瀬川晶司のレビュー一覧

  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    あまり将棋界のことは詳しくはないのですが、それでもこの本を読んで良かったなと思わせられました。幼い頃からプロの棋士になることを夢見て、人生のほとんどを将棋に費やしてきた男の葛藤、奇妙な縁、奇跡が描かれていました。何事にも勝負は付き物で、勝っても負けても人生は続いていく。勝負の世界の残酷さと共に、研鑽に励むことの楽しさも伝えられていたように思います。

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    2025年04月13日
  • 横歩取りマップ

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    中座飛車の本かな?
    青野流も少し。
    今は青野流の勝率が高く、中座飛車はあまり見ないので、勉強になりました

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    2023年10月17日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    プロ棋士になるための奨励会に入ったが年齢制限のために退会することになり、会社員として働いていた瀬川晶司さんが失意から夢を取り戻し、プロ編入試験に合格するまでのお話。

    当時プロ編入試験で棋士になったのは、1944年に特例で受けられた花村元司九段しかいなかった。
    制度化もされておらず、奨励会で三段リーグを勝ち残った人だけがなれる世界だったんだけど、年齢制限という大きな壁があり今までも沢山のドラマが生まれてきた世界。

    この本にも三段リーグだけではなく、色んなドラマがあって何回か涙ぐんでしまう場面だったり、「えっ⁉︎」って思わず声を出してしまうシーンもあった。
    そして、何より夢を追いかけていく姿に

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    2021年11月23日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    大好きな豊田利晃が捕まって、私は見よう見ようと思っていたしょったんの映画を見ていなくて、まだ見れそうにないので買ってみた。これが豊田利晃が惚れ込んだだけあって面白い。こんな映画の脚本のような実話があるのか。物語の動きもさることながら、どのように書かれたのか分からないが、始めから終わりまで瑞々しく爽やかで素直に読める素晴らしい文体。感服した。しかしまあ挫折を描いてはいるのだが、生まれ育ちから周りの環境にはものすごく恵まれていると言えるだろう。それでもこれだけ苦労する。これだけ恵まれてないとドラマにならないということなのだなあとは思う。

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    2019年04月25日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    サラリーマンからプロ棋士になった瀬川プロの人生が描かれている。
    感動する場面が多く、読んで良かったと思える小説。
    奨励会を題材にした『将棋の子』とも通ずるところがあり、良かった。
    父の「やりたいことをやれ。すきなことだから、苦労にも耐えられるんだ」という言葉には、周りに流さればかりの自分はハッとさせられた。

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    2019年02月10日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    フィクションかと思ったらノンフィクションでした。
    それくらいドラマティックな展開。

    「好きなことを仕事にする」

    好きなことを仕事にするからといって楽しいことばっかりではなくて、苦しいこと・辛いことがたくさんある。
    好きなことが嫌いになりそうになる。

    夢を叶えた人の現実は、希望を与えるのか奪うのか楽しみに拝読ください。

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    2018年10月16日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    本書は、先月公開された映画の原作でもある、現役プロ棋士の瀬川五段による自伝です。
    中学生棋士誕生で注目される将棋界。プロになるには奨励会という年齢制限もある狭き門を突破しなければならない。その過酷さはあまり知られていません。
    「勉強も運動も冴えなかった僕」が、挫折し、もがき苦しみながら好きな道を進み、恩師や仲間の大きな後押しを受け、将棋界を動かした嘘のような実話です。

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    2018年10月09日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    26歳までに奨励会で4段にならないとプロの道が閉ざされる将棋界。一度はあきらめた棋士になる夢を、35歳にしてかなえた瀬川さんの奇跡の物語。
    彼を支えた両親、友人、恩師とのエピソードなど、実話とは思えない感動のストーリーです。それに、瀬川さんの文章は棋士とは思えないほど、うますぎ!今年の80冊目にして、最高の1冊です。

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    2018年09月30日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    私は将棋好きが高じこの本に辿り着いた 瀬川さんの静かな闘争心を文章から感じ取る事が出来て見方が変わった 挫折を繰り返してそれでも頑張っている人達に是非読んでほしい 私は将棋好きなので奨励会のシステムや空気などが入り込んできやすかった しかし心配はいらない瀬川さんの文章力は凄い 将棋を知らない人にも薦めたい一冊である

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    2018年08月06日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    ネタバレ

    一度はプロの道を挫折し、プレイヤーでありながら将棋会の絶対的なルールを変え、アマチュアからプロに編入した棋士の回想録。見えない未来と走り続ける胆力。プロの厳しさを思い知らされる日々。それを支えてくれるたくさんの思いやり。自分の甘さに打ち勝つ力。様々な人間関係の中で筆者が感じたことが率直に述べられている。どんなに輝いている人にも闇を抱えていると思うが、その気持ちを晴らしてくれる一冊。今の自分を作ってくれた周りの方々への感謝を思い出させてくれます。

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    2018年05月20日
  • 横歩取りマップ

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    横歩取りの中でもプロでも大流行している△3三角戦法の定跡書

    第1章 横歩取りの変遷を知る
    第2章 △8五飛・4一玉型
    第3章 △8五飛・5二玉型
    第4章 △8四飛・5二玉型
    第5章 青野流

    横歩取りの流行形がなぜ指されるようになったのかが
    級位者でもわかりやすく書いてある。
    これから横歩取りを始めようとしている人には現時点ではこの一冊がベストだと思う。

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    2014年11月18日
  • 横歩取りマップ

    購入済み

    読みやすい

    横歩取りについて詳しく解説してあります。
    特にこの本は今まで読んできた定跡本の中でも一番読みやすかったです。

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    2014年05月16日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    すごく読みやすくて一気に読めました。

    飾り気ない言葉で書かれているので
    素直な気持ちで読むことができました。

    最初にタオルケットを手放さなかった
    子供時代のエピソードが出てきましたが
    自分もそうだったので親近感が湧きました。

    これからの活躍に期待したいと思います。

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    2012年07月15日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    この本は、今は無き「たなぞう」の感想から知り、読んでみたいと思った本であった。
    読み終えてこの満足感。ノンフィクションで久しぶりに心がぐぐっと動かされました。
    プロ棋士を目指していた瀬川晶司さんの半生。
    いったんは奨励会を退会したものの、紆余曲折を経てプロ棋士になることができた過程が書かれている。
    生い立ちを読むだけでもすでに面白い。
    さらにその時々で出会い、人生を左右することなった人たちの話に感動があふれてくる。
    小学校の恩師の言葉、教え子を見つめ導くやさしさに泣けて泣けてじんとした。
    将棋センターの今野さん、ライバル渡辺健弥くん、お父さんの言葉、奨励会の仲間たち。淡々と回想するかたちでかか

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    2011年12月23日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    単行本と合わせていったい何回読んだことか。おそらく十回は超えてる。読むたびに涙が出る。大事な大事な一冊。

    瀬川さんが、異例のプロ編入試験将棋に合格してプロ棋士になったことは、当時かなり話題になった。この本はそこに至る経緯を述べたものであるけれど、ノンフィクションとして非常に面白いということをはるかに超えて、彼と周囲を取り巻く人たちの生き方に深い感動を覚えずにはいられない。

    最初に語られる小学校時代の恩師(という言葉がこれほど似合う人もいないだろう)のエピソードに私はいつもまず泣かされる。試験将棋の初戦に負け、内心深刻な危機に陥っていたセガショーに届くドラえもんの葉書。そこにある短い言葉の何

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    2011年09月22日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    奨励会三段からプロになれなかったその苦しみはいかほどか…
    そんな中、夢を諦めない強さをこの本から学んだ。

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    2010年10月14日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    良かった。人の出会いとか挫折とか挑戦とか、人間にとって普遍的なものが書かれている。著者の人柄があらわれたような、優しくて上手い文章も良い。あの人がいたから今の自分がいるっていうのは、やっぱり胸を打つなあ。

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    2010年05月08日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    次どうなる?どういう人生になる?これが途切れることなく数時間で一気に読みました。終盤、胸が熱くなり、込み上げてくる場面がいくつもありました。再挑戦できる世の中、やり直しができる世の中。しくみや制度を変えることで歴史は変わり、救われる人もいれば、立ち直る人もいます。こんな世の中になれば幸せが広がると思います。
    読み終えた翌日、藤井聡太棋士が「名人」を獲得し七冠も達成しました。拍手!

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    2023年06月02日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    将棋のプロ、棋士になる道は険しい。奨励会と呼ばれる将棋のプロを目指す者がしのぎを削る場所に入会し、そこで勝ち抜いていかなければならない。奨励会には、現在ではたいていの場合、小学生の間に、5級あるいは6級で入会する。その後、4・3・2・1級から初段・二段と昇級・昇段していった先には、最後にして最大の関門である三段リーグがたちはだかる。三段リーグは年に2回開催され、それぞれの上位2名のみが四段、すなわちプロ棋士になれるという仕組みである。すなわち、年に4人しかプロ棋士になれないのである。また年齢条件があり、26歳までにプロになれない者は奨励会を退会しなければならないという決まりがある。
    本書の筆者

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    2021年08月12日
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

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    ネタバレ

    私なら夢を諦め、安定した職について平凡に過ごすだろうと思うけど(現に今そんな生活を送っている)、
    瀬川さんは挫折しかけた小さい頃の夢を諦めず、プロの棋士として活躍されている。

    先生やお父さん、棋士仲間たちがいたから瀬川さんの夢が叶ったのもあると思うが、
    お父さんの言っていた好きなことを選びなさい、好きなことを仕事にしなさい、という言葉通りに意思を貫き夢を実現したことは本当にすごいことだと思うし、とても感動した。

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    2021年03月24日