作品一覧

  • ワイド版世界の大思想 第1期〈1〉プラトン
    -
    1~42巻3,300円 (税込)
    ヨーロッパ哲学が誕生してすでに二十数世紀、その間生まれた幾多の作品のなかでも、面白さの点で「対話篇」(国家)は抜群である。そこには知識学や存在学や人間学に関する現代的思索の帰りゆく故郷がある。「国家」の完訳の他、ソクラテスの精神を如実に伝える代表二作を収録。 〈収録タイトル〉 国家/ソクラテスの弁明/クリトン ※この電子書籍は、オンデマンド本「ワイド版世界の大思想」を底本としております。
  • エティカ
    3.8
    1巻2,090円 (税込)
    ユークリッド幾何学の形式に従い、定理と公理から〈神即自然〉としての神と人間精神の本性を演繹的に論証する。 フィヒテからヘーゲルに至るドイツ観念論哲学に決定的な影響を与えた、スピノザの代表作。
  • 神学・政治論(上)
    5.0
    1~2巻1,320~1,430円 (税込)
    スピノザは本書で聖書のすべてを絶対的真理とする神学者たちを批判し、哲学と神学を分離し、思想・言論・表現の自由を確立しようとする。スピノザの政治哲学の独創性と今日的意義を、画期的に読みやすい訳文と豊富な訳注、詳細な解説で読み解く。『エチカ』と並ぶ主著、70年ぶりの待望の新訳!

ユーザーレビュー

  • 神学・政治論(下)

    Posted by ブクログ

    前半はテキストを元とした聖書神学の先駆けとも言える内容。後半になり『エチカ』にも通じる思想が現れてくる。

    0
    2025年01月25日
  • 神学・政治論(上)

    Posted by ブクログ

    前半はテキストを元とした聖書神学の先駆けとも言える内容。後半になり『エチカ』にも通じる思想が現れてくる。

    0
    2025年01月25日
  • エティカ

    Posted by ブクログ

     この本を読むと自分の信仰心を,スピノザの公理・定理・系といった一連の論理規則によって,より強固にすることができる.
     初めから読むと,公理系なので退屈であるが,最後にスピノザが書いたまとめ的なのがあるので,そこから遡ると読みやすい.
     内容は,キリスト教(というか一神教)によくあることがベースにある感じを受けた.その上に哲学的説明が加えられる.
     直観知によって把握したものと神への愛が結びつくプロセスが良かった.一方で巷にある,「神は世界であり,世界は神だ」という考え方が,無神論であるという批判とその議論については無意味だなと思った.「神即自然」は当たり前のことすぎて,議論の余地がない.そこ

    0
    2023年06月10日
  • 神学・政治論(上)

    Posted by ブクログ

    一言でいうと
    「考えることを放棄するな!」
    これが当時としては危険思想であった。

    考えない人間ほど為政者にとってコントロールしやすい人間はいない、
    ということは歴史を振り返っても、火を見るよりも明らか。

    自分の頭で、
    知性で考えることの需要性をスピノザと共に考える、類稀なる良書。

    0
    2020年06月18日
  • 神学・政治論(上)

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い

    スピノザを知るには、まずはこの本なのでは

    翻訳が古い岩波の知性改善論とか、短論文で挫折するくらいなら(みすずの新訳はどうなのだろう?)、まずはこれを読むべきでは

    大事なポイントの多くがここに出てくるし、スピノザ の問題意識もよくわかる

    何を正そうとしていたのか
    「デカルトの哲学原理」(読んでない。國分さんの「スピノザ の方法」でかなり詳しく検討されてたが、それだけ)と合わせて読むと、当時のキリスト教、ユダヤ教の聖書の読み方などの方法論への疑問と、デカルトの哲学への共感と疑問とが露わになるのでは。

    そうすると、エチカは何だったのか

    デカルトのコギトからの哲学や、聖

    0
    2019年11月12日

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