幽霊列車作品一覧

  • 幽霊列車
    3.6
    山間の温泉町へ向う列車から八人の乗客が蒸発してしまった。前代未聞の難事件に取り組んだ中年警部は行く先々で推理マニアの女子大生に出っくわす。捜査の邪魔だとカッカしていたオニ警部殿はいつの間にかこの美女にカッカ。そして二人はいつしか名コンビになる。著者のデビュー作であり、〈幽霊シリーズ〉第一弾となった表題作ほか、二人が出会った10の殺人、5つの事件、「裏切られた誘拐」「凍りついた太陽」「ところにより、雨」「善人村の村祭」を収録。
  • ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲
    3.5
    1~2巻825~858円 (税込)
    19世紀英国。父母を亡くし、一族から疎まれて北イングランドの神学校に送られたオーランドは、この世の怪を蒐集する奇妙な少年と出会う。生者を道連れに誘う幽霊列車、夜の寄宿舎を彷徨う砂男と聖母マリアの顕現、哀切に歌う人魚の木乃伊の正体とは。怪異が、孤独な少年たちの友情を育んでゆく。のちに『怪談』を著したラフカディオ・ハーン――小泉八雲の青春を綴る奇譚集。
  • 冬の旅人
    4.0
    汐見は独身の29歳、Nスイミング・クラブの指導員だ。女子大生紀美子の水泳練習のため、人には内緒で、個人的にプールを開放し始めてからもう半月がたつ。だがそこで、奇怪な事件が……。捜査一課の迷刑事片山と名探偵ホームズ、それに『幽霊列車』で鮮烈デビューしたおかしな大学生永井夕子が、豪華競演する『三毛猫ホームズの水泳教室』ほか、3編を収録した傑作短編集。
  • 赤川次郎クラシックス 幽霊候補生
    4.5
    オール讀物推理小説新人賞受賞作「幽霊列車」第2弾が、初めての新装版として登場。 「どんな事件もたちまち解決」を誇っていたオニ警部・宇野だったが、推理マニアの女子大生・永井夕子に出会ってからは、惚れた弱みでふりまわされっぱなし。 あるとき「乗用車・湖へ転落――大学生2人絶望」のテレビニュースを見て仰天。なんと車に乗っていると報道されたのは夕子だった。 22歳の若さで、詰まらない事故で死んでしまうとは。遺体が発見されないまま、茫然と過ごした5か月後、湖畔で最近撮影されたという写真に夕子が写っていることがわかる。 宇野は仕事も投げ出し、急きょ湖まで車で向かい、真相を究明すべく捜査にのりだすが――。 表題作「幽霊候補生」ほか、「双子の家」「ライオンは寝ている」「巷に雨の降るごとく」「眠れる棺の美女」の計五本を収録。
  • 合本 幽霊シリーズ(1)~(9)【文春e-Books】
    4.0
    1~2巻3,666~4,888円 (税込)
    第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞した赤川次郎のデビュー作「幽霊列車」に始まる、大人気シリーズが合本化! 文春文庫の「幽霊シリーズ」のうち、第一巻『幽霊列車』から第九巻『幽霊劇場』までの9冊を収録。 女子大生・永井夕子と、捜査一課の宇野警部のコンビが活躍する大人気シリーズ。
  • 心霊浄化師 神楽京 井口清満もうひとつの心霊事件簿
    5.0
    1~6巻712~770円 (税込)
    事故が多発する開かずの踏切…そこで主婦が見た幻のような女性。その日から恐ろしい出来事が続き……表題作『踏切で待っているの…』。借金返済に困り果てた神楽氏の枕元にある夜、3体の霊が現れ……『浄化霊たちの恩返し』。母親を見舞うために訪れた病院で見たのは色のない部屋で睨んでいる老婆……『悪霊と化した病院患者の悲劇』。流産し苦悩の日々を過ごす老夫婦に神楽氏は赤ん坊の霊を…『子供の魂に心救われる』など、浮遊する霊たちを浄化するエピソード6作を収録。『心霊 浄化師 神楽京』シリーズ、待望の第一弾!!
  • 電車から降りた男女のHENなドラマ♪1 【愛はまったり各駅停車♪編】
    -
    フジテレビヤングシナリオ大賞受賞で、ドラマ『Deep Love~アユの物語~』等の脚本家・吉田裕一が、大人気シリーズ『電車内で聞いたHENな会話♪』に続き書き下ろした、【女の子のための、エッチでお馬鹿なショートストーリー】です!もちろん、『電HENシリーズ』が第一にしている【実話ネタ無し!】を厳守!「こんなバカップルいねえよ!」と思いながらも、ついつい友達や彼氏にも読ませたくなる、超個性的ラブストーリー♪

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  • 北海道・幽霊列車殺人号
    3.5
    廃線跡を、幽霊列車が走っているという。トラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)は、情報を追って、北海道に飛んだ。到着したペンションでは、同窓会が開かれていた。瓜生はそこで、16年前の鉄道事故で死んだ少年の話を聞く。彼は、本当は殺されたのではないのか──。集まった彼の仲間達は疑問を募らせる。そして瓜生たちの目の前を幽霊列車が轟音(ごうおん)をたてて通り過ぎていった!
  • ぼくのミステリ作法
    3.0
    推理界最高の人気者、赤川次郎が、はじめて自分の手のうちをあかした! 「ミステリ作家が、ミステリについて評論めいたものを書くのは、自分の首をしめるようなもの」と言いつつも、トリックのかけ方、謎ときの方法など、処女作『幽霊列車』をはじめとするたくさんの作品をまな板にのせ、“赤川次郎式推理小説作法”公開。赤川次郎の小説の面白さ、秘密を知りたいファンには必見の書。
  • ぼくのミステリ作法
    3.8
    人気作家、赤川次郎が「ミステリー作家が、ミステリーについて評論めいたものを書くのは自分の首をしめるようなもの」と言いつつもトリックの手法、ストーリーの組み立て方など、処女作『幽霊列車』をはじめ、多くの自作を例にとり、手の内を披露。またドイル、クリスティ、カーなど、海外の名作の分析も交えた、ミステリー・ファンには必読の書。

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  • 幽霊包囲網
    3.2
    入院中の青年を、銃を持った町民達が狙っている。最愛の人を殺されて、それでも復讐は許されないのか……? 軽妙な語り口の裏に、現代の世相を見つめる優しい目が潜む。デビュー作「幽霊列車」以来、鋭い推理とアツアツぶりは変わらない、宇野警部と永井夕子の名コンビ。世代を越えて読みつがれる、幽霊シリーズ第18弾。

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