小説・文芸 - 幻冬舎メディアコンサルティング作品一覧

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  • フケメンの戯言
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    残り少ない⽑髪を染め、外⾯をオブラートで包む無駄な数⼗年を費やし気づいた、 内⾯を整えることで⽼いと向き合う⽣き⽅。“覚悟”を決めて歩み続ける姿を、 ありのままに描いた痛快エッセイ。 災害ボランティア活動に励み、酒は飲まず、⾳楽を愛し、新聞を⽇々徹底的に読み込んで、時には新聞社に電話もする。 愛すべきフケメンが、理想の⽼⼈道を模索しながら前向きに⽣きる⽇々を綴る。

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  • ベテルギウス
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    宇宙の彼方から来る、地球の生命を死滅させるほどの放射線。 人類を救う計画の裏には、国家を超える何かが動いていた――。そのとき、人は何を選ぶのか。 巨大実験施設「カミネカンデ」。 地下深くまで及ぶ施設内部で超新星爆発の瞬間を迎えた主人公は、降り注ぐ放射線、急激な寒冷化という地球存亡の危機をいかに乗り越えるかを模索する中で、その名がまことしやかに語り継がれる組織、「ゾルタクスゼイアン」の全容を知ることとなる。 科学、古代文明の謎が複雑に絡み合う物語は、やがて人の欲望を超えた壮大なテーマを語り始める。

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  • 旅のかたち 彩りの日本巡礼
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    旅も人生も、演出家は自分。 色鮮やかに描かれた旅の記録をまとめた本格的エッセイ。 百名山制覇、通算300回の屋久島山行――。 全国各地の山々や名所を旅する中で見えたものは、 我が国の風土の美しさと人生を輝かせる教訓だった。

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  • 老いを分かち合う サービス付き高齢者向け住宅にまつわるエピソード
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    人生の先輩たちの懸命な姿は、「生きること」の素晴らしさを教えてくれる―― 就寝前になると決まって歯医者を探し始めるおばあさん。 夫婦で入居し、自らの老いに逆らおうと踏ん張るおじいさん。 自力では手を動かせないのに便箋が欲しいというおばあさん。 自らも訪問看護師として働く著者が、サービス付き高齢者向け住宅を舞台に日々起こる出来事を綴った心温まるエッセイ集。

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  • ヤメ検・丹前健の事件録 ―語られなかった「真相」の行方―
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    1巻880円 (税込)
    10年前に起訴した殺人犯が無理心中? 検事を退官した“ヤメ検”弁護士・丹前は、それをきっかけに 自身が関わった事件の知られざる真実に迫っていく。 長年の夢だった弁護士事務所にかかってきた一本の不審な電話。 丹前は、相手が奈良地検時代に起訴した殺人犯だと気づくも、彼は山中で恋人とともに遺体となって見つかった。 他殺を疑い捜査に協力する丹前だが、調べが進むにつれ過去の事件の思わぬ真相が暴かれていき——。 『真相—ヤメ検が暴く』 ほか、『詐病―さかな』『十指紋』『うそ発見器』の短編3作を収録。

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  • あ!朝だ生きてたありがとう
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いつもと変わらぬ日常を少し明るく塗り替える 優しく背中を押してくれる一冊。 46音に乗せて綴られる、人生を照らす一言アドバイス

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  • ぼくの友だちのチビ丸
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    1巻880円 (税込)
    ねこの世界を描いた児童文学、短編2編。 少年翔とねこのチビ丸が友だちになるまでを描いた「ぼくの友だちのチビ丸」。 産まれたときはマロンと呼ばれていたねこが、あらたな飼い主に茶々丸と名付けられ、相棒の黒丸と過ごした日々。その老いと死、飼い主との葛藤を描いた「草刈り鎌の茶々丸」。

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  • 貴方の背中にI LOVE YOU
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    1巻880円 (税込)
    ある赤ん坊が、資産家の田村義衛門の家の前で泣いていた。子宝に恵まれなかった義衛門は、妻・朝子とともに赤ん坊を可愛がり、美しい女性へと育て上げていくが――。

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  • 60歳からの青春グラフィティ
    4.5
    1巻880円 (税込)
    止まったままの青春が、ようやく動き出す――。 60歳になり、定年退職をした裕也。 裕也は何十年も前に名古屋で単身赴任をした際、 スナックで出会ったホステスの涼子のことがどうしても忘れられない……。 定年後のハローワーク、旧友との気ままな旅。そして、甘酸っぱい恋愛。 高年期へ差し掛かる男が、第二の人生を歩んでいく姿を悲喜交々に描いた物語。

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  • さまよう ピンちゃん
    -
    1巻880円 (税込)
    堅物な性格の伊佐治は警察官を引退した後、妻を亡くし、退屈な余生を送っていた。ある日、家族との温泉旅行でタオルと間違って娘婿の「ピンちゃん」を握ってしまう。それが、ピンちゃん入れ替わりのドタバタコメディの幕開けだった!

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  • 浦シマかぐや花咲か URA-SHIMA KAGU-YA HANA-SAKA
    4.0
    1巻880円 (税込)
    未来の扉は我々が切りひらく―― 太平洋戦争末期から戦後復興期、時空を超えて日本を支えたヒーローたちがいた。 1945年8月、広島。日本軍が東京から送りこんだ最後の秘密兵器とは―― 人々の祈りと願いが国の運命を、愛する人の命をその手に取り戻す。この信頼と絆は時代を超えても変わることはない。 日本の混迷期を舞台に駆け抜ける壮大なファンタジー。いま、生命が蘇える!

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  • 渡る世間はウソばかり 痛快!日常考察エッセイ125話
    3.0
    「あのゲーム、みんな持ってるもん! 」のみんなって、何人(なんにん)? 気にし始めたら止まらない 日常に潜む、奇妙で面白おかしい違和感の数々にバッサリ切り込んでみた 「学歴なんて関係ない」とはいっても、実際どうなの? アンケートの選択肢、そこにあなたの答えはありますか。 etc. 日本語。それは実に厄介な、とらえどころのない曖昧な言語。 ぼんやりとした言葉ややり取りのせいで、日常では小さなすれ違いが起こっている。 そんなすれ違いから生じる違和感を真剣に考えてみれば、毎日がちょっと楽しくなるかも? 楽しく読めて、実は奥深い。そんなエッセイ、新登場。

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  • 「死」から「生」へ
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    仕事、趣味、研究結果などをとおして見えた、生き方、考え方。 闘病について、終活について、脳の活性化について…… エッセイ、小説、絵画など、さまざまなジャンルで描く、 死の淵から生還したからこそ見えてきた未来への希望とは。

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  • おかあさんの灯り
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人の女性のためのおかあさんへの感謝を伝える一冊 空気のように当たり前に感じていたことが、ある日、ふと、おかあさんの「愛」だったことに 気づく。「ありがとう」では軽すぎる。「感謝」ではよそよそしい。そんな大人の女性たちに、言葉をこえた「母への想い」を伝える絵本

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  • 神さまがうちにやって来る
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 美しく、温かな絵とともに、 子供たち、そして大人たちの心に「無条件の愛」の大切さを伝える物語 おじいさんとおばあさんのうちに、神さまが祝福のために来て下さることになりました。 ところが、降りしきる雪の中を次々と訪れたのは招かざる客ばかり……。 神さまは本当にやって来るのでしょうか?  ―そして、おじいさんとおばあさんは神さまからどんな「祝福」をいただくのでしょうか? 【読み聞かせるなら3歳~。自分で読むなら5歳~】 ※漢字にはすべて読み仮名がついています。

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  • 破壊から再生へ
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    過去の闇の深さゆえ、今この世界は輝いている。静謐の内に脈打つ魂の鼓動を映す自叙伝的エッセイ。 過去に囚われたまま、彷徨い続けた日々。私はあらゆるものを捨ててきた。故郷を捨てた。家族を捨てた。そうして手にいれたのは自由。それは圧倒的に孤独な世界。それでも好きなもの達に囲まれた、ここは私の楽園なのだ。私は書き続ける。私を受け入れてくれる、誰かに届くように。破壊から再生へ。溢れる思いを書き綴った人生の記録。

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  • 尼崎ストロベリー
    4.0
    1巻880円 (税込)
    なんだってできる。オカンを救うためなら。 尼崎に暮らす母と息子。父はいない。金もない。 でも、笑いだけはいつも、二人のそばにいてくれた。 「全てを、笑いに変えなさい」 ――母の言葉を胸に、少年は今、舞台に立つ。

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  • 海の道・海流
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    大いなる流れの中で、幸福とは何かを追い求める 海に挑み、海を渡ることで成長し道を切り拓いてきた人類。 そしてこの国にも、愛艇で海に挑み続けた商社マンがいた――。 一人の男の海への愛とロマンを綴った珠玉のエッセイ集。

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  • 重度うつだった私が幸せを取り戻すまで
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    1巻880円 (税込)
    15歳から働きはじめた私は、さまざまな人生を経て通信制高校へ通い、 最終的には准看護師の資格を取得し病院で働くようになる。 結婚して子どもも生まれ、幸せの中にいたはずが、突然の産後うつの発症により 次第に地獄のような日々が始まる……。 そんな地獄から抜け出すための闘いの日々と、気づきを綴る。

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  • ミョーケン 3.11⼤津波「魔法少年」伝説
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    東日本大震災から10年―― コロナ禍の今、 希望と勇気と復活の ファンタジー大河ロマンを。 満天の星に現れた北極星の化身ミョーケン。その魔法に命を救われた少年が、 先祖の地・千葉へ緊急避難。 千葉一族のルーツに秘められた「妙見」の謎。 その解明に挑み、天の気の魔法「ミョーケン」を体得して、孤児の逆境から飛び立つ。

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  • 愛ラブ猫 I Love Neko
    -
    1巻880円 (税込)
    畑正憲氏(ムツゴロウ先生)推薦! 「開くと、どのページからも猫があらわれ、大活やくします。 道ばたで、たよりなくピィピィないている猫。保護しせつの中で、 人を“しゃーっ”といかくする猫。猫ずきの人には、 こたえられない物語が並んでいます。どんどん読んで、 目をとじ、出てきた猫の姿を想ぞうしてください」 身勝手な人間たちの都合に翻弄されながらも、人間への愛があふれる猫たちの眼差しに、涙が出ます。 殺処分される動物たちがいなくなることを願ってやまない著者が贈る、子供たち、そして大人たちにも命の大切さを伝える物語。

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  • ずずず
    -
    1巻880円 (税込)
    アッキー13歳。初恋の相手は同じクラスのひまり。 母は精神科に入院中。「そうきょくせいしょうがい」っていったいどんな病気なんだろう。 病名は少しカッコいい感じもする——。 隔離室には変な人もいるけれど、いろんな人がいて、いいんじゃない?

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  • 虐待 それでも養父を愛している
    5.0
    2歳で叔母夫婦に養子として引き取られた。 それが私の激動の人生の始まりだった。 傍から見れば幸せそうな親子。その裏で日常的な虐待、育児放棄が行われていることには誰も気づかず、 自分の育った家庭が「普通とは違う」ことを理解したのは大人になってからだった。 今なお心に潜む虐待の影と闘いながら、それでも私は生きている。

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  • 君と果実を
    3.0
    1巻880円 (税込)
    甘い、酸っぱい、ほろ苦い思い出――。 果実をテーマに綴られる5つの物語。 6年前の出来事をきっかけに心の奥へしまい込んでいた感情を、彼は私に思い出させてくれた。――『栗に願いを』 何の変化もない私の日々が、突如現れた彼によって動き出した。――『マホウノキウイ』 彼女がいちごのタルトを頼むたび、僕はあの切ない恋を思い出す。――『名残いちご』 ほか、全5編を収録

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  • 認知症の母を支えて 103歳を元気に迎えるまでの工夫
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    夕食時に母親から言われた一言をきっかけに、認知症改善への挑戦が始まった。 日常生活における心掛けや工夫、なにげない会話の大切さなど、 数々の経験を通して学んだエッセンスが満載の一冊。

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  • サイキ・リーディング
    -
    1巻880円 (税込)
    「サイキ・リーディング、サイキ・リーディング」 叫びながら近づいてくる女。旅はいつも出会いから始まり、風景の断片と不思議な音色を心に残す。 バンクーバーの海辺での占い、音楽会の舞台裏でピアノ教師とみた奈落、ノルマンディーで目撃した自動車事故、バンガロールで悩まされたサンダル、マヨルカ島で出会った女優のようなドイツ人、イギリスで立て続けに起こる不運…… 旅は女性の自我を目覚めさせる。異国の空気とたゆたう時間に身を任せる悦楽の短編集。

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  • 三枚の耳
    -
    1巻880円 (税込)
    現実のようで、どこか現実味がない。摩訶不思議な短篇集。 新聞の片隅に見つけた一つの記事が、遠い過去の記憶を呼び起こした。――『雨の映像』 女の内に秘められた赤い炎に、青年は気づくことができなかった。――『女の壺』 風呂場の土台で見つけた赤い布きれをきっかけに、津田は過去の出来事を調べ始めた。――『小さな骨壺』

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  • ひらりとあめ玉と鉄砲 不思議な縁の物語
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    1巻880円 (税込)
    数奇な運命が連環する奇跡のような物語 バツイチ、子ナシ、職もナシ。 身内には恥さらしと言われ、変わり者のレッテルを貼られ、 明日は明日の風が吹くと思いながら生きてきた“ひらり”。 50代も半ばを迎えようとしていた頃、予知能力を持つ彬(あき)と出逢い、故人に寄り添うことをして欲しいと依頼される。正直、億劫に感じていたひらりだったが、ハローワークで見つけた家族経営の就職先で数々の不思議な体験をすることに――。それは、ひらりの新たな人生の始まりだった。

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  • 今 ふたたび長崎の鐘 ―被爆の深層を探る―
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    1巻880円 (税込)
    長崎被爆の深層を追究することで、見えてきた真実 「いや~、おたくに落ちなくてよかったですなぁ」 突然かけられた元長崎市長の言葉によって始まった長崎原爆 小倉第一目標説を検証する旅 小倉在住の心療内科医が、独自の視点で取材を重ねて辿り着いた結論とは――

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  • 文字あそび あいうえおの詩
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    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 五十音図を用いてひらがなを重複させず使いきる、 日本語版パングラム 1文だけではちょっとヘンな日本語でも、ひらがな46文字を使いきり、 5行続けて読むと光景が浮かんでくるからあら不思議。 そして、絵をつけると1つの作品に。偶然の産物だからこそ、 思いがけない語句がひらめいた時のうれしさはひとしお。

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  • 和食文化とおもてなし
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「和のおもてなし」の基本が学べる一冊 「知識編」と「実践編」から構成された、「おもてなし」を学ぶことができる一冊。 「知識編」では、最初に押さえておくべき心得や道具(料理・お箸・器など)、 「実践編」では部屋の準備、身だしなみなど、  実際におもてなしをする際の礼儀や作法が詳しく紹介されている。

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  • ALONEMAN
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    1巻880円 (税込)
    「これはかつて神の子だった男の物語だ」 「ママ、今日僕は人を殺したよ」薄暗い部屋の中。罪の意識を抱える神の子・タキオンは、まもなく自身の魂が堕ちゆくのを自覚していた。そこに現れた怪しげな男に促され、彼は自身の半生を語りだす……。

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  • 呑んべぇ横丁物語 スナックどら猫
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    スナックどら猫を舞台に繰り広げられる、人情あふれる物語。 スナックどら猫に集まった個性豊かな登場人物たちがおりなす、 楽しく、時に切ない、心温まる物語。 ほか、短編を収録。

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  • グリーンカード “おかんコーチ”のサッカーと審判日記
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    “おかん”の生き様にパワーをもらえる一冊 妻であり一女一男の母であるおかん(著者)は、身体を動かすことが大好きで、子育てにおいても「たくましく育てる」というモットーを持っていた。息子は小学1年生の時に地元のサッカチームに所属してサッカーを始めた。息子の応援をしているうちに、所属クラブにサッカーの審判が不足していることを知る。「おせっかいおばさん」で「親バカ一番」を自認するおかんは、サッカー経験は皆無だったが、息子をサポートしたい一心で審判講習を受けることを決めた。この講習をきっかけに、おかんは徐々にサッカーの虜になっていく。講習・実践を積み重ね、ついにはD級コーチライセンスを取得。現在は大学で教育技術員として働きながらサッカーのコーチを続け、コーチライセンスのさらなる昇級を目指している。

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  • なかむら夕陽日報
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    ⺟の絵⽇記はやがて 親⼦三⼈で奏でる世界に⼀つの物語になった 統合失調症の二男と癌とアルコール依存症を患う父を看病し続けた母が 疲労しながらも、心の拠り所として描き続けた家族の記録は 二男と家族への想いに溢れた父の詩、 両親の愛情受け、自分自身を見つめて二男が紡いだ言葉の処方箋という形になって 新たな作品を生み出した。 ある家族の再生と希望の軌跡を描いたエッセイ&詩集。

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  • 死の旋律
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    1巻880円 (税込)
    積み上げてきた物が崩れたとき、家族の本当の愛が試される。 愛する家族に囲まれ、ごく幸せな生活をおくっていた幸吉は、妻が隠し続けてきた重大な秘密を偶然知ることになる。絶望の淵に立たされ、一人あてもなく旅に出た幸吉は、そこである女性と出会う。女性から告げられた言葉は、「私と一緒に死んでいただけませんか」。死に場所を求める二人が、長い旅路の果てにたどり着いた場所とは――。 憎しみ、疑念、後悔……さまざまな感情に襲われ、もがき続ける男の旅は、女性との出会いにより、次第に思いもよらぬ方向に進み始める。愛するがゆえに苦しい、究極の家族愛を描いた小説。

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  • 悲しき絶海
    5.0
    1巻880円 (税込)
    日本。そう聞いて思い浮かべるのは、上空から撮影された東京だろうか、それとも営利な海岸線をもつ北海道だろうか。多くの人が北海道・本州・四国・九州の主要4島を思い浮かべるだろう。 沖縄、それに佐渡や五島列島を視野に入れるのは本土に住む人間には難しい。  しかし現実には日本は7000弱もの島々で構成されており、その中で400以上の島々で人々が生活している。  電車がない。コンビニがない。学校すらもない。そんななかで関東に暮らす自分と同じ日本という国に生きる人々がいる。そこには自分と全く異なる視野をもった人々が存在するのではないか。著者は東京大学を1年間休学し、各地の有人離島での長い生活を通して、その魅力をより多くの人に伝えたいと考えた。  その手段として、SNSや動画ではなく、あえてフィクションという形で物語を創作した。メランコリックとノスタルジーの詰まった連作短編小説。 齋藤 真(さいとう しん) 1998年、茨城県生まれ。茨城県立水戸第一高校卒業、東京大学文科二類在学中。 20歳の時に狩猟免許を取得し狩猟を始める。 大学を1年間休学し日本の離島を探訪、長期滞在していたが、大型台風(令和元年台風15号や19号など)の影響で船が欠航となり本土へ帰れなくなる。 成人式後の同窓会で喋り相手がおらず、それを誤魔化す為に喫煙を開始する。小説の執筆を始めたきっかけは、浪人中暇だったから。

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  • 逆境を食べる男
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    1巻880円 (税込)
    ジャーナリストの道へ進み、政治家になることを夢見たある青年の軌跡。 1973年、オイルショックの影響を受けて父の店が廃業し、残されたのは膨大な借金であった。その後一家離散となり、高校2年生にして一人暮らしを余儀なくされた主人公・徹平。彼は、ひとり過酷な人生を歩んでいくこととなった。大学受験をすることもできないまま浪人となり、東大進学を目指すも不合格。2度目の東大受験にも失敗してしまう。進学したのは早稲田大学であった。そこで雄弁会へと入部し、政治家や記者たちと関係を築いていく。そこから人生の転機が訪れる。 いくつもの挫折を乗り越えながら人生を突き進んでいく男のポジティブ・ストーリー。

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  • 阿呆教員の話
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    ひとりの人間として生徒と向き合ってきた、ある高校教師の半生記。 本書は ダメ教員の半生記であり、 日本教育界への提言であり、 自信を無くした子どもたちへのメッセージであり、 教育に悩む親へのエールである。

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  • かぜのこピピ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒューンヒューン ビューンビューン ピピはきょうもげんきにピッコロ山をかけまわる ピピは、ピッコロ山(やま)のてっぺんにすむ、げんきなかぜのこ。 はるは小(こ)鳥(とり)といっしょにピロピロ ピロロー。 なつは海(うみ)をヒューンとかけまわる。 ピピのあしはどんどんはやくなり、空(そら)をビューンとまいあがって……。 オノマトペが楽しい、感じる心を育む、読み聞かせ絵本。

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  • 応永の風
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    1巻880円 (税込)
    目指す先になにがある―― 応永二十六年。高麗や蒙古、大唐との覚束ない外交を進めていた。激動する日々のそのなかで、天竺天次(テンジク テンジ)は手柄を立て春日大社を世間に知らしめよという命のもと、奈良から九州へと渡ることとなる。奈良にまで噂が流れてくるほど、海外の影響を強く受ける博多では、様々な思惑が渦巻いていた。神風党と名乗る勢力とは。活き活きと室町を駆け巡る天次から目が離せない、迫力満点の歴史小説。

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  • 暁の革命
    -
    1巻880円 (税込)
    1970年―ミュージシャン志望の拓郎と学生運動家・淳子の物語 音楽を通じて淳子への愛を表現する拓郎。彼女を学生運動の過激さから解放しようとする彼の思いは届くのか? 日本政府に対し抵抗を試みる、東京大学「全共連」。ミュージシャンを目指して広島から上京した三流大学4年生の拓郎は、偶然見かけた全共連の活動で東京大学4年生の淳子の美貌に魅せられ、全共連の集会へ通う。共産主義革命を目指す淳子の活動は過激さを増し、彼女が過激派「赤軍」に所属してから、状況が急速に悪化していく。赤軍派山岳ベースキャンプへの参加を決意した淳子の後を追う拓郎。二人は、互いの過去や思想を共有することにより打ち解けていく。淳子の計らいによって、拓郎はミュージシャンになるという夢をかなえるためにレコーディングスタジオへと向かうが――。 学生運動の盛んな1970年を舞台に、拓郎と淳子の関係性と学生らしい情熱を描く青春小説。

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  • 無資格二十歳男子 介護で働く
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    介護とは何か、やりがいとは何か 「介護」は、ない。 思うように進まない就職活動に嫌気がさしたとはいえ、重労働・低賃金といわれる介護職は選びたくない。しかし、現代の若者の多くがそう感じているのであれば、簡単に就職できるのではないか。次の就職先までの繋ぎとして軽い気持ちで受けた面接から、伊藤の介護に対する考え方は大きく変化していく。 普段の生活では考えられないような、突如として聞こえてくる奇声。自分と同じか、それ以上に重い入居者たちの体を支え、動かす。その過酷さと壮絶さによって、伊藤は体力的にも精神的にも、疲労困憊してしまう。 そんな中で伊藤は、ショートステイで入居していた「野原さん」の死を経験する。混乱で何もわからないままに行動する不安さ。そして「野原さん」を救えなかった自分の不甲斐なさ。 「やりがいとは何か」。 壮絶な経験の先に、伊藤は介護という職業の何を見たのか。 現代の問題点である介護職の人不足。現状を決して美化することなく赤裸々に描いた仕事小説。

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  • ウールリッチと私
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    日本人で最も長く""WOOLRICH""と共に歩んだ著者が語り尽くすブランドの軌跡 世界中から絶大な支持を集めるアメリカ最古のアウトドアブランドである"WOOLRICH"。毛織物の小さな工場から始まった""WOOLRICH""がいかにしてグローバルブランドに成長していったのか?「心より信頼できる仲間と仕事ができる喜び」を大切にし、日本人の中で最も長くブランドと共に歩んだアジアのMr.WOOLRICHが語り尽くすブランドの軌跡。

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  • かみさまのかけた たべもの の まほう
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 食べ物に秘められた、5つのパワーを知る。 日頃何気なく食べている野菜は、色と味によって5つのグループに分けることができます。 こころもからだも元気に育つためには、それらをバランスよく食べることが大切です。 この一冊で、からだと食べ物の繋がりを楽しく学ぼう!

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  • 青春回帰
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    1巻880円 (税込)
    「あの頃」の記憶を思い出してみませんか? 紫煙の薫りから 離れて もう三十年 経ったね あの頃は本当に楽しかった くすぐるようなタバコの煙 片手はウイスキーグラス 夜の酒場は天国のようで 欲望にワクワクしながら      「紫煙の薫りに」より

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  • 歌集 花の影
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    可憐に咲く四季折々の花が、そっと心に寄り添う 春近し裸木ゆらし吹く風が早く芽吹けと生命を送る 患者きれふと戻りたる控え間にそっと置かれし湯気たつ茶碗 日だまりに孫吹くリコーダーくぐもりぬヒヨドリも聞く冬の窓越し (「歌の部」より) 医師として、多くの命と向き合ってきた著者が綴る、日常、仕事、家族のこと――。 本書では、著者が趣味で書き溜めた短歌を一冊にまとめた。季節の歌や旅の歌に加え、 本業である医者としての日常や患者との出会いなどに関する歌も収められている。 300首余りの短歌に、温かな生命が宿る。

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  • 年収200万円でも大いに楽しんで貯金までする
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    スナック、競馬、パチンコ……。楽しみながら貯金するノウハウを伝授。 ギャンブル依存症になり借金まで背負ってしまった著者。 ギャンブル依存症から脱却し、借金も返済、今を楽しみながら将来のための貯金までしている 現在の生活について綴る。

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  • 光の国へ
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    1巻880円 (税込)
    戦後間もない時代を生きた少年達の苦悩と迷いを繊細に描く短編集。 ある日父が寺を開くと言い出した。反発する隆は、僧侶は継がないと家を飛び出すが――。少年が抱く父への複雑な思いと将来の不安を細やかに描いた「光の国へ」。児童相談所で交錯する、少年たちの苦悩と現実を捉えた「ある夕べ」など、若かりし日の繊細な心情を静かな筆致で綴った珠玉の短編集。

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  • ブルターニュ残照 サラリーマン単身フランス駐在日記
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    50歳で初めての海外赴任。サラリーマン目線で観察したフランス暮らし。 50代にして初めての海外赴任が始まった。それもフランス! 車の運転、スーパーでの買い物、ガソリンの入れ方などわからないことだらけ。 いろいろな場面でフランス人に助けられながら 好奇心いっぱいに暮らしてわかったフランス人とその文化。 「何でも見てやろう」の精神で、日本とは異なる文化、 生活習慣、風土、仕事のやり方などをサラリーマン目線で観察した 「リアルなフランス暮らし」を軽快なタッチで綴った。 これからフランスに留学、赴任、移住する人は必読!

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  • 黒おばさん 子どものためのメルヘンと物語
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    話し上手なドイツのおばさんがつくりだした愛すべきメルヘン集 髪が黒くて、いつも黒い服を着ていた。 「黒おばさん」は子どもたちが聞きたいような おもしろいお話をいろいろしてくれたので 子どもたちはおばさんが大好きでした。 19世紀にお話上手なドイツのおばさんがつくりだした愛すべきメルヘン集 待望の日本語初翻訳。 考えてみれば、民間メルヘンも、お話好きな女性が子ども――自分の子どもであれ、孫であれ――を楽しませるために考えだしたもののうち、すぐれたものが世代をこえて語りつがれて定着したものといえるでしょう。じっさい、子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら書かれただろう『黒おばさん』を読んでいると、民間メルヘンが誕生する現場に立ち会っているような気がしてきます。(まえがきより)

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  • 猫はこう語った
    5.0
    1巻880円 (税込)
    人間と猫が対等に互いの「現状と未来」を語り合う。 2018年9月上旬、10歳の少年が首相官邸に送ったメールをきっかけに、K大学獣医学部「いぬねこ研究室」の猪狩一夫は、政府から猫の実情調査を任される。一夫と猫たちとの交流が深まるにつれて明らかになる、人間に対する猫の本当の気持ちとは。

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  • 続・一隅を照らす
    -
    令和の時代にひとすじの光明を。時代の移り変わりを細やかに綴った随筆集。 超高齢社会、コンパクトシティ構想、再生医療の発展、デジタル化の波……。 刻一刻と変化する社会の様相を静かに見つめ、鋭い感性で切り取った随筆集。 前著から一年半。米寿を迎えた著者が、「今」と「これから」に思いをめぐらす第二弾。

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  • ヘアーハウスアシハラ
    -
    1巻880円 (税込)
    美容室を舞台に、人間の弱さと優しさを繊細に描いた物語。 性別が判定できない身体で生まれた芦原颯海は、いじめを乗り越えて美容師となり、母親が経営する「ヘアーハウスアシハラ」を受け継ぐ。辛い経験をしたからこそ、他人の弱さや劣等感をも優しく包み込む颯海の魅力に触れ、周りの人たちの生き方や考え方にも変化が生まれる――。「普通とは何か」「個性とは何か」を問いかける一冊。

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  • 魔法で人は殺せない
    3.0
    1巻880円 (税込)
    王立魔法院の捜査官・ダベンポートが難事件を解決していく、知性派魔法ミステリー 森に佇む広壮な邸宅で、伯爵夫人の無残な遺体が発見された。 捜査に赴いたダベンポートは、魔法による事件ではないと踏んでいたのだが……。 王立魔法院捜査官が数々の事件に挑む1話完結のミステリー。 騎士団のグラム、遺体修復士の双子・カラドボルグ姉妹、キュートなメイド・リリィなど多彩なキャラクターが織り成す奇想世界が、今その扉を開く。

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  • 片羽の鳥
    -
    1巻880円 (税込)
    短歌とともに綴る、一人の女性の物語。 二人の出会いは、和歌山県・白崎海岸。短歌を愛し、三十一文字を心で追いながら海沿いの道を歩く美子(みこ)の目に、一心不乱に絵を描く青年、博(ひろし)の姿が映る。美子が22歳になったばかりの晩夏のことだった。歌と絵に結ばれた二人であったが、美子には辛い未来が待ち構えていた――。和歌山の美しい自然に思いを寄せ、悲しみをも包み込む、繊細で豊かな詩情溢れる短歌に彩られた小説。

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  • アミとアライの詩
    -
    1巻880円 (税込)
    愛の力で、世界を平和に導くことはできるのか。 宇宙にさまざまな国が存在した古代。 龍の国の王女・アミは13歳のある夜、突如現れた白いドレスの女性に大切な宇宙の使命を託される。 一方、星の国の最強王者であるアライも、王様からある使命を受ける。 敵対する2つの国に住む彼らの出会いが、世界を大きく変えていく――。

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  • 自殺前夜
    -
    1巻880円 (税込)
    DVという言葉もない時代に受けた心の傷を、時は癒やしてなんかくれない 16歳で出会い、結婚した夫から、壮絶な暴力を受けながらも娘を守り、耐える続ける真弓。 ようやく離婚できて自由を得た彼女だったが、さらなる悲劇が待ち受ける。 いつしか死ねる時が来ることを待ち望むようになった彼女が自殺前夜に想うことを綴る。

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  • レインボー・ジャーニー
    -
    「旅」エッセイコンテスト大賞作品に輝いた オーストラリアの僻地で固定観念が崩壊する⁉ひねくれ少女のサクセス・ストーリー 仕事を辞めて、相談もなくボランティアに行ってしまった彼氏がいるオーストラリアに飛んだ「私」。 表向きはキャリアアップのための語学留学、しかし実際は現実逃避と気分転換と遊び半分の自分探し。 そんな気軽な気持ちでやってきた彼女に、次々と試練が降りかかる。 泊まる場所に案内すると彼氏に連れて行かれたそこは、粗大ごみにしかみえないボロボロの廃バス。電気もなく、トイレもシャワーも丸見え。 リゾート気分から一転、原始生活を強いられた彼女は、悪態をつきながらも周囲の人々に助けられ、新天地での生活に馴染んでいく。 自然とともに暮らすボランティアメンバーと心を通わすにつれて、日本での忙しい暮らしで培ってきた固定観念が少しずつ解きほぐされ、新しい価値観に目覚めていった――。 斜に構えているが気は弱く、プライドは高いが小心者。そんな主人公が読者に情けない姿を見せながらも最終的に成長していくさまに、あなたもきっと感動する。

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  • 猫のソラリス
    -
    1巻880円 (税込)
    ペット小説大賞にも輝いた 廃業を強いられた映画館と一匹の猫のお話 時代の流れとともに経営難になり、取り壊しが決まってしまった古き良き老舗の映画館「昭和座」。 三十年前に廃業となったその映画館には一匹のオス猫・ソラリスが住み着いていた。 2年間ほどそこで働いてきた主人公が、昭和座とソラリスについて回顧していくところから物語が始まる。 昭和座の閉館が決まった日、何よりも心配だったのが、ソラリスをどうするかであった。 結局「私」が引き取り手に決まるも、映画館の閉館日に、ソラリスは朝から姿を現さなかった――。 消えゆく映画文化を惜しみつつ、 <人と人>そして<人と猫>との心のつながりを爽やかに綴ったノスタルジックな短編小説。

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  • 辿り着いたところ
    -
    1巻880円 (税込)
    2016年4月、熊本を襲ったマグニチュード7を超える地震。 海外で働く夫とは離れて暮らし、認知症を患う母の介護をしながらピアノ講師をする花音は、 自宅が半壊し、しばし避難所生活を余儀なくされる。 激しい余震が続く中、以前の生活を取り戻そうと奔走する花音。 彼女は介護施設の確保、自宅の修復など難問が山積する中で、 少しずつ、これまでの生活や家族のあり方を見つめ直していく。 離れて暮らす夫との関係や、介護の大変さ、 そして体験者だからこそ描ける地震当時の詳細な様子が、 読むものに日々の暮らしの尊さや家族の大切さを気づかせてくれる。

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  • 誰にも一人ひとり役割がある 障がいのある子とその母の13年間
    5.0
    1歳11カ月のとき、長女・遙香は高熱により急性脳症となった。退院後、左半身片麻痺の後遺症によって生活は一変。流産を繰り返した後に待望の第二子を妊娠した頃、夫のアメリカ転勤が決まる。4歳の長女とアメリカに渡り、英語と格闘しながらリハビリに、プレスクールに奔走する日々が始まった――。 アメリカと日本。障がい児の子育てに奮闘する母が直面した両国の教育支援の違い。 戸惑い、迷い、出会った人々、支えられた言葉、13年間の体験を赤裸々に明かす。 「すいません」と謝り続け“できないことを数えた日々”から“後ろから見守る今”まで。

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  • 冬に咲く向日葵
    -
    還暦を迎えた年、私は「全身性アミロイドーシス」と宣告された。 百万人に一人の確率で発症する難病であっても、「選ばれし孤高の戦士」として 前向きに明るく闘病しながら家族と暮らす日々。 そんなある日、突然、最愛の息子を事故で失ってしまう――。 どんなに絶望の淵に立たされても、向日葵のように明るい未来に向かって咲き続ける。 生きる使命に満ち溢れた、渾身のメッセージ。

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  • 亡くなる生命と生まれる生命
    -
    車椅子に乗り、か細い声で話すのが精一杯の父。 結婚してからも、新たな生命を授かってからも、私は毎日病院へ見舞いに訪れた。 次第に父の反応が薄くなっていく一方で、どんどん大きくなっていくお腹。 結局、父は孫の誕生を待つことなく逝ってしまったけれど、 私にいくつもの気づきを教えてくれた。

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  • せからしか
    -
    34歳のときに脳内出血で左半身不随となり、その後リハビリセンターの寮母を口説いて所帯を持つことになった著者。少し気が弱く、でも時に大胆不敵。どこか憎めない男の波乱万丈な人生を綴った物語。

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  • 女3人と犬1匹 でこぼこ家族の介護日記
    -
    介護とは、それまで目を背けてきた家族間や夫婦間の問題にも向き合うということ――。30歳で、認知症の祖母と、脳に障害がある母の二人を介護することに。10年間に及ぶ介護生活は、不安や苛立ち、失望の連続。それでもやっぱり離れられないのは、家族だから。満身創痍になりながらも、一歩ずつ前に進もうとする日々を綴ったエッセイ集。

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  • 母から母へ―虐待連鎖からの出口を求めて―
    -
    シングルマザーの町沢里美は、同棲中の柴山信之からの暴力を怖れ、彼が行う娘・恵美への虐待に加担するようになっていた。近所からの通報で、恵美が児童相談所の川村に保護されたことにより、柴山の暴力の矛先は里美へと向かうが別れられずにいた。川村との面談から、大嫌いだった母と同じ道を辿る自分に気づいた里美に変化が起こる。

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  • 曽根崎ヒーローズ
    -
    1巻880円 (税込)
    日常のちょっとしたきっかけで人生の岐路に立たされた人々を描いた4つの物語。選挙カーのウグイス嬢が思いがけない事件に巻き込まれる。――「ウグイスの疾風(かぜ)」小説講座を受講したことで平和な人生の歯車が狂いだす。――「パンドラのゼミナール」スナックに勤める瀬奈をアブナイ客から救い出した意外なヒーロー!?――「曽根崎ヒーローズ」美人の妻を二度も手に入れた大輔。だが、新しい妻には秘密があった。――「うるう恋」

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  • いにしえの月 下弦のひかり
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    幼馴染の良子、順、万、小夜子の4人は、ある"死"を境に不思議な現象に巻き込まれていく。自分たちが生まれてきた理由とは、なぜ自分以外の記憶をもつのか、美しい羽の意味とは……?叶わなかった恋、叶えられなかった想いが時を越えて動き出す。

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  • はな と とり との ゆきものがたり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地上に降り積もる、真っ白な雪。おうちの屋根も、小道も、公園も、街中を美しく包みこむ雪は、眺める人の心にそっとしのび込み、誰かに思いをはせるきっかけを与えてくれたのです――。天国でくらす、白いはなと、白いとりが、天使の言葉であることを思いつきます。やがて地上には、素敵な贈り物届けられました。柔らかなタッチで描かれた絵と、心にしみる優しい言葉で綴られた世界。読み終えたとき、大切な誰かの顔がきっと心に浮かぶ一冊。

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  • 張感性人
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    時代は変わり動き出している。 だから感性を張り巡らせるのだ! 張感性人(ばるかんせいじん)になるのだ! そして自分が自分であることが自分なのだ。 悩みを解決するヒントは身近な日常に溢れています。 自分の内面に基準を持つことができれば、迷うことはありません。 私たちの生き方を決めるのは私たち。 コンプライアンスでも、AIでも、多数決でもありません。 自分の”軸”こそを大切に。 まだお会いしていないみなさまへ、この本が一助になれば幸いです。

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  • 市の舞踏
    -
    1巻880円 (税込)
    松景市役所に勤務する城田美波は、上司からの陰湿なハラスメントに悩まされながらも業務に奮闘する毎日を送っている。城田が真摯に業務に向き合うほどにハラスメントが発生するという理不尽な状況の裏には、役所の常識という深い“闇”があった。闇の中でも真っ直ぐに闘い続けることによって窮地に立たされた城田は、組織の闇そのものに立ち向かうため捨て身の解決策に打って出る。果たして組織を変えることはできたのか? 悩み苦しみながらも、冷静沈着な思考で 役所内の理不尽に毅然と立ち向かう 組織のリアリティーを追究した本格社会派小説

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  • 再会のファイヤーオパール
    -
    1巻880円 (税込)
    東京が撃たれている―― 幼い夕子は疎開先で、東京が夕焼けとは違う赤い空に覆われているのを見ていた。 終戦後、東京に戻った夕子は女学校に通い、清らかで美しい女性へと成長していった。 避暑地で知り合った御曹司との再会。彼に贈られたファイヤーオパールのネックレス。 しかし彼が本当に望んでいたのは夕子との結婚ではなかった……。 純粋に生きるが故、運命に翻弄された夕子が最後に手にした幸福とは。 あの人との出会いは運命だったのか、 それとも烈火のように燃える赤い宝石が 招いた罠だったのか――。 80歳主婦の衝撃デビュー作

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  • 大切なあなたへ~永遠の愛をこめて~
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最愛の人々への感謝の想いを音色に込めて。 美しい写真とやさしい言葉。 水晶の楽器クリスタルボウル、海の音を再現するオーシャンドラム、巫女鈴などで奏でられる神々しいほどの癒やしの調べ。 9曲入りのオリジナルCDとオールカラーの美しい写真が満載のリラクゼーションCDブック。

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  • Tips To Be Happy しあわせの『コツ』
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 レトリックを学び、フランス語の翻訳家でもある著者が、 夫が中学校の卒業式で述べる祝辞のために作った詩が反響を呼び、 雑誌・書籍の挿絵、商品パッケージのイラストなど、多方面で活躍中のイラストレーター・小野正統がその詩にイラストをつけて生まれた作品。  日本語+英訳で英語でも読み聞かせができます。 心温まる物語でお子様が英語を学ぶきっかけにも。 生きづらさ、孤独、寂しさを抱えたすべての人の背中をそっと押してくれる、 「きみ」と「だれか」をつなぐストーリー。 愛らしい子供たちの表情と、詩に込められた言葉の力に、きっとだれもが元気をもらえるはず。

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  • 砂漠 アルチュール・ランボーへの旅
    -
    1巻880円 (税込)
    俺の墜落と昏睡とを語ろうと努めてくれ。 ―『地獄の季節』より―19世紀を代表するフランスの詩人・ランボー。そのゆかりの地を歩きながら彼の幻影を追い求める。シャルルビル、ムーズ川、デュカール広場……様々な場所を鮮やかな詩的表現で描写していく。著者の描いたイラストとともに綴る、放浪物語。

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  • 猿男
    -
    1巻880円 (税込)
    商品倉庫で働き、ミスをして同僚にバカにされる日々を送っていた「おれ」。「人生はちっともおもしろくない」と思っていたが、ある日、猿に姿を変えた仙人に出会い、酒と食料を分け与えたことでお礼に「頭は今のままの、人間の知能を持つ天才猿」にしてもらう。念願の猿となり、自らを「猿男(さるお)」と名乗るようになった「おれ」の人生は一変、一躍世間の人気者になるが、思わぬ事態が待ち受けていた。

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  • 要恋慕度5
    5.0
    読めば感涙間違いなし。介護エッセイコンテスト大賞作品。98歳の「乙女」と無邪気な男性スタッフとの胸きゅんすれ違いストーリーや、病によって記憶が失われても愛する人への思いだけは決して忘れないように語り続ける男性教師とのストーリーなどなど。人生という時間のグラデーションの中で、介護も恋も隣り合わせ。いくつになっても変わらない「乙女心」とは……

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  • 寝ながら見る絵本 記憶をめぐる散歩道
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 懐かしいあの町へと旅し、キッチンからは母が野菜を刻む軽快なリズムが響く―あたたかな絵と、それに添えられた優しい言葉が、心を豊かにするさまざまな風景を自在に切り取り、一年の時の移ろいを描いていく。絵本が導く記憶の世界は、どこまでも、終わりなく続く。長年病院内をアート作品で彩る活動に携わってきた著者が、病床で読める絵本を考案。外に出かけることができない患者たちを、想像の助けを借りて、記憶をめぐる小さな旅へと誘う。

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  • 忘れ去られた記憶ほど悲しいものはない
    -
    1巻880円 (税込)
    父を失い、世間とのつながりを感じられず、父との思い出の世界に生きる優。大学を卒業し、父と同じ中国語教師をして生計をたてている彼には大学時代から付き合っている霞がいたが、その関係も壊れ始めていた。そんな矢先、優は愛音という女性と、自分にそっくりな「もう一人の自分」に出会う。この出会いが優の人生を大きく変えていく。

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  • おふくろの品格 大切なのは謙虚さであり、誠実さであり、真摯であること
    -
    古希を迎えた年に、おふくろが死んだ。遺品を整理していると、「何故おふくろはここにいないのか」という思いが込み上げてくる。おふくろのいない現実が本当の現実であるのに、信じられない。「いない」ことが現実なのに。思い出はどうしても、時とともに薄らいでいく。はっきりと記憶していて忘れるはずがないと思われたものも、確かにいつか忘れていく。そして私は、普通の人生に思えて普通ではなかったおふくろの人生を書きとどめよう、おふくろの思い出を育てて生きていこうと思いついた――裕福な家に生まれたが、戦争の悲惨に巻き込まれたおふくろ。最愛の人と出会うも、突然の不幸で先立たれたおふくろ。それでもつねに笑顔を絶やさず、明るさと優しさを決して失わなかったおふくろ。激動の昭和という時代を強く朗らかに生きたいち女性の肖像を綴る、珠玉の随筆。

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  • フランチェスカ昭子の手紙
    -
    19歳で浅草ロック座に飛び込み、一躍トップダンサーに上りつめ、引退後は精神科の看護師に。現在はキリスト教に入信し宣教活動をしながら、愛犬・桃とシンプル&スローライフを送る。波乱万丈な半生から著者が見つけた「生きるヒント」が詰まったエッセイ。愛やお金、信仰など、バラエティーに富んだ読者への手紙。

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  • お母ちゃん、なんで俺なんか生んだんだよ
    5.0
    岐阜県中津川市で、朝鮮人家庭に生まれ育った健太郎は、小学校の卒業を間近に控えていた。友達にも恵まれ、充実した中学校生活を夢見ていたが、両親が離婚し、母と暮らすため三重県に移り住むことになる。そんな健太郎を待っていたのは、壮絶な差別。正義感が強く、我慢強い健太郎は、やがてサッカーと出合い、活路を見出していく――。勢いある文章と、スピード感ある展開が読むものをひきつけ、友情や努力の美しさをストレートに伝えてくれる青春小説。

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  • 邪眼
    -
    1巻880円 (税込)
    暴力の化身のような怪物的な父、伊三夫とともに裏の養豚業を営む青年、琢也。獣の血にまみれて生きる彼らは、あるとき裕福な母娘を浚い、監禁し始める。毎日のように伊三夫に犯され弱っていく母親。一方琢也は幼い娘の滴とささやかな交流をしていた。琢也は慢性的な歯痛を抱えていたが、滴と交流していると痛みが弱まることに気付く。母親が死に、滴に手を出そうとする伊三夫。琢也は滴を守ろうとするが、あえなく殴り殺される。命を失った琢也は、浄土の世界にて彷徨し、再び現世に舞い戻る。滴と婚礼を挙げようとする伊三夫だったが、襲撃者との相打ちにより命を失う。琢也は唯一の肉親の死に涙を流した後、死体を解体し、豚の餌とする。琢也の浄土往還以降は、現実離れした異常な出来事が続く。 滴の母親の復活、母親の2回目の死、琢也と伊三夫の融合、豚との交接など、ソドムの市のごとき地獄が極まった時、大雨による土石流がすべてを飲み込んだ。泥の中から唯一はい出たのは、琢也と、一匹の子豚。泥を洗い流す雨の中、一人と一匹はゆっくりと歩き出す。 人間という生き物の真の姿に迫ったストーリー。

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  • 私の人生を変えた顔
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    「ずっと隠し続けてきた私のいまわしく、恥ずかしい過去を打ち明けることが、同じ境遇で苦しむ人の人生が変わるきっかけになるなら」。そんな思いで顔の半分に及ぶ太田母斑の治療に踏み切ったことで、運命が大きく変わった経験を持つ著者が綴ったエッセイ。顔の痣のせいで自信がもてなかった自分を変えようと自ら人生を切り開き、幸せとお金を掴み取った美人ママが読者にエールを贈る。

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  • 真白をあるく はじめてのフィンランドひとり旅
    -
    1巻880円 (税込)
    物心ついたときから、フィンランドが好きだった。「ムーミン」を見てすぐに虜になった幼稚園のころ。サンタクロースになりたかった小学生時代。「個性」を尊重する教育思想、「しっかり休んでしっかり働く」ライフスタイル、世界第一位(2018年時点)の国民幸福度……。長い休みができて決めた。「よし、フィンランドに行こう」――4年半ぶりの海外旅行で、ひとり旅は初めて。もちろんフィンランド語はわからないし、知人がいるわけでもないけれど、フィンランドへの愛があれば大丈夫! 6日間のエッセイ。

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  • 月夜の孔雀
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    1巻880円 (税込)
    『春ちゃん』では、小学校での友情の芽生えが丹念に描かれ、続く『やさしい風』では一転して、悲しい別れを強いられた双子の兄弟の心情が繊細なタッチで語られる。そして、人々を守るために力をつくした哀しきドラゴンと、ひとりの少女の出会いを描く『青銅のドラゴン』や表題作『月夜の孔雀』など、物語の舞台は日常の何気ない風景から広大な砂漠へと自由に広がっていく。現実と想像の世界を自由に行き来しながら展開される、大人に読んでほしい童話8編を収録。忘れかけた、あたたかな心が今よみがえる。

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  • 一隅を照らす
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    小学生のころは、綴り方教室は好きではなかった。ただ、実に細々となんの変哲もない日常生活を描写して、七人の姉兄貴たちに手紙を出すと、彼らは喜んで読んでくれて、ひどく重宝がられたものだった。八十六歳を超えて生まれて初めて入院した二ヵ月のベッド生活で、毎日一つずつ随想を書きはじめた。家のこと、近所のこと、過ぎ去りし日のこと、社会のこと……。思索は拡がり、言葉として形をなし、現れる。世界の片隅から広い世の中に「思い」を馳せては書きつづけ、みずみずしい感性で「日常」を切りとった随筆集。

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  • 音に想う
    -
    至福の時、哀しい時、悩み迷った時……。いつでも世界は美しい音楽で溢れていた。シューベルトの「野ばら」、ドビュッシーの「『牧神の午後』への前奏曲」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、ファリャ「スペインの夜の庭」などの曲について、紹介とともにその曲から著者が発想したエッセイを綴る作品集。 短編小説も収載。

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  • Birth Day
    -
    1巻880円 (税込)
    学生の間で語り継がれた伝説のバンド「グラスホッパー」。その人気絶頂の頃、バンドのリーダー・三輪浩介は、ある事件をきっかけに、一切の音楽活動を止め、仲間の前から姿を消してしまう。5年の歳月が流れ、浩介の居場所をようやく見つけたメンバーの働きかけで再会を果たすが、そこには浩介が心から愛した立花瑞樹の姿はなかった。メンバー5人それぞれの想いと生き方が織りなす青春の道程。そこから連なる険しく、遥かなる再生への道。瑞樹が自ら調香し、残していった「Birth Day」という名の香水の、甘く清々しい香りに包まれ、浩介たちは旅立ちの日を迎える。

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  • 旅路 無明の眠り
    4.0
    1巻880円 (税込)
    息子を交通事故で亡くした女性・由里。悲しみに暮れる彼女のもとに、深夜0時に電話が鳴る。「お母さん」と尋ねる声は少女・沙羅のものであった。もう帰らぬ息子を想う母親と、母親と生き別れた少女の不思議な出会い。息子と同じく交通事故で夫を失う悲劇をきっかけに、由里は沙羅とともに「夢にみた」賽の河原を探す旅へ出る。賽の河原で息子が石を積み続けなければならない理由とは。血のつながりがない人と人との間には、肉親に対するような情愛が生まれるのか。愛する者と別れ、独りで生きなければならない人々が、苦しみながらも前向きに歩み始める姿を綴った一冊。幻冬舎グループ主催小説コンテスト『テーマ「愛」出版0円キャンペーン』大賞受賞作!

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  • 遥かなる異郷 大連
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    遥かなる記憶の彼方から八十年の時を経て 懐かしの大連の日々がよみがえり 追憶へといざなう―― 1945年、終戦を境に激動の舞台となった旧満州大連市から、日本(本土)に帰還するまでの、波乱に満ちた一家の物語。 色鮮やかな衣装を身にまとった人々が行きかい、活気に満ちた大連は、終戦をむかえ、突如異郷の地となった。戦後の大混乱の中、中国人、ロシア人の友人、家族に助けられながら敗戦下の悲運に立ち向かい、一家は祖国日本を目指した――

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  • ひつじのモフさんしあわせみーつけたっ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひつじのモフさんが住む村にも、さむい冬がやってきました。モフさんはからだの毛糸をつかってともだちに、チョッキやマフラーを編んであげます。「しあわせをかんじたときってどんなとき?」みんながこたえるとモフさんが編んだチョッキやマフラーはしあわせいろにそまりました。そんなある日、モフさんのからだから毛糸がなくなり……。家族、ともだち、大切な人と読んでほしい、ほっこり心あたたまる物語。幻冬舎ルネッサンス新社「第1回絵本コンテスト」大賞受賞作!

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  • 燦泥舞日のつぶやき
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    ●戦争にゃどんな理屈も通じない●大病も地震も忘れた頃にやって来る●生を得て一生すべて奇跡的●もし仮に君と出会ってゐなければこんな家庭が築けたらうか過酷な戦争体験、夢のような高度経済成長、予期せずやってきた大病や偶然が重なり巡り会えた家族のことなど。日常の見聞・気づきから定年後の毎日を楽しむコツまで盛りだくさんの一冊です。5・7・5調の見出しで見開き1頁にまとめられたエッセイと、毎日新聞 掲載作の短歌・川柳が掲載されています。読むと自身の人生を振り返りたくなること間違いなしの、気分の良い(燦)日も悪い(泥)日もある75年間の記録です。

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  • 世界一桜島大根コンテスト
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    ギネス記録を超える巨大な桜島大根を掘りあげた時はわが目を疑った。定年後8年目にして日本百名山達成の大朝日岳雪の山頂に立った時は思わず涙した。これは会社定年後に始めた野菜作りと山歩きの双方で得た感動の瞬間だった。桜島大根が世界最大の大根で、この大根は桜島の火山灰土でしか育たない、という事は以前から知っていたが、まさか自分がこの桜島大根作りにチャレンジする事になろうとは全く想像していなかったし、本場桜島でのコンテストで優勝するなどとは夢にも思わなかった。桜島大根を初めて目の当たりにしたのは、九州屋久島の宮之浦岳登山の帰りに観光目的で立ち寄った鹿児島桜島のドライブイン店頭に飾られていた時で、その巨大な大根にはびっくりさせられた。もし登山で屋久島へ行かなかったら、その帰途に桜島へ行かなかったら、生涯桜島へも行く事はなかっただろうし、桜島大根に出会うことも無かったかもしれない。(「はじめに」より)

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  • 痛快!尼寺女中物語
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    1巻880円 (税込)
    幼い頃から楚々とした尼僧姿に憧れ、女子大卒業後に尼僧寺院の門を叩いた高村木綿子。風光明媚で名高い翠香庵で行儀見習い兼女中として自分と向き合い、悩み苦しむ衆生を導く慈悲深い心を持てるようになりたい。そう願っていた木綿子だが、そこで待っていたのは気分屋の千鏡尼や癖の強い先輩女中の洗礼と翠香庵のしきたりだった――――。驚き、とまどい、怒り、悲しみ、そして改革!?尼寺の住込み女中としての喜怒哀楽をコミカルに綴った奮闘記。

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  • 考えない論
    5.0
    「よく考えろ」とは言われても「よく考えるな」と言われることはなかなかない。しかし、「よく考えない」ことで、案外うまくいくことも多いのだ。知らず知らずのうちに獲得している「考えるクセ」。これを手放せば、世界はもっと生きやすくなる。そんな「考えない論」を、脳科学の分野から、武道の心得、仏教の教えまで幅広い視点で語るエッセイ作品。 幻冬舎ルネッサンス新社主催「第1回 復刻本コンテスト」大賞受賞作品。

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  • しあわせの『コツ』
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    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 レトリックを学び、フランス語の翻訳家でもある著者が、夫が中学校の卒業式で述べる祝辞のために作った詩が反響を呼び、雑誌・書籍の挿絵、商品パッケージのイラストなど、多方面で活躍中のイラストレーター・小野正統がその詩にイラストをつけて生まれた作品。生きづらさ、孤独、寂しさを抱えたすべての人の背中をそっと押してくれる、「きみ」と「だれか」をつなぐストーリー。愛らしい子供たちの表情と、詩に込められた言葉の力に、きっとだれもが元気をもらえるはず。

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  • 三菱重工爆破事件
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    昭和四十九年(一九七四)八月三十日、金曜日、午後零時四十五分。 「東アジア反日武装戦線『狼』」と名乗る赤軍派が東京・丸の内の三菱重工ビルを爆破。日本最大の無差別爆弾テロ。死者八名、重軽傷者三八五名。現場に遭遇した元三菱重工社員の著者が、事件を克明に描き出したノンフィクション小説であり、事件で命を落とした同僚におくるレクイエム。

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  • 風俗嬢殺人事件
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    1巻880円 (税込)
    定年まであと1年に迫った宮城県警仙台南署刑事第一課の鬼塚弘刑事には2度と拳銃を握りたくない、忌々しいトラウマがあった。銃から解放される日を待ちわびていた鬼塚に遺体発見の電話が入る。 仙台市の二口渓谷。渓流釣りが楽しめる清流の岩の上に、白いワンピースを着た女性の遺体が横たわっていた。顔にかけられたハンカチ。その下から現れたのは、息を飲むほど美しい女性の顔だった。調べが進むほどに明らかになる彼女の背景。職業、風俗嬢。妊娠4か月。婚約者は議員の息子。抵抗をした痕がない彼女の遺体から浮かび上がる犯人は? 意表をつくストーリー展開と予想できない犯人像。美しくもせつない、満足度100%度の本格ミステリー。

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