作品一覧

  • イルカが知りたい どう考えどう伝えているのか
    -
    1巻1,485円 (税込)
    最新イルカ学によれば彼らは三段論法で思考する!? 「賢い」「かわいい」「平和的」これらのイメージは真実なのか。最新のイルカ学はイメージを凌駕し、驚くべき成果を提示する。三段論法で考え、物まねをし、同性愛に走り、派閥抗争も辞さない――。我々の「友人」イルカの思考と行動の不思議に迫る。(講談社選書メチエ)
  • イルカ 生態、六感、人との関わり
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    イルカとは、口のなかに歯が生えた鯨類で、体長が4~5メートル以下の種を指す俗称である。6500万年前、イルカの祖先は海に戻り、哺乳類のなかでも独特な進化の過程を歩んできた。本書は、生物としての変遷、生態、視覚、聴覚、コミュニケーション能力などを説明したうえで、太古から現在にいたる各地域での人との関係、人間にも匹敵すると言われる知的な能力に目を向ける。謎が多いイルカの全貌をわかりやすく明らかに。
  • イルカと心は通じるか―海獣学者の孤軍奮闘記―(新潮新書)
    4.0
    イルカと話したい。しかし、著者には大きな弱点があった。大小かまわず船がダメ、泡を吹き、気絶したことも。これでは大海のイルカは追えない。ならば、「陸」のイルカの知能に迫ろう。水族館に通い続ける日々が始まった。ことばを教えるには、音か視覚か? シャチが実験に飽きた? そしてついに、シロイルカが「私」の名を呼んだ!?――孤軍奮闘の三十余年、変わり者扱いされながらたどりついた「夢のはじまり」を一挙公開。
  • 海に還った哺乳類 イルカのふしぎ イルカは地上の夢を見るか
    4.0
    1巻990円 (税込)
    5500万年前、彼らは突然、海へと戻っていった──。かつて陸上で暮らしたイルカの祖先は、なぜ海中生活に舞い戻ったのか? 海が進化させた独自のからだと「水中生物最大の脳」の秘密とは? 乳母や保母に育てられる“女系社会”の掟や、「鳴き声」を名刺代わりに使う知性に驚嘆する──。「ヒトと会話ができ、文字が読めるイルカ」を目指して探究してきた第一人者が語る、最新イルカ学のすべて。(ブルーバックス・2013年8月刊)
  • ナックの声が聞きたくて! “スーパー・ベルーガ”にことばを教えるイルカ博士
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    イルカとお話することはできるのか--。高校時代に抱いた夢を追いかけ、研究をつづけてきた村山司教授が、鴨川シーワールドで飼育されているシロイルカ(ベルーガ)のナックと出会い、言葉を覚えさせることができるのかという奮闘の20年間を描きます。彼らの目に見えたモノと言葉を結びつける訓練、人の声をマネして鳴き声を出させる訓練といったように、どんどんナックが“スーパー・ベルーガ”に成長していく姿を描きます。

ユーザーレビュー

  • イルカと心は通じるか―海獣学者の孤軍奮闘記―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イルカの映画を見て、イルカと話したいと思い、イルカ研究者になってから30年間を振り返った本。
    イルカの知能が高いということはしっていましたが、著者のファーストネームがきちんと日本語で発音できるくらいのもだとは知りませんでした。
    実験といってもラボとは違い、水族館の巨大なプールを使い、イルカの知能テストするなんて、とても苦労が多かったと思います。また、前半にあった好きな研究ができるようになるまで、紆余曲折をあまり悲壮感漂わせず書かれているのは、今現在、充実されているんだろうなと思い、このまま突き進んで頂きたいと思いました。

    0
    2022年01月04日
  • 海に還った哺乳類 イルカのふしぎ イルカは地上の夢を見るか

    Posted by ブクログ

    丁寧に作った本。写真のイルカの姿勢がいい。図版が判り易い。巻末に索引も。イルカの進化上の位置付けから、様々な機能、論理能力、会話力まで。左右の脳が別々とは知らなかった。

    0
    2013年11月20日
  • イルカと心は通じるか―海獣学者の孤軍奮闘記―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    村山先生の研究史とイルカ学の歩みがオーバーラップする一冊。海獣の認知行動研究も興味深いが、それ以上に先生の半生がこの本の読みどころである。研究を志す人、志そうかなという人に一読をお勧めしたい。

    0
    2021年10月02日
  • ナックの声が聞きたくて! “スーパー・ベルーガ”にことばを教えるイルカ博士

    Posted by ブクログ

    イルカと話したい!その夢を実現するため、研究を続ける著者の村山さん。まずは実験に協力してくれる賢いイルカ探し。ベルーガのナックと出会い、言葉を教えはじめます。とはいっても、どうやって?様々な工夫をしながら、気の長い実験を繰り返し、「ものには名前がある」ということを理解させ、鳴き分け、聞き分けができるように訓練をしていきます。なんだかホントにイルカとしゃべることができるようになるかも、と思わせる、素敵な研究です。

    0
    2014年11月16日
  • イルカ 生態、六感、人との関わり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    イルカとは、口のなかに歯が生えた鯨類で、体長が4~5メートル以下の種を指す俗称である。
    6500万年前、イルカの祖先は海に戻り、哺乳類のなかでも独特な進化の過程を歩んできた。
    本書は、生物としての変遷、生態、視覚、聴覚、コミュニケーション能力などを説明したうえで、太古から現在にいたる各地域での人との関係、人間にも匹敵すると言われる知的な能力に目を向ける。
    謎が多いイルカの全貌をわかりやすく明らかに。

    [ 目次 ]
    序章 イルカとは何か
    第1章 生態、五感、能力―海に戻った哺乳類
    第2章 神話のなかのイルカとクジラ
    第3章 日本、人との関わり
    第4章 ドルフィン・インテリジェンス

    0
    2011年04月03日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!