唐沢野枝の作品一覧

…。

不遇な生い立ちな少女に追い打ちをかけるが如く不幸はやって来る…。

シングルマザーと暮らしている少女は何もかも嫌になり嫌いな母親から逃げるように家出をしたら街で警官の男に助けられて彼の部屋にしばらくお世話になる。
(なんと好都合なのか)。

彼女は母親との確執もあるが突然の病宣告。
病院でも看護師等はヒソヒソと(聞こえてるけど)不治の病と言っていて。

読んでみての感想は、全てがあり得ない事ばかりだけど警官の彼と出会ってからは幸せに。
病は勘違いだよね？って思いたかった…。

哀しい…。

ヒロインが可哀想すぎ。
結婚してても彼はカメラマンとしてはまだまだそれだけでは安定してないので夜間バイトもしてるし、その上バイト代が入れば家計ではなくて大好きなカメラマンとして世界中をまわって数週間留守にしてお金を費やすという生活をしている彼だし、彼女も自分の職場で盗作されたりで、だんだんと彼女は病んでゆく…。

彼は仕事という名の浮気をしてるのか？と、モヤモヤでした。
そして彼の母親もヒドかった。

ただ一つの救いは彼が悔い改めた事かな。
でもやっぱり彼が自己満足の為に始めた、フリーカメラマンが元凶だよね。
彼女とよりカメラが大事で留守がちなら別れたら良かったのに。
こんな彼は要らない。

普通かな。

優しい旦那さんとパート主婦の夫婦。
妻はラッピングの資格取得の為に、家事とパートをしながら頑張っていて、優しい旦那さんは始めこそ妻を応援していたがそのうちに妻の家事が疎かに感じだして些細なケンカをしてしまう。

結果的にはそこまでして資格取得して良かったの？って思ったけど。
とにかく優しい旦那さんで良かったね。

後味悪い

主人公そんなにひどくないと思うのに、どうして愛されないのか謎です。後味が悪いけれど、これで元旦那に一生の傷を忘れられたら主人公的には満足だと思います。

うーん…。

旦那さんが優しい人で良かったよねぇ。

こんなズボラ過ぎの甘ったれなバカ嫁は、自分だったら即離婚だよ。
よく7年間も耐えたよね。

嫌だったのが嫁の話し方。
嫁は一応社長令嬢らしいが、話し方が何故か江戸っ子？の口調だからしっくりこなかった。

息子が居たけどこの嫁を見ている限り、ホントにアンタは出産したの？!って疑いたくなるような嫁だった。

旦那がよく浮気しなかったなぁと関心した。