ロバート・クレイスの作品一覧

「ロバート・クレイス」の「危険な男」「指名手配」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 容疑者
    4.2
    1巻1,324円 (税込)
    「置いていかないで!」ロス市警の刑事スコット・ジェイムズは相棒のステファニーとパトロール中、銃撃事件に遭遇する。銃弾はふたりを襲い、ステファニーは死亡、スコットも重傷を負った。事件から九カ月半、犯人はいまだ捕まらず、スコットの耳に相棒の悲痛な叫びだけがこだまする。事件前の決定どおり警備中隊へ配属となったスコットがそこで出会ったのは、新たな相棒マギー。アフガニスタンに従軍し、そこでスコットと同様大切な相棒を失った雌のシェパードだった。心に傷を負ったひとりと一匹の新たな旅立ち。アメリカ探偵作家クラブ生涯功労賞受賞の著者、渾身の大作登場。
  • 指名手配
    4.3
    1巻1,425円 (税込)
    ロスの私立探偵エルヴィス・コールは、最近妙に金回りがいい息子タイソンのことを調査してほしいという母親からの依頼を受ける。どうやら少年は仲間ふたりとつるんで裕福な家からの窃盗を繰り返しているらしい。警察に捕まる前に逃亡中のタイソンを確保し、なんとか自首させたいという母親。だが、タイソンを追うコールの先回りをするかのように、何者かが少年の仲間を殺し、証人の口を塞いでいた。少年らが盗んだものに何か重大な秘密が隠されている? そしてタイソンの身にも危険が……。大評判となった『容疑者』『約束』に続く第3弾登場。
  • 約束
    4.3
    1巻1,425円 (税込)
    ロス市警警察犬隊スコット・ジェイムズ巡査と相棒の雌のシェパード、マギーは、とある住宅街で逃亡中の殺人犯を捜索していた。匂いを頼りにマギーがたどり着いた家のなかには、容疑者らしい男が倒れており、さらに大量の爆発物が。同日、同時刻、同じ住宅街。私立探偵のエルヴィス・コールは失踪した会社の同僚を探しているという女性の依頼を受けて調査をしていた。単なる偶然か、それとも? 嘘をついているのは誰か。幾重にも重なる偽りの下に真実はあるのか。警察と探偵、スコット&マギーとコール&パイク、固い絆で結ばれたふた組の相棒の物語。
  • 危険な男
    4.2
    1巻1,496円 (税込)
    ジョー・パイク、海兵隊あがりの元警官で、現在はロスで私立探偵を営んでいる。銀行の帰りに窓口で応対してくれた女性イザベルが拉致される現場を目撃、見過ごすことはできず、追跡して彼女を救い出す。二人組の犯人を警察に引き渡し、一件落着と安心したのも束の間、なんと二人組は保釈されてしまった。それを知ったイザベルは、犯人が再び自分を狙うのではと恐れ、パイクの電話にメッセージを残すも失踪する。だが、二人組は保釈直後に何者かに殺されていた。パイクは相棒コールの助けを借り、イザベルの行方を追うが……。実力派の著者最新作。/解説=若林踏

ユーザーレビュー

  • 危険な男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コール&パイクシリーズ、現状翻訳版では最新作。

    今回は傭兵あがりの寡黙な男パイクが主人公。無口で強くてカッチョ良い、愛車がジープってのも似合ってる。(相棒のコールはコルベットってのも似合ってる)

    助けを求める女性依頼人(気は強いが暴力沙汰は素人)を助けるマッチョなバディ、このご時世では叩かれることにもなりかねないような前時代の設定、悪いが俺は大好物で、そういやスペンサーしかり、ジョー・ピケットしかり。
    そんな俺がこのシリーズ、この作品を外せるわけもなくて、案の定無我夢中で読んでしまった。

    バディと依頼人たちも良いが、悪役たちの右往左往ぶりがエエ味出していて、読ませ処になっている。

    0
    2025年10月04日
  • 指名手配

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お初ロバートクレイス。コール&パイクシリーズという本国アメリカでは長く続いているシリーズらしく、いくつかの作品は日本でも既訳、創元推理文庫では同作家別のシリーズが2作訳出されていて、そのうち1作が本作の前作になるらしい。MCUか(笑

    シリーズ途中からだと、あんまり面白さが理解できなかったらイヤやなぁと思って読みだしたが、いくつか理解できないこともあったが(前半のキャンセルになっらデート相手とか、ラストの格闘技の組み手をする相手のこととか)、本筋にはあんまり関係ないようで、その辺は追いかけて行ったらおいおい分かるのかなと。

    ということで、シリーズを追いかけるのを決めたくらい面白い作品だった。

    0
    2025年09月08日
  • 容疑者

    Posted by ブクログ

    プロローグからやや涙目…
    軍用犬と警察官の傷を負った者同士の
    出会いと第一歩
    犬を相棒にした作品はD・クーンツの何作かと「約束の森」と言う作品くらいだったけれど…これはど直球過ぎて、細かなケチをつける隙もなくのめり込みました。

    この人の作品、シリーズモノ含め復刊して欲しい。

    0
    2023年09月19日
  • 容疑者

    Posted by ブクログ

    犬好きな方。是非読んで下さい。泣けます。
    作者が、特に犬が主人公の小説専門でないというのは驚きだが、絶対絶対この人、犬好きだよね、だってそうでなければリーランド主任のあの台詞は書けないよ! って思います。

    0
    2023年09月06日
  • 指名手配

    Posted by ブクログ

    警察犬マギーのシリーズではありません。
    「指名手配」は探偵コール&パイクシリーズ17作目で、「サンセット大通りの疑惑」以来19年ぶりの邦訳(訳者あとがきより)です。
    ロバート・クレイスのWikiにある作品リストだとわかりにくいですね。

    マギーが登場する「容疑者」は当初単発作品のつもりだったのではないでしょうか。
    しかしこの作品が作家を復活させるほどの人気を得たので、
    新たに得た読者層を続編「約束」に導いてコール&パイクに出会わせ、
    マギーは?と思っているうちにコール&パイクの魅力にひきつけて本流のシリーズに誘う仕掛けかな。

    仕掛けにはまった私は「指名手配」でさらに2人に魅了され、
    それと共

    0
    2022年08月20日

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