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  • 魔法使いになりたい?
    -
    1巻261円 (税込)
    「何もかも魔法で思い通りになれば最高に幸せ!魔法使いになりたい!」 そう願っていた少女ノノは本当に魔法を使える人生を歩むことに。 ノノは次々と魔法を使い、贅沢な生活を手に入れ、自分の容姿も友達も思い通りに変えていく。 最高の幸せをつかむはずだった彼女の運命は?そしてノノが使った最後の魔法は・・・。

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  • 人間キノコ
    -
    1巻261円 (税込)
    自分の身代わりとなって交通事故に逢い、植物人間となってしまった都築卓也を助けるため、はるかチベットまで秘薬を捜しに行く医学生の森村翔太。しかし、そこに待ち構えていたものは・・・ 奇才、只野馬骨が描く波瀾万丈のSFアドベンチャー。

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  • 複合汚職
    -
    1巻261円 (税込)
    名古屋の堀川に浮かんだ変死体。愛知県警の捜査線に浮かび上がったものは?オリンピア精工にまつわる一連の企業汚職を辣腕検事の水谷右京が次々と暴いていく。そして、事件は予想外の結末に。奇才只野馬骨が描くエンターテイメント経済小説。

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  • テルマエ・ロマエ ~小説版~
    3.7
    生真面目すぎて職を失った古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、公衆浴場から突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは漫画家志望の真実ら「平たい顔族(=日本人)」。日本の風呂文化をヒントに古代ローマの浴場をデザインし大きな話題を呼ぶ。タイムスリップを繰り返すルシウスは、浴場技師としての名声をローマで得ていくのだが……。風呂を愛する二つの民族が出会ったとき、世界の歴史が大きく動き出す!!
  • ペインの箱
    -
    1巻261円 (税込)
    ナミの群れが空間をくねり始めたとき、ペインはようやく眠りからさめた。もちろん、ナミが糸状にうごめく前から、おきようと思えばおきることもできた。それは、腰のあたりに半透明のヤヤがいつものように漂っていたからだ。とは言え、ヤヤはイソギンチャクのように、ゆらゆらとへばりついていただけのことだから、彼をおこそうとしていたのかどうかはわからない。 (本文冒頭より) 奇妙キテレツな短編小説集。 表題作の他、「ロッシーという名の毛編みの男」「ロッシーという名の駱駝の男」「宇宙心中」を収録。

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  • 蜜の味~A Taste Of Honey~(上)
    -
    運命の男を巡る、壮絶な三角関係、この世ならざる恋の行方、苦悩の先の愛の姿。「セカンドバージン」の大石静ワールド 完全ノベライズ。

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  • ショートショート「妖怪博士」第三集『幽霊多発』
    -
    1巻262円 (税込)
    世に狐狸妖怪の噂、怪異現象の謎あれば、わしに任せろ! 時代から取り残され、次第に存在そのものが妖かしとなりつつある妖怪研究家の身過ぎ世過ぎと取り巻きのちょっと変わった人たちとの珍妙なやりとり。小説やエッセイ分野の創作にも意欲的な関西マンガ界の奇才、川崎ゆきおが近年、習作を兼ねてブログ等で発表を続けてきたショートショート集「千字一話物語」から、ひときわユニークなキャラクター「妖怪博士」の登場作品を初のシリーズ化。初回は第一集「妖怪の発生」、第二集「妖怪博士と幽霊博士」、第三集「幽霊多発」を一挙リリース。ショートショート作品で繰り広げられる変幻自在の川崎ワールドを、とくとご堪能あれ。
  • ショートショート「妖怪博士」第二集『妖怪博士と幽霊博士』
    -
    1巻262円 (税込)
    世に狐狸妖怪の噂、怪異現象の謎あれば、わしに任せろ! 時代から取り残され、次第に存在そのものが妖かしとなりつつある妖怪研究家の身過ぎ世過ぎと取り巻きのちょっと変わった人たちとの珍妙なやりとり。小説やエッセイ分野の創作にも意欲的な関西マンガ界の奇才、川崎ゆきおが近年、習作を兼ねてブログ等で発表を続けてきたショートショート集「千字一話物語」から、ひときわユニークなキャラクター「妖怪博士」の登場作品を初のシリーズ化。初回は第一集「妖怪の発生」、第二集「妖怪博士と幽霊博士」、第三集「幽霊多発」を一挙リリース。ショートショート作品で繰り広げられる変幻自在の川崎ワールドを、とくとご堪能あれ。
  • ショートショート「妖怪博士」第一集『妖怪の発生』
    -
    1巻262円 (税込)
    世に狐狸妖怪の噂、怪異現象の謎あれば、わしに任せろ! 時代から取り残され、次第に存在そのものが妖かしとなりつつある妖怪研究家の身過ぎ世過ぎと取り巻きのちょっと変わった人たちとの珍妙なやりとり。小説やエッセイ分野の創作にも意欲的な関西マンガ界の奇才、川崎ゆきおが近年、習作を兼ねてブログ等で発表を続けてきたショートショート集「千字一話物語」から、ひときわユニークなキャラクター「妖怪博士」の登場作品を初のシリーズ化。初回は第一集「妖怪の発生」、第二集「妖怪博士と幽霊博士」、第三集「幽霊多発」を一挙リリース。ショートショート作品で繰り広げられる変幻自在の川崎ワールドを、とくとご堪能あれ。
  • 夏の景色
    -
    海風で回る風車を臨む陸橋。たった二両編成のディーゼル線の走る、小さな坂の街に暮らす少年『僕』の所へ訪れた暑い季節と、車椅子の少女『夏』との出会い。少しだけ、変わった親友との会話と生活。誰かの物語の、たった一行になるために、流れる時間。どこかにいるトゥー・トゥーさんに思いを馳せ――ゆっくりと本のページを捲りながら、なんとか手繰りよせた「当たり前の景色」の意味を少しだけ知った『僕』。そして、あなたが見る『夏の景色』についての物語。
  • チェリーブラッサム~花冷えの恋~
    -
    美桜(みお)と百合(ゆり)は何もかもが正反対の姉妹。妹の美桜は美しい姉の百合にコンプレックスを抱いている。ひょんなことから二人は一緒にスイミングスクールに通うことになり、二人は同じコーチを好きになってしまう。負けたくない美桜は姉には内緒で、コーチへの想いを大切に育てようと心に誓うのだが……。
  • 六花の旋律
    値引きあり
    -
    純粋な想いならば、いつかきっと届くだろう永い哀しみの時をぬけ、いつか届けたいあの人の胸に確かな真実をもって届くだろう。それは六花に閉ざされたかけがえの失い記憶。 (※本書は2003/1/1に株式会社 新風舎より発売された書籍を電子化したものです)
  • イーハトーヴ奇談
    値引きあり
    -
    会社からの退職勧告を受け入れ、職を失った久坂は、「自分は三十余年、何を成し遂げたのか」と忸怩たる思いを抱いていた。イーハトーヴの旅に出た彼は、奇妙な経験を通して今後の生き方を模索する。 (※本書は2016/08/01に発売し、2022/6/28に電子化をいたしました)
  • 母の死
    値引きあり
    4.0
    1巻264円 (税込)
    死にゆく母を見まもる日々、私は悪いことでもするように、そっとひとつ母の額にくちづけた。そしてある日、母はかすかに「あした……」とつぶやく。透明な悲しみに満ちた表題作「母の死」。年の離れた少女・妙子との純粋無垢な愛の交流を、淡々と描く「郊外 その二」など八篇を収録。漱石が絶賛し、戦前・戦後を通じてよみつがれてきたロングセラー『銀の匙』の作家・中勘助の珠玉作品集。
  • 少年たちは花火を横から見たかった
    値引きあり
    3.8
    やがてこの町から消える少女なずなを巡る典道とその仲間の少年たち。花火大会のあの日、彼らには何があったのか。少年から青年になる時期の繊細で瑞々しい時期の友情と初恋の物語。映像化されなかった幻のエピソードを復刻し、再構成し、劇場アニメ版にあわせて書き下ろされた、ファン待望の小説。テレビドラマ版『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のOAから、24年の歳月を経てよみがえる、原点ともいえる物語。岩井版の『銀河鉄道の物語』。本書の本編のあとに書き下ろされた「短い小説のための長いあとがき」には、本作品を、始まりの部分から深く楽しむための創作秘話が書かれている。
  • ブラッシュ!
    値引きあり
    5.0
    1巻264円 (税込)
    野球の道に挫折し、夢を失った多感な高校生男子・空色は「女の子のハダカ」が見られるという理由だけで美術科高校に入学してしまう。そこで空色は、同じくスポーツに挫折した「スポバカ」の4人と謎多き少女、奏と出会う。  数多くの友人たちとの出会いは、全く美術に興味がなかった空色をいつしかアートの本質へと引き込んでいく。  抱腹絶倒! 感動必至!  80年台の東京を舞台に、恋と笑いと青春が圧倒的なスピード感で駆け抜ける!
  • カムイの剣 1
    値引きあり
    -
    1~5巻264~308円 (税込)
    海賊の黄金時代、彼らの覇者として七つの海を暴れまくったキャプテン・キッド。彼が生涯をかけて世界各国に残した莫大な秘宝の謎は、今もって解明されていない――。時は幕末、西洋文明の嵐が日本を襲わんとする時、下北半島にアイヌ人の血を引く赤ん坊が流れ着いた。だが、この子の身につけていた剣こそがキャプテン・キッドの秘宝の謎を解く鍵であり、彼を波乱の渦の中へ落とし込むのだ。幕末・維新の時代の子、忍者次郎の半生を壮大なスケールで描くエンターテインメントの傑作。
  • 仁義なき戦い〈決戦篇〉 美能幸三の手記より
    値引きあり
    4.5
    戦後のヤクザ抗争事件史上、最大の争いとなった“広島ヤクザ戦争”――。原爆で壊滅した広島に巣食った無法者たちを力でおさえた岡組、隣接する呉を策略で統一した山村組。ところが岡組組長は引退を機会に、縄張りを山村組にゆずった。そのため、岡組の当然の後継者と思われていた打越組は、山村組と真っ向うから対立することになった。しかも、一触即発の状態にある両組を、日本最大の暴力団・神戸の山口組とそのライバル本多会が、それぞれ応援に立ちあがったのだ――。美能組元組長・美能幸三の手記をもとに、抗争事件の真相にせまる異色のドキュメント。
  • 花嫁は夜汽車に消える
    値引きあり
    3.0
    花嫁の結婚の時と何年後かの姿を追って作る番組で、プロデューサーが目にしたのは自分の母親の花嫁姿だった。一方、女子大生の亜由美は孤独死した老女が遺した日記帳を受け取るが……。他1篇を収録。
  • 袖すりあうも他生の縁
    値引きあり
    3.0
    ちょっとした出来事も前世から因縁による。噂だけの知り合い、手紙だけでやりとりする文通相手、飲み屋での常連客仲間。生涯にわたってライバル心を燃やす姉と妹。ごく当たり前の日常生活の中にある様々な人間の絆を鋭く描いた連作短編集。
  • 永遠のタージ
    値引きあり
    2.0
    2万人という膨大な職工を22年間動員し続け完成したインド史上最高の建造物タージ・マハル。17世紀ムガール帝国の五代皇帝シャー・ジャハーンは、なぜ全精力を注いでまで絢爛極める廟を建立するに至ったか。親族たりとも信用できぬ戦乱の世で、彼が唯一心を許した妻ムムターズの実像を追いその理由に迫る。またムガール帝国初期までその歴史を遡り、タージ・マハル建造に至るまでの愛憎劇を描く。インドをこよなく愛する著者が幻想のような二人の愛を謳い上げた渾身の歴史大河ロマン。角川文庫50周年特別書き下ろし作品。
  • サヨナラ自転車
    値引きあり
    3.6
    1巻264円 (税込)
    石田衣良氏絶賛! 「風を切る自転車の速さで、初恋と永遠の別れが 駆け抜ける。僕は切なさに打たれた」 続々重版&大反響! ヤバいくらいめちゃめちゃ泣きました。 770万ユーザー人気投稿サイトEエブリスタ★を感涙の渦に巻き込んだ 電子書籍大賞2013エブリスタ特別賞受賞作品、待望の書籍化 もう一度、あの日に戻れたら。 もう一度、3人で笑いあえたら。 幼なじみ3人の純愛のゆくえは... 横須賀北陽学園高校2年、亜優、俊輔、拓己。幼なじみの3人は、いっしょ。 あの運命の夜までは…。 海と坂道の美しい横須賀を舞台に、かけがえのない日々を リアルにつづる青春ラブストーリーの傑作登場! せつなすぎる(ToT)etc.......反響続々。 ご購入者さまだけが読める特別特典:スペシャル続編もご案内。
  • 異形の地図
    値引きあり
    3.0
    「死んだら骨を海に撒いてほしい」といって自殺した桂子。結核療養所で人妻との道ならぬ恋に身を焦がすN青年。白い渦が蠢く鳴門海峡で6年ぶりに再会したかつての恋人たち。驟雨に煙る苫小牧で、南国の陽が降り注ぐ石垣島で、そして雅と田舎くささが同居する北の城下町、金沢で演じられるうたかたの恋……。甘美で切なく、ミステリアスな男女の恋を流麗なタッチで描く連作長編。
  • ぼくらの秘島探険隊
    値引きあり
    3.7
    1巻264円 (税込)
    中二の夏休み。英治、安永をはじめぼくら九人は沖縄に遠征した。沖縄の美しい自然が、アコギなリゾート開発業者によってメチャメチャにされてしまうことを銀鈴荘のまさばあさんから聞いたのがきっかけだ。21世紀には紺碧の海がなくなってしまうなんて許せない!と怒りに燃えたぼくらは、手ごわい土建業者を相手にイタズラ大作戦をくりひろげるが……。サンゴと白浜とマングローブ林に囲まれた小さな秘島を舞台に、元気いっぱい戦った真夏の思い出――。
  • ダブル・スチール
    値引きあり
    -
    本多陽一郎、四十六歳。かつてプロ野球の名投手と謳われながら、賭博事件に巻き込まれ、八百長投手の汚名をきせられ球界を追われた男。妻の借金絡みの不祥事も公となって、逃れる様に日本を去って十八年。今ではパリのオペラ通りに日本料理店を構え、地味な生活を営む。そんなとある日、本多は一人の少年と出逢う。ミッシェル寺井。アマ野球チームの剛腕投手。本多は寺井をプロ投手として育てあげ、やがて日本へと導いてゆく。汚辱と栄光の過去は時を越えて、東京の空に弾けた――。
  • 新釈雨月物語
    値引きあり
    4.0
    1巻264円 (税込)
    巨匠石川淳が、奔放な想像力と流麗な文体を駆使し、この上田秋成の『雨月物語』を現代に蘇らせる
  • SでもMでもなくこれは恋とか愛
    値引きあり
    4.3
    心にいる女性は二人だけ。二人とも美樹の元を去っていった。そして、いま、美樹は三人目の女性に出会う。これは運命なのか、呪いなのか――。女神、SM、そして愛。著者渾身の「青春SM小説」! サタミシュウ作品をより深く楽しむための「サタミシュウ読本」を収録した特別版!
  • ファミリー
    値引きあり
    3.0
    最愛の恋人を不慮の交通事故で亡くした傷心の弓子は、数か月後、上司の薦めで見合いをし、結婚した。優しい夫と、理想的とも思える仲の良い家族関係。彼女はとても幸せだった。だが、しばらくすると、少しずつ微妙な違和感を覚え始めた。家族間の円満さの裏側に異常を感じたのだ。そして、それは彼女の胸の中で次第に膨れ上がっていった……。怪奇サスペンス。〈書き下し〉
  • 毛並みのいい花嫁
    値引きあり
    -
    女子大生・亜由美が従兄の結婚式へいくと、花嫁はなんと犬! 周囲の目の気にせず、二人は新婚旅行へ。しかし、その先で花嫁は何者かに誘拐されてしまう。亜由美とドン・ファンの名コンビが事件に挑む。
  • NEED ~それでも君を、求めてる~
    値引きあり
    -
    優しい友達、温かい家族、そして、大好きな片想いの相手。高校2年生の朝子は、幸せな毎日を生きていた。でもある日、その幸せは壊れてしまう。突如訪れた、失恋。冤罪で父親が捕まったことにより崩壊していく家庭…。深く傷つく朝子に、同級生の有沢くんはなぜか冷たい態度を取り続ける。実は有沢くんは、とある“秘密”を抱えていて――。 苦しいほどに切ない、衝撃ラブストーリー!
  • いじわるサディスト
    値引きあり
    -
    高校3年生の愛里が出会ったのは、美大生の謙。しょっぱなからドSで俺様全開の謙に第一印象は最悪。しかも、お酒を飲んで寝ちゃった愛里は謙に下着姿の写真を撮られ…誰にも見せないという交換条件で、なかば強引に謙の絵のモデルをすることになった愛里は――。
  • 1億の奇跡[上]
    値引きあり
    -
    おっとりした愛美と、イケメンなのに口が悪い瀬南は幼馴染みで大の仲良し。中学3年生で仲良し6人組が同じクラスに。楽しい学校生活のはずが…そこにアメリカ留学を終えたスーパー転校生・勝人が来たことで、それぞれの恋が急展開――!?
  • 王子様とネクタイ条約
    値引きあり
    -
    同じクラスの王子様健斗君LOVEの美優は、高校2年生。彼のヘタなネクタイの結び方に、ネクタイフェチの美優はウズウズ。強引に迫って毎日ネクタイを結ばせてもらう約束をした美優だったけど――!?
  • ロマンティックライフ
    -
    1巻275円 (税込)
    天然記念もののダサ男・善作が、夜逃げ生活から舞い戻ったオンボロ我が家には、見たことのない美女が住んでいた! 「善作の妻」として暮らすその女…ミチルが求める幸せとは…?
  • 春山家サミット
    値引きあり
    -
    1巻275円 (税込)
    バラバラだった家族が、久しぶりに集まったら——? ラジオドラマとして話題を呼んだ本作の脚本が、ついに電子書籍化! 【あらすじ】 東京のイベント会社で働く春山笑麻。 母・聖子と祖母・みやは大阪、父・凛太郎は名古屋で起業、弟・春彦は福岡の大学へ。 春山家の家族は、いまや全国に散らばり、それぞれの人生を歩んでいる。 そんなある日、恋人・光一の"理想的な家族"に触れた笑麻は、 自分の家族とのギャップにに胸が締めつけられる。 「なんとかせなあかん。せめて、普通の家族にはなりたい。光一の家族に見せても、恥ずかしくないような。」 そう思った彼女は、家族全員を集めた旅行——名付けて"春山家サミット"を企画するのだが… 『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の岸田奈美が贈る、令和のホームコメディ。
  • 恐怖の勘崋山伝説
    -
    1巻275円 (税込)
    三十年間、勘崋山で暮らす日向老人は、豪雪の日、遭難した佐山という知人を捜索するための救助隊に参加する。すると、高山に登る途中、雪の中にタンポポが咲いているのを見つける。次々、タンポポが現れるその登山道を見て、日向は、佐山がこのタンポポを追いかけて遭難したのではないかと思う――。雪山を題材にした不思議な作品。ぜひ、お読みください。
  • 悪魔の棲む古井戸
    -
    1巻275円 (税込)
    固く蓋を閉じている祖父の家の古井戸が、気になって仕方がないたすくは、その古井戸の中に悪魔が棲んでいると祖父に聞かされ、よけいに興味を持った。そんなある日、みずきと言う女の子と出会ったたすくは、一緒に祖父の家に行く。古井戸をみつけたみずきは――。甚太の怖い話、どうぞお楽しみください。
  • えびす亭異聞シリーズ どしゃぶりの雨の中で
    -
    1~3巻275円 (税込)
    土砂降りの雨の中で、男は雨宿りしようと思い、路地にある店に入ろうとした。すると、そんな男に声をかけた女性がいた。女性に「えびす亭」を知らないかと聞かれた男は、ちょうど自分が入ろうとした店であることに気付き、その店を教えようとしたが、その店は、とても女性が一人で入れるような店ではなかった。仕方なく男は、その女性と共に店に入り――。場末の立ち飲み屋が変える人生がある。これはそんな物語だ。
  • ある日、突然、妻が消えた(前編)
    -
    1~2巻275円 (税込)
    龍雅興信所を訪れた男は、一週間前から行方不明になっている妻を探してほしいと話す。通常、妻が出奔する際は浮気である場合が多い。しかし依頼者は、妻の浮気を黙認しているという。その理由を問いただすと――。本格ミステリーの前編、お楽しみください。
  • 怪獣が町にやって来た!
    -
    1巻275円 (税込)
    海辺の町に怪獣がやって来た。なぜ、この町に、何を目的に――。漁村に現れた怪獣を巡って起きる大騒動、やがて怪獣の目的が――。読む人の心をほのぼのとさせる怪獣悲喜劇。どうぞお読みください。
  • えびす亭百人物語 第一番目の客 くみちょう
    -
    1~94巻275円 (税込)
    商社勤めの私が親父のあとを継いでえびす亭に立つようになった。「くみちょう」はそんな私にとって第一番目の客となった。人情味あふれ面倒見のいい「くみちょう」の存在に心癒されるが……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • お福さんが笑ったよ
    -
    1巻275円 (税込)
    唯一の親戚を訪ねてその町へやって来たお福さんは、その親戚がすでにこの世にいないことを知り、呆然とする。だが、不孝続きのお福さんにはお腹の中の子どもに対する夢があった。しかし、その夢も断たれることになる。自立を目指して頑張るお福さんの物語です。
  • 線香花火
    -
    1巻275円 (税込)
    愛媛県松山市で蜜柑農家を営む主人公は、高校時代の友人たちから突然、暑中見舞いをもらう。その暑中見舞いにはある意味があったのだが、そのことを主人公はすっかり忘れていた。郷土で働く者と、県外で働く者、その思いが交差する珠玉の短篇――。
  • ある夜、ぼくはガモラに出会った
    -
    1巻275円 (税込)
    ある夜、何者かに誘われるようにして、その海へ海釣りに出かけた少年は、その夜、ガモラに出会う。幻想と現実の狭間を行き交う中で、少年はガモラに象徴される海の危機、人間社会の危機を悟るのだった――。
  • エスクロ escroc
    -
    1巻275円 (税込)
    二十四歳になるまでに死ぬと占い師に宣告された高木直光は、その言葉をさほど信じていなかったが、母の節子はそうではなかった。占い師の言葉を信じて日参し、ある日、とんでもない行動に出る――。洗脳詐欺の犯罪を描く、短編小説。ぜひご一読あれ。
  • レジェンド&バタフライ【脚本】
    値引きあり
    -
    1巻275円 (税込)
    魔王と呼ばれた伝説の武将・織田信長と、 蝶のように自由を求めた妻・濃姫、 最悪の出会いから始まった二人の、30年におよぶ激動の生涯を描いた歴史ロマン。 想像を超えるクライマックスに、涙せずにはいられない。 脚本家、古沢良太が描き出す、誰も知らない信長の真実!
  • 恋・愛・百物語 一人目の話 運命の人
    -
    1~20巻275円 (税込)
    愛とは何か?永遠の命題に挑戦する「恋・愛・百物語」。百人の話が始まった。第一話目、三上彩香は合コンで片瀬明彦という男性と知り合い、いきなりプロポーズされる。唐突な片瀬の告白に三上は――。
  • 雨のアムステルダム
    -
    1巻275円 (税込)
    「雨のアムステルダム」は異国で消滅した祖父の面影を求める孫娘の話 「哀愁の白樺林」は紆余曲折があったが向かいの家の同級生同士が結婚し、思い出の軽井沢に金婚の旧婚旅行し、しみじみと昔を想う話 「母の桜」は生涯を桜の名所で茶店経営し最後に認知症になり息子らを忘れても桜の花は忘れなかった話 「朝焼けの川面」は絶海の島に赴任し、母の訃報を知っても船便がなく、九州の実家に12日後に着いた話 「夢の大魚」は居酒屋で意気投合した男と女が同棲を始め、すぐに熱が冷めた話。
  • 血…薫
    -
    1巻275円 (税込)
    中山薫は美術大学に通いながら、日常にモヤモヤしていた。 母のさゆみと死別した父との馴れ初めは、聞いた話が本当のようには思えない。 卒業してからの将来に不安を覚え、友人の柚菜と冴えない日々を送っていた。 柚菜からアルバイトを紹介され、画廊のオーナー佐川守と知り合う。 佐川はたびたび薫を夕食に誘い、フランス遊学の楽しかった思い出を語った。 次第に薫は佐川に惹かれていった。 絵のモデルを務めた時、薫は画家の小竹に襲われる。薫は何とか逃げ出すが、そのことで佐川を疑って八つ当たりする。 感情的になった薫は好きという気持ちを佐川にぶつけ、二人は結ばれる。 佐川の子を身ごもった薫は大阪の真下直美の元に身を寄せる。 やがて子供を出産した後、養子に出した。 出版社で編集をしているさゆみのベストセラーのお祝いに二人が料亭で飲んでいると佐川と遭遇する。 酔ったさゆみは昔、佐川と自分が付き合っていたこと。結婚直前まで行ったこと、そして薫の本当の父親が守であることを打ち明ける。 薫は自分の出産を隠したまま、逃げるようにフランスに画家修行に行く。 フランスで貧乏に打ちのめされて帰ってきた薫は、真下の喫茶店を手伝いながら居候する。 そこに新人アルバイトとして幸子と名乗る少女が来る。 薫は名前と生年月日から我が子と疑い、その証拠を探す。 だが、ふらりと現れた佐川の息子雄太と幸子の仲が深まるのを恐れた薫は、幸子を喫茶店から追い出し、雄太を連れて誰も来ない場所に移り住む。 そこに、すっかり年老いた佐川が現れる。 ◆ さら・シリウス:あらすじ ◆ 春日 寛:文章
  • クリスマスイブがターニングポイントだった件・他短編集
    -
    1巻275円 (税込)
    ◆クリスマスイブがターニングポイントだった件 医大生のかおるは、ボーイフレンドの雅彦の自宅へ招待される。 雅彦の母親は、かおるを雅彦の嫁候補として見ており、厳しいことを言ってくる。 そんな母親に嫌気がさしたかおるは雅彦を避けるようになる。 やがて大学内で殺人事件が起きた。 殺されたのはかおるの親友で、かおるは容疑者として逮捕されるが……。 ◆切れやすい男 図書館司書のゆかりは、館長の聡美の弟・光司を紹介される。 光司は年齢はゆかりの倍だが、美しい顔立ちで両親がのこした遺産もあり、性格も温和で結婚するには好条件の男だ。 ゆかりは光司と結婚するが、幸せだった夫婦生活に少しずつ違和感が生じていく。 ◆プリンの誤解 主婦の香世子は、月一で姑が来る日はいつも彼女の好物のプリンを用意しておく。 今日も香世子はプリンを買ってきて冷蔵庫に冷やしておいた。 やがて姑を迎えに行った夫たちが帰ってくるのだが……。 ◆天国に行けないゴースト 大学生の晴美は、学校一イケメンの春樹と恋人同士だ。 だが彼女はストーカーによる被害がきっかけで引きこもりになってしまい、春樹は彼女の友人の沙也と付き合うようになる。 ある日ストーカーに殺されてしまい幽霊となった晴美は、沙也がストーカーを唆していたと知り……。 ◆理不尽な…… 小説家の山本は、編集者と打ち合わせしながら酒を飲んでいた。 打ち合わせが終わり、編集者と別れた後も飲み足りない山本は一軒のスナックに立ち寄り、そこで知り合った女と一緒に飲むことになる。 翌朝、女の家で目覚めた山本は女の恋人に見つかってしまい……。
  • 奪還 前編
    -
    1~2巻275円 (税込)
    刑務所を出所した正岡は、所属する暴力団竜胆組を抜け、堅気に戻る決心をする。その決心の裏には、服役中に届いた母親からの三通の手紙があった。組を離れた正岡は、赤松興信所の藤岡に誘われ、興信所で働くようになる。そんな正岡が手掛けることになった最初の仕事は、誘拐された代議士の娘を取り戻すことだった――。
  • 十年恋
    -
    1巻275円 (税込)
    「十年待ってください」と言われた男が、十年目のその日、約束の場所に出向くが再会を果たすことが出来ない。だが、そんな男に奇跡が起こる――。愛の不思議と奇跡を描く珠玉の短編。ぜひ御一読ください。
  • エイプリルフールズ【脚本】
    値引きあり
    -
    1巻275円 (税込)
    登場人物全員嘘つき⁈ 一年に一度、嘘をついてもいいその日、大都会では嘘から始まる大騒動が巻き起こる。リーガルハイのスタッフで映画化された古沢良太オリジナル脚本は、笑って泣ける超エンタテインメント!
  • そらど駅前の貸物件
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    そらど駅前のアパートメントを舞台にくり広げられる物語。主人公であるト音記号と、メトロノームとアーモールとの日常を描くライフユーモア。
  • 返り道
    -
    1巻275円 (税込)
    生まれ育った新潟県新発田市―― “散らかしたまま放置した子供部屋のような町”から まもなく旅立つ少年は、思い出の場所を巡るうちに 自らの記憶の狭間迷い込んでいく。 幼い頃に遊んだ城のお堀、市役所の庁舎、そして学校―― 歩き疲れた少年の前に、そのSLは現れた。 無遠慮で奇妙な車掌と言葉を交わし、街で過ごした時間を走馬灯のように振り返りながら走る汽車はどこへ向かうのか。鮮烈な幻想青春譚。
  • 一歩先は崖
    -
    1巻275円 (税込)
    困った時の借金は身内から次に同級生後は誰でもいい 一郎は何でも誰よりも先に手掛ける。手本になる物が無いので結果失敗する。時代が変わると一郎が苦心して挑んだ事を企業が手掛け成功した。それでもこりず一歩先を信条として生きている。 【目次】 ・従兄弟の訪問 ・連帯保証人 ・京漬物 ・京都へ ・漬物の準備 ・偽の新店舗 ・破産 ・事件 ・遺体遺棄 ・ダイナマイト ・手を吹き飛ばす ・誰か見ている ・火事 【著者】 眞弓保治 1948生まれ・郡山工業高校卒業後東京の建設会社に入社・5年で退社 東京デザイナー学院デザイン科に入学・卒業後婦人制作会社に入社・13年働く・その後1級建築士資格摂取し、1級建築士事務所を開設し現在に至る。
  • コンフィデンスマンJP プリンセス編【脚本】
    値引きあり
    -
    1巻275円 (税込)
    人気シリーズ「コンフィデンスマンJP」の映画第2作、プリンセス編シナリオブック。 華麗なる悪の一族・フウ家の遺産を狙い、あの三人が始動した。 果たして、ダー子たちは十兆円の“オサカナ“を釣りあげることができるのか!? モナコの活躍をえがいた番外編「コンフィデンスマンMC 弟子よ、さらば」も同時収録。
  • 黒いニットのタイ
    -
    1巻275円 (税込)
    【短編小説の航路】喋ることが中心なら、食べ物はフライドポテトだけで十分。 ライターの西野晴彦は、ビーンという空豆を模したようなカウンターのある、バーのような、しかしそうではない店のオーナーで出版社も持っている米沢光太郎から、小説を書かないかと誘われています。ビーンで彼に付いた吉川久美子もまた、米沢から誘われて、この店で働き、この後は米沢の出版社に勤めることになると言います。西野が久美子に渡す黒いニットのタイに合わせるシャツの色、フライドポテトに付けるソースの色、コーヒーの色、スパムと目玉焼きの色、西野が目にする色彩が、BLTサンドのイメージとなってひとつの物語が生まれます。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『コミックス作家 川村リリカ』(中央公論新社)、『彼らを書く』(光文社)などがある。
  • 黒石の明暗
    -
    1巻275円 (税込)
    地下深く暗黒の世界で採炭に携わった人々の苦悩 昭和時代太平洋戦争前後炭鉱で働く人達が戦争や産業発展の名もとに石炭の増産を強いられ、未整備な環境で過酷な労働を強いられ怪我やじん肺で苦しむ。昭和後半になると元従業員が立ち上がり会社側と争議になり裁判で補償をかちとる。 【目次】 はじめに 朝の出勤 他人事 石炭関連施設跡 闘う 初期の石炭産業 地下からの脱出 初仕事 昼食が楽しみ 【著者】 眞弓保治 1948生まれ・郡山工業高校卒業後東京の建設会社に入社・5年で退社 東京デザイナー学院デザイン科に入学・卒業後婦人制作会社に入社・13年働く・その後1級建築士資格摂取し、1級建築士事務所を開設し現在に至る。
  • お砂糖とクリームはお使いになりますか
    -
    1巻275円 (税込)
    【短編小説の航路】情報の積み重ねによって、物語が組み上がっていく様が目の前で鮮やかに展開する一種のドキュメンタリー 小説というものは、形になりにくい何かを情景の具体的な描写によって想像の中で形にしてしまう力を持っています。この小説は主人公である矢吹由美の服装の細かい描写、珈琲についての描写、彼女が毎週のように珈琲豆を出前して、一晩を過ごす大学教授の吉野夏彦による詳細な銃の解説、その銃が文鎮となって押さえている原稿用紙に書かれた、シナリオ風の小説の下書き、それらが積み重なって、一つの物語が出来上がっていく様子を目の当たりにできる、これはそういう小説であり、愛情の色んな側面を小説によって形にする実験でもあります。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『コミックス作家 川村リリカ』(中央公論新社)、『彼らを書く』(光文社)などがある。
  • これでいくほかないのよ
    -
    1巻275円 (税込)
    【短編小説の航路】まるでドキュメンタリー映画のカメラのような、徹底して三人称で描かれる、東京の私鉄沿線の町の小さなバーを舞台にした物語。 バーの近くのキャバレーが閉店することになって、職を失ったホステスとバンドマン、お互い顔は見知っていても、口をきくことは無かった二人が、バーで出会い、バーの店長の男が話した、この町にあった団子屋のみたらし団子をきっかけに、元ホステスの彼女とバンドマンの男が、この町の団子屋を復活させようと動き出します。団子を作った経験もない男女と、団子が好きなバーの店長の三人の物語が始まるまでが映像のように語られる小説です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『コミックス作家 川村リリカ』(中央公論新社)、『彼らを書く』(光文社)などがある。
  • 金曜日、雨模様、気温8度
    -
    1巻275円 (税込)
    【短編小説の航路】これまで片岡義男が書いてきた、東京の私鉄沿線を舞台にした東京の記憶についての物語の集大成のよう 起点・終点の駅から3つ西に行った街に住む27歳のフリーライター、上杉邦彦は、そのまま降りればまっすぐ目的の出口に出られるのにも関わらず、踏切を渡るために跨線橋を渡り、反対側に出て踏切が開くのを待ちます。そこで旧知の女性ライター、関根亜紀子に声を掛けられることから物語が動き出します。踏切のある街をモチーフにした短編集で30歳までに作家デビューを考えている上杉は、亜紀子が今年いっぱいで街を離れるという話を聞きます。その後も出会う女性たちから、環境を変えるという話を聞く上杉。これは街の変化についての物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『コミックス作家 川村リリカ』(中央公論新社)、『彼らを書く』(光文社)などがある。
  • コンフィデンスマンJP 運勢編【脚本】
    値引きあり
    -
    1巻275円 (税込)
    ダー子、ボクちゃん、リチャード、百戦錬磨の三人組詐欺師が、 運を吸い取る強運の男に敗れ、最凶の運勢に翻弄される…!? 「コンフィデンスマンJP」12話目にあたるスペシャルドラマ『運勢編』と、 五十嵐が活躍するサブストーリー『コンフィデンスマンIG もうひとつのスイートルーム』 の両脚本を収録。
  • 荒城の空のちぎれ雲
    -
    1巻275円 (税込)
    中学二年で野球部エースの勝行は、仲間らと花見し婦人のコートを団子の汁で汚し大喧嘩、荒城の城跡で祖父から町史を聞いてラブホを知る。墓参で祖母から実の父母の墓に眠りたいと打ち明けられた。姉の美貌の同級生の自死事件、預かった山羊の獣姦事件、盆踊りの輪に級友とフォークダンスで乱入、神社の祭礼の綱引きの伝統を破り神主を怒らせ、誕生会にクラス仲間31人が出席し家族は大童。年の瀬に中三からは都会の伯父宅に間借り一流中学から進学校合格を命じられエースの座を棄てた。
  • ヴァレンタイン・イブによろしく
    5.0
    1巻275円 (税込)
    日本の東京に住むベルナール・千代古は都内の百貨店で、チョコレートバイヤーとして勤めていた。だがある日、会社が買収されるという噂を耳にする。そして会社では買収を防ぐためのある作戦が実行されていた。その作戦とは、幻のチョコ『ヴァレンタイン・イブ』を見つけ出すこと。千代古は会社のため、友人のために奔走することとなる。
  • ザ・ゲリラ
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球すべてがラブホテル!コインランドリーで、接待ゴルフで、キッチンで、果てはおばあちゃんの入学祝いで?場所も時間も選ばない新型風俗店「ザ・ゲリラ」を舞台に、4人の芸人が己の性癖をあますところなく詰め込んだ「性癖小説」が待望の電子書籍化! TV東京「今日からやる会議」発、「電子書籍で一攫千金プロジェクト」の企画プロットがついに本邦初公開。鬼才、猫田まんじまるの過激な挿絵も妄想を掻き立てる!マンガ化プロジェクトも進行中!もろもろ乞うご期待! ※ 気になる「ザ・ゲリラ」のシステムとは? Step 1:受付で事前に料金を支払い、GPSを受け取る。 Step 2:その後一旦帰宅し、普段通りの毎日を過ごす。 Step 3:ある日、街中で急に知らない女性にイカされる。
  • 寒い季節の恋愛小説
    -
    1巻275円 (税込)
    暑い日に、寒い季節の恋愛小説を考える。小説の舞台裏を描いた物語。 作家の剣持剛は、京都へ向かう新幹線のグリーン車で、かつて自分の本を担当した編集者であり親友の栗原圭介とばったり出会うところから物語は始まります。「寒い季節の恋愛小説」というタイトルの小説を考えているという剣持は、栗原が少しだけ付き合った女性で、相手が広島に引っ越して以来、1年以上会っていないという話を聞いて、彼女とすぐに連絡を取れと言います。それを小説に書くから、また会って話そうということになります。物語は確かに恋愛小説なのですが、実際に描かれるのは50歳を過ぎた2人の男の会話だけなのです。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『コミックス作家 川村リリカ』(中央公論新社)、『彼らを書く』(光文社)などがある。
  • 右衛門七 雪の永訣
    -
    「四十七士」の一人、矢頭右衛門七(やとうえもしち)17歳。 大石内蔵助の長男主税の次に若い浪士。その彼が、お波と恋におちたが……。

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  • 土左衛門の白星
    -
    幕末、強い力士で人気の土左衛門(つちざえもん)は、ある日、幼なじみのお信が洋妾(ラシャメン)になっていることを知った。 土左衛門はアメリカ人ペリーの屯所で「屈強なボクサーとの親善試合」と銘打った土俵に立つことになり、その取組で紅蓮の炎と化した。 その後、一人相撲で人気を得るが……。

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  • いのちの花火
    -
    病で両親をなくしたおあきは、貧しさの中、幼いきょうだいの面倒をみながら暮らしていた。 花火師の捨吉は、そんなおなきに寄り添い見守っていた。 ある日、おあきが御家人に弄ばれた。 捨吉はその御家人に一世一代の「花火」を仕掛ける!

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  • 夜景が見えます
    -
    1巻275円 (税込)
    男性にとっての酒場の本質を穿つようでもあり、一篇のファンタジーのようでもある 駅の東の端、もっとも店が少ない出口から出て、人通りの少ない道を歩き、たどりついた十字路の一角にある四階建てのビル。その二階にパール・ノワールという小さなクラブがあります。各テーブルには店の女性が一人、その女性たちはホステスという言葉が似合わない、会話ができる才能を持った女性たちが選ばれています。その店の店長である中津川恭介と、一人で店に来ている客、榊原雄三との会話で物語は進み、店の秘密のサービスが明らかになります。男性にとっての酒場の本質を穿つようでもあり、一篇のファンタジーのようでもある不思議な物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • おばちゃんのめっちゃ泣ける話(1) ソウルの恋人
    -
    1~14巻275円 (税込)
    ソウルで出会った十六歳年下の恋人とのロマンスが、四十を過ぎた女の胸をときめかす。悲しいほど純粋で、やさしく熱い男の思いに女の心が激しく揺らぐ。この恋の結末は……。

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  • エスプレッソ
    -
    1巻275円 (税込)
    様々な人と出会うライターの行動を通し、場所と人との繋がりだけで物語を生む 先ごろ短編集を出したばかりの作家、柊甲介氏にインタビューしているライターの吉澤輝久は、70歳を越えてなお旺盛に執筆活動を続ける柊に、短編小説がどのように出来上がるのか話を聞きます。作中に登場する海老フライが食べたくなった話などをしつつ、吉澤は最寄り駅に真っ直ぐ行かず。タクシーで下北沢へ。そこで、かつて聞いたエスプレッソの店を訪ね、ふと、この店の常連になりたいと考えます。あちこちへ移動し、様々な人と出会うライターの行動を通して、場所と人との繋がりが、それだけで物語を生むという、その過程が短編小説なのでしょう。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 私は泣いています
    -
    1巻275円 (税込)
    結婚について考える男性の思考が不穏な方向に。。。リリィの歌を背景に結婚について考える。 彼女が結婚を切り出したら受けようと覚悟を決めていた男性に、彼女は言います。「今年は私たちの結婚の年ね」。彼の思惑を飛び越えて、結婚が規定事実になってしまったフリーランスの彼は、結婚生活の維持のために就職を決めます。その帰路に喫茶店でふと聴いたのが、リリィの「私は泣いています」でした。その歌の歌詞を聴いている内に、彼は今の境遇が歌の主人公の女性のようだったらと考え始めます。リリィの歌を背景に、結婚するとはどういうことなのか、自分は結婚する相手をどう考えているのかと思考が進む、結婚についての物語。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • あんな薄情なやつ
    -
    1巻275円 (税込)
    台風が接近中の夜。とあるコーヒーの店で、不思議な「薄情の連鎖」が始まる。 東京に台風が接近中の夜、「コーヒーの店で、ひとときを」と看板に書かれた店の客は、カウンター前が好きな女性とスーツ姿の男性客の二人。その女性客は、店がある建物の四階に住んでいると話します。男性客が帰った後.店主は女性客に、この店で知り合って結婚して離婚した男女の話をします。その話に出てくる女性は、女性客の友人であり、薄情な人なのだという話をして、店主の元の奥さんのカフェについて訊ねたことから、不思議な「薄情の連鎖」が始まります。コーヒーの香りを背景に語られる「薄情」という言葉の意味をふと考えてしまいます。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』2015年、講談社 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • なんのために生きるの
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    1巻275円 (税込)
    男性が女性の中に見る、自分を分かっている女性の明晰を描く 三十代後半の男性が二十代後半の女性に結婚しようというような話をしています。男は友人に頼まれて彼女に彼との結婚を勧め、それをキッパリ断られると、今度は自分との結婚はどうかと聞きます。彼女の答えは、その話し方同様にキッパリしていて、その歯切れの良さは心地よい程です。その後、彼女は恋人と会い、「そのために生きている」と思う瞬間を味わうのです。これは、好きな人と一緒にいる悦びについて、冷徹に分析するような、ちょっと捻った恋愛小説。男性が女性の中に見る自分を分かっている女性の明晰が描かれています。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 銀座化粧
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    1巻275円 (税込)
    二人の女性の持つ膨大な情報量がそのまま物語になる 銀座のガス燈通りにあるグリルで待ち合わせた二人の女性は、「鴛鴦(おしどり)道中」や「裏町人生」といった、演歌以前の昭和歌謡をレパートリーとするデュエット。これからホステスの仕事に出る美江子も、同級生の美容師にヘアメイクを施してもらった由加里も、2019年現在の流行の濃過ぎないメイク姿です。彼女たちは食事をしながら、「祇園小唄」「銀座化粧」などをレパートリーにしようかと打ち合わせをして別れます。同居している彼女らは、夜に四谷三丁目の集合住宅で、会話を再開。彼女たちの持つ膨大な情報量がそのまま物語になる構成を楽しんでください。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • Cmで低く甘く
    -
    1巻275円 (税込)
    東京で生まれ東京で生活する人々の普通はどういうものなのかを描いた昭和の物語 1978年の東京で、軽やかに付き合っているサックスプレイヤーの男女、川原樹里子と前田俊之。都会的なバカ話でジャレ合い、音楽の仕事の話をします。その中で思いつきのように俊之は樹里子に結婚を申し込みます。そこからは話が一転、浅草の洋食屋の娘である樹里子の、生活人としての側面が描かれます。そして物語は、片岡義男の短編小説のレギュラーとも言えるコロッケの話へ。ここで描かれるのは、頭が良い女性とはどういう事かについての物語。そして、東京で生まれ東京で生活する人々の普通はどういうものかを描いた昭和の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 謎なら解いてみて
    -
    1巻275円 (税込)
    ミラノサンドを巡る小さな謎を解く。喫茶店に入るごとに、物語に巻き込まれていく。 代々木上原の通称「おととい」と呼ばれる喫茶店での新しい連載についての打ち合わせは、ドトールのミラノサンドを巡る謎を解く話から、「謎を解いてみる」という内容に決まります。28歳のライターの藤崎浩は、その後に立ち寄った喫茶店で、店主にドトールへ誘われ、そこで驚くような話を持ちかけられ、先輩の女性ライターに連絡を取り、話がどんどん転がっていきます。喫茶店を巡るたびに謎が重なっていき、コロッケ屋が緩衝地帯となりつつ、藤崎はただ流されるように謎に翻弄されていきます。この謎は、解ける謎なのでしょうか。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • なぜあんなに黄色いの
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    1巻275円 (税込)
    これは、自由に生きるための技術を知っている女性の物語 二十五歳の書店員である水谷博子は、通勤途中に家に忘れたイヤリングに気がついても、取りに帰ったりせず、諦めもせず、新しくイヤリングを買うことに楽しみを見出す女性です。父親は荻窪で洋食店を開いていて、彼女も調理師免許を持ち、すぐにでも洋食屋の調理場に立つことができる腕を持っています。彼女が勤めている書店は、その町に4軒あった最後の一軒でしたが、遂に閉店することになります。彼女は父親の洋食屋を手伝い、彼女の恋人も、その常連になります。これは、自由に生きるための技術を知っている女性の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 偉大なるカボチャのワルツ
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    1巻275円 (税込)
    東京の世田谷の少年少女の成長は、そのまま東京の空気の変遷のようです 真紀子と由美子、よく似たタイプの二人の女性は、高校の同級生で今は二十七歳。昭和の終わりに、それぞれが実家の美容院とパン屋を引き継いで、今後の展開を話しています。その話に登場する、やはり高校の同級生だったサックスプレイヤーのシンゴもまた、高校時代からの彼女たちの友人。物語は真紀子と由美子、シンゴと真紀子、シンゴと5つほど年上のボーカリストの女性、そしてまた真紀子と由美子と、二人一組の会話で進みながら、その都度、少しづつ状況が変化していきます。東京の世田谷の少年少女の成長は、そのまま東京の空気の変遷のようです。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • ゆくゆくは幸せに暮らす
    -
    1巻275円 (税込)
    要するに人生とは、関係の作りかたとその維持のしかただから 女優と男優、カメラマンと作家の4人による群像劇風の短編小説です。自分が演じた役柄に納得が行かないと、相手役の先輩男優に訴える女優の話は、カメラマンが直面する現実と重なり、作家は、そのようなトラブルについて、「人生は関係性にある」というテーゼを基に見事に解体して見せます。もちろん、事態を解体してみても、問題が決着するわけではありません。しかし、その話の中には、「なしくずしで寿命となる人生」を避けるためのヒントが含まれていました。カメラマンは、なんとなくそのことに気がついて、幸せな人生へと向かいます。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 半熟卵ふたつ
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    1巻275円 (税込)
    作家のメモ帳には、多岐に渡る言葉の断片が書かれている。その言葉がやがて小説の卵になるのです。 北原律子というペンネームの作家が、新しい仕事に向かうに当たって、自分のメモ帳を見返し、そこからネタになりそうな言葉を拾って、ノートへと書き写し、言葉を足したり、引いたり、合わせたりする、その作業が克明に具体的に書かれています。100枚のリフィルが綴じられたミニ6穴のメモ帳に書かれた走り書きの内容は、実際に聞いた言葉から体験したこと、架空の少女の記憶から思いついただけの言葉の断片まで多岐に渡り、そこから拾われた言葉が小説の卵になるのです。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • ひとりで炒飯を食べる
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    1巻275円 (税込)
    下北沢の町を舞台に、結婚という関係性と、男女それぞれが個であろうとする関係性の間で物語は揺れ動く。 結婚を約束している二人が18個の鉄火巻を食べながら、結婚後の生活について話しています。話すのは女性の方で彼女には計画があり、それを男性に説明しているのです。男性は、その計画の流れに逆らうでもなく、しかし逡巡して、バーへ行き、カウンターの女性と話し、友人と結婚についての話をします。下北沢の町を舞台に、結婚という関係性と、男女それぞれが個であろうとする関係性の間で物語は揺れ動きます。ひとりでいることについて、ふたりでいることについて、同世代の四人の登場人物がそれぞれに考えています。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 春菊とミニ・スカートで完璧
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    1巻275円 (税込)
    この小説は、とても不思議な物語。もしかしたら、これは片岡流コンプライアンス問題なのかも知れません。 「ストーリーの展開とは、男と女がなんらかの関係のなかで、それまではそこになかった状況を、創り出すことでしょう」と、編集者山野夏彦が本を書いて欲しいと依頼した女性、吉川美映子は言います。この物語は、その言葉を実践するかのように、男性編集者と女性著者、そして男性トランペッターと女性ドラマーの4人の男女それぞれの関係性を対比させながら、体の関係がある、できる男女と、それがない、できない男女それぞれの関係性を描きます。描きながら。しかし物語自体は新しい状況を創り出すことはありません。その皮肉がタイトルに表れています。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社 2015年11月 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • フォカッチャは夕暮れに焼ける
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    1巻275円 (税込)
    とても短い物語の中に、入れ子状態でいくつもの想像力が重なり合う物語。 春の朝、朝食を終えた作家は、その日に書かねばならない短い小説について考えています。熱いコーヒーを飲み、窓の外に広がる空を見て、彼は他者と自分との対照の物語を思いつきます。そうして、彼が書いた「小品 1」は、想像上の女性との朝食の風景。しかも、その女性は小説の中でも想像上の人物なのです。さらに、コーヒーカップを手にした彼は、「小品 2」の着想を得ます。喫茶店に向かう彼女を、喫茶店のテーブルの向うに座る彼女を想像し、その彼女が消える物語。果たして、「小品 3」は必要なのか分からないまま、作家は更に想像するのです。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社 2015年11月 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • ティラミスを分け合う
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    1巻275円 (税込)
    ライフスタイルマガジンの編集者の日常は、目に入る全てのものが仕事に繋がって、誌面が作られていく。 藤森隆男は、20代から50代の男性向けライフスタイルマガジンの編集者です。前の日に校了してつかの間の休日。一人暮らしの彼は、トマトとソーセージ、スクランブルエッグとゴルゴンゾーラ・ドルチェでワンプレーとの朝食を摂り、サッチェルバッグを肩から斜め掛けにして出かけます。編集者の休日は、しかし半分は仕事のようなもので、ガールフレンドとの短い逢瀬も仕事と関連しています。それは月刊誌がどのようにして作られているかの一端でもあり、この小説自体が、まるでライフスタイルマガジンの特集のように上方に溢れています。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • あなたも珈琲をいかがですか
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    1巻275円 (税込)
    バーを引き継いだ夫婦は酒の時代の終わりを感じる。しかし、次に来るものは何かについて思いを馳せる二人。時代の変わり目だけに起こる、ちょっとした奇跡の物語です。 1978年の東京。キャバレーのホステスとサックスプレイヤーとして知りあった二人は結婚。男は、妻の父がやっていたバーを引き継ぎ、女は母親の惣菜店を手伝いながら、しかし、二人は、酒の時代の終わりを感じています。周囲の友人たちも口を揃えて「酒の店は終わりだ」と言います。キャバレーが衰退し、昭和のネオン街が次々と消えていった70年代の終わりの空気を丸ごと描写しつつ、では次に来るものは何かについて思いを馳せる夫婦に、悪い予感はどこにもありません。時代の変わり目だけに起こる、ちょっとした奇跡の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 薔薇を撃つもの ~標的:フランス大統領候補ミッテラン~
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    1巻275円 (税込)
    フランス大統領候補の暗殺者を、戦乱のアフガニスタンに追え! 1981年、何者かの依頼によって、フランス大統領候補のフランソワ・ミッテランを暗殺しようとした男は、狙撃直前になって突然姿を消した。数年後、風の噂でその暗殺者がアフガニスタンにいると知ったジャーナリスト、クロードドは不確かな情報を手繰りながら、アフガニスタンのゲリラ解放区に単身潜入した。ソ連軍、政府軍の攻撃をかいくぐり、やっとその男を探し当てたクロードを待っていたものは……。パリと戦乱のアフガニスタンを舞台にして描く、暗殺と陰謀の物語。 【目次】 第一部 パリ・1985年 第二部 アフガニスタン・1985ー1986年 第三部 パリ・1981年 第四部 パリ・1986年 【著者】 小田切しん平 1955年愛知県生。早稲田大学第一文学部仏文専攻卒。広告会社、TV番組制作会社、クラシック音楽事務所を経て、現在フリーランス。原稿書き、編集、スチール撮影などで、専門誌、業界誌を中心に仕事をしている。最近は各種台本書きにも挑戦中で、歌舞伎、映画、演劇などの台本コンクールに応募しては、落選を続けている。ボツ台本をまとめて「小田切しん平 劇作集1 2012〜2017」をボイジャー・理想書店より刊行。またフォトアーティストとして、コンテンポラリーアート界での活動も画策中で、全世界展開を目指している。
  • アイスクリーム・ソーダ
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    1巻275円 (税込)
    自販機でチェリオを見つけてアイスクリーム・ソーダを作る。全体がフィクションでもある暑い夏の日の物語。 座り心地の良いイージーチェアがある駅構内のカフェで見かけた女性に、カフェを出たところで声を掛けられた作家の北荻夏彦。声を掛けたのは、北荻より少し年下か同年代の女性漫画家で、そのまま二人はあてもなく歩き始めます。北荻は自販機でチェリオを見つけて、これでアイスクリーム・ソーダを作るのだと話します。いつしか、二人は彼女の家に向かい、彼女は、この一日は短編小説になるのかしら、と聞くのです。起こったことをそのまま書くことが小説になるのか、という実験でもあり、その全体がフィクションでもある暑い夏の日の物語です。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • ごく普通の恋愛小説
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    1巻275円 (税込)
    ふと地元の銭湯に行ったことから始まる偶然の連鎖。あれよあれよと一つの恋愛物語へと転がっていきます。 翻訳家の橋本哲郎が、ふと地元の銭湯に子供の頃以来行っていないことに気がついて、行ってみることにしたことから始まる偶然の連鎖は、あれよあれよと一つの恋愛物語へと転がっていきます。そこで描かれるストーリー自体は、タイトル通り「ごく普通の」恋愛物語かもしれません。しかし、その急な坂道を転がり落ちるようなスピード感と、無駄のない構成の中で語られる過去のエピソードの説得力は、凡百のラブストーリーとひと括りにできるものではありません。世田谷の片隅で長い時間かけて用意されていた恋愛の種が実を結ぶ瞬間を捉えた小説です。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 愛は真夏の砂浜
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    1巻275円 (税込)
    高校時代の思い出がうっかり顔を出す。彼女はそれを覚えていないのか?彼は白状するのか? 高校の同級生だった西条美樹子に、作家になった倉田明彦が仕事を頼みます。美樹子は絵描きであり、かつて倉田は美樹子の絵の才能を目の当たりにして、絵の道を諦めたという過去があります。それ以上に、美樹子や同級生たちと過ごした、博多の海の思い出が倉田にはクッキリと残っています。もう30も半ばの年齢になって、しかし、まだ残る博多の海の思い出は、美樹子と話している最中にも、うっかり顔を出し、当然のように、彼女に何かあると気がつかれます。彼女はそれを覚えていないのか、彼は白状するのか、片岡流リドルストーリーの趣の物語です。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社 2015年11月 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 銭湯ビール冷奴
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    1巻275円 (税込)
    主人公の秋野が踏み出す新しい一歩。時代が大きく変わる瞬間を捉えた大人の青春小説。 1971年の神保町を舞台に、何でも書く器用さで仕事だけは沢山ある31歳のフリーライター秋野文彦のある一日を描いた物語です。取材旅行から帰って、CCRの「トラヴェリンバンド」を聴くことも、その後、いくつかの打ち合わせをして、仕事を依頼されることも基本的にはいつもの日常。行きつけのバーのホステスでもあり大学の後輩でもある女性と偶然会うのも、編集者とビールと冷奴を楽しむのも、日常の内なのだけれど、その全てが繋がることで、秋野は新しい一歩を踏み出すことになります。時代が大きく変わる瞬間を捉えた大人の青春小説です。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社 2015年11月 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • いい女さまよう
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    1巻275円 (税込)
    今やシャッター街となった商店街で生まれ育った長谷川那美。彼女のさまようための旅物語。 残暑が続く中、地元の四国へフラリと戻った長谷川那美は、マンガの原作を主な仕事にしている。今やシャッター街となった商店街で生まれ育った彼女は、地元のショッピングモールでレストランを成功させている兄のダットサン・トラック720を借りて、地元を徘徊します。若い女性とダットサンが奇妙にマッチする地方都市の風景と、大きなショッピングモールで飲める自慢のコーヒー、兄の仕事上のパートナーの女性との食事。彼女の地元での徘徊は、そのまま、彼女の仕事であるマンガの原作へと繋がっていきます。さまようための旅の物語です。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社 2015年11月 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 踏切を渡ってコロッケ
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    1巻275円 (税込)
    彼女と同居するため、主人公が「2000冊の蔵書を全て売却する」という行為は、誰かと一緒に住むという真実を顕にする。 この物語の主人公は、京都で働く女性と結婚し、しかしそのまま京都と東京で別々に暮らしていました。そして1年を経て上京し東京で働く彼女と同居することになります。結婚し、同居するという行為にまつわる事の全てが、ここにあると言っても過言ではないくらい、主人公が決断する「2000冊の蔵書を全て売却する」という行為は象徴的に、誰かと一緒に住む、という事の真実を顕にします。最終的に二人が決める新居は、彼が本を売らなければ見つからなかった場所です。ということは、やはり増え過ぎた本は売るのが正解なのでしょう。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 道標
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    1巻275円 (税込)
    昭和43年東北の田舎町から幸運に恵まれて東大に入学した室井は、ひょんなことからカトリックの修道会が経営する大学生寮で生活することになった。 そこでカナダ人修道士の舎監ベランと出会う。ベランは戦時中、敵国人として日本国内の強制収容所で過酷な抑留生活を送った経歴の持ち主だが底抜けに明るく包容力のある暖かな人柄で寮生の絶大な信望を得ていた。室井は忽ちその人格に魅せられ傾倒するようになる。 入学時から東大は学内紛争で紛糾していたが入学式は何とか実施されたものの、その後、総長による機動隊導入に端を発して全学が騒乱状態に陥り七月ついに駒場も無期限ストに突入してしまう。そんな渦中にあって室井は集団に対する拒絶反応から紛争に対しては肯定とも否定ともつかないあいまいな態度に終始していた。九月には新左翼系活動派が駒場中心部建物のバリケード封鎖を強行する。 ついに室井も遅まきながらクラス連合という新しい組織に加わり活動に参加することとなった。 一月には突然転勤によるベランとの別離に見舞われる。 二月にはバリケード封鎖されていた安田講堂が機動隊の強行突破により解放されるに及んで学内紛争は、ようやく終息を迎えることになった。 自己の確立を模索しながら彷徨する一大学生の一年間の軌跡を描いた作品である。
  • 今日も海老フライの人
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    1巻275円 (税込)
    主人公は、自分の時間を明確に線引きしているが、夫婦でお気に入りのバーに行くのも楽しめるのです。 自分の時間とは、どの時間を指すのでしょう。「今日も海老フライの人」の主人公は、自分の時間がどこからどこまでかを明確に線引きしています。彼によると家と会社には自分の時間はありません。でも、休日に夫婦で過ごす時間も大事にしています。それぞれに家を持つのが理想と言いつつ、夫婦でお気に入りのバーに行くのも、また楽しめるのです。そんな彼のスタイルを否定することなく受け流す奥さんの絶妙な態度は、自分の時間だという会社帰りの夕食で、いつも海老フライを食べているという彼の真実を知っているからこそなのでしょう。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 南長崎線路ぎわ
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    1巻275円 (税込)
    3人の女性と出会った編集者。その中でアイディアを得たり、ある予感に包まれながら、夜の線路際へとたどり着く。 南長崎の線路脇、駅で言えば西武池袋線椎名町駅と東長崎駅の間で起こる出会いと再会の物語。若い女性マンガ家の仕事場に、本を作るための顔合わせに向かった男性編集者が、その母親がやっているコーヒー店へ向かい、そこに長居することで、思わぬ再会も果たします。3人の女性と次々に出会った編集者は、その中でアイディアを得たり、ある予感に包まれながら、夜の線路際へとたどり着きます。一冊の本を作るという仕事の発端が、転がるように物語を生み出し、編集者はそうなるのが当然だったかのように、すれ違う電車の音を聴くのです。 初出:「文學界」2014年9月号 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 葛切りがおでんの前菜
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    1巻275円 (税込)
    京都で再開した兄妹。会話をしながら不思議な物語を書くことを思いつく。 一年以上も小説を書かないでいた男と、多忙で有能な妹。二人は京都で再会し、食事をしながら語り合います。御所南での買い物、四条で食べる葛切りなど、兄妹の会話ははずんでいきます。そのなかで男は、現実と虚構の混じった不思議な物語を書くことを思いつきます。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • 五月最後の金曜日
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    1巻275円 (税込)
    東京に住む二人の男。京都のスマート珈琲店で落合う。京都に用があるわけではなく、相談事のために。二人はそぞろに京都の町を徘徊しながら、のんびりと様々な話をする。会話はほんの少し、二人の生活を映し出す。 五十三歳の作家と四十一歳のライター、東京に住む二人の男が京都のスマート珈琲店で落ち合うところから物語は始まります。特に京都に用があるわけでもなく、ほんの少しの相談事のために会い、しかし、二人はそぞろに京都の町を徘徊しながら、のんびりと様々な話をします。作家は歩いている京の町の近くに実家のある校閲の女性の話をして、新婚のライターは偶々入った古書店の店主が、かつて取材した相手だったという話をします。二人の会話はほんの少し、二人の生活を映し出し、すっかり京都を堪能した二人は一緒に東京に帰るのです。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。

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