作品一覧

  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ
    4.7
    1巻704円 (税込)
    中学選抜選手権で優勝した男は、年齢制限のため26歳にしてプロ棋士の夢を断たれた。将棋と縁を切った彼は、いかにして絶望から這い上がり、将棋を再開したか。アマ名人戦優勝など活躍後、彼を支えた人たちと一緒に将棋界に起こした奇跡。生い立ちから決戦まで秘話満載。(講談社文庫)
  • 後手という生き方 ――「先手」にはない夢を実現する力
    3.5
    将棋に先手と後手があるように、人生にも先手と後手がある。奨励会を年齢制限で退会し、アマチュアとして夢を追いかけた私はいわば「後手番」の人間。だが「後手」にも先手にない強みがある!
  • 泣き虫しょったんの奇跡
    4.0
    1巻773円 (税込)
    小5で初めて先生にほめられ、大好きな将棋に夢中になったしょったんは中学選抜選手権で見事優勝し、プロ棋士養成機関である奨励会へ入会。しかし、年齢制限のため26歳でプロ棋士の夢を絶たれてしまう。絶望のドン底につき落とされたしょったんが、いかにはい上がり将棋を再開したか。将棋を愛する気持ちと仲間たちが将棋界に起こした"奇跡"とは・・・・・・。プロ棋士・瀬川五段の生いたちから歴史的決断まで、"秘話"満載!
  • 横歩取りマップ
    5.0
    1巻1,257円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 横歩取りの最新地図が完成!「本書は横歩取りの変遷が分かるような構成になっています。まずは横歩取りの通史を知り、それから現在流行形の解説に入ります」(まえがきより) 現在タイトル戦等で大流行している横歩取り戦法。日々新しい形が現れ、進化を続けています。しかし、飛車の位置、玉の位置など、そのバリエーションは多岐にわたり、現在プロ棋士の間で何がテーマになっているのか、理解できている方はかなり少ないのではないでしょうか?そこで、最高の道案内役になるのが本書です。本戦法を得意とする瀬川五段が人柄そのままに、横歩取りの歴史から最新形まで丁寧に解説しています。現在主流の△3三角戦法に至るまでの話が第1章で語られ、そこから△8五飛・4一玉型、△8五飛・5二玉型、△8四飛・5二玉型、そして青野流と横歩取りの今を網羅的に解説します。本書を読めば「横歩取り」の町で道に迷うことはありません。自信を持って横歩取りを指し、勝利するにあたり、大変役立つ一冊です。 ■CONTENTS 【第1章】横歩取りの変遷を知る/【第2章】後手8五飛・4一玉型/【第3章】後手8五飛・5二玉型/【第4章】後手8四飛・5二玉型/【第5章】青野流 ■著者 瀬川晶司(セガワショウジ) 1970年3月23日生まれ、神奈川県横浜市出身。1984年4月6級で安恵照剛八段門。1989年3月初段。1992年1月三段。1996年3月年齢制限により退会。2005年11月6日四段(プロ編入試験合格による)。2012年8月13日五段。横歩取りなど得意とする居飛車党。NECと所属契約を結ぶ棋界初の企業所属棋士。アマチュア時代に参加したプロ棋戦で17勝6敗の成績(銀河戦本戦に3回進出)。編入試験で3勝2敗の成績を挙げ、プロ棋士四段となる。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 形勢評価をパターン分け! 将棋・大局観養成講座
    -
    1巻1,749円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 勝てるつくりの将棋を指そう 「形勢はいいんだけど、どうやれば勝てるの?」、「形勢が悪いときの戦い方がわからない」 勝ち切るのは大変で、負けるときはあっさり。 形勢判断ができても、その後の具体的な指し手に悩むことはないでしょうか。 本書では、形勢判断の3要素である「駒の損得」、「玉の堅さ」、「駒の働き」の優劣を細分化し、パターンに応じた戦い方を紹介します。 たとえば、 駒の損得→自分、玉の堅さ→自分、駒の働き→相手  駒の損得→相手、玉の堅さ→相手、駒の働き→自分  などと戦況ごとに場合分けし、それぞれの局面での方針の立て方や考え方を、瀬川先生の実戦をもとに解説。どこに主張を求めるか、どう相手のよさを消すか。瀬川先生の手堅い指し回しを伝授します。 優勢な将棋を分かりやすく、劣勢な将棋は複雑に。 勝ちにつながる構想をもった将棋を指しましょう。

ユーザーレビュー

  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

    Posted by ブクログ

    あまり将棋界のことは詳しくはないのですが、それでもこの本を読んで良かったなと思わせられました。幼い頃からプロの棋士になることを夢見て、人生のほとんどを将棋に費やしてきた男の葛藤、奇妙な縁、奇跡が描かれていました。何事にも勝負は付き物で、勝っても負けても人生は続いていく。勝負の世界の残酷さと共に、研鑽に励むことの楽しさも伝えられていたように思います。

    0
    2025年04月13日
  • 横歩取りマップ

    Posted by ブクログ

    中座飛車の本かな?
    青野流も少し。
    今は青野流の勝率が高く、中座飛車はあまり見ないので、勉強になりました

    0
    2023年10月17日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

    Posted by ブクログ

    プロ棋士になるための奨励会に入ったが年齢制限のために退会することになり、会社員として働いていた瀬川晶司さんが失意から夢を取り戻し、プロ編入試験に合格するまでのお話。

    当時プロ編入試験で棋士になったのは、1944年に特例で受けられた花村元司九段しかいなかった。
    制度化もされておらず、奨励会で三段リーグを勝ち残った人だけがなれる世界だったんだけど、年齢制限という大きな壁があり今までも沢山のドラマが生まれてきた世界。

    この本にも三段リーグだけではなく、色んなドラマがあって何回か涙ぐんでしまう場面だったり、「えっ⁉︎」って思わず声を出してしまうシーンもあった。
    そして、何より夢を追いかけていく姿に

    0
    2021年11月23日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

    Posted by ブクログ

    大好きな豊田利晃が捕まって、私は見よう見ようと思っていたしょったんの映画を見ていなくて、まだ見れそうにないので買ってみた。これが豊田利晃が惚れ込んだだけあって面白い。こんな映画の脚本のような実話があるのか。物語の動きもさることながら、どのように書かれたのか分からないが、始めから終わりまで瑞々しく爽やかで素直に読める素晴らしい文体。感服した。しかしまあ挫折を描いてはいるのだが、生まれ育ちから周りの環境にはものすごく恵まれていると言えるだろう。それでもこれだけ苦労する。これだけ恵まれてないとドラマにならないということなのだなあとは思う。

    0
    2019年04月25日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

    Posted by ブクログ

    サラリーマンからプロ棋士になった瀬川プロの人生が描かれている。
    感動する場面が多く、読んで良かったと思える小説。
    奨励会を題材にした『将棋の子』とも通ずるところがあり、良かった。
    父の「やりたいことをやれ。すきなことだから、苦労にも耐えられるんだ」という言葉には、周りに流さればかりの自分はハッとさせられた。

    0
    2019年02月10日

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