立ち上がらない作品一覧

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  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学
    4.2
    1巻1,540円 (税込)
    学者が紹介する多種多様な自然の生き物の成長のかたちから、人間にとっての「学ぶこと」や「大人になること」の意味を考える。 子どものほうが大人より大きなカエルやペンギン、溺愛した子を突然突き放すキツネ、遊びから狩りを学ぶライオン、大小2つの種を持つオナモミ、踏まれたら立ち上がらない雑草――。 自然界の動物や植物は、さまざまな個性をもって「成長」していきます。 一方で、人間の「成長」は、得てして順番を競ったり、平均値と比べたりと、画一的なものさしで計られることが多いようです。 本書では、そんな人間の「成長」について、驚くほど多様で面白い生き物の成長の仕方から学ぶことを試みます。 著者は『生き物の死にざま』『面白くて眠れなくなる植物学』など、自然科学系のベストセラー著書多数の稲垣栄洋氏。 中学・高校入試問題の採用数ナンバーワンの著者による、生物学的な知的好奇心をくすぐり、“学ぶこと”や“大人になること”の意味を考えさせられる一冊です。
  • 織田信長に学ぶ覇気力の立て方
    -
    ■織田信長は、大うつけ・大たわけ、と言われながら、天下布武に立ち向かう覇気力を立てたのか. ・信長はスポーツマンのタイプであり、スッパ、ラッパと呼ばれていた忍者まがいの盗賊らと、毎日のように野山を走り回り、山道を迷うことのない土地勘を鍛えた。そうして勘の良さを鍛えた. 体力も鍛えられた. 水泳も得意であった. ・天麩羅発想が織田信長の覇気力を支える原動力である. ・信長の「狂」気は天下布武への野望を位置づけた. ・武士に言う狂とは、狙った目標に立ち向かう一筋の気力であって、頭が変になるという意味でない. ◆覇気力は目標に向かって構えるだけでは立ち上がらない。覇気力を織田信長のような、うつけ・たわけ魂から学んでいく. ・それ故に奇人変人である必要はないが、こだわり・過去・経験・教養の四つのKを自分の生活環境から排除しよう. ・覇気力は猪突猛進に壁に立ち向かうものではなく、壁を打ち破る柔軟で冷徹な強い気力。日本のドン・キホーテになるな. ・覇気力は冷徹な判断力に支えられ目標を狙い定めた、柔軟だが闘争心の気力である. ・斉藤道三の娘・濃姫が信長に寄り添ったフィクサーとしての影響力. ◆織田信長は常識とエリート、そして、こだわりが大嫌いであった. ・織田軍は文鎮型の組織であって、信長は先兵たちとも目線の高さを同じくして、親しんだ. ・先兵たちも信長に親しみ、織田軍は、最先端にある情報をスピーディに取得していた. ・信長は大胆なリストラを実行したが、対象になったのは、信長に近いエリートな家臣たちであった. ・信長は常識を嫌うことで、合理的な施策を考え付く天才でもあった。 ・ルイス・フロイスと濃姫が、信長に与えた影響力. ・信長の戦略は、他の武将たちが利用した陰陽道や占いの効果を信ぜず、その逆手を取る策を優先した. ・「楽市楽座」にはケインズの近代経済学に近い考え方がある.
  • 競争「しない」戦略
    -
    雑草に学ぶ、予測不能な環境を生き抜く知恵 究極の戦略は競争を避けることである。 雑草は「踏まれても立ち上がる」たくましいイメージがあるが、じつは弱い植物だ。 なぜ弱い植物がはびこることができるのか。 競争しない、じっと我慢もしない、踏まれたら立ち上がらない。 雑草は知恵と工夫で環境に適応し、逆境を巧みに利用して生き残る。 弱者の戦略は、ビジネスにも、生き方にも通ずる。
  • 雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々
    4.4
    そうだったのか! 雑草魂のほんとうの意味。 「雑草にとって大切なことはタネを残すこと。 だとしたら、踏まれても踏まれても立ち上がるって、 ムダなエネルギーを使っていると思わない?」 (本文より) 国立・私立 中学入試[国語]3年連続最頻出著者(2021~2023年 日能研調べ)であり、『はずれ者が進化を作る』『生き物の死にざま』の著者が初めて「私(自分)」を題材に、ライフワークである雑草と、イマドキな教え子たちを絡めてつづる、アンチ雑草魂エッセイ。 頑張りすぎたり、細かすぎたり、要領が良くなかったり・・・・・・不器用だけどまじめで実直な彼らとの日々は、常識に凝り固まりがちな教授のアタマと心をゆっくり溶かし、やがて気づかせる。 指示待ち学生が適確な指示を与えられたときに発揮する大きな力や、 好きなことしかやらない学生の視野の狭さがニッチな発見を生むことに。 効率を求めムダを省くのが優先される時代に、自分の武器をどう見つけるのか?  著者は苦労している割に報われない若者に、どんな言葉をかけるのか? 生きづらさに悩むZ世代、そしてZ世代との付き合いに戸惑う中高年にも、きっとヒントを与えてくれる一冊。
  • 3ステップで実現する デジタルトランスフォーメーションの実際
    4.0
    クラウドサービスが当たり前のものとなり、AIやIoTなど最新のデジタル技術が相次いで登場する中、多くの日本企業が新たなデジタルビジネスの立ち上げ、あるいは既存のビジネスのデジタル化に取り組むようになりました。なかにはシリコンバレーにオフィスを構え、米国のITベンチャーとの連携を目指す企業も登場しています。  ところが日本企業のデジタル戦略は今、大きな壁にぶつかっています。「デジタル組織を設置したものの、肝心のビジネスが立ち上がらない」といった経営者の嘆きも聞こえてきます。日本企業が立ち止まっている間に、米国のITベンチャーなどが次々と新たなデジタルビジネスを興し、既存の産業のディスラプション(破壊)が進みつつあります。  日本企業は一刻も早くデジタルへの取り組みを通じて事業構造の変革、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション」を実現しなくては、ディスラプションのえじきとなるでしょう。  本書では、日本でいち早く「デジタルトランスフォーメーション」の必要性を説いたベイカレント・コンサルティングが、日本企業や米国企業の事例を徹底分析し、日本企業のデジタル戦略の問題点を具体的に提示しました。その上で、日本企業が即座に実践できるデジタル戦略として「3ステップで実現するデジタルトランスフォーメーション」を提案しています。  デジタル戦略を具体化する際に経営面、マーケティング面、技術面などで考慮すべき9のアプローチも詳細に解説するなど、類書にはない具体的で、すぐに役立つ施策の宝庫です。
  • ママと呼べない君と 自閉症の息子「えぬくん」との、もうアカン!けどしあわせな日常
    3.7
    えぬくんは、2022年10月で6歳。でも、これまで一度もお母さんを「ママ」と呼んだことはありません。 お母さんは、えぬくんがまだ赤ちゃんの時、立ち上がらない、発語がない、夜も全然寝ないことなどに疑問を覚え、お医者さんに行きます。 自閉症と知的障害があると診断されたえぬくんは今、幼稚園と療育に通っています。 愛嬌たっぷり、自分のこだわりにまっすぐなえぬくんと、それに振り回されながらもキレッキレのツッコミを繰り出すえぬくんママは、YouTubeでも大人気! 「たのしく、あかるく、おもしろく」がモットーの「えぬくんちゃんねる」は本書の刊行時、登録者8万人超(2022年10月現在)です。 えぬくんママは、あえて自閉症の専門書を読み漁ったりせず、自分なりにえぬくんと自然に、楽しく過ごすことを心掛けています。 こだわり、偏食、寝かしつけの難しさ、感覚の過敏さ、外食の大変さなど、難しいこともたくさんあるけれど、それも全部えぬくんの「個性」。 「もうアカン!」と叫びたくなることも多々ある育児に、愛とユーモアたっぷりに取り組む毎日を、エッセイでお届けします。 大好きなコーラは飲ませすぎなければOK。夜ごはんがマックでもいい。部屋がぐちゃぐちゃな日があっても全然問題なし。 育児中の方はもちろん、誰もがほっこりできる、ドタバタリアルライフ!

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