクログ
"いわゆる心というのは単に内なるものではなく、いわば内の内なるものであり、同様に物というのは単に外なるものではなく、いわば内の外なるものである。すなわち、物は心の外に超越したものではなく、心の内に超越したものである。"
内の内なるもの、内の外なるもの(内に超越したもの)とある。
心で普通に捉えるものは、これまでの経験で蓄えられたものであると思う。経験(無意識的な経験も含め)を超えたものの直覚はないとすると、よくよく考えるということか?
しかし、考えること(反省すること)とは違うと。ものになりきるのだと。決して経験したことのないようにものを直覚するべく、無心で感じるということ