ライトノベル - 凪かすみ - 集英社作品一覧
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4.3皇女を名乗る女性――彼女は本物か偽者か!? 1920年――ベルリンで保護された記憶喪失の女性が、アナスタシアを名乗り始めた…! 皇女アナスタシアは、革命政府に銃殺されたとされる皇帝一家の末娘。もし本物なら、莫大な財産を有するロマノフの正統な相続人である。彼女は本物か、偽者か!? 世界的なセンセーションを巻き起こしたこの事件。皇女の幼なじみだったグレブは、真相を究明するためにドイツへ向かう。彼女の正体とは…?
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3.0女神の不興を買ったとして断罪された王子フォルシティアは、流刑地ラタ島へ送られた。島の領主の娘エディスは王子に惹かれ、足繁く館に通っていたが、幼なじみの青年ルウェインとの縁談が持ち上がる。抵抗するエディスに業を煮やした家族は、王子と離れれば諦めるだろうと考え、強引にエディスを本土へと送ってしまう。その頃、王国本土では邪教徒による少女誘拐事件が相次いでおり…!?
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-薔薇を妖精に捧げれば、あなたの願いはきっと叶うでしょう――。女に貢ぐ悪癖が祟り、長男ながら伯爵位を従妹マリアナに奪われ、借金まで抱えて破滅寸前のヴィクトル。そんな彼に借金の肩代わりをしようという申し出があった。条件は、亡き異母弟ユリアンの婚約者だったアンジェリカを、大公主催の舞踏会に出席させること。だがアンジェリカは屋敷から出られない秘密を抱えていて……。ユリアン、アンジェリカ、マリアナ、そしてヴィクトル。交錯する若き日の4人の思い。薔薇に導かれたヴィクトルがたどり着いた真実とは?