別れる理由作品一覧
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-フォロワー数15万人突破!! ツイッターで絶大な人気を誇る「ラブホスタッフ@上野さん」は、世にあふれるさまざまなお悩み相談を受けて、毎回独特な論を展開してQ&A形式でスパッと回答。 無料WEBマガジン「eロマンスjp」で超人気連載をまとめた第3弾! 本書は、あらゆる相談のなかでもとくに数多く寄せられる「恋愛」の悩みに特化しました! しかもWEBマガジンでは公開していない本書のみに掲載のQ&Aも半分以上収録。 振った女の子と彼氏がメールしています/私の彼氏をディスる母親をどうしたらいい?/人に触れられるのが苦手なんですが……/常識のない彼氏をどうすればいいですか/恋愛感情をもてない男性とデートすべき?/B専門、ブス専門と言われるのがつらい/ロリータファッションをやめろと言われています/遠距離恋愛の彼女に浮気されました など……詳しくは本書を!
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-姦通をテーマに“愛のカオス”を描いた大作。 “第三の新人”を代表する作家・小島信夫が、文芸誌「群像」に1968年10月から1981年3月まで、全150回に亘って連載した“執念の大作”ともいえる全6巻の序章。 第1巻には第1~22話までを収録。幻想のごとき脆い夫婦関係を描いた名作『抱擁家族』から17年を経て、主人公は三輪俊介から前田永造と変貌したが、本作でも「姦通」をテーマに据えている。 夫婦の愛、男女の愛、人間の愛のカオスを複層的、かつエネルギッシュに描き、伝統的な小説の手法を根底から粉砕した文学世界が展開される。第38回日本芸術院賞、第35回野間文芸賞を受賞。
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-1968年から1981年という長きにわたり文芸雑誌「群像」に連載され、1982年に全3巻で刊行されると野間文芸賞を受賞した、小島信夫の『別れる理由』。 長期におよんだ連載中、「筆者と編集長しか読まない」と揶揄されたことすらあったという大長篇小説に江藤淳『自由と禁忌』以来久々にスポットライトを当て、江藤淳を含む同時代の他の評者が掴まえそこねた作品世界の全貌を初めて明らかにする作品論が本書である。 現代日本文学の最高傑作、あるいは天下の奇書、どちらとも取れる『別れる理由』は平易な文体で描かれるが、やはり小説でしかなしえない異様な世界を形成している。 そのような作品がいかなる状況下で成立したのか、その作中に流れる時間はいかなるものなのか、作家小島信夫が執筆当時に考えていたことはいかなることなのか、……多彩な要素に満ちた大長篇小説小説にきっちりと寄り添うことで筆者坪内祐三が掴んだものに触れるとき、読者は批評的な読解の愉しみを知ることになるのである。
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5.0