こはく文庫 - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧
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-経理部2年目の弥生美琴は、過去のトラウマから「職場は仕事をする場所」と割り切り、伊達眼鏡を鎧として周囲と距離を置く地味系女子。そんな美琴に、営業部のエース・霜月茜が急接近。じつはある夜、美琴がゲーセンで景品をゲットし、子どものように喜ぶ姿が茜により目撃されていたのだ。社内の冷徹な印象とは違う美琴の無邪気な笑顔。そのギャップに心を射抜かれた茜は「懐かない野良猫」を構うような興味本位で美琴にアプローチを開始……という経緯があったのだが、そんなこととは知らぬ美琴は大困惑。しばらくの間は警戒心丸出しで茜に接していたが、彼が自分と同じくゲームを趣味としていると知り、その態度を軟化させる。オンラインゲームでの交流を通じてふたりの距離は縮まり、いつしか毎晩通話しながら「狩り」に出かけるほどの仲になっていく。チャラそうに見えるが仕事にも人に対しても誠実な茜の素顔に触れ、美琴は少しずつ「心の鎧」を外していくが……。
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-父と兄から独善的な溺愛を注がれ続けた結果、自分の意見や感情を言葉にすることを諦め「意思なき人形」として育った侯爵令嬢ユリア。彼女はある日、王命により先の戦争で功績を上げた軍人伯爵・レオのもとへ嫁ぐことが決まる。父と兄はレオのことを「傭兵上がりの品のない元平民」と蔑んだが、ユリアはひと目で彼のことが気に入った。大きな体躯をした豪快な彼の中に、優しく温かな心があることを感じたから。しかし二人は結婚してすぐに大きな問題にぶち当たった。夜の営みが上手くいかないのだ。ユリア自身は特に不満などなかったが、レオはどうしてもユリアを絶頂に導きたいらしい。レオはあの手この手でユリアを絶頂に導こうと試行錯誤。その中で二人は身体だけでなく心の距離も縮めていき、レオの不器用ながらも熱烈な愛情表現はユリアの固く閉ざされた心を解放する。やがてユリアは自分自身の意志を取り戻すとともに愛し愛される喜びを理解するが……。
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-莫大な借金を背負ったテニファルト伯爵家の令嬢・ライラは、借金のかたに強欲な子爵の息子・オーギュストとの結婚を迫られるという窮地に立たされていた。起死回生の策を求め子爵も参列している夜会へ潜入したライラは、子爵が悪事に手を染めている事実を知り、追手に追われる身となってしまう。追っ手から逃げ惑う中、ライラは見知らぬ男性に激突。彼は機転を利かせてライラを助けてくれた。彼は王家直属騎士団の副団長を務める若き伯爵、エドガー・エスルティールだと名乗ったが、田舎者のライラは彼を知らない。不審者同然の自身の潔白を主張すべく事情を説明すると、エドガーはライラを助けたいと言ってくれた。聞けば彼も子爵とは因縁があるらしい。こうして二人は子爵の悪事を暴くという目的のため協力体制を取ることになるが、エドガーが提案した策はまさかの偽装婚約。しかしエドガーの献身的で甘やかな態度は、単なる協力者の枠を超えていて……。
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4.0児童文学作家の暮林紗弓には忘れられない恩人がいる。医師であり大学教授でもある紗弓の父の教え子・菱田京介だ。紗弓は幼い頃、身体が弱かった。喘息発作に襲われることもしばしばで、父がいない一人きりの自宅で具合を悪くしたとき、京介に救われたことがあるのだ。京介が贈ってくれた本をきっかけに作家となった紗弓は、数年ぶりに帰国した京介と念願の再会を果たす。彼の魅力は相変わらずで、紗弓が胸に秘め続けていた恋心が、再び熱を持ち始める。そんな折、世間話の延長に父が京介に向け口にしたのは、紗弓との交際の提案だった。驚く紗弓とは反対に、京介は父の提案を即、快諾する。「紗弓ちゃんが嫌でなければ、うちの両親にも紹介させてほしいな」 こうして紗弓は完璧なエリート医師である京介の婚約者となり、間を置かずして同棲生活まで始まってしまう。しかし、名門病院の跡継ぎである彼との身分差や多忙ゆえのすれ違いに、紗弓は自信を失い始め……。
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1.0ラディアン王国の宮廷随一の実力を誇る天才魔術師エリカは、わがまま王女ロザリアの無茶な命令で、隣国フォルティス帝国へ派遣される。与えられた任務は、眉目秀麗な皇太子フレデリックと王女との成婚の可能性を探ること。だが、皇太子が興味を示したのは王女ではなく、エリカ本人で……。「魔術師の仕事はしなくていい。俺だけの妃になってくれ」と真顔で迫られ、ずっと魔術師として生きていくつもりだったエリカは困惑する。「私は超有能魔術師なのに皇太子妃になるなんて!」「そもそもロザリア王女の件は……?」 しかしフレデリックは、甘い攻撃の手を緩めない。優しく声をかけられ、愛おしそうな目で見つめられ、何度も蕩かされてしまうエリカ。理屈では拒みたいのに身体は正直で、気づけば派遣任務そっちのけで甘く翻弄される日々。魔術師として生きたいエリカと、妃にしたい皇太子。はたしてこの任務の行き着く先は……。
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3.0両親を亡くした伯爵令嬢のルピシアは、横暴な男である兄に虐げられながら、慎ましやかに暮らしていた。ある日、兄は部下を一人屋敷に連れ帰り、ルピシアと部下を引き合わせこう言った。「ロベルト、上官命令だ。ルピシアを妻にしろ」 ロベルトと呼ばれたその青年とルピシアは当然、この日が初対面。ルピシアは抗議するが兄はまったく聞く耳を持たない。結局ロベルトは上官命令に従う形でルピシアとの結婚を承諾し、ルピシアはその日のうちに着のみ着のまま、屋敷から追い出されてしまった。途方に暮れるルピシアに、ロベルトは迷惑がるどころか本当に結婚すると宣言。こうして初対面直後にロベルトの妻となったルピシアは当面の間、ロベルトの実家に身を寄せることとなる。大柄で寡黙、表情に乏しい堅物な騎士という印象のロベルトだったが、親しくなるにつれ意外にも不器用で可愛らしい一面も持っていることに気がついたルピシアは、徐々に彼に惹かれていくが……。