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4.7100年続いてきた「やまのなか小学校」最後の卒業生ミナ、うさ子、コンタは、人間に化けることができる動物たちです。卒業式の3か月後、ミナは、うさ子、コンタに協力してもらいながら、廃校になった小学校を素敵なホテルにしていきます。一年一組が食堂に、プールが露天風呂に……といった具合です。ホテルオープン後に初めてやってきたお客さんは、青年音楽家のシャープさんと、中年の宇宙観測家のコスモさん。何だか気難しそうな人たちです。演奏会の練習と新しい星の発見にしか興味がない二人は、四六時中、自分の成功のことしか考えられず、生きることに疲れ、いつしか心を病んでいきます。シャープさんの看病をするミナ、コスモさんの前に現れたゆうれいの花子さん……。ミナや花子さんを通して、シャープさんとコスモさんは見失っていたもの、人間として大切なものに気づいていきます。ふしぎで心あたたまる物語。 ※亀岡亜希子さんは、現在は「かめおかあきこ」として創作活動をしています。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヤマネのネルは、友だちのマリにあこがれていました。きれいな石や木の実をたくさん持っているからです。そこで、ネルもきれいな小鳥の羽を集め始めました。秋のある夜のこと、羽集めに夢中になっているネルに、フクロウがいいました。今のうちに栄養をつけておかないと、冬眠中に死んでしまうと……。その日から、ネルは木の実をたくさん食べました。そんなとき、森で宝物探しをしているマリと出会いました。ネルは、冬支度をするよう勧めましたが、マリは聞きません。それから間もなく、ネルは冬眠につきましたが、ある日、寒さに目を覚ましました。外に出るときれいな雪景色。マリに教えに行くと、マリの体がとても冷たくなっていました。このままではマリが危ないと思ったネルは、集めた羽を持ってきてマリを温めてあげました。春に目を覚ましたマリは、きらきら光る宝物ではなく、本当の宝物を見つけたようです。友だちの大切さが伝わる、心温まるお話。 ※亀岡亜希子さんは、現在は「かめおかあきこ」として創作活動をしています。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今年はじめて実をつけたどんぐりの木は、自慢のどんぐりを食べてもらうことを楽しみにしていました。ところが、どんぐりはまだ青かったため、一口食べたリスに「まずい」と言われてしまいます。そうとは知らず、どんぐりの木は自信をなくし、やがてどんぐりをつけなくなってしまったのです。数年がすぎたころ、1匹のリスがどんぐりの木に家を作ろうとやってきました。すると、どんぐりの木は「リスなんて嫌いだ」と、リスを穴から追い出してしまいます。それでも、このどんぐりの木を気に入っていたリスは、掃除をして、ペンキをぬって……せっせと素敵な家を完成させました。そんなある日、お客のリスたちが「この木はどんぐりをつけないし、つけてもまずいらしい」と言います。それを聞いたリスとどんぐりの木は……。長所も短所も、ありのままの姿を受け入れてくれるリスと出会い、どんぐりの木の心が変化していく様子を描いた心温まる絵本。 ※亀岡亜希子さんは、現在は「かめおかあきこ」として創作活動をしています。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どんな料理を食べても「まずい」というリスのぼっちゃん。そんなぼっちゃんにおいしく料理を食べてほしいと願うリスの執事は、町で人気のカフェを訪ねました。そして、シェフであるオオカミに頼んで、ぼっちゃんのためにおいしい料理を作ってもらうことになりました。さっそく、ぼっちゃんは、オオカミシェフの自信作を食べてみますが……、「まずい」の一言しか言いません。ショックを受けたオオカミは、どんな料理もおいしくなるという、まぼろしの草を取りに山へ登ることにしました。ところが、途中で岩から落ちてしまい、友達のクマに助けられます。弱っているオオカミのために、クマが出してくれたおいしい料理に感激したオオカミは、そこで大切なことに気づき……。おいしい料理を作るための本当のかくし味とは? 心を通わせて、みんなで楽しく食事をすることの大切さが伝わります。優しい文章とパステルの美しいイラストが魅力の幼年童話。 ※亀岡亜希子さんは、現在は「かめおかあきこ」として創作活動をしています。
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3.0ホテル「やまのなか小学校」は、元小学校の校舎を使って、卒業生のミナ、うさ子、コンタがつくりました。百年時を刻み続ける古い大時計と「時間割」のあるユニークなホテルです。そこに、時計職人のカチコチさんと、レース編み作家のアミさんがやってきました。それぞれ「世界一正確な時計」と「世界一大きい作品」をつくりにきたと言います。アミさんは家庭科室でひたすらレースを編み続けます。カチコチさんは工作室にこもって時計づくりに励みます。しかし、アミさんは家庭科室をレースでいっぱいにしたのに、何の満足感もありません。一方のカチコチさんも、千年時計を完成させたのに、なぜか満足感がわきません。アミさんの前にはゆうれいの花子さんが現れたり、カチコチさんは白昼夢を見せられたりして、二人は大切なことに気づきます。なつかしくて、ちょっとふしぎな物語。 ※亀岡亜希子さんは、現在は「かめおかあきこ」として創作活動をしています。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 母への切ない想いに触れる、はじめての“ピーター・パン”。上質なカラー挿絵とともに、いつかおとなになるこどもたちへ。児童文学作家・小松原宏子が、小学校低・中学年から楽しめる長さに書き下ろし! 新鋭の画家・kei saitoが緻密で鮮やかな絵を添え、こどもたちに、名作『ピーター・パン』の新しい扉が開かれます。巻末には、児童文学者・川端有子の写真付き解説を収録。どうしておとなにならないの、ピーター?妖精、海賊、ピカニニ族、そしてお母さん――世界中で読み継がれる、こどもたちの冒険物語。世代を超えて、世界中の人々に愛され続けている『ピーター・パン』。原作者のJ・M・バリーは、幼い頃に事故で兄を亡くしました。深い悲しみに沈む母をなぐさめようと、バリーは兄のまねをしたり、お話を語ったり……兄の死と母への想いが、「永遠の少年」というテーマに結びついたと言われています。ピーター・パンが、おとなにならない理由とは?妖精や海賊、ピカニニ族、そして母への思いがあふれる冒険譚を、児童文学作家・小松原宏子が親しみやすい文章で訳しました。kei saitoのあたたかい絵が物語を彩り、はじめて『ピーター・パン』に出会う小学校低・中学年の子どもたちにもぴったりです。
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