慶応4年作品一覧

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  • 86~’02 かわぐちかいじ全短編
    完結
    -
    全1巻1,100円 (税込)
    慶応4年、下野(しもつけ)・宇都宮。深い山の中で見かけた一軒の茶屋に立ち寄った土方歳三は、そこで捕らわれたはずの近藤勇と出会い……!? ――全作品単行本初収録! 時代劇7作、現代劇5作、カラーページをすべて再現!! 映画評論家・北川れい子氏とのスペシャル対談「映画語りおろし」16ページ!
  • 二本松少年隊物語 霞の天地
    完結
    4.7
    全1巻611円 (税込)
    慶應4年(1868年)、時代が江戸から明治にかわる時。新政府軍のやり方に反発した東北諸藩は「奥羽越列藩同盟」を結成、東北全土を巻き込む戊辰戦争へと発展した。二本松藩(現在の福島県二本松市)の人々は自分の信じた道のために戦い、13~17歳少年たちもまた、郷土のために命をかけて戦った――。大河ドラマ「八重の桜」にも登場した、二本松少年隊の知られざる姿を描く。
  • 沖田総司
    4.5
    慶応四年(一八六八)五月三十日夕刻、江戸・千駄ヶ谷の植木屋平五郎宅で、ひっそりと息を引きとった沖田総司。遺体はその夜ひそかに沖田家菩提寺の麻布専称寺に運ばれ、埋葬された。――五年前、近藤勇や土方歳三ら試衛館道場の仲間とともに幕府浪士組に加わって上京した総司。以来、新選組最強の剣士として、一番隊の先頭にはいつも総司の姿があった。血風吹きすさぶ京洛を剣とともに生き、新選組の落日とともに病に倒れた、心やさしき天才剣士の青春を鮮烈に描いた名作がいま甦る。
  • 慶応四年新選組
    4.3
    1巻1,474円 (税込)
    司馬遼太郎原作の、あの傑作TVドラマ「新選組血風録」「燃えよ剣」の脚本家・故結束信二の待望久しい幻の長編小説復刊! 抑制された筆致で、凋落の一年を描ききる。隊士をみる温い眼差しの中、ドラマの感触がいきいきと蘇る。

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  • 慶応四年のハラキリ
    4.0
    慶応四年。堺。日の本の地を土足で汚した夷人にますらおの武士が発砲した。代償は籤引きで選ばれた4人の切腹だった。しかし、あの籤は怪しい。そもそも、命令された通りに発砲しただけではないか。釈然としない4人に、切腹の朝が迫る。日本一のみっともない死にざまの表題作など、ギャグとパロディとスラップスティックが冴える異色作品集。
  • ここまでわかった! 新選組の謎
    -
    壬生浪士組の誕生から鳥羽・伏見の戦いまで、文久3~慶応4年のおよそ5年間に京都で起きた新選組をめぐる15の事件について謎を解き明かす。新発見史料の解説や初心者にもわかりやすいQ&Aも網羅した1冊です。 【目次】 第一部 新選組をより知るために  新選組の実像を見直す――大河以降、新選組はどう変わったのか  新選組20の疑問――素朴な疑問を一挙解決!  ほか 第二部 新選組 京都15大事件の謎  壬生浪士組の誕生――なぜ、近藤たちは芹澤らと京都に残ったのか  清河八郎暗殺未遂事件――近藤たちは清河の暗殺計画に関与したのか  ほか 第三部 新選組研究の新視点  大政奉還阻止! 未発の逆クーデター計画――慶応三年後半の政治・諜報活動の実態  新選組と警視庁の関係を探る――身分や出自を越えて再結集した侍たち  ほか
  • ザンギリ愚連隊
    -
    慶応4年5月の上野彰義隊の闘いは、政権奪取をはかる薩長土に抗して、江戸の侍たちが誇りと意地を貫いた負け戦であった。新政府の下の、江戸っ子たちは変心していった……。元旗本直参で生き残った彰義隊士・奥野左京らは切歯扼腕の毎日を送っていたが、薩長の目にあまる横暴に我慢できず、怒りはついに爆発した。歴史をあざむく権力者たちに挑んだ若者の悲劇を描く、長編時代小説。上野彰義隊の残党が大あばれ!
  • 新・雨月 上 戊辰戦役朧夜話
    3.7
    1~3巻701~754円 (税込)
    慶応四年、西軍・長州藩の間諜・物部春介は修験僧に扮していた。木戸孝允から新発田藩での一揆使嗾の命を受けて、成功。次に武器商人スネル兄弟経営の商館を潰すため新潟へ。長岡の元博徒・布袋の寅蔵は、家老の河井継之助に信服して組を解散。以降、継之助のために動いている。会津藩政務担当家老・梶原平馬は、奥羽越列藩同盟結成を機に、北方政権樹立を夢みる…。
  • 新選組不始末記 近藤勇
    値引きあり
    -
    全1巻99円 (税込)
    激動の幕末を駆け抜けた浅葱色の旋風、新選組。局長・近藤勇といえば隊の指導者、天然理心流剣術の宗家としても知られる歴史上の人物です……が! 二階堂正宏ワールドに入ってしまえば、彼もただの人。もしくはそれ以下! 町人に利用され、妄想にふけり、土方歳三に見放される! あの凄惨な池田屋事件も、鳥羽伏見の戦いも、なんだか、お後がよろしいようで……。歴史のifをショートナンセンスに凝縮した衝撃のシリーズ短編集です。文久三年(1863年)冬、浪士隊を結成して京都へ向かうところから、慶応四年(1868年)春に板橋で儚く命を散らすまで、あ然ぼう然の生涯がつづられることに……。新選組ファンならずも必見の二階堂ワールドをお楽しみください。
  • その名は町野主水
    3.0
    慶応四年の戊辰の戦役に際し、会津藩の町野主水は、同藩士の佐川官兵衛、長岡藩の河井継之助らとともに北越戦線で壮絶な戦いを重ねるが、図らずも死すべき命を生き長らえる。会津開城後、民政局取締として若松に残った主水は、心ない新政府の施策に対し、会津の名誉回復へ向けて静かに心を燃やしつづけた。そして、貧窮する旧藩士の救済、無念の死を遂げた多くの戦死者の埋葬、慰霊をはじめ、戦後、荒廃した会津の復興に奔走する。“武士”の心を保ち、時に強引ともいえる剛直な言動から「最後の会津武士」と称された、稀代の人物の激しい生きざまを描く力作歴史長編。
  • 大砲松
    -
    神田和泉橋の五兵衛店(だな)に住む締出し松こと松三は、故あっての長屋暮らしだが贅沢三昧。実は大名家お出入りを許された槍屋「槍丹」の息子である。時は幕末、慶応4年、背中の傷(いれずみ)を見こまれて上野彰義隊へ入隊、大砲掛を仰せつけられたまではよかったが……。吉川英治文学新人賞受賞の破天荒な痛快時代小説。(講談社文庫)
  • 転生、沖田総司
    -
    異世界に刻む新たな新選組の伝説!! 慶応4年5月30日。元新選組一番隊組長、沖田総司――病死。 幕末最強を謳われた剣士は戦場ではなく、床の上で短い生涯を終えた。 ――そんな男が転生したのは魔術で戦う異世界!? 身体が弱く、【術式】を持たないことで家族にもないがしろにされていたリクルという男の子に転生した沖田。 幸せとは言えない環境にありながらも体が動かせることに幸せを感じていた。 身体を鍛え、強くなることを目標とした沖田は、持ち前の剣の腕で馬鹿にしてくる人たちを圧倒する。  そんな中、自分以外にも新選組の仲間が転生してきている可能性に気が付く。 「今度こそ新選組のみんなと最期まで戦いたい」そんな思いを持つ沖田の前にある人物が現れて―…? 天才剣士 沖田総司が異世界魔法を斬り裂く!! 【目次】 プロローグ 転生、沖田総司 第一章 異世界の剣士 第二章 懐かしき感覚 第三章 都の学び舎 第四章 新選組の鬼 第五章 人斬り以蔵 第六章 幕末の暴君 エピローグ 僕たちの新選組
  • 幕末維新ホテル伝
    -
    まもなく明治に改元される慶応4年夏、江戸築地の外国人居留地に「築地ホテル館」が完成した。列強が幕府に開設を強要したが、財政逼迫の幕府にその余裕はなく、勘定奉行・小栗忠順の発案で民間に建てさせることに。これに応じたのが清水屋棟梁の清水喜助(清水建設創業二代目)だった。が、居留地の外国商会誘致の不振から経営破綻、さらに銀座大火で焼失という悲運に見舞われる。しかし喜助はめげずに、新時代の建築につぎつぎと挑んでいく――。そのドラマを描く実話小説。
  • マタギ物見隊顛末
    -
    慶応4年の夏、南部藩の秋田攻めを前に、統領から秋田マタギとの顔つなぎを命じられ、敵領に潜入した大蔵、与吉、多作の3人は、味方の降伏を知らずに敵兵を撃ち殺してしまった……。第1回松本清張賞に輝く表題作ほか、東北を舞台に戊辰戦争に巻き込まれた名もなき男たちの悲哀を諧謔(かいぎゃく)味あふれるタッチで描いた「戊辰牛方参陣記」(第37回地上文学賞)と「勝手救援隊始末」の2篇を収録。

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