BL小説 - 完結作品一覧
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4.3【毒のように甘い、おまえの体――四人の男に繋がれて、愛されて】 「酷いことはしないでくれ、何でも、なんでも君の言う通りにするから……」 一眞が最初に男にレイプされたのは、中学生のとき。しかも相手は担任教師だった。だらしない男性遍歴を繰り返した母親譲りの一眞の美貌が、男たちの何かを呼び醒まし狂わせるのか。次々と現れては、ストーカーのようにつきまとう男たち。しかもどの男も口々に言う、お前が俺を誘うのだ。俺こそが被害者なのだと―― 美貌ゆえに、生まれながらに愛執の鎖に繋がれた、魔性の男の凄まじき日常生活を描く『ラ・ヴィアン・ローズ』ほか、伝説の雑誌「小説JUNE」に掲載された幻の処女作『神よ、この悩める子らのために』、サラリーマン小説の金字塔『ワンダフルナイト』も併録の全三巻。 心の闇が愛をより甘く淫らにする――ボーイズラブ界を常に牽引してきた著者による、衝撃エロティック! この刺激、止まらない……
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-バイの恵也とゲイの一誠は、安定した穏やかな付き合いの恋人同士だ。 ある日、国会でパートナーシップ(同性婚)法案が可決され、将来について考え始めたそのとき、一誠が「恵也を抱きたい」そう口にした。 悩んで、すれ違って、歩み寄る。 愛しくて仕方ないのに、怖くて堪らない。 二人のポジションは入れ替わることができるのか? ※本作は二一の個人誌作品の電子書籍版となります。
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5.0『第二回 fujossy小説大賞・春』大賞受賞作、配信スタート! 幼い頃からずっと、あなたが好きだった。 麗国の縛魔師である香彩(かさい)は、幼少期から自身の側にいてくれた竜人・竜紅人(りゅこうと)へ、密かに恋心を抱いていた。 しかし彼に遊楼へ通いつめるほどの相手がいると知り、想いを捨てるため“一夜の思い出”を求め、眠る竜紅人に手を伸ばす。 そして“罪”と引き換えに、恋は終わった――はずだった。 その晩を境に、香彩はある香りを纏うようになり……。 『……お前を穢したくない。そう思うというのに、穢してしまいたい』 そして竜紅人も、ただ一人を想うが故にある秘密を抱えていてーー……。 庇護者である竜人×彼を一途に想う青年、すれ違うふたりの罪なほどに切なく甘い恋。
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3.0
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-いつもどおりに仕事を終え、帰宅するはずだった。 けれど、今、俊平は鎖に繋がれている。 薄暗くて湿っぽい匂い。 どうやらここは、地下のようだ。 双子の兄優斗×主人公の俊平×双子の弟晴斗のサンドです。 ※2022年に発行された同人誌『ド鬼畜アンソロジー』に掲載されていたものです。メリバ注意。 ※本作は東 紗鋳樹の個人誌作品の電子書籍版となります。
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4.3BL投稿サイト審査員特別賞受賞作に、書き下ろしSS・美麗イラストを加え単行本化! 総務部課長・朝霞智弘(あさか ともひろ)(32)には、誰にも言えない秘密がある。 ――それは、隣人の声で自慰をしていること。 隣人が越してきてから、壁の向こうからは毎晩のように異なる声色で、性的な調教をする男の声が聞こえていた。ゲイでありタチの朝霞は隣人も男を相手にしていると知り、いつしか“こんな風に犯されたい”という欲が芽生えはじめ……。 気づけば壁越しの声に魅了され、自らを受け入れる側へと開発していく。 昼間は上司として部下に慕われている立場。仕事中も“挿れられたい”と夢想することは絶対にバレてはいけない。けれどそんな朝霞に、部下の男二人が急接近し……!? 『なあ、聞いてんだろ? お隣さん。まさか、俺があんたに向かって話してるとは一ミリも思わなかったわけ?』 サディスティックな隣人×(元)タチの、壁越し調教BL。 ――隣人は、誰? ここでしか読めない電子限定書き下ろしも収録。 ※本作品は同タイトルの分冊版1~11巻に書き下ろしSSとイラストを追加したものです。
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5.0『第一回 fujossy小説大賞秋』審査員特別賞受賞作! 総務部課長・朝霞智弘(あさか ともひろ)(32)には、誰にも言えない秘密がある。 ――それは、隣人の声で自慰をしていること。 隣人が越してきてから、壁の向こうからは毎晩のように異なる声色で性的な調教をする男の声が聞こえていた。ゲイでありタチの朝霞は初めは呆れていたものの、隣人も男を相手にしていると知り、いつしか“こんな風に犯されたい”という欲が芽生え……。 気づけば壁越しの声に魅了され、自らを受け入れる側へと開発していく。 昼間は上司として部下に慕われている立場。仕事中にも“挿れられたい”と夢想することは絶対にバレてはいけない。けれどそんな朝霞に、部下の男二人が急接近し……!? 『なあ、聞いてんだろ? お隣さん。まさか、俺があんたに向かって話してるとは一ミリも思わなかったわけ?』 サディスティックな隣人×(元)タチの、壁越し調教BL配信開始。――隣人は誰?
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4.3翔は小さい頃から霊感が強く“人ならざるもの”が見えてしまう、超怖がりな高校三年生。そのせいでクラスでも浮いた存在で、ついたあだ名は「奇行少年」。たった一人、自分と同じように霊が見える他クラスの優一郎だけが友だちで、放課後、いつも旧美術室で絵を描いている彼とのおしゃべりが心の支えだ。ある日のこと、翔は偶然にも学校一のモテ男で頭脳明晰・爽やかイケメンの直彬が除霊体質だと知った。しかも直彬がキスするとその魔除け効果が増大することがわかり、ついに直彬を押し倒しキスを迫るという暴挙に…。初めのうちは自分に近づくための口実だと勘違いしていた直彬だったが、次第に泣き虫で純粋な翔が可愛く思えてきて、嫌っていた実家の寺での修行も彼のために始めるようになった。魔除けのキスがいつの間にか本気のキスに…。そんな折、二人は七年前の男子生徒失踪事件以来、この学校で怪奇現象が相次ぐようになったことを耳にして…。
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4.0
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4.4夏生と洸史郎は小一から高三まで一緒の学校、大学こそ別だったものの上京時のマンションもなぜか一緒という間柄。しかも陽気で賑やかなグループに属していた洸史郎と根暗でぼっちの夏生は、特に親しかったわけでもない。なのに大学時代にひょんなことから恋愛小説家ユニットを組み、気づけば六年が経っていた。そんなビジネスパートナーである洸史郎への恋心を、高二の頃から自覚している夏生。実は洸史郎へのひそやかな妄想を綴ったものが小説の元ネタだった。そして今は特定の相手はいないらしい洸史郎に、この先大切な相手ができた時のことを考え始めた夏生だったが……? 幼馴染みで同い年の二人の、両片想いこじらせロマンス!!
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4.0「そうか……、これは罰、なんだな―――」左門寺建設の後継ぎとして育てられた辰哉は、6年ぶりに留学先のイギリスから帰国した。その足で駆け付けたのは、自分の気位の高さから、幼い頃深く傷付けてしまった従弟のメイのもとだった。この数年で幸せそうに笑えるようになっていたメイの様子になぜか打ちのめされてしまった辰哉。そんな辰哉にさらなる追い打ちをかける出来事が。留学中に会社が乗っ取られ、業績悪化で経営の危機だというのだ。突然現れた出資企業の凄腕担当者・与謝野に、傘下に入ることを迫られ、辰哉は激しく反発するが!? やり手のエリートリーマン×素直になれないトラウマもち御曹司の雪解け愛! 「きみがくれたぬくもり」スピンオフ登場。書き下ろし短編「家族不全症の恋人」収録! (この作品は、小説花丸Vol.45~48掲載「恋愛不安症の孤独~きみがくれたぬくもり 辰哉編~ 1~4」を加筆修正して収録しております)
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-「負けたら相手の言うことを聞く」…全てはひとつの賭けから始まった。――飲料メーカーに勤める二十七歳の三枝太一は、途中入社で入ってきたドイツ系ハーフの山田恭一郎に営業トップの座を奪われ、猛然と闘志を燃やしていた。そんな山田から新規開拓先の企画で勝負を挑まれ負けてしまった太一。約束通り、恭一郎の指定したホテルの一室に向かったのだが…なぜか押し倒され…翻弄され…気づくと飛行機の中で…。着いたところはアルプスの麓の小国、リーツェンベルク王国。なんと恭一郎はこの国の王位第一継承者、すなわち王子様だった! 自分を支えてくれる側近のひとりになってほしくて、一目惚れした太一を拉致してしまったと言う恭一郎ことフランツ王子。やり方はあまりに強引だったが、恭一郎の真摯で熱い思いに心打たれ、太一は彼とともに『国を動かす』という、この突拍子もない壮大な仕事に懸けてみようと決意するのだが…。
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3.8執着×オメガバースBL作品に、甘い書き下ろしSSと美麗イラストが加わり単行本化! ベータとアルファは番えない。 悪法により、そう定められたこの国で、大学生になったベータの藤江大智(フジエ タイチ)は、同級生のアルファ・向井忍(ムカイ シノブ)に恋をした。 向井は友人がいなかったタイチにできた、たったひとりの親友。 叶わない恋と知りつつ、日毎強くなる想いを秘めて過ごしていたタイチに、ある日異変が起きる。 体を襲う感じた事のない強烈な熱は、オメガにしか起きえない発情(ヒート)。 そして初めてのヒートに呑まれたタイチを抱いたのは、親友の向井だった。 「——タイチはね、俺だけのオメガになったんだ」 ベータとアルファは番えない。けれど、それでも手に入れたいのなら――……。 一流のエリートアルファ×元ベータの出来損ないオメガ。 すべては、愛した人を運命にするための狂おしいほどの計略――。 ※本作品は同タイトルの分冊版1~10巻の本文に書き下ろしSSとイラストを追加したものです。
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5.0ベータとアルファは番えない。 悪法により、そう定められたこの国で、大学生になったベータの藤江大智(フジエ タイチ)は、同級生のアルファ・向井忍(ムカイ シノブ)に恋をした。 向井は友人がいなかったタイチにできた、たったひとりの親友。 叶わない恋と知りつつ、日毎強くなる想いを秘めて過ごしていたタイチに、ある日異変が起きる。体を襲う感じた事のない強烈な熱は、オメガにしか起きえない発情(ヒート)。 そして初めてのヒートに呑まれたタイチを抱いたのは、親友の向井だった。 「——タイチはね、俺だけのオメガになったんだ」 ベータとアルファは番えない。けれど、それでも手に入れたいのなら――……。 一流のエリートアルファ×元ベータの出来損ないオメガ。 すべては、愛した人を運命にするための狂おしいほどの計略――。
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4.0秋月紫苑は,外食産業の大手・秋月カンパニー経営者の第一子。だがオメガであることを理由に虐げられ,屋敷で家政婦のようにこき使われていた。両親に甘やかされて育ったアルファの妹・凛音には,事あるごとに罵倒され見下される始末。そんな紫苑の楽しみは,裏庭の離れでお茶を点てること。亡き祖母との思い出が詰まった離れで過ごすことが,唯一心休まる時間だった。そんなある日,秋月カンパニー主催の企業交流会パーティーのため,紫苑は一人屋敷の留守番を言いつけられる。家族がいない間に久しぶりの休暇を……と心踊らせながら茶道具の準備をする紫苑だったが,そこへ一人の青年――九条蒼牙がやってくる。超有名企業グループの御曹司である彼は,パーティー会場をうっかり間違えて秋月邸を訪れてしまったらしい。アルファの雰囲気を醸し出しつつもどこか飄々とした蒼牙に,紫苑は「運命の番」のトキメキを感じてしまうのだが……。
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4.0椎名ひかるは大の犬好きの新米動物看護師。癒やし系キャラゆえ勤務先の動物病院でも人気者のひかるは、保護犬ムサシを院内で飼わせてもらい充実した日々を送っていた。ところが高齢の院長が病院をたたむことになり、急遽ペット可のアパートを探さねばならなくなった。そんな折、ひかるは密かに思いを寄せていた常連客のひとり、小田切の飼い犬を助けようとして車に撥ねられてしまい、気づくと犬たちの天国に…。そこで長老犬から「犬を愛する心を讃えて元の世界へ戻してあげよう」と言われ、期間限定で犬と会話できる秘密の能力を授けられた。そして再び目覚めたひかるは、なんと本当に犬と話せるようになっていた。一方、ひかるがアパート探しに苦慮していることを知ると、小田切は犬を助けてもらった礼として、同居を申し出てくれる。片思いの相手との同居生活にドキドキのひかるだが、小田切の飼い犬たちから『ご主人さまを助けて欲しい』と頼まれてしまい…。
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4.4漫画家を目指しながらデザイン事務所の契約社員として働く水谷千里。生まれつき重度の難聴のため引きこもりがちな千里だったが、SNSに投稿した犬が主人公の漫画が人気になり書籍化の話が進んでいた。だが出版社の都合でそれが中止に。落ち込む千里を慰め元気づけてくれたのは、SNSを通じて知り合った浪間はじめというプロの小説家だった。会社員と作家という二足の草鞋を履く浪間は、悩みがちな千里をいつも温かく励ましてくれる心の拠り所だ。そんな浪間から『オフ会をしませんか』という誘いのメールが…。耳が聴こえないことを告げていなかったため初めは躊躇したが思い切って会ってみると、浪間は想像以上に魅力的でスーツの似合うオトナな男性だった。何度かオフ会を重ねるうち、気づけば千里は初めての恋に落ちていた。そんなある日、たまたま訪れた横浜の街で千里は浪間の意外な姿を見かけてしまう……。