コスミック出版 - コスミック時代文庫 - カッコいい作品一覧

  • やさぐれ大納言 徳川宗睦
    4.0
    「おれはやさぐれ者だ。惚れれば身をもち崩す」──深川の場末の居酒屋を切り盛りするお駒に頬を寄せられ、そう囁くのは黒羽二重を着流し、徳田宗之助と名乗る浪人者。ところがその正体たるや、御三家筆頭、尾張家九代藩主にして従二位大納言徳川宗睦、その人であった!宗睦は自由の利かない大名生活に我慢できず、影武者を置いて上屋敷を飛び出していた。だがそのお陰で、附家老や作事奉行が、木曽檜の値の吊り上げに加担している事実を知る。陰謀の黒幕は幕閣にも及び、これに危機感を募らせて町に現れた一橋治斉も宗睦に協力。次期将軍候補の若き二人が、江戸のため、国のため、正義の剣をふるう!尾張藩中興の名君が市井で悪事と闘う、期待の新シリーズ、開幕!!
  • 霞の剣 はぐれ鷹始末帳
    5.0
    ぎょろりと動く大きな黒目。ぞんざいで伝法な口ぶり。武士の面目など気にもせず、昼間から馴染みの飯屋で酔いどれる鷹井十郎は、北町奉行所の定町廻り同心。上役に挨拶もせず、同僚ともつるまない奇態ぶりから、『はぐれ鷹』と揶揄されているが、凶賊かげろうを追うことを使命とし、亡き友の妻を思いやる一面もあった。ある日、十郎は、与力から新入り同心である佐分利進吾の教育を命じられる。単独行動に慣れた十郎と御役目に気張る進吾は、ことごとく反発しあうのだが…。秘めた恋に揺れながらも、様々な事件を解決していく十郎に、謎の刺客が襲いかかる。十郎の大刀が闇に閃き、霞の剣が悪を斬る。
  • ふうらい指南(新装版)
    3.8
    真夏の江戸。大川が江戸湾に流れ込む鉄砲州で、日がな釣りを楽しむ四十なかばの武士──もと火盗改め同心、矢沢冬馬である。武芸百般、悪党に恐れられた凄腕の剣士であったが、大捕物の最中のある出来事により、火盗改めを引退。息子に家督をゆずり、釣り三昧のなんとものどかな日々を送っていた。命を賭す激務からは解放されたが、幾度も死線をくぐり抜けた歴戦の武者にしてみれば、やはりちと退屈。ふとした事情から、市井の人々に武芸の個人指南をはじめるのだが……!?難事件からおかしな騒動まで、あざやかな剣さばきと人情で解決する冬馬の活躍!
  • 旗本風来坊
    3.0
    草間大作は直参旗本一千石の総領息子。ある日、吉原でいやがる芸妓に無理強いしようとしていた商人と用心棒を相手に大立ちまわりを演じた大作は、その現場を幕府目付に見咎められ、父の平蔵から内勘当を申し渡されてしまった。屋敷を出て両国米沢町の料理屋の二階に厄介になった大作だったが、この勘当にはある条件がつけられていた。世のため人のため三千両を善行に使い切れば、勘当をとくというのだ。暴れん坊として名を馳せる大作。騒動はつぎつぎと舞い込み、厄介ごとの解決に大金を使うものの、その金はなぜかすぐに大作のもとに戻ってきて……。剣は凄腕、正義に重きを置く快男児の活躍を描く爽快時代長編。
  • まぼろし成敗 八州廻り料理帖
    4.0
    勘定奉行の配下として関八州を巡回し、治安の取り締まりにあたる関東取締出役。通称「八州廻り」の一人・藤掛右京には、もうひとつの顔があった。役目で訪れた各地の料理を仕入れ、江戸・平川天神裏に開いた小料理屋「八味」で客に振る舞う包丁人でもあったのだ。その裏の顔を知るのは同僚で画芸の得意な江坂三十郎と「八味」の料理人・佐吉だけ。そんな右京と三十郎に、相州(神奈川県)を荒らし回る盗賊・追手風の甚兵衛捕縛の命が下った。右京と三十郎は大磯と大山の二手に分かれて探索に当たるが、彼らを待っていたのは、敵の仕掛けた思わぬ罠だった…。傑作長編時代小説、シリーズ第一弾。
  • 無敵の殿様 天下御免の小大名
    3.8
    わずか五千石の禄高でありながら、足利将軍家の血を引き継ぎ、参勤交代を免除された特殊な大名――喜連川家。その前当主・喜連川恵氏は、いまだ壮年ながらもはやばやと隠居し、「大御所」として気ままな江戸暮らしをはじめた。だが、これに納得がいかないのが、時の権力者・松平定信……。なにしろ恵氏は、老中就任と十万石加増という前代未聞の誘いを『喜連川家は徳川の家来にあらず』と、即座に断ったのである。徳川政権のもと、ただひとり将軍の家臣ではない恵氏が、世間の常識や慣習にとらわれず、さまざまな難事件を解決していく。実在した風変わりな武家の活躍を描く、期待の新シリーズ!

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