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-【『素敵なロマンス ドラマチックな女神たち』との重複購入にご注意ください】 アザだらけの身体、ボロボロにされた教科書とランドセル…。許せない虐待とイジメの物語。突然、我が家に連れてこられた傷だらけの腹違いの「弟」。奇声をあげて叫び続け、暴れ回る少年に家の中はボロボロ…。生活保護を打ち切られ、母が自殺した後、親戚中をたらい回しにされひどい虐待を受けていたらしい。おびえた子犬のような彼に、しかし家族は優しく辛抱強く接し続けた。そして少しづつ心を通わせ始めたその時、あの事件が起きてしまう――! 稀代のストーリーテラーが放つ傑作。衝撃のラストにきっとあなたも涙する――。
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-【『素敵なロマンス ドラマチックな女神たち』との重複購入にご注意ください】 最下層パート主婦が生きていくには、もうこれしかなかった…! 格差日本の暗部を描く売春サスペンス。病気の夫を看病しながらパート代だけで生計をたてていた順子。しかし、過去のある過ちをバラすと脅され旧友に金を渡したのが地獄の始まりだった――! 何度も取り立てに来る旧友、滞る病院代…追い詰められた順子はついに…「主婦専門の売春クラブ」で勤めることを決意する。好きでもない男に弄ばれる苦痛…、愛する家族を裏切る罪悪感…、しかしパートではけして稼げない大金が得られるようになり、順子は徐々に変わっていく……そしてあの事件が起こる――。
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4.0「約束通り16歳の誕生日に迎えに来たぞ、我が花嫁」 伯爵家に生まれた双児の娘。二人のうちどちらかは、「悪魔の花嫁」にならなければならない。祖父が結んだ悪魔との契約、それが双児の運命を狂わせる全てのきっかけだった。 何も知らず、平和な日々を過ごす双児たち。しかし突如、妹の手に現れた「悪魔の紋様」が全てを一変させてしまう!家族からの関心と愛情を一身に受ける妹と、誰からも見向きされず、孤立していく姉。拡大する姉妹格差。きっと私が生まれ堕ちる前から、この世界は間違っていた――。「小説家になろう」で大人気の短編を、人間ドラマの名手・花李くるみが紡ぎ出す。姉妹格差を描いた、残酷な運命の物語!
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-【この作品は同タイトルの1話~3話を収録した合冊版です。重複購入にご注意ください。】希望に燃える新人保育士の美紅(みく)は恩人である箕輪(みのわ)先生が園長を務める保育園で勤務し始める。だが憧れだった保育の仕事は『過酷労働、低賃金、なのに責任は重い』という過酷なもので…。さらにこの保育園では1カ月前に“園児が失踪した”という。『先輩保育士より先に妊娠してはいけない』という謎の職場ルール、「この『聖なる水』しかうちの子には飲ませないで!」と迫る保護者や天使のようにかわいい園児たちに振り回されっぱなしの悪戦苦闘の日々。そして、徐々に明らかになる園児失踪の真相…“犯人”は園の関係者の中にいる!? 現代の保育園のリアルを生々しく描きつつ感動と驚愕を贈るヒューマンミステリー!
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4.0願わくば趣味や好きなことをして暮らしていきたい伯爵令嬢フィーリア。社交の場で同年代の令嬢とおしゃべりしたり、異性との恋愛には興味なし。本を読んだり出入りの商人の話を聞くことが好きで、結婚も親任せ。そんなフィーリアのもとに、誰からも憧れられる公爵クロード・モリスとの縁談が舞い込んでくる。断れる立場でもないからと、フィーリアはクロードと結婚するが――結婚初夜、公爵家の屋敷に戻ると、フィーリアはクロードに突如「近づくな」と突き放される。「僕はあなたと男女の仲になるつもりはありません」険しい顔のクロードに、フィーリアは理由を問いただすが…。
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-恋人の部屋を訪れた時、私が目にしたのはベッドの中で見知らぬ女と裸で愛し合う彼の姿だった…!? そのまま別れて半年以上経つが、未だにショックから立ち直れない。妹の万里子は新しい恋人でも作ったら? と気軽に言うが、そんなに早々と切り替えられない。万里子の婚約者の北沢が現れる。婚約者同士の2人は周囲に気が回らない。意識していなくても、こちらの失恋気分を見事に逆なでしてくれる。2人の邪魔をしてはいけないと去ろうとすると、自分達は誰がいても気にしないと言う。それはそうでしょうよ。海に旅行に行く相談へ一緒に行こうと言う。正直、今はまだ海は見たくない。そんな私の気持ちなどお構いなしに待ち合わせの店へ連れいかれる。待っていたのは金髪碧眼の外人、ジョーク。英会話教室の先生で一緒に旅行するパートナーを探している。彼にも誘われるが元彼との幸せな時間を思い出して辛くなりそう。それに、わざわざ妹達の仲を見せつけられに行くなんて、それこそ冗談ではない。だが万里子に半ば脅され結局行く事に。よりによって伊豆の海…。だが、どこまでも青く、そして深く澄み切った海が少しずつ私の心を解きほぐしていく…。今、沈黙の愛が始まる…!!
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-会社の同僚と恋愛していた涼子。だが彼は私を捨てて重役の娘との結婚を選んだ。失恋して都会から逃げ出して辿り着いた北国の小さなペンション。ここに初めて来た時、なぜか会社の社長令嬢と勘違いされてしまう。それ以来年に1度来る度に、みんな令嬢として接してくれる。彼と別れて職場も変えて何年も経つというのに、その私が社長令嬢を名乗っているなんて皮肉なものだわ。でもここは、いつの間にか私のオアシスになっていた。暖かくてアットホームで今更嘘ですなんて言えなくなってしまった。毎年バレやしないか、それが心配。私が令嬢なんかじゃなくて、そこの会社に勤めるただのOLだって事。そうよ私はただのOL。ただの冴木涼子と言う名の平凡なOL。でも、だからこそこんな夢を見ていたい。年に1度だけでも…。ペンションに来るバスで一緒だった男性が、何故かずうずうしく声を掛けて来る。でもちょっと素敵。だけどこの人…私に話しかけてるのかしら? それともご令嬢の方に? 明日一緒に滑ろうと誘ってくる。ちょっと強引だけど、こんなにはしゃいだ気分は何年ぶりかしら。とりあえず彼に感謝しなくちゃ。でも嘘はどこまで行っても嘘。いつかはバレるもの…!?
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-関原歩夢は人生で経験したことのないスランプに陥っていた。親が転勤族で小さい頃から同じところに2年以上もいないおかげか、コミュ力や順応力は高め。けれど、憧れのカプセルトイ会社の企画部に入社して2年目、同じ場所に居続けていたらアイディアが出てこなくなったのだ! 提出した企画はボツになるし、給湯室で水を被るし…そんな落ち込む彼に、そっとハンカチを差し出してくれる無口な綺麗な女性が現れる。社員証には「五百住」と見慣れない苗字。どうしてもお礼がしたくて、関原は五百住さんを引き留めようとするが…!? コミュ力高いけど悩める男子と、優しいけど訳アリ無口なOLの、ほろ甘オフィスラブストーリー。
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-離婚した元夫が出ているドラマを見ている娘、ジョスリンにヒステリーを起こすママ。ママは若気の至りでダグラス・ルックスなんて言うふざけた名前の顔しか取り柄のない俳優志望の男と結婚して、すぐに認められたのはいいもののスターになってからは周りに群がる女性やスキャンダルに心を痛め、あっという間も無く落ち目になってからは幼い娘と甘ったれの夫を抱えて貧困の日々と闘った愚痴をこぼす。でもその貴重な経験があったから離婚して3ヵ月でルパートみたいないい男を獲得できたわけよね、と言い返される。パパと会えるのは2週間に1度なのに毎日のようにパパの所に行っているのが気に食わないらしい。一人ぼっちになった父親の事を娘が心配してどこがいけないの? と正論を言われて閉口する。ルパートはママの上司であって恋人じゃないらしい。ルパートが仕事のパーティーに出席するためにママを迎えに来た。彼はまるでハーレクイン・ロマンスから抜け出してきたようないい男。おまけに独身で1年に3本もヒット作を飛ばした敏腕プロデューサー。そういう男性を上司にしとくだけっていうのは惜しいと思う。仕事も順調でいい男も側にいるっていう華やかなママの生活に比べ、余りにも悲惨なパパのこの姿を私はなんとかしたいの!!
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4.0【この作品は同タイトルの1話~3話を収録した合冊版です。重複購入にご注意ください。】自分の意見が言えない性格の真菜は、電車で通勤していたら痴漢に遭ってしまう!偶然近くに居た強面の乗客が助けてくれて事なきを得るも、今度は会社で自分が立ち上げた企画を先輩に横取りされ!?しかも普段の従順な態度が祟って「俺に気があるんだろ?」と勘違いから迫られ本日二度目のピンチ!と思ったら巡回中の警備員が咄嗟に恋人のフリで助けてくれて…?一日で二回も人に助けられた真菜。しかも助けてくれたのは今朝痴漢から救ってくれた強面客・藤岡。まさかの再会にお礼を申し出る真菜だけど「僕が恋人のままじゃだめですか?」と交際を申し込まれ!?
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-東海建設の社長夫人、尾高燿子が殺害されてた!? 駆けつけた妹の尚美が遺体を見ようとするが、あまりにもむごい殺され方に燿子の夫、正剛に止められる。警察は強盗殺人にしては殺し方がひどすぎるので怨恨か変質者の犯行ではないかと見ている。初七日の日、母親と叔母が尚美が大学を卒業したら正剛と再婚して貰いたいと提案する。会社と尾高の財産を婿養子である正剛に独り占めされたくないのだ。混乱する尚美だが正剛は異存ないと言う。正剛は事件の日の行動を不審に思われ連日のように事情聴取を受けていた。義兄にあんなひどい事が出来る訳がない。だが刑事から、燿子が従兄の貴志と深い関係にあった事や複数の男性と関係があったと聞かされ…!?
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2.0
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-久し振りの客…いや、調教しがいのありそうな奴隷だこと。今夜は特別にたっぷり可愛がってあげるわ、と鞭打ち。今夜は前にも増して良かったと喜ぶ男に「誠意はお金で見せてちょうだい」と請求書を出すと今月は苦しくて少しまけてくれないか? ですって!? せちがらい世の中になったものだわ。まさかSM業界で値切られるようになるとは…。だけど何より辛いのは私の快楽の源、奴隷達の出足が鈍って来た事…。そんな時、出世のために男に捨てられた女が女王様になって男に復讐したいと言って面接に来た。そんなクズみたいな男への復讐なんて、個人的な問題は個人で処理しなくちゃ。そう、趣味の範囲でね。でもその恨み、私が晴らしてあげてもいいわよ…!?
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-水村久美子が殺された。事件を知った探偵事務所の尾崎は先月行った素行調査を思い出す。仲田曉子という女性から夫、仲田正弘の素行調査を依頼されたのだ。妻に送った調査報告書には久美子が不倫相手として出ていた。死亡推定時刻直前に仲田が彼女の部屋を訪れ、帰宅後、車で出たまま現在まで行方不明。久美子の死因はネクタイによる絞殺でネクタイは仲田のものだった。現場の状況と言い仲田の取った行動と言い犯人は仲田以外に考えられない。だが曉子は久美子が夫の不倫相手だという事を事件の前に知っていたはず。曉子への疑惑を抱いた尾崎が家を訪ねると、曉子は抱いてくれと言う。ずるずると関係を続ける尾崎。これでは俺はまるで共犯者だ…!?
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-2カ月前、俺はこの小さな漁師町の突端にある岬で頭から血を流して倒れていた所を山根寛子によって発見され一命をとりとめた。10日後に病院のベッドで意識を取り戻した時には自分がどこから来たのか何者であるのかも忘れてしまっていた。身元が分からないまま行く当ても無く病院を退院する事になった俺を受け入れてくれたのは、この町立病院で事務の仕事を始めたばかりの寛子だった。俺は一体何者なんだ? 一体あそこで何があったんだ? 何をしたんだ!? 昼間1人でいると不安でたまらなくなる。あの夢。俺が女の首を絞めているあの岬。あれは俺が倒れていた場所だ。警察は事故か自殺を図ったのではないかと言うが寛子を抱く度にあの夢を見てしまう…!?
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-美しい者には残酷になる資格がある。そう言ったのは、あなたよね。営業の芝原が専務の娘と見合いしたと同僚達が噂している。彼は地方旧家の御曹司で一流私大卒のイケメンだ。さらに平成商事との大口契約を成立させたのが決めてになったらしい。経理部の地味OL、金井範子は芝原が扱っている平成商事の入金金額が通知書よりも5千万円も少ない事に気がつき、芝原に問い合わせる。なんとかするから目をつぶってくれと言う芝原に「あなたの頼みなら」と承知する範子。2人は秘密裏に関係を持つが、専務に知られ関係の清算を迫られた芝原は、範子を騙して会社の裏金を持ち出させる。芝原のためにと必死に犯罪に手を染めた範子を彼は冷たく捨て去るが…!?
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-全寮制の女子大。ひと月前から臨時講師としてやって来たハンサムな苑田は、若い異性の存在しないこの環境において女生徒の熱い注目を集めるのに十分過ぎる男だった。そう私も、ついこの間までは。だけどあの日、私は見てしまったのだ。図書室で司書の先生と抱き合う苑田を!? キスしながら服を脱がし乳房に口づけ揉みしだく。快楽に悶える司書。心臓が破裂しそうに激しく打った。白い太ももを抱え、その間に腰を進める。司書が大きくのけぞり苑田の動きに合わせて腰を蠢かせる。次々と体位を変えて性交が続く。汚い…!! 不潔よ!! でもそれ以上に不潔なのは金縛りにあったようにその場を動けなかった私。食い入るように見つめていた私…。この感覚は何…!?
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-1924年ドイツ。寒い冬。不敗の国と言われたドイツは第1次世界大戦で初めての敗北を味わい、町は失業者で溢れ人々の心は荒んでいた。父を戦争で亡くし病弱で働けない母を持つマリアの家は貧しかった。貧しい者は生きていくのが精一杯だった。盗み…殺戮…人々は生きるためになんでもやった。13歳のマリアは体を売ることを覚えた。のしかかってくる男の重い体につぶされそうになっても、ぶたれて引き回されるより苦しくはなかった。体を与える代わりに食べ物をくれる男はいくらでも見つかった。荒んだ男達は残虐な欲望のはけ口を幼い少女のか弱い体に見出したのだ。そしてマリアはその男達の残酷な目よりも、もっと冷たい目で男を見下ろしていた…!?
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-父親と喧嘩して酔っぱらって帰って来た俺は部屋の前で躓いて転んでしまう。でっかいゴミかと思ったら金髪の女の子だった!? しかも「ソースケ」と兄の名を叫んで抱きついて来た。本来なら金髪の可愛い女の子とひとつ部屋にいるなんて幸運は喜ぶべきことなのだが、抱きつかれた際に打った後頭部の激痛と金髪の可愛い女の子って言うのが深夜2時過ぎにアパートの廊下でゴミのように転がっていたという状況を無視して浮かれ狂うほど俺もおめでたい人間ではない!! 彼女の名はマリー。マリーは約束通り兄に会いに来たと言う。「約束って…?」「ソースケのお嫁さんになって日本に来る事です」7年前に兄が留学していた時に結婚の約束をしたというのだが…!?
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-恋人との逢瀬を楽しんでいた小説家のフレッド。そこにいきなりドアをけ破って黒服とサングラスの一団が現れた!?「お楽しみはそこまでにしといてもらおうか!! フレッド!! ドリス!!」ボスらしき女が叫ぶ。なんの心あたりも無いので思わず「は?」と間抜けな顔で振り返ると人違いだと驚かれる。どうやら誰かがフレッドの名を語ったらしい。思い当たるのは女好きの友人マーティーだ。問い詰めると、たまたまひっかけた女がマフィアのボスの情婦、ドリスで、しかもドリスの前にモーランの娘のパットと付き合っていたと言う…!? そう言えば押し入ってきた女はパットと名乗っていた…!? 成り行きでマーティーを女装させ逃げる事になってしまったフレッドだが…!?
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-TVで颯爽とインタビューを受ける女性編集者。でも現実の私は美形で才能あるけど、まるで子供のように私を翻弄する作家、藤堂圭に振り回されていいように弄ばれている、ただの担当。締め切りが明日の朝で間に合わないからとホテルに缶詰めにすれば、仕事もせずに私が出ていたTVを見て、口紅はローズ系よりピンク系が似合うねとか、今のセリフ使っていい? とか、馬鹿にしてるの!? 業を煮やして差し入れを買ってこようとすれば、忘れものだよ原稿を渡してくる。出来てるんならさっさと出せよ、この悪魔っ!! 4つも年下のくせに散々人の事からかって仕事相手じゃなかったらぶっ飛ばしてやるわよっ。最初は見てるだけで楽しいと思っていたのに…!?
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-場末のバーで歌う聖美。大物プロデューサーからメジャーデビューを勧められるほどだが「ここで歌っている方が性に合ってますから」とまったくその気にならない。ある日、同じ男が1週間も毎日店の外で待っていると知らせられる。ストーカー!? 店にあった花を貰った聖美は「これプレゼント」と、いきなりその男に渡す。「1週間、毎日ボディガードご苦労様。おかげでゆっくり夜の散歩を楽しめたわ。それで私の身辺調査は無事終了した? 名探偵さん」聖美は花を部屋まで持って来てくれれば調査に協力すると言うが、男は玄関先に花だけ置いて消えてしまった。聖美には地位や金のある男達と次々に関係を持つという秘密が…!? 男はそれを知っているのか?
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-ハムスターファンの皆様、ハムスターの飼育にまつわる漫画がいっぱいですよ!ハムスターのちっちゃなハートにはおおきなLOVEがつまってる★ ハムスターの飼育アンソロジーコミック第2弾。 収録作品/夏野ひまわり[GOGO!ゴールデン'S]/竹咲輝[こつぶの日常茶飯事]/ めで鯛[ハムスター日記]/たちばないさぎ[くまっぷ×くまっぷ]/福田由美子[スミル&ノフのこれでも★シスター]/立明彦[カム・カム☆ハムスター]/黒木里加[ラブリーほお袋★]/黒崎さつき[これが私のハムスター人生]
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-ウチのゴールデンハムスター・シーちゃんは、世界初(?)のベジタリアン・ハムスター!? ――我が家の新入り・シーちゃんは、つねにはしゃぎまくりの元気印! だけどお尻に黒い色素沈着があって、病気になる恐れが…。そこで医者からは食事制限を宣告。雑食はすべて禁止! ハムスターフードも与えちゃダメ! 野菜しか食べられないベジタリアンじゃん! えっ? 動物性タンパクのペレットはOKだって!? 先生、それを早く教えて! こうして始まったベジタリアン生活だけど、はっきりいって草ばっか。これじゃシーちゃんも戸惑うのでは…って、ぜんぜん気にしてない!? ひょっとしてこのコ、大物かも…。元気爆発シーちゃんは毎日パワフルに駆け回ってます♪
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-出生率の低下から『代理出産ビジネス』が横行する日本。そんな中、美帆は「健康で丈夫な子供が産めそう」という理由だけで、大富豪家に嫁ぐことができた。優しい義母、愛する夫、幸せな結婚生活を送りながら、待望の妊娠! 喜びに沸く家族だったが、度重なる不幸が美帆を襲い、ついに出産が絶望的な状況に…。そんな時、大富豪家の『女帝』である姑が驚きの提案をする「私が代理母になる」。だが、これが悲劇の始まりだった――! 息子夫婦の子を出産した姑と美帆、そして家族の“秘密”をめぐり想像を絶する戦いが始まる…! 少子化問題を鋭くえぐる大長編近未来ドラマ!
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-ごく普通の男子高校生・鈴木森雄のクラスに転校してきたのは、謎多き美少女・日比谷翠子。実は彼女は、二つの顔を持っていた。昼は少し風変わりな女子高生。放課後は、たとえそれが殺人であっても代行可能という、どんな望みも多額の報酬と引き換えに叶える、「金の薔薇商会」の…!? そんな彼女と出会ってしまった鈴木は、持ち前の世話焼きから学校に馴染もうとしない翠子に親しく接するようになるが…、次々に商会に舞い込む奇妙な依頼は、彼を数々の非日常な事件へと巻き込んでいき―!? テレビドラマ脚本、漫画原作の女王・池田悦子と、レディース漫画の第一人者・中山乃梨子が描く、少女ミステリー・サスペンスの大傑作!!
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-「嫁に給料を払うバカがどこにいる――」それがこの家を支配する姑の口癖。呉服商「ときわ」の美しい若女将がまさかすべての自由を奪われた“奴隷”だとは誰も気づかない…。姑に借金をしている実家を救うため、生贄として嫁いできて20年、家計はすべて姑が管理し、佐也子(さやこ)には1円のお金も、1時間の自由もない。夫は毎晩、女たちと遊びほうけ、この家に佐也子の味方は娘の理佳子(りかこ)だけ。だが、ついに姑の魔の手は理佳子にも迫り……。愛する娘を守るため、佐也子の周到に準備された反撃が始まる――! 爽快で痛快なドンデン返しストーリー!
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-まだ2歳半だった息子が死んだのは一瞬の出来事だった。そして夫とも離婚。両親を早くに亡くし、親戚をたらい回しにされてきた「なずな」にとって、息子の翼(つばさ)は全てだった。翼のいない人生など考えられない、…だから私は今日死にます…。死に場所を求め、昔住んでいた町にやってきたなずなは、ひょんなことからある、古びた保育園に迷い込む。目を輝かせて走り回る天使のような子供たちを見ると、心が締め付けられる。翼を思い出してしまう。早く天国の翼に会いに行こう…と、その時、なずなの人生を変える出会いが――。生と死の間で揺れる母性の葛藤を感動の筆致で描く傑作ヒューマンドラマ!
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4.0「どうせ捨てられる商品なんだ、盗んで金儲けしよう」と極貧主婦のさくら(32)に悪魔な同僚が囁く――。離婚し、女手一つで息子を育てるさくらの収入はスーパーのパート代のみ。今日も食卓にはもやしと納豆だけ。成長期の息子にひもじい思いをさせ、給食費も満足に払えないみじめな生活。そんな時、勤め先で大量に処分される期限切れの商品を闇で売ってしまおうと持ち掛けてくる同僚の沼袋(ぬまぶくろ)…。初めは躊躇するさくらだったが、思わぬ臨時収入に段々と違法ビジネスにのめり込んでいってしまい…、そして物語は予想外の結末に! 格差社会の暗部を写し取るサスペンス長編!
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-目が覚めたら、おばさんになっていた―――!?高校生のひなたはいつものように学校生活を送っていたのに、突然の激しい頭痛に倒れてしまう。そして目を覚ますと17歳だったはずなのに31歳の姿になっていた!?混乱する私を若いお兄さんが支えてくれて…彼は未来の私の婚約者で翔太というらしい。彼との記憶はないけれど過ごすうちにどんどん心惹かれていくひなた。年齢を気にして踏み出せない未来の自分に「どうして未来の私はこんなにもがんじがらめになってるんだろう…」ともどかしさを感じてしまう。記憶がいつまでも戻らないひなたに翔太は辛そうな表情を浮かべる。このまま記憶が戻らなかったらどうなるんだろう…
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-「息子と別れてちょうだい」婚約者の母からの非情な宣告。理由は…私がもう子供を望めない体だから――! 優しくて誠実な同僚の久野(ひさの)にほのかな憧れを抱いていた明日美(あすみ)。だから久野から「結婚を前提に付き合ってほしい」と言われた時は嬉しかった…でも…私は子供が産めないの! つらい恋愛から中絶してしまった過去。その代償は大きかった! しかし「それでもいい」と言ってくれた久野を受け入れる明日美。…だが彼の家族は猛反対! 実は久野にも隠された悲しい過去があったのだ――。胸をしめつける大人のサスペンスラブストーリー!
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1.0【『素敵なロマンス ドラマチックな女神たち』との重複購入にご注意ください】 最下層パート主婦が生きていくには、もうこれしかなかった…! 格差日本の暗部を描く売春サスペンス。病気の夫を看病しながらパート代だけで生計をたてていた順子。しかし、過去のある過ちをバラすと脅され旧友に金を渡したのが地獄の始まりだった――! 何度も取り立てに来る旧友、滞る病院代…追い詰められた順子はついに…「主婦専門の売春クラブ」で勤めることを決意する。好きでもない男に弄ばれる苦痛…、愛する家族を裏切る罪悪感…、しかしパートではけして稼げない大金が得られるようになり、順子は徐々に変わっていく……そしてあの事件が起こる――。
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-「一晩でも長くこのせつない想いを伝えたくて…」普段から「舞子」という名で女装をしている修は、相思相愛であった医者の男、良三に正体がばれ、振られてしまった。それでも良三への「せつない想い」が消えない修は、何度も連絡を取ろうとするがことごとくかわされてしまう。そんな中、良三の同僚医師で「舞子」の正体を修だとは知らない内森は、「舞子」を口説こうと食事に誘う。帰りがけ、ついには「舞子」の部屋にまで行こうとする内森だが、実はその日ずっと二人を尾行していた良三は、思わずその光景を見て…!?ー。ほか、遊びでしか恋愛できないイラストレイターを好きになった少女の切ない片思いを描いた『片割れの月―HALF MOON―』も収録!
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-どうしてこんなにこの時間が大事なんだろうー結婚七年目。偶然昔の恋人である幾子と再会した桐嶋浩二は、そのまま彼女との密会を重ねるようになった。妻の良恵にバレないようにビクビクしながらも、幾子と会う時間を楽しみにする日々。退屈な現実に飽き飽きしているだけの幻想への恋だ、と幾子は言うが…。そんな折、良恵から「別れてもいいのよ」と唐突に言われた浩二は、思わず弁解。自分は良恵にはもう関心がないはずなのに、なぜそんな弁解を? 昔の恋人と会うのは、本当に良恵より幾子が恋しいから…? ほか、互いに浮気性の夫婦の、おかしな結婚生活の掟を描いた『彼女のしぐさ』も収録!!
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-彼氏にフラれたアラサーの女性誌編集長、仁穂。憂さ晴らしに飲み歩いていた翌朝、自宅のベッドで目覚めると…、隣には何故か見知らぬ年下の男が!! 間壁章一と名乗る彼をすぐに追い返そうとするも、その口から「ゆうべ二人は夫婦の契りを交わしました」という言葉が出てきて!? 酔った勢いとはいえ、理想の男とは遠いはずの章一と、一夜を共にしたことに後悔する仁穂。しかし、章一の家事の腕がとても立つことに加え、彼の優しさや自分への愛情が確かなことに、しばらくは契約結婚の生活を続けることにしてみたら…!? ほか、美形で女遊びを繰り返す男が、心から人を愛するまでの過程を描いた大人のラブストーリー、『ミスターロンリー』も収録!!
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-「二人でこの背徳を続けるためにやったことなんだ」―愛し合う二人はベッドの上、互いの名を何度も呼びあいながら、激しいセックスに溺れる。その行為が狂っていると知りながら、どこまでも二人は堕ちて…。結婚式間近、謎の投身自殺を遂げた西野友里子。事件前日、彼女の元には「失楽園」の絵が何者かより送られていたという。刑事である山村佐知は、その絵にこそ事件の真相があると睨み、捜査に乗り出す。その最中に知り合った、友里子の婚約者である上田雅彦。雅彦は何かを隠している、と直感した山村は、彼のもとを何度も訪ねるが、いつものらりくらりと交わされてばかりで…。果たして、事件の真相は? 「失楽園」の絵とは何を意味する…!?
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-「この生活を失ってしまったら あたし また…」傍から見ると相思相愛の若夫婦。夫を一途に愛していた妻の、突然過ぎる死の理由はー。クリスマスの日にふとした気まぐれで、同僚の田代喜和子をクラシックコンサートに誘った今宮。後日、彼女からその御礼にと部屋に招かれ、手料理を振舞われたのをきっかけに、二人は親密な仲となっていった。一見すると地味で暗いムードの喜和子であるが、その中に隠された「美点」を発見していく今宮は、徐々に彼女に惹かれ、結婚。貞淑で献身的な妻の愛を受ける今宮は、自分でも完璧で幸福な結婚生活を送っていると思っていたのだが、その愛はやがて今宮への依存にと変わっていき…。
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-バレエ一筋に生きた母が、この春亡くなった。僕は10年前、バレエよりラグビーをやりたいと言ったばかりに、母とケンカ別れしたままだった。なんで嫌かって?あまり思い出したくない幼少のみぎり、僕はレオタードの女の子達とバレエを踊っていた。鬼のように厳しい母から毎日シゴかれ、悪友の正貴にタイツ姿を見られたあげく「オカマのハヤトちゃん」とさんざん笑い者にされたからだ。東京の実業団でラグビー界のプリンスと呼ばれている僕は、母のバレエスタジオを継ぐわけもなく売ろうとした。正貴が「先生があの世から化けてでるぜ?」なんて言うから、スタジオで踊る母さんが!?ビックリ仰天する俺に話しかけてきたのは、教室の教師の田坂琴子だった。そして…!?
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5.0なんていう歌だっけ?思い出せないまま口ずさむ優しいメロディ。ここは父の家具好きが高じて始めた家具屋さん。今や知る人ぞ知る家具のお店です。そして実質的にこの見せを切り盛りしているのは、長女の私、杉本あかね、当年32歳。母は私が12歳、妹が5歳の時に亡くなった。それからすっかり私が母親代わり。「そんなにガミガミ言ってたら恋人できないよ」なんて妹は言うけど私だって好きで口うるさくなったわけじゃないわよ。父が店の改装を私に任せると言ってきた。やって来た1級建築士は、なんと昨日振り込みの件で口喧嘩した男!?こんな男と一緒に仕事ができるのかしら!?その上、私は気がついたら彼の姿を追っていた。何をドキドキしてるんだろう私。
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5.0「はじめまして。古屋護、7歳です。よろしくお願いします」「まあ護ちゃん。偉いわ!しっかりご挨拶できるのね」事業に失敗した妹夫婦の子供を引き取った未亡人の百香。「嫁の分際で。あんたと結婚した途端、うちの長男ポックリ逝っちまうし」などと義母に嫌みを言われながらも、義父母、義兄姉とその子供達の面倒を8年間も見てきた百香。夫の遺言だったのだ。見かねた護のイタズラで婚家を追い出された百香と護は、月給50万、住み込み、子連れ可の広告につられ、坂東家にやって来る。そこは当主の坂東一馬を筆頭に男ばかり5人兄弟の家だった。個性的な男達に囲まれ、百香と護の新しい生活が始まる。5人とも、美しい未亡人の百香に魅かれ始めて…。
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-「いつになったらパパやママをあんしんさせてくれるの。孫の顔見たいわァ。幸せになって欲しいわァ」と母親に心配されて、お父さんの大学の柔道部の後輩の40歳の男性とお見合いをすることになった都。いい年してって言われても、小さい頃から信じてるんだから、いつか白馬に乗った王子さまが私を守りに来てくれると…。ところがその夜見た夢は、木馬に乗ったひげ面の大男!?まあ見合い相手なんだけど。見合いであった山田一太郎さんは、体だけじゃなく声も動作も大きくて、お店の人に注意される程。どうしよ…もう帰りたくなってきた。けれど私の夢を笑わずに聞いてくれたのは、彼が始めてだった。そして情熱的な告白をしてくれた。でもでもでも、どうしよー…。
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-同期の庄野崇が課長に昇進した。しかも常務のお嬢さんと見合いの話もあるらしい。別に付き合ってる訳でもなんでもないけれど、気にならないと言えば嘘になる。しかも今私にはヘッドハンティングの話が来ている。しかも部長待遇で。友人に話したら「いつまでも庄野崇と同期の桜ごっこしてないで、とらばーゆして男を作るのよ!!」なんて言われちゃった。「いいかげんにしてよね、庄野崇、庄野崇って」「庄野崇、庄野崇って言い続けてきたのは、あんたの方でしょ。この10年間、他の男の名前なんか聞いた事無いわよ、私」「え…う…嘘」「いかに通子の異性関係が貧困だったか分かるわね」「私、少し考えてみた方がいいみたいね」早速友人に見合いを進められるが!?
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-兄が死んだ。10年以上行ったきりだったアメリカで交通事故。こんな形で帰って来るなんて。でも、泣かないよ、私は。あんたなんかのために泣いてやらない。18年前、母が再婚した。そりゃあ、お母さんは恋愛体質な人だから、いずれはこーいうことになるかなって思ってたけど…。何もこーんな大きな子供いる人じゃなくっても!高1って言ったよねえ…。信じられない、大人っぽい…。まつ毛長ーい。あたしよりよっぽど色白だわ。髪もきれー…。それが一朗、いっちゃんとの出会いだった。ほんとにね、どうしてこんなに好きなんだろ。こんなに冷たくつれなくされてるのに。でも、時々いっちゃんの視線を感じる。振り向くとこっちを見てないけど。彼の気持ちはどうなの?
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-「ああ、貢?あたしよ。あたしったらわかるでしょ。晶子よ」こいつはこの夜で俺が一番だーい嫌いな女だ。「お父様の会社が倒産なさったの。すぐ日本に帰りなさい。いいわね」大学時代、趣味で作ったパソコンゲームが売れたおかげでNYにソフト会社を設立し、今や花形パソコンソフトメーカーの若き社長のこの俺を電話1本で呼び出す女、晶子。彼女の家のお抱え運転手をしてきた父に男手ひとつで育てられたが、もの心ついた時からこの女の子守りをし、学校の送り迎えから、果ては日舞にお茶オハナまで付き合わされ、いつのまにか騎士にされていた。おかげで恋人に逃げられ、晶子お嬢様のアッシー君と呼ばれた。その俺に晶子は婿探しをしろと言って来た!?
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-果林の恋人、弦は同じバレエ団のプリマ、葵の相手役。果林は群舞の中の1人。親友の緑は、公演後もレッスンに行っているらしい。緑は主役の座を狙っている。「ほんとは果林のほうが上手くて主役につくのがそう遠くないって分かるから、よけいくやしいんだわ」「気を付けないと果林、今に追い越されちゃうわよ」「ショックか…?」聞いて来る弦に「…かなり…」と答える果林。そんな果林に弦は「欲、出せよ。根性見せてみろよ。俺の所までよじ上って来いよ」と言った。「俺は忘れてはいない。オマエに約束したあの日の事を」約束したあの日。弦が葵のパートナーに選ばれた時。「俺はお前とペアを組む事が目標なんだ。惚れてるお前と踊りたいんだ。待ってるからな」
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-恋なのかも知れない。煙草をもてあそぶ細い指。少し長めの髪。グラスを傾ける横顔。いつも気になってた。恋人から全然ロマンチックじゃないプロポーズ。3年も付き合ってるとこうなるのかしら。3年も付き合ってると、私のものじゃない口紅が、あなたのアパートの洗面所に落ちていても問いつめもしなくなるのかしら。だから、あの席で出会うあの男性のことが、こんなにも気になるのかしら。いつかは色あせるのかしら。この肩越しに見つめるだけの恋も。そう思ったら涙がこぼれた。どうかしてる、私。これじゃ10代の子供じゃないの。手遅れの恋だと思っていた。見つめるだけでいいと思っていたのに。彼から誘われた。私は躊躇しなかった。あなたが好き。あなたが…。
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-俺は幾つもの体験を通して「学習」した。もうワンランク上に行くためには実力だけじゃだめなんだ。俺は常務の娘との見合いの席でも、その後の付き合いでも全精力を費やし、俺は彼女の心を、これ以上無いコネをついに手に入れた。そんな時、見合いの席で大げんかしていた女の子と再会した。「嘘は許せないんです」だって。あんなで世の中渡っていけるのかねえ。と思っていたら、見知らぬ男とラブホテルに入って行く婚約者を目撃。なんだあ!?まあ、お互い様ってことか。俺は無性にあの子に会いたくなった。彼女は言った。「私は嘘をついた事は無いです。特にお母さんが亡くなってからは。私の父親、嘘ばっかりついてた」俺は、何故かこの子に会うとホッとする。
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5.0早春の北海道にやって来た万知。雄大な自然に目を向けず、雪解け水で荒れる河を見つめている。こんな川に落ちたら、ひとたまりもないかな…。そんなことを思っていると帽子が川に落ちてしまう。拾いに行こうとした万知は、足を滑らせ流されてしまう。溺れそうになった万知を救ったのは、ラフティング中のレオだった。万知のリストカットの痕を見た医師、悦子はレオに家に置いて面倒を見ろと言う。ようやく元気になった万知にレオが言う。「どんな理由があっても自ら命を絶つ人のことを僕は許せません」それに対し万知は「あたしも生きたくて。もう1度生き直したくて旅にでたんです」と答えた。万知は結婚式の場で婚約者に結婚できないと言われ自殺を図っていた!
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-その日、私は3度目の失恋をして会社を辞めた。私、雨森亜季(27)はスジ金入りの雨女。思えば幼稚園の入園式から遠足、運動会。楽しみな行事は雨に降られに降られまくり、休んだ日、カラリと晴れる。そーゆー日々を送った私は、成長したらやっぱり男にふられる運命なのかもしれない。いいえ…いいえ。そんなハズないわっ。そうよっ。今度こそ故郷で新しい恋を見つけなきゃ。どしゃ降りの雨の中、帰郷した亜季を迎えに来たのは幼なじみの光夫。「俺で良かったらいつでもつきあうぜ」って、何言ってるの。あなた妹のBFのくせにっ。ところが光夫が来た途端、空がピーカンに晴れた!?光夫は最強の晴れ男だった。しかも妹とは別れ、現在フリー。でも年下なの。
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-弟の結婚を機に独り暮らしをするためマンションを買った可名子。やっと引っ越しが終わったと思ったら、ベランダから物音が!?鍵締めてない!?しかも男の影が!?上の階の住人、賢司がパンツを落としたので拾いに来ていたのだった。一応不審者ではないということで、お引き取り願ったけど、私より年下で結構可愛い男の子だった。彼が勤めるクラブに会社の同僚と偶然行く事になった可名子。間違えて隣の人のお酒を飲んでしまい、ひっくり返ってしまう。そんな可名子を部屋まで運んでくれたのは賢司だった。そして一夜を過ごしてしまう。「好きだよ。順序が逆になったけど」そうよね、私。賢司とこうしているのいやじゃない。ところが部屋にいた賢司を母親に見られ…!?
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-学生時代の仲良しグループ。先輩後輩問わず、出たり入ったりで卒業して5年目の今では6人。生真面目な田中君と一途な良子の高校生以来の純愛カップルは、卒業後すぐにウエディングベルを鳴らし、グループの中心的存在の桑名先輩と美人でしっかり者の友美は、互いに他に寄り道しながらも、この度めでたくゴールイン。残ったのは――。私と出来れば個人的にはあまり顔を合わせたくない、新藤彰…か。もう卒業して5年も経つのよね。いつまでも気まずいままっていうわけにはいかないわよね…。昔から女の子に人気あったものね、新藤君。大学時代、何人見た事だろう、新藤君が連れていた女の子。一番初めは同郷の高校の後輩の女の子だった…。
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-あれは私が7歳の時、実業家である父が亡くなりました。わずかの遺産と古い別荘。そして2番めの母と母の連れ子の2人の姉を残して…。元気たっぷりのママは「いいこと、みんな。ママは今度こそ絶対リッチで丈夫で長生きしそうな旦那様を見つけてみせます」それから12年。2人の姉は美しく成長し、ママは相変わらず綺麗。「お前達も玉の輿目指して頑張るのよ」「はい、ママ」ママはお見合い、姉達はデートと大忙し。末っ子の絵美里は、小さい時から家事に勤しんでいたせいか、いまでは19歳にしてすっかり働き者の専業主婦!?今日も掃除と洗濯を済ませてお買い物に出掛けたら、穴に落ちた男性と遭遇。隣の別荘に引っ越してきたと言う彼は、超リッチマンで…。
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-「新婚旅行って言ったら月がメッカだろー」そう言ったのは、私、貝原芙美ではなく、ヒデちゃん、松平秀臣でもなく、ハル、河村春樹だった。私達3人は中学時代いつも一緒だった。ヒデちゃんは寡黙でシャイで。ハルはなんというか、まあ、あけっぴろげのノーテンキで。全然違うタイプだったけど、どっちもいい奴で、どっちも私は大好きで。私達はたいてい3人で行動したけど、どうしてもペアにならなきゃいけない時は、ヒデちゃんとハルのジャンケンで決めてた。いつか決めなきゃいけない。ジャンケンなんかじゃなくて、私の意志で。いつかずっとずっと先のいつか。中3の秋、ハルが死んだ。事業に失敗したお父さんが車に家族を乗せてガケから海に!!無理心中だった…!?
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-私、桜友恵、24歳。準大手企業のOL6年生。「あら友恵!研修センターのコーチ終わった?」「うん」「いい男いっぱいいた?」「いたいた。今日からまたバリバリ稼ぐぞ~っ」「ねえねえ聞いた?王子さまのウワサ」「聞いた聞いたーっ」「本気にしてないな」「だってすごくリアルなウワサよ」「革命で日本に亡命した王族が日本で再婚して、その子がまた日本女性と結婚して今は四代目の殿下ですって」「それじゃほとんど日本人じゃない」「そうよ、その殿下がうちの新入社員にいるなんて素敵じゃない」「素敵と言うのはこーゆー日本男子よ!!」友恵は写真をずらっと並べた。「今年のエリート、トップ10!!研修センター選りすぐりのハンサム生写真データ付きよーっ。さあ買った!!」
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-そりゃ誰か紹介してって頼んだわよ。そりゃ私も、もう30よ。でもねっ、もっとましなのがいそうなもんじゃない!!やめてよ。冗談じゃないわよ。こんな男のパンツ洗ったり食事作ったりしなきゃいけない訳!?おまけにこんあ男と夜の…!?思わず血の気が引いて私は逃げ出してしまった。そんな所に5年も前に別れた男、等が現れた。「なんでこんな所にいるのよ」「物見遊山。ここで今日子がお見合いだって言うから面白そうだなって思って。やれやれ、そこまでして結婚したいもんかね」「したいわよ!!結婚したいのよ、私!!純白のウエディングドレス着たいのっ!!私もう30よ!!いいかげん幸せになりたいの!!女の幸せが欲しいの!!分かる!?だから等、いい男紹介しなさいっ!!」「えっ!?」
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-「いかん!!許さん!!絶対いかん。許さんと言ったらぜ~ったい許さんぞ~っ」「お願い、お父様!!福太郎さんを愛してるの」「どうか結婚を許してください!必ず芹さんを幸せにします。」「お前のような箱入り娘が、この家から一瞬でも出て生きて行けると思うのか~っ」「ごめんよ、芹。とうとうお父さんには許してもらえなかったな」「ううん、福太郎さん。お父様もいつか必ず分かってくださるわ」「おまけにこんな古い公団アパートで」「あなたと暮らせるならどこだっていいのよ」「本当にいいのかい?君のようなお嬢さんが、こんなヤスサラリーマンの妻になって」「あたしこそ。初めての旅行で迷子になったあたしをあなたはいつも助けてくれて」「あたりまえだよ。僕は添乗員だ」
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-深窓のご令嬢も30過ぎればただの人。母親の見合い攻撃(しかも釣書は立派だがみんなオヤジ)にうんざりした美紗子は、父親の会社で働くことにした。働いて立派に自立してみせるわ。女の幸せは結婚だけじゃないわ。心機一転して仕事に生きるキャリアウーマンになるのよ!!それに、もしかしたらお父様の会社で素敵な男性と運命の出会いをして大恋愛をして、どんでん返しのハッピーエンドになれるかも知れないわよね。「お姉様、世の中そんなに甘くなくてよ」と妹に諭されるが、美紗子は聞く耳を持たない。そうよ。私の人生はこれから花開くのよ。ドキドキしながら初出勤。すると意外なほどいい男が多い。特にエレベーターで乗り合わせた笠原は、かなりイイ!!
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-あれは2年前、面白がって遊びに行ったTV局で、あっさりスカウトされてしまった私のボーイフレンドの小原正介は、面白がって出たTVがバカ受けして、今や歌にドラマに大忙しの大アイドル。それにしてもなんてずーずーしい。19歳ですって。ほんとは大学6年生の24のくせに。「悪かったな」思いっきり変装した正介が目の前に。思わず笑っちゃった。「まいったぜ。アイドルなんてやるもんじゃねえな。ものすごくこわーい追っかけがいてよ」「正介ったら、就職失敗してサラリーマンは向いてないってタレントになったんじゃん」「それもこれも結婚資金のためだろ」お前のような青二才に娘はやれるか、と父に反対された私達は結婚とマイホームのためせっせと働く毎日なの。