小説 微熱少年

小説 微熱少年

880円 (税込)

4pt

4.0

60年代の少年たちの青春を叙情的に描いた、松本隆の長編小説処女作「やあ暗闇、ぼくの旧い友だち また君と話をしに来てしまったよ」。16ばんめの夏、平凡な高校生の「ぼく」は、バンド仲間と一緒に、ビーチボーイズのヒットナンバーが流れる海辺を訪れ、そこからひとつの物語が始まります。少しだけ年上の少女との出会い、ささやかな冒険、親友との友情、美しくも気まぐれな彼女との恋、日本中を熱狂させたザ・ビートルズの来日公演。さまざまな人との出会いが、少年の心に少しずつわずかな熱をおびさせていきます。60年代に高校時代を過ごした少年たちの淡く切ない青春を、リリカルなタッチで描いた、作詞家・松本隆の処女長編小説です。

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小説 微熱少年 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年07月26日

    松本隆の詞の世界が大好きなので、これも一つのおとぎ話として楽しめた。
    この主人公も男の子らしくて好感が持てた。ナイーブで、引っ込み思案。そのくせムキになって危なっかしい事をやってしまう怖いもの知らずな所がある。
    若いな…と微笑ましく思う。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年04月22日

    家族の誰かが買った古い本が出てきて読んでみた。
    立東舎ではなく新潮文庫だったかと思う。

    ナイーブさとタフさとが同居した青春小説。たぶん70年代ぐらいにしか出せなかった空気感ではないかと思う。
    文体は適度に軽くて読みやすく、ところどころに詩的な表現が登場してなかなかにいい感じ。

    16歳でバンド組ん...続きを読む

    0

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