作詞家 松本隆作品一覧

  • 阿久悠と松本隆
    4.7
    「また逢う日まで」「UFO」「勝手にしやがれ」「ルビーの指環」「赤いスイートピー」──日本の大衆がもっともゆたかだった昭和後期。「うた」で時代を完全に支配した不世出の作詞家2人を主人公に、あの時代の残響と1億人の集合無意識を描ききる力作評伝。
  • 風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年
    3.8
    伝説的日本語ロックバンド”はっぴいえんど”のメンバーとして活動した後、日本を代表する作詞家となった松本隆50年の軌跡を追う評伝。太田裕美「木綿のハンカチーフ」、大瀧詠一「君は天然色」、松田聖子「赤いスイートピー」、寺尾聰「ルビーの指環」、KinKi Kids「硝子の少年」――。抒情性と物語性に富んだ歌詞で数々のメガヒット曲を生み出した松本隆。シングル曲よりアルバムのコンセプトを重視した作詞など新しい手法を用いたほか、シューベルトの楽曲や「古事記」をもとに作詞をおこなったこともあった。大瀧詠一、筒美京平、松田聖子らとの知られざるエピソードを含め、その挑戦の日々を松本隆本人へのインタビューと証言者たちの言葉から描き、不世出の作詞家の本質に迫る。
  • 小説 微熱少年
    4.0
    1巻880円 (税込)
    60年代の少年たちの青春を叙情的に描いた、松本隆の長編小説処女作「やあ暗闇、ぼくの旧い友だち また君と話をしに来てしまったよ」。16ばんめの夏、平凡な高校生の「ぼく」は、バンド仲間と一緒に、ビーチボーイズのヒットナンバーが流れる海辺を訪れ、そこからひとつの物語が始まります。少しだけ年上の少女との出会い、ささやかな冒険、親友との友情、美しくも気まぐれな彼女との恋、日本中を熱狂させたザ・ビートルズの来日公演。さまざまな人との出会いが、少年の心に少しずつわずかな熱をおびさせていきます。60年代に高校時代を過ごした少年たちの淡く切ない青春を、リリカルなタッチで描いた、作詞家・松本隆の処女長編小説です。
  • 空飛ぶくじら スズキスズヒロ作品集
    5.0
    まっすぐで不器用な、少年と、少女と、大人たちへ。 新しさとノスタルジア。仙台発の若き気鋭、初の作品集。 Web Mediaマトグロッソにて掲載され反響を呼んだ5作品に加筆し、 さらに完全描きおろしの表題作「空飛ぶくじら」を収録。 【各界絶賛!】 松本隆(作詞家) “ごく稀に絵の具と筆で詩を書ける人がいる。 スズキスズヒロもその一人だ。” 石山さやか(漫画家) “次はどんな主人公で、どんなお話なんだろう。 フリーハンドで描かれる、人生のひとかけら。” 【収録作品】 『木村先生』 いつから人は大人になるの? 大人になるってどういうこと? 進路を決めかねている高校3年生のカホが、 夜の公園で木村先生に教わったことは…。 『銃声を削り出す』 とある工業高校のはみ出しグループ、 その筆頭・住田は正義感が強く仲間思い。 しかし退学後ヤクザに身を落とし消息不明に。 そして18年たち、住田は帰ってきた…。 『TRAINSPOTTING』 鉄道ファンで「撮り鉄」のさえない高校生いちろうは、 チャットで知り合った女性・ハナに会うべくに ひとり上京しオフ会に参加するが…。 シネマオマージュシリーズ第1弾。 『TAXI DRIVER』 カーレースに魅せられた少年、卓也と進一。 親友だった2人を、やがて運命が引き離し翻弄する。 シネマオマージュシリーズ第2弾。 『KIDS RETURN』 マイペースな小学生・エツコちゃんが、 行方不明と思われ捜索されているとも知らず、 森林公園で動物たちと触れ合っていたら…。 シネマオマージュシリーズ第3弾。 『空飛ぶくじら』 誕生日プレゼントとして、5歳の愛娘こはるから 「そらとぶくじら」が見たいとねだられた教授は…。 『銃声を削り出す』のキャラクターも登場する描き下ろし。
  • 松本隆 言葉の教室
    4.1
    1巻1,200円 (税込)
    稀代の作詞家が教える“ポケットいっぱいの”日本語の秘密 「風をあつめて」「木綿のハンカチーフ」「ルビーの指環」「赤いスイートピー」「硝子の少年」…… 伝説のロックバンド「はっぴいえんど」でドラムと作詞を担当。 解散後は作詞家として2000曲以上を手がけ、 50曲以上がヒットチャート1位に。数多くのヒット作を生んだ--- 夕陽を言葉にしてごらん   世界が一変するよ もくじ はじめに ― レッスン1 記憶は宝箱 創作の源 堆積した記憶のなかから取り出す 幼い頃に観たドイツ映画から 場所の記憶 本の記憶 多感な時期の読書歴 自由気ままにインプット 音楽の記憶 いいものが残っていく レッスン2 視点と距離 どこから切り取るか 目に映るものをノートに書いてみよう 通りから見た風景 視点をどこに置くか 一枚はさむ 目の高さを意識する 距離を正確に表す 自分とはなにか、3人称の視点 心を動かす訓練を レッスン3 光と陰 美しさを際立たせる デフォルメとアンプリファイ 針で突っつく 陰を描くことで立体的に 死が生を輝かせる レッスン4 あなたが好きって伝えたい ディテールを積み上げる ふっと心が動く瞬間 共感を凝縮 色が移ろう 失意のまま終わらない 俯瞰する視点 レッスン5 リズムとバランスと美意識 易しく伝える 語感の気持ちよさ 字数を意識する バランスの美意識 言葉によって世界を立ち上げる 色を表現する とにかくたくさんの言葉を知る 言葉の並べ方 「ポケットいっぱいの秘密」の秘密 ダサかっこいいを極める カナリア諸島と煉瓦荘 アフターレッスン 松本隆のポリシー 普遍性はどこから生まれるか コツコツ積む ときに休憩も大事 音楽も言葉も廃れはしない 歌はみんなの財産 日本語へのこだわり きみをさらってゆく風 松本隆をめぐるナイン・ストーリーズ ―― 延江 浩 0.風街を往く 1. 喪われた東京 2. レイバンと髭面と幸福な春休み 3. はっぴいえんど結成 4. 日本語ロック 5. きっかけは「ガロ」 6. 5人目のメンバー 7. 作詞家に転職 8. 時代を創る 9. ありったけの愛 あとがき
  • 松本隆対談集 風待茶房 1971-2004
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    作詞家・松本隆の“幻の対談集”が、装いも新たに復活 2005年に出版された作詞家・松本隆の対談集『KAZEMACHI CAFE』。長らく絶版となっていた本書が、高田渡との対談を加え、この『松本隆対談集 風待茶房 1971-2004』として復刊します。松本隆の対談相手として話をくみ交わしているのは、各界の著名な17人。はっぴいえんどや歌謡曲のことはもちろん、映画、F1、建築と様々なジャンルの話を、リラックスした雰囲気で語り合っています。また、松本隆のHP『風待茶房』に掲載されていた対談をまとめた一冊、『松本隆対談集 風待茶房 2005-2015』も本書と同時発売。2冊併せてお楽しみください。
  • 松本隆対談集 風待茶房 2005-2015
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    松本隆オフィシャルHPの“人気対談コーナー”が、待望の書籍化 作詞家・松本隆のオフィシャルHP「風待茶房」の人気コーナー、「カフェのお客さま」。松本隆が各界の著名人を招き、ゆったりとした雰囲気で語り合うこの人気の対談ページが、『松本隆対談集 風待茶房 2005-2015』としてこの度書籍化されます。本書に登場していただいているのは、マンガ家、映画監督、俳優/女優……といった様々なジャンルの12人。松本隆と各シーンのトップランナーたちとの楽しくも深い会話には、ついつい引き込まれてしまうこと請け合いです。2005年に出版された対談集『KAZEMACHI CAFE』に新たな対談を加え復刊した、『松本隆対談集 風待茶房 1971-2004』も同時発売。
  • 松本隆のことばの力(インターナショナル新書)
    3.7
    作詞家50周年、松本隆へのインタビュー。作詞家、松本隆に50年のキャリアのすべてを聞く。はっぴいえんどの「日本語ロック」や松田聖子など多くのアーティストたちに提供した歌詞の背景から浮かび上がってくるのは日本語という言葉のおもしろさと可能性だ。松本隆は古事記やシューベルトの「訳」も手がける。そうした唯一無二の「ことばとの関わり」をアーカイブするとともに、歌詞にこめられた時代、思い、人、街、そして風…も未来に伝える。
  • 吉田秋生-夜明け-
    完結
    3.5
    全1巻2,860円 (税込)
    世界が変わる名作へ…珠玉の招待状!  少女漫画界の革命児たちによる傑作短編アンソロジーシリーズ“Flower Comics Masterpieces(フラワーコミックス マスターピーシーズ)”の一編。 ■吉田秋生が放った数々の大ヒット連載。それらの物語の前日譚にあたる珠玉の序章作を集めたアンソロジー。今回の収録作品は雑誌掲載時のカラー扉イラストもカラーで収録されており、往年のファンにとっては当時の興奮がよみがえること間違いなし。一方、まだ吉田秋生のすべての連載を読んではいない新しいファンにとっては、名作に一挙に出会えるうれしい1冊となっている。 ■雑誌掲載時のカラーイラストはカラーで収録。また、幻の作品となっていた短編「斑猫」を単行本初収録! ■別冊付録『AKIMI YOSHIDA A to Z』 現在連載中の「海街ダイアリー」に関する座談会をはじめ、作詞家・松本隆との対談、坂本龍一からの質問状など、吉田秋生の『声』を集めたインタビュー集。時代と共に変遷してきた吉田秋生のすべてがわかる! ■収録作品「ホテルカリフォルニア」「夢の園」「Fly boy , in the sky」「ハウメアの娘」「悪い噂」「斑猫」ほか。 ※こちらはデジタル配信専用商品です。

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