【感想・ネタバレ】限りある命の中で 家出少女の愛し方のレビュー

唐沢野枝

｢抱いてよ…あたしのこと好きじゃなくてもいい。一度きりでいいから…｣母親と居たくなくて家出したあたしが出会ったのは、オトナの男だった。｢おまえ、俺に似てるかも｣なんて言って見返りを求めず私を大事に扱ってくれる。自然と彼と一緒にいるようになったある日、彼の上着に口紅がついているのを見つけてしまって……!? 本当は見返りを求められていたってこと…?

[G · ★★★★★]

…。

不遇な生い立ちな少女に追い打ちをかけるが如く不幸はやって来る…。

シングルマザーと暮らしている少女は何もかも嫌になり嫌いな母親から逃げるように家出をしたら街で警官の男に助けられて彼の部屋にしばらくお世話になる。
(なんと好都合なのか)。

彼女は母親との確執もあるが突然の病宣告。
病院でも看護師等はヒソヒソと(聞こえてるけど)不治の病と言っていて。

読んでみての感想は、全てがあり得ない事ばかりだけど警官の彼と出会ってからは幸せに。
病は勘違いだよね？って思いたかった…。

＃切ない