稲川淳二の作品一覧
「稲川淳二」の「実際にあった怖い話」「稲川怪談 昭和・平成傑作選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「稲川淳二」の「実際にあった怖い話」「稲川怪談 昭和・平成傑作選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
こちらも別に映像や音声で語られているものを含む、稲川怪談の名作をまとめた一冊。
歴史の悲劇や人の想いにも触れながら、ただ怖い!恐ろしい!だけにならないのはやはり稲川座長の怪談といったところ。
樹海でのロケで、座長がカメラ撮影をするたびに大きくなる読経の声…というあまりに有名でインパクト大なあの一件も描かれている。
あれはたしか当時見ていたけど、あの薄気味悪さ、得体の知れなさは本当に怖かった…。
そのほか、ラジオ局や演劇の場など、座長の実体験は昔の芸能の場の雰囲気がじわじわきてとても良い。
探せば、実際に座長が語る円盤や動画もあるが、あえて活字で読むのも面白い。
Posted by ブクログ
今年はじめて稲川座長の怪談ナイトに行った。
実際に参加するとよくわかるのだが、怪談と言っても聞いていて怖いよりも、面白い、楽しい、という感覚が長く残る。(もちろん、ライブのはじめや合間のくすっと笑える小噺によるものもあるのだけど。今年のイルカの話はよかったデスヨ…?)
これは座長本人も語っていることだけれど、実際に生の怪談を聞くとそれがよくわかる。
怖いではなく、胸糞が悪くなった、後味が悪かっただけというものが不思議とない。
本書も恐ろしい話、執着や因縁、歴史の悲劇もあるのだが、後味の悪さはなく、悲哀や寂しさ、懐かしさが占めている。
此れが稲川怪談の味わいだと思う。
流行りの実話怪談、文豪によ
Posted by ブクログ
気になる作家さんが居るとき、なるべく第1作目を読むようにしている。可能ならば、書かれた順に読みたい派だ。
そんなわけで、最近気になっている郷内心瞳さんのデビュー作が収録されているこちらを手に取る。
そうか。デビュー前から拝み屋としてのスタンスを出しつつ怪談書いてたのか。と驚いた。それから最初から構成力とか文体がずば抜けている。
どうして書き始めたんだろう。供養という意味合いもあるだろうけれど、これでもかというくらい構成を練ったり、余計なものをそぎ落とすような文体は、書いてみた、だけでは収まらない気がする。それはいつか語られるのだろうか。
それから、文末のコンテスト講評を見ると、表