作品一覧

ユーザーレビュー

  • 定本 夜戦と永遠 下 フーコ・ラカン・ルジャンドル

    Posted by ブクログ

    革命の蠢き
    「切り取れ、あの祈る手を」の理路をより丁寧に辿っていくことができる著作
    ルジャンドルとフーコーの対立の底にある奇妙なまでの協奏を描き出し、超歴史的なものへの反抗の超歴史性が浮かび上がってくる

    ルジャンドルについて体系的な記述を読めたのがはじめてだったので、それが極めて興味深かった。
    フーコーの理路を辿る著述も明快で正確。フーコー入門としてこれ以上のものもないのではないか。

    読んで狂わずにいることなどできない。
    人生が変わる著作である。

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    2022年04月10日
  • 定本 夜戦と永遠 上 フーコ・ラカン・ルジャンドル

    Posted by ブクログ

    詳しくは下巻読んでから。
    ラカン→ルジャンドルまで。
    よくわからないなあ、と思いながら読んでいたところも後々になるとわかってくるので、思った以上に読む準備のいらない論考。
    必要なのは、読む勇気だけ。世界が変わるから。

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    2022年04月07日
  • ツァラトゥストラかく語りき

    Posted by ブクログ

    老頭の僕でも読み通せた。注釈が一切付いていないので一気に読めた。注釈を付けずに読めるように訳者が覚悟を決めて読者に配慮して考えて訳したのだろう。他の訳者のものを読んでいないので偉そうなことは言えないが大したものだ。尚、ニーチェの思想のあらましや、「最後の人間(末人?)」「神は死んだ」「永劫回帰」「大いなる正午」などのキーワードは他の入門書等で一応学んでから本書を読むべき。僕の場合は飲茶氏の本を楽しく読み勉強した。

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    2022年01月18日
  • ツァラトゥストラかく語りき

    Posted by ブクログ

    哲学と詩のハイブリッド。思想をここまで美しく叙述できるってことにまず感動しました。

    キリスト教なんて奴隷道徳だ! っていうニーチェの主張は初見で衝撃を受けましたね。読んだのは高校生のころだったかな。少なくとも当時の人格形成には大きく影響を与えられました。

    今でも、自分のルサンチマンを正当化するために誰かを悪者にでっちあげる風潮にはもの凄い怒りを感じるんですが、そういうのもニーチェの影響かもしれません。

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    2019年07月07日
  • ツァラトゥストラかく語りき

    Posted by ブクログ

    読みやすいのに、読めている気がしない。
    三回読んで、やっと少しわかってきた。
    自分の頭の悪さを思い知らされた。

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    2017年03月11日

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