近藤雄生の作品一覧
「近藤雄生」の「いたみを抱えた人の話を聞く」「吃音―伝えられないもどかしさ―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「近藤雄生」の「いたみを抱えた人の話を聞く」「吃音―伝えられないもどかしさ―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
吃音が登場する作品を見たり、当事者に出会ったりしてもっと知りたい!と思った方にはぜひとも薦めたいです。
当事者の気持ちを知りたい方には専門書よりこちらの方が良いと思うからです。
自分は当事者ですが、吃音って何?と聞かれて詳しく答えることはできません。
それは本書にある通り吃音が極めて曖昧なものであるから、なのです。著者の近藤さんは相当な配慮をして文を書いていると思います。症状の軽さから悩みを軽んじられてきたのでそうではないんだよということがきちんと書いてあるのはありがたい限りです。
運が良かったことと続く秒数の少ない吃音であることからあまりこの本に出てくる彼らのような体験はありません。親の教育
Posted by ブクログ
中高生向けの本らしく、読みやすい。内容もスッと入ってくる。すごく旅に出たくなる。
今の自分が、世界レベルで見るとすごく幸せなほうだって頭では理解してるけど、今の当たり前が当たり前すぎて、あまり実感がない。
けどこの本を読んで、それを再認識した。
離れた場所に家族がいて、帰る場所があって、食料が手に入って。
それがいかに幸福なことか。
これまで出会った人々、今も連絡を取ってる人、連絡を取らなくなった人、行方が不明な人、そしてこれから出会う人々。
そういったことを感じさせてくれる。
何気なく借りた本だけど、読むことができてよかった。
そして高度な生活レベルにどっぷり浸かってる自分は今、