検索結果
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3.3
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4.0国語以外の成績は優秀な中学生・聡は、百人一首の恋の歌であっても、恋愛ドラマであっても、感情に支配される人の心を理解したくないし、しようとも思わない。そんな聡が平安時代にタイムスリップ。そこで出逢った堀川の大殿様の子である若殿や側近の貞光に世話を受けることになる。その頃、洛中に、怪しげな術で人身を混乱させる摩利信乃法師が現れた。彼に対決を挑む若殿に、聡は科学の知識でサポートするのだった――。
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3.3でも、僕らは探していたんだ。見えない未来を。この場所で――。夢、進路に、恋……、真剣に向き合ったあの日々が、いまの僕を支えてくれているんだ。1981年、札幌。喫茶店<D>でアルバイトをしている大学生・幸平のもとに、東京で働いているはずの姉が「しばらく泊めて」と突然、現れた。幸平は理由を聞き出せないまま、姉との暮らしを始める。一方、<D>では、オーナーと店長が「金と女」のことで衝突してしまう。そんな二人を見て、幸平たちは“ある行動”に出る。それは一人の女性を守るためだったが、姉の心にも影響を与え……。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者による喫茶店に集う若者たちの苦悩と成長を描いた長編小説。
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3.5
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4.0
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3.0連続殺人事件に隠された、女子高生の秘密とは・・・!? 不登校の女子高生・七緒は、スナックの雇われママをしている母親と二人暮らし。自由奔放で子どもっぽい母親を支えつつ、自分なりに平凡な日常を送っている――はずだった。ある日、やけにリアルな殺人の夢を見るまでは。そして、まったく同じ事件が現実に起きてしまうまでは。しかも、その現象は一度では終わらなかった。殺人鬼の最終的な狙いは母親なのではないかと危惧した七緒は、親友・レニとともに事件の真相を探ることに。少しずつ連続殺人事件の真相に近づいていく中、事件の裏側には七緒自身も知らなかった、ひどく複雑で歪んだ母娘の秘密が隠されているようで・・・?