作品一覧

  • とんでもなく面白い『古事記』
    4.1
    日本の起源を記す最古の歴史書『古事記』。難しそうに思えるかもしれないが、その内容は冒険と色気にあふれた一大スペクタクルだ。本書は、そんな『古事記』を、この上なく平易で明るい解説とツッコミ満載で紹介する。たとえば、イザナギとイザナミにアマテラス、スサノヲ、ヤマトタケルなど、名前は聞いたことがあるけど「何をしたのか、いまいちピンとこない」神様や人物たちを電子書籍限定でカラー化されたイラスト満載で大紹介。「稲羽のシロウサギ」「海幸彦と山幸彦」など、知っているようで知らないエピソードもばっちり収録! 日本神話を、笑いながら味わおう!

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  • 陰陽道の神々_決定版
    4.0
    泰山府君、牛頭天王、金神、八王子、大将軍、盤古大王、土公神・・・・・・。冥界や疫病、あるいは暦や方位などに関わる神々。陰陽道の信仰にもとづいて祀られてきた神々。忘れられてきた、もう一つの日本の神々。
  • 陰陽師たちの日本史
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    第一章 「陰陽道」とはなにか 1 「陰陽道・前史」を探る 2 呪術・祭祀を担う陰陽師 3 安倍晴明をめぐる謎 第二章 陰陽師・安倍晴明の現場へ 1 焼失した霊剣と五帝祭 2 呪詛と祓えをめぐる陰陽道 3 冥府の神、泰山府君 4 火星を祭る 第三章 中世、動乱の時代の陰陽師たち 1 安倍晴明の末裔たち 2 陰陽師たちの「戦国」 3 『ほき内伝』という謎の書物 断章 いざなぎ流は「陰陽師」なのか 第四章 江戸時代の陰陽師たち 1 江戸時代前期──変貌する陰陽道 2 西洋天文学と出会う陰陽道 終章 「安倍晴明ブーム」の彼方へ
  • 読み替えられた日本書紀
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    (目次) プロローグ 『日本書紀』一三〇〇年紀に向けて 第一章 中世日本紀の世界へ 1.『釈日本紀』と「日本紀の家」 2.『太平記』が伝える「中世日本紀」 第二章 戦乱のなかの『日本書紀』 1.伊勢神宮に伝わった「秘書」 2.応仁・文明の乱と吉田兼倶 第三章 「日本紀講」と平安貴族たち 1.「日本紀講」の現場へ 2.『源氏物語』のなかの「日本紀」 第四章 儒学者・国学者たちの『日本書紀』 1.山崎闇斎・出口延佳・新井白石――儒学系の学者たちはどう読んだか 2.本居宣長・平田篤胤・鈴木重胤――国学者たちが読む『日本書紀』 第五章 『日本書紀』の近・現代史 1.維新変革のなかの『日本書紀』 2.近代学問は『日本書紀』をどう読んだのか 第六章 天武天皇・舎人親王・太安万侶――『日本書紀』成立の現場へ 1.『古事記』『日本書紀』、ふたつの神話世界 2.「日本紀講」に埋め込まれた神話 あとがき
  • 桃太郎はなぜ「桃」から生まれるのか 昔話 神話 陰陽師の伝承を探る
    -
    1巻1,980円 (税込)
    天皇も武将も、なぜ「陰陽師」に頼ったのか?神話と現代をつなぐ、鬼・神々・そして呪術の日本文化論。 日本人の深層に眠る「呪術」は、日本の神話、仏教や陰陽道、民俗信仰と複雑に絡み合い、時代とともに変容していった。安倍晴明の実像から始まり、多様な「陰陽師」たちの活動、そして「いざなぎ流」や「野狐加持秘法」といった具体的な呪術・祈祷のあり方までが、豊富な資料と研究成果に基づき、立体的に描かれている。 【目次】 昔話深層篇 1桃太郎はなぜ「桃」から生まれるのか 2一寸法師は、なぜ「法師」なのか 3浦島太郎のルーツを求めて 4山幸彦・海幸彦──浦島伝説とのつながりはあるのか 古代神篇 1アメノミナカヌシ──伊勢神宮と結びつく、天地創成の根源神 2アマテラスの深層 3「神明社」の謎──京の都に棲まうアマテラス 4伊勢神宮成立の深層と渡会氏・宇治土公氏たち 5国引きするスサノヲ──中世の出雲神話の世界へ 6クエビコ・タニグク・ヒルコ 異貌神篇 1失われたカミたちを求めて 2摩多羅神──天台寺院に伝わる、芸能と修行道場を守護する謎の神 3牛頭天王──スサノヲ、御霊信仰、陰陽道と習合した、最強の防疫神 4泰山府君──死者をも「蘇生」させる、陰陽道の最高神 5狐──伏見稲荷の深層 歌舞伎·神楽篇 1『日本振袖始』が描くスサノヲ神話とは 2ヤマトタケル·古事記·本居宣長 3鬼が主人公となる「神楽」とは 4荒神信仰と神楽の世界から 陰陽師·呪術篇 1呪術と祈禱の深層へ 2陰陽道と陰陽師の実像 3陰陽師、星を観る 4鬼と陰陽師──「追儺」の現場から 5いざなぎ流の呪術6野狐加持の秘法とは 【著者】 斎藤英喜 1955年生まれ。日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学。佛教大学文学部・史学部教授を歴任。2024年没。著書に、『いざなぎ流 祭文と儀礼』法蔵館、『古事記 成長する神々ー新しい「日本神話」の読み方』ビイング・ネット・プレス、『古事記はいかに読まれてきたかー神話の変貌』吉川弘文館(古代歴史文化賞・みえ賞受賞)、『陰陽師たちの日本史』角川選書、『折口信夫ー神性を拡張する復活の喜び』ミネルヴァ書房、『神道・天皇・大嘗祭』人文書院ほか多数。
  • 平田篤胤 狂信から共振へ
    -
    1巻6,600円 (税込)
    狂信的な国粋主義者か、はたまた魂の尊厳を問うた求道者か。民俗学と国粋主義の親和性とは。多角的な視点からファシズムを再考する。
  • 増補 いざなぎ流 祭文と儀礼
    -
    高知県旧物部村に伝わる民間信仰・いざなぎ流――。中尾計佐清太夫に密着した、16年にわたるフィールドワークによって祭文・法文・神楽、そして式王子の儀礼現場を解明した名著に、陰陽道、民俗信仰研究の現在を増補
  • シャーマニズムの文化学 : 日本文化の隠れた水脈 [改訂版]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 陰陽道・呪術・神楽・易い・霊学など、「シャーマニズム」とも呼ばれる、死者や異界と交信するための“知”と“技”の体系を、聖徳太子や安倍晴明、異界遍歴の物語、さらに柳田国男や宮沢賢治など近現代の作家に探求し、日本文化の多様性を再発見する。今回、シャーマニズムの視点から「日本神話」を読む章を追補。

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ユーザーレビュー

  • 陰陽道の神々_決定版

    Posted by ブクログ

    泰山府君、牛頭天王、金神、八王子、大将軍、盤古大王、土公神など、陰陽道における神々についての入門書である。

    0
    2025年09月14日
  • とんでもなく面白い『古事記』

    Posted by ブクログ

    確か10年くらい前に、岩波文庫の『古事記』と、角川ソフィア文庫の現代語訳つきの『古事記』をひと通り併読したことがあった。

    しかし神々の名前が次から次へと大量に出てくるため、イザナギ、イザナミ、アマテラス、スサノオといった有名な神以外はとうてい覚えていられないし、内容理解もはたしてどこまでできていたか……。

    でもそれが、この本で思い出せただけでなく、プラスアルファの知識も得られて整理できた。
    しかもおもしろかった。

    稗田阿礼と太安万侶のかわいらしい漫画とコラムで背景知識はバッチリだし、場所が地図で示されていてわかりやすいし、アニメっぽいイラストで神々を立体的にイメージしやすいし、『古事記』

    0
    2019年09月09日
  • とんでもなく面白い『古事記』

    Posted by ブクログ

    2019年GW、時代は平成から令和へ。天皇は退位と即位という日本の歴史的イベントの最中、テレビが無く、ネットの回線も低い地方の施設で、ツイッターに流れる情報に、皇居で逮捕者が出ているという… どうやら退位と即位のその切り替わる瞬間にスサノヲが攻めて来るのを警告しに来たとか… 正直、天皇とか日本の神話とかこれまで全く興味が無かったのに、このどうでも良いようなニュースに、三種の神器?とかちょっと興味が出てしまった。
    ただ、興味が湧いてもwikiとかを流し読みしても何がよくわからんなぁ〜 と思っていたところに、古事記に記されてるらしいという所まで辿り着き、この本に巡り合う。

    古事記って、なんだか

    0
    2019年07月03日
  • 陰陽師たちの日本史

    Posted by ブクログ

    夢枕獏の小説の印象が強すぎて
    いろいろ陰陽師という職業に対して誤解が生じていたんだな~と思いました
    安倍晴明のように霊能者的なことをすることもあったようですが
    それはごく限られた人だけだったようです
    陰陽師という職業
    平安時代以降、戦国時代での陰陽師の役割なども知れて非常に興味深かったです

    0
    2024年06月03日
  • 陰陽師たちの日本史

    Posted by ブクログ

    陰陽道関係の通史的なものを知るためには良い本。中世以降についてはその影響的なものが主。最後には近代以降の研究史も。

    0
    2024年05月11日

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