作業所作品一覧

  • どんぐりの家 それから
    完結
    4.3
    ▼第1話/一冊のノート▼第2話/ななふく苑▼第3話/一杯のお茶▼第4話/谷間の花▼第5話/小さな願い▼第6話/悲の淵より▼最終話/議会請願●主な登場人物/田崎圭子(聴覚障害者のための施設「ふれあいの里・どんぐり」に支えられて育った少女。聴覚障害に配慮した老人ホーム建設にむけて運動をする)、国武静子(聴覚障害者のための老人ホーム「ななふく苑」の施設長。ろうあ者相談員として、山村に住む老人たちをバックアップしてきた)、所長(障害を持つ人に働く場を与える共同作業所「TOMO」の所長。障害者自立支援法により、作業所の運営も困難に)、田原敏子(障害があり「TOMO」を利用していたが、障害者自立支援法によって利用料が払えなくなり退所)●あらすじ/圭子が「どんぐり」で仲良くなった郷田トキという老人が、持病のリウマチによって通所困難となり、地元の老人ホームへ入所することになった。だが、聴覚障害を持つ老人は、手話が通じないために十分な介護サービスが受けられないという現状を圭子は知る。“手話が通じる老人ホーム”を作るには多額の資金が必要な上、県の認可も下りていない。それでも圭子は、支援者とともに活動を続けるが…(第1話)。●本巻の特徴/ろうあ老人のために汗を流す、ろうあ者相談員や手話通訳たちがいる。障害者自立支援法という“美しい法律”に苦しめられる障害者たちがいる。そして、彼らを助けようと立ち上がった人たちがいる…社会のあり方を問いかける感動作!●その他の登場人物/谷口ひとみ(「ななふく苑」の新人職員)、風間(「TOMO」の新人職員)
  • 障害者の地域活動拠点
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまや障害者の福祉施設は、入所居住型施設によるのではなく、地域生活を基軸にした福祉、即ち通所利用型施設の時代である。支援費制度の導入は、障害者本人が自らの意志に基づき、通所施設を選択し契約することを促進する。知的・身体・精神障害者の、通所更正・通所授産・作業所・デイサービスセンター・グループホーム・ショートステイ・地域生活支援センターを収録。実作資料25題。

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  • だいすき!!~ゆずの子育て日記~(1)
    完結
    4.1
    全17巻550円 (税込)
    軽度の知的障害がある、26歳の柚子(ゆず)。とっても大好きだった作業所仲間の草介(そうすけ)が事故で亡くなった日、柚子のおなかには新しい命が宿っていることがわかって――!? 周囲は柚子の出産に大反対!! けれど、柚子の母親になりたいという意思の強さに、みんなは柚子の可能性を信じることに……。出産後に直面したさまざまな困難にめげることなく、ひたむきに我が子・ひまわりを愛する柚子。柚子の愛情や周囲のサポートが織り成す感動子育てストーリー、第1巻!!
  • 大聖堂 夜と朝と(上)
    4.0
    世界2000万部突破の大ベストセラー『大聖堂』の前日譚、登場 キングズブリッジ・シリーズ最新作! 997年、イングランドの港町コームは、襲来したヴァイキングによって掠奪の限りを尽くされ、壊滅的な被害を受ける。 船大工を営んでいたエドガーの一家も、父が殺され、造船作業所も灰燼に帰してしまう。 大黒柱を喪った家族はシャーリング司教ウィンスタンを頼って、ドレングズ・フェリーという郊外の集落に移り住む。 痩せた土地で小作農として苦労するなか、船着き場の渡し守の職を得たエドガーは、 遠くフランスから州太守の元に輿入れしてきた伯爵令嬢ラグナと運命的な出会いを果たす……。
  • 治りませんように――べてるの家のいま
    4.1
    精神障害やアルコール依存などを抱える人びとが、北海道浦河の地に共同住居と作業所〈べてるの家〉を営んで30年。べてるの家のベースにあるのは「苦労を取りもどす」こと――保護され代弁される存在としてしか生きることを許されなかった患者としての生を抜けだして、一人ひとりの悩みを、自らの抱える生きづらさを、苦労を語ることばを取りもどしていくこと。べてるの家を世に知らしめるきっかけとなった『悩む力』から8年。 浦河の仲間のなかに身をおき、数かぎりなく重ねられてきた問いかけと答えの中から生まれたドキュメント。
  • 宮大工西岡常一の遺言
    -
    1巻1,980円 (税込)
    法隆寺の修復、薬師寺の金堂、西塔などの再建にたずさわった名棟梁、西岡常一の評伝。法隆寺に伝わる棟梁の口伝を生き方の核とし、効率主義に走らず仕事をした西岡常一の言動は、深い示唆に富んでいる。 [目次] プロローグ  薬師寺白鳳伽藍復興奉行所 1990年5月~9月  法隆寺西里 1993年11月  棲蘭山への道 1990年12月  法隆寺西里 1993年11月  薬師寺への道 1970年5月  薬師寺伽藍 1991年4月~7月  木工作業所 1990年10月~11月  法隆寺西里 1993年12月  木工作業所 1991年9月  回廊組み上げ現場 1991年11月~1992年5月  法隆寺西里 1994年1月  エピローグ

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  • ラッキーグリーンヒルズの仲間たち~それでいいし、それがいい~
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    連なる丘の一つ、ラッキーグリーンヒルズにある作業所には、連日、メンタルに不調を起こした面々が通ってくる。 ある日の朝、ヒルズに一番乗りした年寄りハタオのところに、ベル青年が血相を変えて駆け寄ってきた。聞けば、近々新しいメンバーが入ることになったのだが、青年は絶対に嫌なのだという。そのワケを聞くと、どうやら恋心が絡んでいる模様……。 他、姉御肌のシーさん、天然のハス子さん、元ナンバーワン新聞の記者の秋田さん等々、ヒルズに通う面々のドタバタ成長物語。

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