小説・文芸 - 幻冬舎メディアコンサルティング作品一覧
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クレパスと水彩の優しいタッチで、仲間を助ける優しいストーリー。 カメのがめきちは海で遊ぶのが大好き!でも夜の海を見たことがないので、ある日夜の海へ冒出掛けました。 月明かりのきれいな海を楽しんでいたら、いつの間にか、行ってはいけない海の森へ。海の木の幹が甲羅に引っかかり、引き返せなく泣き疲れて眠ってしまったら、いつの間にか陸の上へ。 気が付くと背中の甲羅が無い!シクシク泣いていると、とかげのしゅうちょうさんがやって来ました。ここはとかげの国。甲羅をなくしたがめきちはなんだかとかげに似ているね、ととかげの仲間たちが仲良くしてくれました。 ある日カメの仲間たちがとかげの国へやって来ました。甲羅のないがめきちを見つけ、何とか助けてあげないと。 その夜、カメの仲間はがめきちを呼び出し、がめきちを囲んで「ドン ドン チャ チャ カーメ カメ」と踊っていると…
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 嬉しい時も悲しい時も笑顔の魔法でみんな幸せ。 「おはよう」っていうと……「おはよう」っていってみんなわらってる 「ありがとう」っていうと……「ありがとう」っていって ほら! わらってる 「わらうって だいすきににてる」「わらうってなかよしのしるし わらうっていいな」(本文より) どんな時も、誰といても、一緒に笑いあえる幸せと、笑顔の大切さを教えてくれる絵本。
-
-
-
5.0遥か虚空(宇宙)から遣って来た『七福神』と地上で会話をしました。 それは2001年3月中旬の穏やかな休日でした。どうやら、私はこの短い昼寝の間に夢を見ていたようです。これがなんと、あまりにも「現実的」な出来事であるかのような「不思議な夢」でした。この体験により、今まで持っていた七福神へのイメージ、常識が根底から大きく変わることになります。この時の私の気持ちは、神々に会えたことへの嬉しさと感謝で一杯でした。そして大変驚き、深く感動していました。神々は上空より真白き横長の帆に一列に並んで現われました。あの夢は私の摩訶不思議な思い出の一つです。私の「宝の夢」として一生大切にしていきたいと思っております。皆さんも「素敵な夢」お持ちでしょうか。もしお持ちとすれば、それは「とても、とても素敵なもの」なのでしょう。
-
-留置所で出会った一人のおじいちゃんとの、ちょっぴり笑えてためになるお話 私は今、警察署の留置場で拘留されている。既に2週間近く経ったか? 今日、私の房におじいちゃんが入ってきた……。 天皇制度、本能寺の変、太平洋戦争、従軍慰安婦――留置所で出会ったおじいちゃんは、毎日いろんなことを私に教えてくれた。留置所で体験した少し不思議な19日間の物語。
-
-
-
-
-
-
-
-昭和十八年、幼き日に過ごした満州・鶏寧。豊かな物資に恵まれ日本最強とうたわれる関東軍が駐留し、つかの間の平穏があった。しかし、昭和二十年春、南方前線の悪化により、関東軍の大移動となり、その後は無防備状態となった。そして、終戦一週間前の八月九日、日本との不可侵条約を破り突如ソ連軍が攻め入り、満州は大混乱を迎えた。ソ連軍からの遁走の最中、奉天駅で日本敗戦を知った。日本への引揚げの途中目にしたものは、ソ連兵による強奪と男狩り、中国の内乱、疫病と隔離、極限状況下でむき出しになった人間の本性……。戦後の混乱を生き抜いた著者の記憶の涯てにある満州、その真実が今語られる。
-
-私たちの日常生活に応用されている、ある種類の金属・合金が絶対零度に近づくと電気抵抗を失うという科学現象の「超電導」。2枚の懐紙に起承転結の関係で36句の連句を詠み重ねる「歌仙」方式。この2つを融合させ、「超電導」を、四季折々の花鳥風月に織り交ぜ、「5・7・5」の長句と「7・7」の短句で表した、新感覚「歌仙」。現代と古典、科学と文学が、一本の鎖となり、異質と思えるものが調和のとれた作品世界をつむぎだす。「歌仙の雰囲気に浸りながら科学、さしずめ『超電導』に親しんでいただこう」という著者の思いが見事に表現されており、科学が身近で自然なものとして感じられる作品。
-
-
-
-
-
-カフカの名作小説をまさかの大阪弁で翻訳! 「どないかしてこれを追い出さな」 ある日突然、巨大な虫へと変身してしまったグレゴールと、異常事態にてんやわんやな家族たち……。 はたして彼らは平穏な生活を取り戻せるのか? 怒濤のテンポで繰り広げられるドタバタ劇! ――グレゴール・ザムザはある朝けったいな夢から目が覚めてみたら、ベッドん中で馬鹿でかい虫に変わってる自分に気がついた。仰向けの背中は鎧みたいに硬いわ頭をちょっともたげてみたら腹は茶色ぅふくらんで硬い節に分かれとるわ、その腹にかかっとる布団はずり落ちる一歩手前で最後の瞬間を待つばかり。無数にある脚は腹回りのわりに情けないくらい細ぅて、目の前でワヤワヤと頼んなくうごめいとった。「おれ、どないしてん?」(本文より)
-
-
-
-87階スカイラウンジから眺める雲は、 下から見上げる灰色の雲とはまるで異なっていた。 妹の死、家族の離散がリーピンを変えた—— 中国上海の観光会社に入り込んだ彼女は、「上」を目指しひたすらに突き進む。 中国ビジネスシーンの描写も魅力の成長譚。 両親と病気の妹を故郷に残し、大連の大学に進学したリーピンは、アルバイト先のクラブで遭遇した日本人に広い世界の魅力を教えられた。 やがて彼女は夢の海外国費留学を勝ち取るも、最愛の妹の死と家族の離散とともに理不尽に破綻する。 自身の力で生きていくことを決意したリーピンは、大連の小さな旅行会社から、大都会上海で再起を期す——。 一人の中国人女性が混沌の時代に立ち向かい、力強く行動する、希望を抱く若者の活劇。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-私達はこの地球でどう生きるべきなのか、私達の魂はどこへ向かっているのか…… “神様が私達のために何をしようとしているのか”を知れば、その答えはおのずと見えてくる。 ~本を通してあなたに贈られる神様からの6つの力~ ・元気になる ・スッキリする ・前向きになる ・力が漲る ・困難に立ち向かう力が湧き起こる ・頑張る意欲が高まる 私達はいつでも神様に見守られながら生きています。しかしそれを知らないまま過ごしているのです。私達の人生に起こる全ての事は神様からのギフト……私達の魂が磨かれるよう神様が考えてプレゼントして下さった事なのです。(本文より)
-
-ちばてつや氏絶賛! 「みいんなから愛された駄菓子屋のおばちゃんの半世紀。 子どもたちがイキイキ描かれていて昭和の人情にほーっこりです。」 「国語はラブレターを書くためにあるんだよ」 昭和30(1955)年、住民が寄り添い、夢と希望に満ち溢れる東京下町に駄菓子屋みかどが誕生した。 引っ込み思案な子からやんちゃな子まで、“みかどのおばさん”に学校の話を聞いてもらうのが大好きな子どもたちと一緒になって泣いたり笑ったりの53年――。 時に子育てに悩むお母さんたちの心強い味方であり、心のよりどころとして愛され続けた駄菓子屋みかどのおばさんを描いた心温まるエッセイ。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本作品は全編フランス語で構成されています “ Le temps du démon ” Un moment où le cœur s’écroule--- Les yeux de cette femme, la poitrine de cette femme ―Cela m’égare Le poème délicat et la peinture à l’huile luisante tissent un bijou de l’ensemble 【目次】 01 Au toi de ce jour - là 02 Par la chaleur caniculaire 03 Après l’averse 04 À la montagne en automne 05 L’après - midi de mai 06 L’hortensia 07 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 1 08 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 2 09 Un jour d’été 10 Un homme et une femme solitaires 11 Dans la montagne d’été 1 12 Désirer l’invariabilité 13 En un soir solitaire 14 Il pleut 15 Le soir de neige 16 Le coeur troublé en automne 17 Cette ville 18 Dans le sanctuaire shinto 19 À la lumière des jeunes feuilles 20 Le même qu’autrefois 21 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 3 22 Le vent, dis donc 23 Le chardon 24 Au crachin 25 L’embrasement resté 26 L’été vient 27 L’été vient 28 Les jeunes feuilles et l’arbore mort 29 Pendant la saison des pluies 30 Un soir 31 La randonnée en voiture sur la même route 32 L’affaire que je recherche ---- 33 En le temps nuageux d’hiver 34 Dans la montagne calme 35 Le signe du printemps 36 Le vert du début de l’été 37 La revanche 38 La randonnée automobile étrange 39 Dans la montagne d’été2 40 Le regret 41 Subir un examen médical 42 Mon cadeau pour toi 43 La montagne du vent d’automne 44 La chose d’hier 45 La garôta 46 L’affaire de cette femme 47 L’esclave noir 48 La femme qui ne peut pas deviner
-
-
-
-
-
-
-
-医療人である前に、人間としての成長を。 「マツモトキヨシ」で薬剤師から採用責任者まで上り詰めた著者の、知識と経験に裏付けられた確かな自己形成論。 同業のみならず、全ての若者へ向けた熱いエールがここに――。 病院薬剤師としてファーストキャリアをスタート。しかし、「経営を学んで自分の薬局を持ちたい」と一念発起し、大手ドラッグストアの門を叩く。カリスマ会長の元で営業、人事、教育マネージャーを歴任すると、今度はキャリアコンサルタントへ転身し、予約の取れない大人気講師に――。 人生を楽しみながらも果敢に挑戦を続けてきた著者が考える、自身の可能性を広げる秘訣とは。
-
-
-
-
-
-二度目の青春グラフィティ! OYAJI's dreams come true. 中学時代、対立候補さえいなければ誰でもなれる生徒会執行部だった5人。輝かしい(?)思い出は、文化祭でアイドルのように歌ったことだ。すっかりおやじと呼ばれる年齢になった彼らは、親の介護やリストラなど、厳しい現実にさらされていた。そんなとき、【歌って踊れる四十五歳以上の男性限定! イケてるミドルアイドルコンテスト】の募集を見かけ、皆で一発逆転のチャンスにかける――。 問題は山積み。それでも、夢を追うおやじたちの瞳はキラキラと輝いている。 笑いと元気と勇気をくれる、清々しいエンターテインメント小説。
-
-
-
-「餓鬼ども!」/新鮮な食べ物を口に入れようとすると、その食べ物が炎に包まれてしまうという、悲惨な境遇の餓鬼。納得がいかない理由で餓鬼に転生させられた俺は仲間の餓鬼たちとともに生活向上を目指して立ち上がる。協力してくれるのは天女や貧乏神。一方、立ち塞がるのは住居にしている寺の若住職や妖怪たち。俺たちの運命は!? 血判状の秘密/ イケメン郵便局員とつなぎを着た屈強な中年男性に拉致された女子高生・沙希。男たちの話によると、沙希は400年前の武士の生まれ変わりで、彼らと運命を共にする「同志」なのだという。沙希は、家老であった柳井兼定に失われた記憶を蘇らせる血判状を見せるという仕事を託される。しかし、その家老の現在の姿は、公園で砂遊びをしている幼稚園児であった。
-
-
-
-
-
-「忙しい、イライラする」だけの残念パパから脱却して 「家族全員の夢挑戦」を支えるヒーローパパになるための思考法 日記15年。国内海外2拠点生活。保育園送迎14年。 パパコーチゆーきが届ける令和家族の成長戦略。 家族全員で夢チャレンジする為のたった3つの問い ・自分が挑戦する中で、自分自身が踏み出せる小さな一歩目は何か? ・パートナーの能力を最大限引き出すために自分が出来る事は何か? ・失敗できる環境を家庭の中で築く為に自分が出来る事は何か? これを知らないと、一生後悔するかもしれない。
-
-「人生はどのようにできあがるのか?」 普遍的なテーマである。このテーマに意欲的に挑んだ小説だ。 21才のソープ嬢がブログを立ち上げ「ソープ嬢になると決め たのは私だけど、その私を創ったのはだれ?」という問い かけで小説は始まる。 ソープでは身体を絡ませても、心は絡ませない。本音で心を 絡み合わせたいという「なめ子」に「人生は運命だ」という 「ベートーベン」の「運命論」と「人生は意志が創り上げる」 という「シナトラ」の「意志論」の対立軸の中、個性的な 人生を送ってきた「不本意ながら修行僧」「マハ-ラジャー」 「良子悪い子不惑の子」「駒太」「Nowhere man」 「壁に耳ありネットに口あり」「巨根絶倫テクニシャン」 「眠った振りの街の美女」など11人の他の投稿者が本音で 自分の人生を投稿していくという斬新な手法で書き上げた物語である。 14人が人生を交互に語っていくという展開に、ついつい物語に引き込まれていく。 後編では、それぞれの投稿者がどのように人生を生き、 なぜそのような人生をおくったのか、またなめ子が なぜソープ嬢になったのかがあきらかになるだろう。 後編の出版が楽しみである。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「華ちゃん」という名前で呼ばれるまでの物語 日本中、世界中にたくさんの動物の命がある。 厳しい環境で命を奪われてしまう動物もいれば、とても恵まれた環境で命を全うする動物もいる。 そんな命の差をどうすべきなのか。 動物の命について考えるきっかけになる、華ちゃんのおはなし。 〈著者紹介〉 珠生満ちる(たまき みちる) 7月19日生まれ。 幼少期より、犬、猫、動物は買うものではなく、保護し、たいせつに終生寄り添うものとの考えを持つ。 カウンセラー、ピアヘルパー、家庭犬トレーニング技能士等として、悩みを抱える人たちや、飼い主の支援を行うなかで、道徳心の育成や情操教育の重要性を実感し、養護教諭の資格を取得。学校保健室で働きながら、保護活動を行う。 これらの経験から、動物たちのおかれた現状を広く知ってもらうため絵本の作成に至る。 この作品が、情操教育、動物保護活動の一助になることを願って。
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本作品は全編フランス語で構成されています “ La femme fatale” Son pouvoir magique joue avec moi, c'est ma joie infinité. La mariage des œuvres composant par la couleur vivante dans la peinture à l’huile et les mots délicats dans le poème. 01 Parler avec toi 02 Un rendez-vous amoureux 03 À une femme 04 La montagne en mai 05 T’attendre 06 À une jolie femme 07 Voler ton coeur 08 À toi que j’adore 09 Le fragment 10 La montagne de pluie 11 Son coeur 12 Pour oublier 13 Un beau soir 14 Un soir avec toi 15 À un jour 16 Le voyage 17 Un soir en hiver 18 Le chemin de ce moment-là 19 La fleur de marron 20 La montagne d’avril 21 Le monde d’ici 22 Ma jeunesse 23 Le rêve 24 À un moment ---- 25 Vous hardie 26 Dans un parc ---- 27 En montagne 28 Sur le lac 29 L’adepte d’une autre religion 30 La montagne de cette femme 31 L’inquiétude 32 La plante parasite 33 La pensée lointaine 34 Le cadeau de Dieu 35 La chanson qui m’inspire de la nostalgie 36 Un lecture 37 L’hortensia 38 La femme méfiante 39 La prophétesse triste 40 La femme sage 41 La femme qui n’aime pas 42 Dans l’obscurité 43 Le corbeau 44 Les feuilles mortes 45 La vallée du printemps 46 Sur un col de vent 47 Le clair de lune et les tournesols 48 La soirée bleue
-
-右足と脳機能を失っても、挑戦し続ければ道は開ける。 人生の目標を実現していく、夫婦の起死回生ストーリー。 突然の事故、右足切断、記憶障害、脳機能の低下。 途方もない試練を乗り越える裏には、小さな気づきと大きな愛情があった。 パラスポーツ挑戦、CM 出演を果たし、義足タレントとして羽ばたいていく――。 夢を見つけ夢を掴む姿を描いた、試行錯誤の記録。
-
-
-
-一気読み必須のミステリー! 予想を裏切り続ける怒涛のラストから目が離せない。 身に覚えのない自分の目撃情報。 それは、姉、母を死に追いやられた 妹による復讐の始まりだった。 大学生のまゆ実は、あちこちで語られる身に覚えのない目撃情報に悩まされていた。 そんな時、所属しているテニスサークルに、自分とそっくりな伊藤千春が現れる。 姉と母の自死という衝撃的な出来事をきっかけに復讐を企てる千春と、復讐の対象となるまゆ実、二人の視点によって描かれる復讐劇。 第三のオンナとは、果たして誰なのか――謎が解き明かされる度、さらなる衝撃の展開に息をのむ珠玉のミステリー小説。
-
-僕のそばにはいつも 聡明な女性たちがいてくれた あわい初恋の記憶、少年時代。 バンドに夢中になった医学部時代。 多忙ながらも充実した研修医時代。 青春真っ只中の90年代を綴った、医師で作家でもある著者初の自伝的エッセイ。 “人と出会うことは不確定であり、ときに不条理な結果を生むこともある。 それでもやっぱり、奇跡的な確率でめぐり合った人には一定の敬意を評したいし、 そのなかでもここに紹介してきた人たちに対しては感謝しかない。 こうして1人1人を想い出しその内実を語ることは、 やはり僕にとって無駄ではなかった”(あとがきより)
-
-日々の小さな幸せと、平和への切なる思いがここに。 ソーシャルワーカー、成年後見人として様々な人生と向き合ってきた著者・槐(えんじゅ)。 人々との温かな交流や、父母が残した幼き日の記録について書き綴ったエッセイ集。 終戦間際に生まれた槐(えんじゅ)は生活苦の中でも希望を捨てずに学び続け、 大学卒業後はソーシャルワーカーとして働いていた。 80歳を迎える槐の胸の内には今も戦争の記憶が刻まれている。 現在の世界情勢を見て、彼女は何を思うのか――。 仕事を通して出会った人々との人情豊かなエピソードや、 若き日の思い出、父母の手紙や日記などから半生を辿った一冊。
-
3.0
-
-伊達藩の白石城主 片倉家16代当主・片倉重信氏、推薦!! 片倉小十郎の家系に隠された真実の歴史。 この小説には「如何に生き残るか、命をかけた本当の戦い」が描かれている。 日本一の兵と呼ばれる父の娘に生まれた少女・阿梅の力強い命の輝きと、 戦中戦後を生きぬいた人びとを描いた感動の時代小説。 真田幸村のむすめ阿梅は、父の敵将であった伊達家の重臣、片倉家に養われる身となった。 12歳の少女は異郷の地でおのれ一人の力を頼りに、周囲の信頼を得て確乎たる地歩を固めていく。 さらに4歳の弟大八が残党狩りの嵐の中を落ちのびてくる。 露見すれば伊達家をも揺るがす重大事。彼の命はいかに護られたか。 匿うことを決断した伊達政宗。周到な布石を置いた片倉小十郎景綱。 勇猛果敢にして熱情の小十郎重綱。片倉領の産業に力を尽くす重綱の正室お方さま。 激動の時代に生きた命の群像。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-商人の家に生まれ、独自の卸売業を確立。 二十代で会社を設立した男の人生の軌跡。 仕事のことから家族のこと、 趣味の骨董収集のことから日常の見聞まで。 現代の徒然草、ここに極まれり。 「せっせせっせと古時計が時を刻んでいる。 まだ何か言い残すことでもあるのかと問われれば、 はっきり“ある”と答えたい」
-
-ある日届いた一通のメール。それはかつて淡い思いを抱いていた純一の離婚を告げるものだった――。 一陣の風に吹かれたように心揺さぶられ、私は二十年前の大学時代を追想する。新歓コンパの後、高校まではいつも教室の隅でひっそり過ごすばかりだった内気な私に、思いがけず声をかけてくれた純一。周囲の世界への壁を取り払い、人と交わる喜びや切なさを知る勇気を与えたそのときのひとことを、私は今、感謝とともにかみしめ、純一への手紙をしたためる。人生の様々な季節に吹く、様々な色の風に思いを馳せながら。 <著者紹介> はるのふみ 愛知県出身。教育関係の仕事に携わる一方、小説・詩・エッセイなどを手掛ける。「一陣の風」は大学時代のせつない恋心を手紙形式で振り返るところから始まる。変化する心情と状況が風・色のイメージで表現されているのも新しい。
-
-転生する猫・ネロに見守られながら成長していく龍二と茜の物語 子どもの頃、家庭内暴力にさらされ、両親が亡くなって施設で育った龍二。一方、両親、兄ともに空手家で、自らも空手家として育った茜。この二人が、空手を通じて知り合い、結婚する。二人はネロというネコを子ども代わりに可愛がる。 そんな時、茜が原因不明の昏睡状態に陥り、入院してしまう。心配しながらもネロと二人で生活することになった龍二だが、ある日パソコンで執筆中にネロに噛みつかれる。「いい加減にしろニャ! バカリュウジ!」という声が頭の中に聞こえて……。 七六六五日とは、龍二・茜・ネロがともに過ごした21年間の物語なのだ。
-
-
-
-1973年、春の全国高校野球。 優勝候補の名門校が、一回戦で姿を消した―― 歴史的敗戦によって厳しい批判を浴びる中、 打倒「昭和の怪物」を目指して奮闘した 高校球児と名将に迫る、渾身のルポルタージュ。 良いことも悪いことも人生の一部として教えてもらった野球に、 そしてその野球人生のスタートだった銚子市と、 野球を教えてくれた関係者の皆様に対して、 感謝とお礼のつもりでこの作品を手がけた。(本文より)
-
-
-
-人は、いかに死ぬのか。 「そのとき」を前に、なにを望むのか。 「先生、家で死ねますか?」 「大丈夫。ぼくが毎日家に行って診察するから」 患者の心の深くに入り込み、 それぞれの「奥」を見抜き、 最期を看取る在宅緩和医の奮闘を綴る、 渾身のノンフィクション。
-
5.0「今だって、わたしは踊り続けているの。ダンスはね、形通り踊ることだけがダンスでは、ないんだから」 大学1年生のスグルは、高校でも同級生だったサヤカと一緒に通学するようになった。やがて軽音楽サークルに入部し『Boketto』を結成したスグルと対照的に、ダンスが得意なサヤカはどのサークルにも所属しないと言う。 お互いに他愛もない話をするうちに、スグルは天真爛漫なサヤカに心惹かれていく。初めてのライブも大盛況で終わり、彼はついに想いのうちを彼女に明かそうと決意するのだが……。儚くも美しい、青春恋愛小説。 様々なジャンルで活躍する、総合芸術家である筆者の渾身のデビュー作。 〈著者紹介〉 アミュースケール 1987年9月11日生まれ。横浜市在住。 様々な芸術活動に没頭するなか、ドイツロマン派の文芸に触れる機会があり、感激し「現代版メルヒェン」として、独自の継承をしようと一念発起する。 ジャンルや形式には囚われず「総合芸術家見習い」と自らを称して、様々な芸術活動に精力的に取り組んでいる。
-
-明日を生きる勇気をくれるエッセイ集。 渡米して50年。子育てにアタフタし、人間関係に泣き、 自分を消してしまいたいこともあった。 ドン底の日々をくぐり抜けた日本人女性が見出した 「人生を輝かせるルール」とは。 明日を生きる勇気をくれるエッセイ集。 時間は流れています、止まりません。 75歳の私には時間の流れが早過ぎるくらいです。 「辛い時間」が止まり続けることがないことを、若い人たちに知ってほしい。 まだまだ先のある若い人たちは、何があっても堂々と生きていてほしいと願っています。 (「おわりに」より)
-
-
-
-日常に刻まれた夫婦の絆に、涙が溢れる感動のエッセイ集。 炬燵に寝転がり「幸せだな~」とつぶやいて、彼は旅立った あたりまえに、お互いを大切にして生きてきた二人。 出会い、結婚し、双子が生まれた。父母を看取り、年老いた。 日常に刻まれた夫婦の絆に、涙が溢れる。 【彼は炬燵に足を入れて寝転がって、天井を見上げて「幸せだな~」「ありがたいなあ~」とつぶやいていた。 こちらも同じ格好で「幸せだね~」「ありがたいね~」と。 それから間もなく、彼は静かに黄泉の国へと旅立ってしまった。 「モーリー、たくさんの愛情と思い出をありがとう」】(本文より)
-
-戦争を知る最後の世代の著者が届ける自伝的物語。 人生は出口(正解)の無い超巨大迷路 やりたいことが見つからなければ とどまった所が自分の居場所と思い定めてベストを尽くせ(本文より) 本作は、著者自身の体験にフィクションの要素を加えながらまとめた自伝的物語である。 人生という超巨大迷路の中で、自由を求める現代の人々に宛てられた第一作だ。 戦争・差別・テロ等準備罪など、現代を生きる人々が無視できない多くの社会事象の背景には、いつの世も変わらない禍々しさが見え隠れする。 著者は物語の中で、現代の幅広い社会事象を整理し深化させようとしている。 今や自由を束縛しうるのは政治(権力)のみである。「戦争を知る最後の世代の著者」が、物語を通して描きたかった、人生の本質とは―。
-
-
-
5.0少子社会の中で運命に翻弄されながらも懸命に生きる若者を描く。 日本の現在と未来を描いた、衝撃の社会派小説!! 独身の会社員、孝一の住むアパートにある日怪しい隣人が越してきた。 「姐(あね)さん」と呼ばれる女性とその息子が住む部屋には、日々謎の男が通っているようだ。恐れつつも興味を抱く孝一は、やがて衝撃の真実を知る事になる。 本書の第一部では所得格差に苦しみながらも、恋をして幸せをつかもうと懸命に生きる青年男女の姿が描かれ、現代日本の出産・子育てがしづらいという社会問題がリアルに映し出される。 第二部は舞台が近未来へ移り、それぞれの事情を背負いながら日本で育った子どもたちが、どう生きていくのか、将来への予見と未来へ託す希望が描かれる。 <著者紹介> 花田由美子(はなだ・ゆみこ) 技術団体の法務部門所属 来日間もない児童生徒とその家族を製造業が盛んな地域で二〇〇三年から支援 新卒後は金融会社正社員 親の転勤で転校七回 離島、対馬で四年弱生活 大分県別府市生まれ
-
-
-
-
-
-
-
5.0
-
-
-
-
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 だれもが知っているおとぎ話「浦島太郎」が新たに生まれ変わりました。 竜宮城、乙姫、玉手箱などの世界観はそのままに、 現代のこどもをとりまく環境がリアルに描かれます。 せつなく、愛おしく、そしてあたたかい 友情と成長の物語。 全世代に贈りたい新しい童話の誕生です。 【あらすじ】 とある海辺のいなか町に浦島小太郎という少年がいました。 小太郎が浜辺でポツリとひとり海をながめていると、風がわりな青年が通りがかり、しつこくつきまといます。 すると、とつぜん亀吉という名のカメがあらわれ、青年から小太郎を助けてくれました。 「おい、ともだちにならないか?」「え? でもボクは人間だよ?」「いいじゃん、カメとニンゲンがともだちになったって」 そしてふたりはいっしょにあそぶようになりました。 しかし、小太郎には一つどうしても気がかりなことがあり、心のそこから楽しむことが出来ません。 それは親友がいじめにあい、何も言わずにこの町からいなくなったこと……。 亀吉はそんな小太郎を元気づけようと海のなかの竜宮城へつれていきました……。
-
-
-
-
-
-
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。