実業之日本社 - 十津川警部シリーズ作品一覧

  • 十七年の空白
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    ラブ・ホテル連続殺人事件の容疑者は友人だった! 警視庁に十津川をたずねてきたのは、大学時代の同窓生・広田まゆみだった。彼女は十津川の憧れの女だった。卒業後、同窓の広田収と結婚し、大阪に住んでいた。十数年ぶりの邂逅だったが、まゆみはいきなり、十津川に「主人が逮捕されたので、助けに来て欲しい」と頼んできた。ラブ・ホテルで若い女性の連続惨殺事件がおこり、広田が容疑者として逮捕されたのだ。十津川は、友人夫婦の危機を救うため、休暇をとって大阪府警をたずねたが……。

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  • 伊豆急「リゾート21」の証人
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    資産家の女性が自宅で雛祭りの飾り付けをしているところを強盗に襲われ、刺殺された。第一の容疑者は被害者の年下の夫。長身で美男の夫は、過去にも年上の妻が不審な交通事故で死んだため、十億の資産を遺産相続していた。警視庁捜査一課の十津川警部はその夫を犯人だと確信し、状況証拠のみで逮捕に踏み切る。ところが、起訴後、この夫は、殺害の時刻に伊豆急の「リゾート21」に乗車していたことが判明。しかもそのアリバイを示す証拠とは、一枚の絵だった……。窮地に追い込まれた十津川警部は、再度、事件の捜査に奔走する! 著者ならではの魅力がたっぷり詰まった傑作長編トラベル・ミステリー。

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  • L特急しまんと殺人事件<新装版>
    3.0
    警視庁の刑事三田村は、お遍路旅行に出たきり行方不明になった叔父夫婦の行方を探して、従妹のあやと一緒に四国へ向かう。高知で叔父らの足取りをたどる三田村を何者かが尾行してきた。その男が「しまんと1号」の車内で毒殺される。また足摺岬では転落死した別の男の件で、叔父が容疑者になっていた。三田村は東京の十津川警部に連絡をとるが……。連続する奇妙な事件のカギを握っているのは叔父夫婦なのか!? 三田村自身なのか!? ある新興宗教の教団の関与が捜査の線上に浮上して事態は……。のどかな四国の旅情を誘う風景のなかで、刑事は苦闘の末に……。

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  • L特急たざわ殺人事件<新装版>
    5.0
    十津川警部の部下、豊田刑事の父が自殺未遂を起こした。大変なことをしてしまった。死んで詫びるより仕方がない――との遺書が意味するものは? その父に、秋田の後生掛温泉で知り合った未亡人の殺人容疑がかかっている。豊田は父の無実を証明すべく東北への旅へ出る。しかし、東京とL特急「たざわ」の車内で第二、第三の殺人事件が……! 真犯人は別にいる。十津川が動いた!!

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  • L特急やくも殺人事件<新装版>
    4.0
    事故死か、殺人か? 退職した刑事が娘を誘い、岡山県の吉備線の旅に出た。古代史好きの父は吉備路を歩き、その間、娘は旅情ある倉敷を訪れる計画である。L特急「やくも11号」の車内で待ち合わせた父は、しかし、伯備線との合流駅・総社に現れず、翌日、轢死体で発見される。岡山県警の事故死説に娘は納得せず、十津川警部は現地に飛ぶ! 表題作ほか3編を収録。

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  • 帰らざる街、小樽よ
    -
    東京の下町で居酒屋「北国」を営む合田勝郎。彼がどこで生まれ、どこで育ったのか、どんな経歴かを、周囲の誰も知らなかった。その彼のもとに、訳ありげな若い女・水沼江美が転がり込む。だが食事に誘おうとした日に、突如失踪してしまう。女も自分と同じ小樽出身であることを男が知った翌日、新小樽新聞の東京支社長・池永実が四谷の支社内で何者かに殺される。池永は小樽出身の作家・小野寺圭に新聞連載「小樽ストーリー」を依頼し、資料集めに奔走していた。この作品で、小野寺は、明治時代の政治家で北海道開拓長官を務めた黒田清隆はじめ、小樽の問題点を正面から書くと勢い込んでいた。ふたつの事件につながりはあるのか? 男はなぜ故郷を追われたのか? 捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため小樽に飛ぶが、新聞社の周辺ではさらに不審な動きが……。
  • 急行奥只見殺人事件<新装版>
    3.0
    新潟県小出と福島県会津若松を結ぶ只見線に沿って、三人の男が死んだ。鶴ヶ城の濠から発見された死体は、地元署では事故死とみなしたが、警視庁捜査一課の十津川警部は疑問を抱いた。二日間で三人の死、そんな偶然はありえない。同じ犯人による連続殺人事件ではないのか!? 三人の共通点は東京の人間という以外に、何かある。十津川は動いた!!

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  • 七人の証人<新装版>
    3.0
    殴られ昏倒した十津川警部が目覚めると、そこは見知らぬ絶海の孤島だった。おまけに映画のセットのような街角があり、道路はすぐ先で雑草の中に消えている。誰が何のためにこんなものを造ったのか? その街には、他に七人の男女が拉致誘拐されて来ていた。そして、もうひとり……!? やがて起きる殺人事件!!

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  • 上海特急殺人事件
    3.5
    東京で起きた、下着姿での連続女子大生射殺事件。彼女たちには共通点がなく、捜査本部は変質者の犯行と推定したが、十津川はその判断に引っかかるものを感じる。一方、上海の黄浦江で日本人の女性ジャズ歌手の扼殺体が発見される。中国警察の協力要請を受け、ふたつの事件のわずかな類似点を追い、十津川は上海へ飛ぶ!

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  • 「スーパー隠岐」殺人特急
    -
    息子が借金を苦に自殺。その金を返済する当てもなく、老夫婦は死出の旅へ。津和野から秋芳洞へまわった時、何者かに襲われ、老妻は死体で発見された。自殺をほのめかして失踪する老夫婦が最近多いことに不審を覚えていた十津川警部は捜査に乗り出すが、上司の三上刑事部長から、捜査一課のあつかう事件ではない、と釘を刺されてしまう……。

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  • 外房線60秒の罠
    5.0
    亡き恋人との思い出の南房総を傷心旅行中、男は安房鴨川駅前の喫茶店で若い女と知りあう。彼女は男を携帯のカメラで撮り、名刺をもらう。その女が東京の井の頭公園で殺された。男は容疑者として、警視庁捜査一課にマークされるが、自分が鴨川シーワールドに一緒に行った女は、被害者とは別人だと主張。十津川警部は真相を求め、捜査に乗り出す。

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  • 十津川警部ミステリースペシャル 白鳥殺人事件
    完結
    3.0
    全1巻220円 (税込)
    巧みに罪を逃れ息を潜める犯人たちを、警視庁捜査一課の十津川班が堅いチームで追いつめる! 大人気、西村京太郎原作のトラベルミステリーシリーズ漫画化。 白鳥が飛来する湖で、一羽の白鳥を抱いた写真家の死体が発見された。病死だという男の死因に疑問を持った十津川は、捜査の立て直しを図るべく、信州松本へと向かう!
  • 十津川警部 赤と白のメロディ
    -
    闇献金疑惑で首相逮捕か!? 十津川警部が伊那路を駆ける! 時の法務大臣の愛娘が姿を消し、「君は飯島町を知っているか?」という謎のメッセージが。折しも首相の政治資金疑惑で東京地検特捜部は秘書を逮捕し、首相にも捜査の目が向けられつつあった。検察の手が首相に及べば、法務大臣は指揮権発動という伝家の宝刀を抜くかもしれない。失踪した娘を捜せと内密に命令を受けた十津川は、捜査の結果、長野県飯島町に導かれる!
  • 十津川警部 あの日、東海道で
    5.0
    「死」を結ぶ糸! 日下刑事は大学時代最後の春休みに「青春18きっぷ」を使い、東海道本線を西に向かう旅に出た。その出発当日に2件の鉄道人身事故があったことを知る。5年後、日下が旅行中に立ち寄った静岡県吉原駅近くの喫茶店主が轢き逃げされて死んだ。次いで東京で男が刺殺される。事件を結ぶ糸を感じた日下は、十津川警部にあることを伝える……。

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  • 十津川警部 出雲伝説と木次線
    -
    神話の里でトレインジャック! スサノオ伝説をめぐる古代史の闇とは―― そして人質60人の運命は!? スサノオの神社を潰せ。さもなくば人質は全員死ぬ! スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したという古代神話に彩られた島根県奥出雲。旅行作家・高木は、三段スイッチバックで有名なJR木次線を旅行雑誌の取材で訪れるが、駅に置かれたノートに「奥出雲で盛大な花火を打ち上げる」と書かれた意味深なメッセージを見つける。その後、休暇中の亀井刑事親子が乗った木次線の列車がトレインジャックされ、犯人からは耳を疑う要求が――!?
  • 十津川警部 西武新宿線の死角
    3.0
    北陸本線の特急脱線転覆事故と西武新宿線の殺人との交点は? 西武新宿線高田馬場駅のホームで、朝の通勤ラッシュアワーに若い女性が刺殺された。周囲の状況からストーカーが犯人と目され、逮捕されたのは、警視庁捜査一課の西本刑事の友人だった。被害者は公益法人「交通事故調査会」の職員で、昨秋に起きた北陸本線の特急脱線転覆事故を調べていた。十津川警部の捜査と並行して、西本は友人の無罪を信じ、独自の調査を始めたが――。
  • 十津川警部捜査行 愛と哀しみの信州
    4.0
    白鳥に魅せられた写真家は白鳥と心中したのか? 遠くシベリアの地から白鳥が飛来する初冬、信州松本に近い「白鳥の湖」の畔で、ひとりの写真家が首を折られた一羽の白鳥とともに死んでいた。その一カ月後、男の友人のカメラマンが、東京の自宅で血みどろの死体となって発見された。ふたつの事件に関連はあるのか? はじめは病死として処理されていた写真家の死に疑問を持った十津川警部は、直ちに松本に飛んで、事件の真相を探る!

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  • 十津川警部捜査行 愛と哀しみのみちのく特急
    2.5
    東京・岡山・仙台を結ぶ殺意のトラベル・ライン! 事件の発端は、東京駅に着いた岡山発の「ひかり98号」の車内で、財布の忘れ物が発見されたことだった。その持ち主が殺害されたことから、十津川班の出動となった。刑事たちの捜査が進む中で、阿武隈川で事件に関係のある女性の死体が発見された。同一犯の犯行なのか? 十津川警部は直ちに仙台に飛んだ!

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  • 十津川警部捜査行 愛と幻影の谷川特急
    -
    容疑者が死体で発見された! 自殺か他殺か……。深まる謎に捜査陣は? 小説雑誌の編集部に、人気作家からの原稿がファクスで送られてきた。しかし、奇妙なことに、作家はそんな小説は書いていないという。そして、その数日後、作家は死体となって発見された。さらに、小説の内容と酷似した事件が実際に起きていたことが判明した。謎はいっそう深まっていく……。

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  • 十津川警部捜査行 愛と殺意の伊豆踊り子ライン
    3.0
    被害者の女性たちは全員、パジャマやバスローブ姿だった……。事件の発端は、渋谷のマンションで発見された女性の死体だった。バスローブ姿で、死因は絞殺だった。顔見知りの犯行ということで捜査がはじまったが、同一犯の犯行と見られる新たな事件が発生し、捜査は行き詰まりを見せた。そして捜査陣をあざ笑うかのように、捜査の秘密が雑誌にすっぱ抜かれた!

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  • 十津川警部捜査行 阿蘇・鹿児島殺意の車窓
    3.0
    日本最南端の小さな駅で警視庁の刑事が殺された! 日本最南端の駅・鹿児島県の西大山駅のホームで男の死体が発見された。被害者は十津川警部の同僚の加倉井刑事だった。加倉井は「大きな仕事をやることになった」と語っていたという。さらに彼の所持品には見慣れぬ高価な腕時計が。不審を強める十津川たちに、なぜか、急に東京に戻るよう指令が下り……。阿蘇・鹿児島が舞台のトラベルミステリー集!解説/山前譲 (『十津川警部捜査行 阿蘇・やまなみ殺意の車窓』改題)
  • 十津川警部捜査行 伊豆箱根事件簿
    5.0
    謎の依頼人の正体は? あじさい電車が殺意を運ぶ! 箱根強羅のホテルで働く木戸は、箱根登山鉄道の車内で出会った男から相談を受ける。消息不明の妹が登山電車に乗る可能性があるので、見つけたら捕まえてほしいという。手付け金の百万円も受け取った木戸はついにその女を見つけたが、彼女の胸には朱い血が――伊豆と箱根を舞台に十津川警部が難事件に挑む、傑作トラベル・ミステリー集!【目次】伊豆下田で消えた友へ/お座敷列車殺人事件/箱根を越えた死/殺意を運ぶあじさい電車/恨みの箱根仙石原/解説 山前 譲
  • 十津川警部捜査行 北国の愛、北国の死
    -
    都内在住の女が札幌近郊で殺された。亀井刑事は被害者宅からある男性の写真を発見。その男はなんと亀井の姪の恋人、現在二人で北海道旅行中の花井だった。疑念を持つ十津川と亀井だが、事件当時、花井は姪と汽車に乗っていたという。しかし、悪い予感が頭を離れず―。(「おおぞら3号殺人事件」)北国が舞台の傑作四編を収録。大人気ミステリー!
  • 十津川警部捜査行-北の事件簿-
    5.0
    尊敬する先輩刑事を殺したのは誰だ! 定年退職した警視庁の名物刑事・川島が、八カ月後、函館本線の線路際で死体となって発見された。首に絞められた痕があり、函館警察署は殺人事件として捜査を開始した。十津川の調べで、川島は自分が在職中に手掛けた殺人事件の再調査をしていたことが判明した。川島が逮捕した殺人犯は獄死していたが、生前川島に冤罪を訴えた手紙を出していた。その事件の真犯人が川島を殺したに違いない。十津川は重要容疑者を捜し出したが、彼には強固なアリバイが――。

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  • 十津川警部捜査行 北の欲望 南の殺意
    -
    殺されていたのは電車で出会った女だった! 十津川の同僚刑事・三田村は通勤の電車内でOLが襲われたところを助けるが、その後、荻窪で起きた殺人事件の被害者はそのときのOLだった。被害者の室内には地味な服と一緒に、派手なドレスやネグリジェが。彼女に隠された裏の顔を探るため、彼女の故郷・花巻へと向かうが、そこでは、驚くべき事件が起きていた北に南に十津川班が事件に挑む! 殺されたOLは魔性の女!? 傑作ミステリー集!
  • 十津川警部捜査行 恋と哀しみの北の大地
    -
    深い雪に埋もれた憎悪が過去からよみがえってくる! 新婚一年目の刑事夫婦が、招待旅行で北海道を訪れた。しかし、宿泊先のホテルに、次々にメッセージが届けられた。もともと十津川警部が行く予定のホテルだった。あるいは十津川警部に対して恨みを抱いている人間からのメッセージかもしれない。十津川警部の前に、過去の事件が亡霊のように浮かび上がってくる!

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  • 十津川警部捜査行 古都に殺意の風が吹く
    -
    十津川班西本刑事の友人が京都で行方不明に! 十津川班の西本刑事は、友人の本田のフィアンセから呼び出されて京都に赴いた。「今、京都にいる。僕は間違いなく、ここであいつに殺される……」という本田からの手紙を、フィアンセが受け取り、西本に助けを求めてきたのだ。しかし、西本が京都に着いたとたん、謎めいた殺実事件が起きた。被害者は本田のコートを着て、本田のキャッシュカードを所持していたのだ。そしてさらに、第二の殺人事件が……。京都府警と協力しながら西本は事件の謎に迫る。そして、東京から十津川警部が駆けつけ……。

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  • 十津川警部捜査行 殺意を運ぶリゾート特急
    -
    全国のリゾート地を舞台に、十津川警部の推理が光る! 警視庁捜査一課の日下刑事は、友人のカメラマンが蔵王で撮影した10枚の写真に、殺人事件の匂いをかぎ取った。報告を受けた十津川警部はただちに山形県警に連絡するが、やがてカメラマンの足取りが途絶え……。「蔵王 霧の中の殺人」のほか、「恐怖の湖 富士西湖」「北への危険な旅」「十津川警部の休暇」「殺しの風が南に向う」を収録。
  • 十津川警部捜査行 車窓に流れる殺意の風景
    4.5
    事件の発端は、テレビに出演していた女占師・永井不二子の予言だった。東北地方のどこかで、大きな列車事故が起きるという。予言はマスコミの話題をさらうが、これに危惧を抱いた鉄道会社の社員は十津川警部に相談する。十津川は部下の北条早苗刑事に命じ、ひそかに女占師の周辺を調べさせると、謎の男の存在が…傑作トラベル・ミステリー集! 十津川警部vs.女占い師。絶景の果てまで犯人を追え!【収録作品】臨時特急を追え/東京―旭川殺人ルート/夜の殺人者/越前殺意の岬
  • 十津川警部捜査行 神話と殺意の中国路
    4.0
    離婚した男女の再婚旅行に仕掛けられた鉄壁のアリバイトリック! 出雲から博多に向かう急行列車の中で、毒物による殺人事件が発生した。しかし、犯人の目ぼしがつかないまま、事件は迷宮入りになってしまった。ところが、スポーツ紙に載っていたアニメ・プロデューサーの結婚の記事を目にした十津川班の西本刑事が、奇妙な符号に気づいた。迷宮入りをした事件の被害者と、新聞記事の人物との接点を発見したのだ。事件は新たな進展を見せることになる。さっそく、十津川班の刑事が、事件現場に飛んだ。

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  • 十津川警部捜査行 東海道殺人エクスプレス
    -
    鶴見線、身延線、ブルートレイン……十津川警部、東海道を駆ける! 東京湾岸の運河に面した無人駅で、デートを楽しむ若いカップル。だが数日後、ここを訪れた女性が絞殺死体で発見される。彼女には殺されるような事情はなく、十津川班の亀井警部は、別の事件との関連に目をつける……。「運河の見える駅で」のほか、「死を呼ぶ身延線」「殺人は食堂車で」「長良川殺人事件」「十七年の空白」――東海道を東から西へ向かう十津川警部事件簿5編収録。
  • 十津川警部捜査行 日本縦断殺意の軌跡
    -
    Rレコードで作詞家をしている堀井が北海道・帯広に向ったまま失踪した。その後、同じレコード会社の新人女性演歌歌手の及川くみが自宅のマンションで殺されたが、彼女は東京から帯広へ向かう航空券を持っていた。十津川班の日下・北条領刑事が北海道へ飛ぶが、そこには謎の墓標が……堀井と及川の接点とは、そして秘められた事件の真相とは!? 北海道から沖縄まで十津川班、飛ぶ! 新人歌手の死に隠された音楽業界の暗部を暴け!
  • 十津川警部 「ダブル誘拐」
    3.0
    三月三日、東京と小樽で七歳の少女の誘拐事件が発生した。ふたりの少女の名前は、奇しくも同じ「ミカ」で、犯人が要求する身代金も、一億五〇〇万円と一致していた。ふたつの事件には、明らかに関連があるとみた十津川警部は捜査に乗りだす。そして、第三、第四の誘拐事件が……。またしても、被害者は同名同年齢の少女だった。

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  • 十津川警部 東北新幹線「はやぶさ」の客
    -
    憧れの客室、優雅なる「グランクラス」――豪華車両は殺意の棺!? 最後部座席で絶命した男の正体、そしてこの事件の真相はどこにあるのか……? 東京から新青森へ走る東北新幹線・「はやぶさ」の豪華客室「グランクラス」最後尾座席で男性が死亡した。睡眠薬の多飲が死因とメディアでは報道されるが、自殺と断定するには状況に不審な点が多く、警察が捜査に乗り出した。しかも、資産家の経営コンサルタントだった被害者は、保守党の有力代議士を殺した容疑者として十津川警部がマークしていた人物だったことが判明し――。偶然に被害者とおなじ車両に乗り合わせてしまった鉄道雑誌の編集者ふたりを巻き込みながら、事件の闇は深まっていく! 疾走する車両が二つの事件をつなぐとき、真実が明かされる――。怒涛のラストとトリックにページをめくる手がとまらない、傑作トラベルミステリー。
  • 十津川警部 鳴門の愛と死
    1.5
    アリバイの真偽を洗え! 十津川警部宛てに、ある作家から一冊の本が送られてくる。一年前に女優である妻を殺したのは、夫のカメラマンだと告発するもの。夫には事件当日アリバイがあり、十津川は容疑者から外した。しかし、四国八十八カ所巡りで出会った女性お遍路のアリバイ証言者は現在、行方不明。しかも事件後、夫が車ではねて死なせた女性は証言者の友人で、一緒に巡礼に行っていた。口封じか? 十津川の確信は揺らぐ―

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  • 十津川警部の挑戦(上)<新装版>
    3.0
    1~2巻550円 (税込)
    20年も前に警視庁捜査一課の刑事だった父親が、勤めていた会社を退職して、「小樽へ行く」との置き手紙を残して失綜してしまった。心配した一人娘は、十津川警部の制止を振りきり、<がんがん部隊>という意味不明のメモを頼りに、父を探しに小樽へ飛ぶ。だが、そこでわかったのは、父が昔に起きた何かを調べに来たらしい、ということだけ。父が会いに行ったと思われる老婆が、謎を解くカギを握っているかもしれないと訪ねたときには、老婆はすでに首を吊って死んでいた。いったい何が起きているのか、父親は連絡もないまま帰ってこない。十津川が案じていたのは、その警察OBの失綜ばかりではなかった……。

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  • 十津川警部 八月十四日夜の殺人
    -
    連続殺人の謎を解く鍵は終戦記念日に!? 一日の違いが日本の運命を変えた!? 知られざる歴史の闇に十津川警部が挑む!都内のホテルで八月十四日の深夜に殺された女性は、伊勢神宮に吟行の旅に出かけていた有名な俳句の先生だった。手掛かりも動機も見えない殺人事件に捜査は難航を極める。しかし、十年前に「八月十五日の殺人」と呼ばれる事件が起きていたとの情報があり、十津川警部は京都へ。さらに二十年前も「八月十五日の殺人」が……事件の真相には戦争の影が!?
  • 十津川警部 北陸新幹線殺人事件
    -
    一番列車で狙われた男! 戦地からの手紙に書かれた歴史の真実は!? 十津川警部、金沢&マニラへ! 北陸路を震撼させた事件に戦争の闇が!? 鉄道雑誌の記者・伊東は北陸新幹線の一番列車の取材のためグリーン席の切符を買う。しかし、見知らぬ男から持ちかけられ、豪華客席グランクラスの切符と交換する。ところがそのグリーン車で殺人事件が発生した。被害者の男は元図書館員で、四年前にフィリピンに移住。太平洋戦争に強い関心を持っていたという。男は、彼の祖父が戦争中に遺した手紙と日記を大事にしていたようだ。事件の手がかりになると見た十津川はマニラと金沢へ向うが…!?
  • 十津川警部ミステリースペシャル 伊豆急「リゾート21」の証人
    完結
    -
    殺意を乗せた列車に敏腕刑事が立ち向かう! テレビドラマでも大人気の「十津川警部」シリーズ完全描き下ろしコミカライズ。十津川がアリバイ崩しに執念を燃やす!! 資産家の妻殺しの容疑で、とある男を起訴したが…。特急電車内を描いたある一枚の絵がきっかけで状況は一転、十津川は窮地に追い込まれる!
  • 十津川警部ミステリースペシャル イベント列車を狙え
    完結
    -
    スナックで出会った女に弄ばれ、借金とスキャンダルまみれとなった男。女の行方を捜すも見つからず、諦めかけていた矢先に「女が乗る伊勢行きのイベント列車に乗れ」との正体不明の電話がかかってきた。バッグにナイフを潜め、イベント列車に乗り込む男だったが…。
  • 十津川警部ミステリースペシャル 鬼怒川心中事件
    完結
    -
    全1巻220円 (税込)
    大人気、西村京太郎原作のトラベルミステリーシリーズ、コミック化! ミステリー作家の平木明は、自身の残した小説のストーリーをなぞるように、死んだ。自殺か、他殺か、そして小説に描かれた殺人事件の真相は…。浮かんでは消える“死”の謎に十津川たちの捜査は紛糾する!!
  • 十津川警部ミステリースペシャル 城崎にて、死
    完結
    2.0
    日下刑事の家の近所にあるコンビニに、深夜決まった時間に現れる女──。女に声をかけた瞬間、日下は何者かに殴られ、以来女は行方をくらましてしまう。一方数日後、そのコンビニ店員の死体が河川敷で見つかり、日下は事件の担当となる。女の手がかりを探るべく、彼女の故郷・城崎へと足を運んだ日下だったが、城崎の海岸で遺体となった女が発見され…。
  • 十津川警部ミステリースペシャル 小諸からの甘い殺意
    完結
    -
    十津川警部の相棒・亀井刑事の自宅近くで、長野ナンバーの小型トラックでりんごの直売をしていたひと組の男女。20歳は年の離れたカップルで、もっぱら買い物客の間では話題にのぼっていたが、ある日男は他殺体で発見され、女は姿を消していた…。怪事件の背後に潜む狂気の正体とは!?
  • 十津川警部ミステリースペシャル 七人の証人
    完結
    5.0
    帰宅途中、不意打ちをくらい監禁された十津川警部が、目覚めたときに見たのは孤島に再現された街の一角だった。そして、自分と同じようなシチュエーションで連れてこられたであろう男女7人。そのなかの1人・カメラマンは十津川以外の人物には心当たりがあるという。なんと1年前に起こった殺人事件の裁判の証人として出廷していた7人だった…。
  • 十津川警部ミステリースペシャル 外房線60秒の罠
    完結
    -
    南房総を旅行中に、東京に住む男は若い女と知り合う。その後「その女」は携帯に男の画像を残したまま殺害され、男に容疑が向けられる。女の遺体を見た男は、南房総で出会った女と被害者は別人だと主張。混沌とし始めた事件を探るべく、十津川は捜査に乗り出す!
  • 十津川警部ミステリースペシャル 十津川警部  あの日、東海道で
    完結
    -
    かつて日下刑事が旅先の静岡で出会った喫茶店のマスターが、不可解な事件で命を落とした。その事件を扱った新聞記事が日下の自宅に届き、その一週間後に東京で、また別の殺人事件が起こった。現場に向かった日下が被害者宅の寝室で目にしたものとは?
  • 十津川警部ミステリースペシャル 十津川警部 鳴門の愛と死
    完結
    -
    ある日、警視庁捜査一課・十津川のもとに、1冊の本が送られてきた。それは十津川が1年前に担当した、有名女優殺人事件の真相を告発する内容の本だった。女優と交友があったどの人物にも完璧なアリバイがあり、迷宮入りとなりつつある事件だったが、十津川は本に挑発され、再捜査に乗り出すのだった――。
  • 十津川警部ミステリースペシャル 母の国から来た殺人者
    完結
    2.0
    製薬会社の社長が毒殺された。十津川警部は捜査上で浮かび上がった、現場に居合わせいつの間にか消えた「早乙女みどり」と名乗る若い女性に容疑を定める。彼女を追ううちに十津川たちは第2、第3の殺人事件に遭遇していく――。
  • 十津川警部「目撃」
    3.0
    政財界を巻き込んだスキャンダルに、十津川警部が挑戦する! 事件は、東京の高級マンションと、宇奈月温泉のトロッコ電車から始まった。いずれも青酸を注射されて殺されたのだ。両方の事件の被害者に共通するものは何か? 捜査の指揮を執る十津川警部は、事件の背後に政財界の大物の存在を知る。しかし、その政治的影響力を考えると、うかつには手が出せない。だが、犯人たちの魔手は、次のターゲットを狙っている。残された時間は少ない。十津川警部の懸命な捜査が続く……。

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  • 十津川警部 わが屍に旗を立てよ
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    武田信玄vs織田信長。怨念と狂気が連続殺人を呼ぶ! テレビの骨董鑑定番組に女が武田信玄の掛軸を持ち込み、3人の鑑定家のなかでひとりだけが500万円の値を付けた。その戦国史を研究する大学准教授が後日、女が経営する喫茶店「風林火山」を訪ねると、店内で見知らぬ女が絞殺されていた。そして壁には「風が殺した」の文字が……。被害者は誰なのか? 手がかりを追って、十津川警部は滋賀県大津市へ飛んだ!! 歴史トラベル・ミステリーの醍醐味!
  • 母の国から来た殺人者
    2.3
    連続殺人事件の謎を解くカギは「母恋」という駅名にあった! 製薬会社の社長が毒殺された現場から、若い女性が姿を消した。捜査で浮かんだ地名を追って、北海道室蘭に飛んだ十津川警部は奇妙な事実につきあたる。犯人と思われる女性と同じ名前の女は、すでに死亡しているというのだ。さらに帰京した十津川警部を待っていたのは、第2、第3の殺人事件だった。果たして被害者たちに接点はあるのか。第4の事件は阻止できるのか?

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  • 私が愛した高山本線
    2.0
    十津川警部が挑む女探偵怪死の謎! 飛騨高山、越中八尾で突きとめた驚きの真相とは!? 女探偵の遺品に薬の袋が……十津川警部は飛騨高山へ! 十津川警部の元部下の橋本豊は仕事仲間の佐々木恵美と二人で探偵事務所を立ち上げた。しかし、恵美がある女性失踪に関する調査に向ったまま、連絡が取れなくなってしまう。その後、その調査の依頼人である建設会社の社長が刺殺され、恵美もビルから転落死したとの知らせが……。事件の背後に隠された真実を求め、十津川は飛騨高山、越中八尾へ!

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