作品一覧

  • いたみを抱えた人の話を聞く
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    身体的、心理的にいたみを持つ人たちの語りを、どのように聞けばいいのか? 生きていくなかで出会う苦しみや死と、どう向き合えばいいのか? エビデンス重視の現代医療に警鐘を鳴らし、患者一人ひとりの物語に耳を傾けながら治療を行う緩和ケア医と、多くの吃音当事者に話を聞いてきたノンフィクション作家が、人のいたみ、そして自分自身のいたみを巡って言葉を交わした対話の記録。
  • 10代のうちに考えておきたい「なぜ?」「どうして?」
    3.3
    1巻1,595円 (税込)
    「虹は本当に7色?」「男女の平均寿命はなぜ違う?」「友だちは多いほうがいい?」「なぜ学校に行かないといけないの?」「努力すれば夢はかなう?」.身の回りにはフシギなことやわからないことがたくさんあります.ちょっと立ち止まって考えてみよう.「なぜ?」と問うことがあなたの世界を広げます.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる
    4.2
    1巻990円 (税込)
    将来への不安や悩みを抱えながら海外へ旅立った若者がオーストラリア、ユーラシア大陸、ヨーロッパ、アフリカへと続く5年半にわたる旅で体験し、学んだものは何だったのか。国家に抗して小さな独立国を作った農民やある目的のために路上で楽器を弾き続ける老人など、旅で出会った様々な人々の姿を通して「生きること」の意味を探る。

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  • 遊牧夫婦 はじまりの日々
    5.0
    1巻809円 (税込)
    「旅の中を生き続けたい。そう思い、結婚直後に仕事はないまま、ぼくらは二人で旅に出た。」ライターを志す20代の「ぼく」は、日本での新婚生活を経験せずに、妻モトコとあてのない旅に出た。思いもつかない二人の「夫婦」と「旅」の形とは? オーストラリアでの半年間のイルカのボランティア、アマガエル色のバンで果てしないドライブ、独立2周年の東ティモール、インドネシア……。5年に及んだ夫婦の旅の1年目の記録。 【目次】 0 プロローグ I 旅の始まり、そして、オーストラリアの西端へ 1 旅立ちの前 2 シドニーのストーカー 3 イルカの来る町 4 家探し 5 実感なき結婚の日々 6 Uさんの死 7 ジンバブエから来たボランティア II 北へ 8 アマガエル色のバン 9 バンバリーでの最後の朝 10 時速八〇キロの果てしないドライブ 11 独立国「ハットリバー公国」 12 ネズミ、バッタ、サイクロン 13 ダーウィン到着 14 日本人捕虜暴動事件 III 東ティモール 15 オーストラリアとの別れ 16 銃のある宿 17 ハチャメチャな国の真っ青な海 18 ジョンたちの決勝戦 19 独立二周年のディリ 20 祭りの終わり IV 西ティモール、バリ、ラマレラ 21 バスで歌う幼い子ども 22 一年目の終わり 23 捕鯨の村
  • 吃音―伝えられないもどかしさ―(新潮文庫)
    4.1
    店で注文ができない。電話に出るのが怖い。喋ろうとしてどもってしまい、変な人だと思われたくない……話したい言葉がはっきりあるのに、その通りに声が出てこない「吃音」。目に見えず理解されにくいことが当事者を孤独にし、時に自殺に追い込むほど苦しめる。自らも悩んだ著者が、当事者をはじめ家族や同僚、研究者、支援団体に取材を続け、問題に正面から向き合った魂のノンフィクション。(解説・重松清)

ユーザーレビュー

  • 吃音―伝えられないもどかしさ―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    吃音が登場する作品を見たり、当事者に出会ったりしてもっと知りたい!と思った方にはぜひとも薦めたいです。
    当事者の気持ちを知りたい方には専門書よりこちらの方が良いと思うからです。
    自分は当事者ですが、吃音って何?と聞かれて詳しく答えることはできません。
    それは本書にある通り吃音が極めて曖昧なものであるから、なのです。著者の近藤さんは相当な配慮をして文を書いていると思います。症状の軽さから悩みを軽んじられてきたのでそうではないんだよということがきちんと書いてあるのはありがたい限りです。
    運が良かったことと続く秒数の少ない吃音であることからあまりこの本に出てくる彼らのような体験はありません。親の教育

    0
    2023年05月29日
  • 遊牧夫婦 はじまりの日々

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    旅の話でもあるが、ヒューマンドラマも詰め込まれている。初版から大幅に修正したとのこと、そのせいもあるかもしれないが、一歩引いた視点なのが、たいへん読みやすく筆力があるように感じた。目標としたい作品。悩む著者がちょうど今の自分と同い年で共感する部分が多く、たいへん面白かった。

    0
    2019年05月16日
  • 遊牧夫婦 はじまりの日々

    Posted by ブクログ

    新婚夫婦が世界を旅する。
    恐らく様々な出会いや出来事がある中からテーマが切り出され、格好をつけすぎない抑制された文体で描かれる。
    夫婦の思い出の地であるオーストラリアを起点に5年に渡る旅の最初の一年が本書に綴られている。
    続きも出ているようなので読みたい!

    0
    2017年05月23日
  • 旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる

    Posted by ブクログ

    伝える仕事っていいなあ。著者の試行錯誤しながらも力強く真摯に世界を歩く様に、背中を押される。旅に出たくてしょうがなくなる!

    0
    2012年05月24日
  • 旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる

    Posted by ブクログ

    中高生向けの本らしく、読みやすい。内容もスッと入ってくる。すごく旅に出たくなる。

    今の自分が、世界レベルで見るとすごく幸せなほうだって頭では理解してるけど、今の当たり前が当たり前すぎて、あまり実感がない。
    けどこの本を読んで、それを再認識した。

    離れた場所に家族がいて、帰る場所があって、食料が手に入って。
    それがいかに幸福なことか。

    これまで出会った人々、今も連絡を取ってる人、連絡を取らなくなった人、行方が不明な人、そしてこれから出会う人々。
    そういったことを感じさせてくれる。

    何気なく借りた本だけど、読むことができてよかった。


    そして高度な生活レベルにどっぷり浸かってる自分は今、

    0
    2010年12月31日

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