検索結果

  • 白夜のプリンセス バイキングの花嫁たち I
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    エリがある日帰宅すると、バイキングが待ち伏せしていた。その全身黒ずくめのたくましい大男は、王の戦士ハウクと名乗り、国に戻れという父王の命令を伝えに来たと言う。エリは父の顔さえ覚えていない。両親の離婚にともない、幼いころ北欧の王国からアメリカに移住したからだ。わたしたちをほうり出した父が、今さらなんの用なの?王国には戻らないわ。エリがきっぱりと断って家から逃げ出そうと身をひるがえしたとき…。「お許しを、殿下」突如大男に押さえつけられ、目の前が真っ暗になった。
  • 薔薇の迷宮 孤高の鷲 III
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    クレアは夜の薔薇園にひとりたたずんでいた。ここはグリフと過ごした思い出の場所だ。南部有数の大富豪にして、若きCIA幹部。冷徹な頭脳と熱い肌を兼ねそなえた男性。いまだクレアが愛してやまないグリフ・キャボットは1年前テロリストの凶弾に倒れ、帰らぬ人となった。グリフ、あなたがいなくて本当に寂しいわ。今わたしを苦しめている難題も、あなたならきっと……。ふいに闇と濃い霧の向こうに人影が浮かびあがり、深みのある声がクレアの思いをさえぎった。「きみの力になりたい」■RITA賞を2度も受賞したゲイル・ウィルソンのミニシリーズ『孤高の鷲』。正義に燃える元CIAのエリートたちが紡ぐ大人のラブストーリーです。本作では、死してなおカリスマ性を発揮するトップエージェント、グリフの秘密が明らかに?
  • バルセロナの夜に二人は 異国で迎える季節 III
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    トラベル・コンサルタントのキャロラインは新しいクライアント、ローリー・バークの到着をスペインのリゾート地で待ち受けていた。ローリーは世界規模のセキュリティ会社を経営する富豪で、警備という会社の特性上か、容姿は一般には公開されていない。とはいえ、おそらく経歴から察するに、たくましい男性に違いないとキャロラインは予想していた。やがて現れたローリーは、まさに想像どおりの人物だった。引き締まった体に、精悍な顔立ち、そして……狼を思わせる瞳。その瞳を見た瞬間、過去の記憶がよみがえり、彼の正体に気づいたキャロラインは息をのんだ。■〈異国で迎える季節〉もついに最終話。ラストとなる本作の舞台は熱き国スペインです。内気なキャロラインの前に現れた、かつて愛した人。彼との再会は偶然ではないようで……。
  • 緋色の記憶
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    ■あなたとは結婚できない――そう告げたのは正しかったはず。■デヴォンは突然婚約の解消を申し出た。刑事だった父が殺害されてから見るようになった悪夢。それはフィアンセのメイスが殺される夢だった。メイスの仕事も父と同じ刑事だ。いつか夢が現実になるかもしれない。その恐怖に耐えきれなかったのだ。それから一年後、デヴォンは衝撃的な事実に気づいた。これまで、父が殺害されたとき、自分は眠っていたと思っていたが、実は殺害を目撃していたということに。恐ろしさのあまり、部分的な記憶喪失に陥っていたのだ。いまでは犯人の顔まで、はっきり思い出すことができる。恐怖と戦いながらも、デヴォンは証言しようと決意する。だが、父の事件を担当しているのはメイスだった。そして、彼の心の傷はいまだ癒えておらず……。
  • 秘書は一夜のシンデレラ
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    二度と会えない愛しいひと。彼の面影を胸に、この子たちと生きていく。 カリヴァ国王ディアマンディスの秘書カテリーナは、長年恋い焦がれていた彼と、ある夜ついに結ばれた。一夜の夢と知りながら。けれど思いがけず双子を身ごもり、パニックに陥る。身分違いの恋が幸せな結末を迎えるはずがない。愛するひとの子を守るため、カテリーナはひそかに国を出た。だがアテネで独り暮らし始めた彼女のもとを訪ねてきたのは、誰あろう、怒りの形相のディアマンディスだった!カテリーナを強引に連れ帰り、結婚を宣言。愛を信じぬ冷酷な国王の、愛されぬ花嫁となるが――。 ■ドキドキはらはらの圧倒的筆力! 日本デビュー作『路地裏で拾われたプリンセス』が大好評を博した、気鋭の作家ロレイン・ホール。過酷な運命に翻弄されて家族を失い、愛を渇望しながらも得られなかった国王が、幸福をつかむ感動作です。
  • 秘書はかりそめの花嫁
    5.0
    なんて残酷な運命なのだろう。憧れている人の新妻役を演じるなんて。 親友3人と会社を設立したばかりのハリエットのもとに、突然、それまで勤めていた企業の社長デアンジェロが現れた。海外出張にどうしても一緒に来てほしいという。「きみでなくてはだめなんだ。出張中はぼくの花嫁を演じてくれ」なぜわたしなの? なぜ花嫁が必要なの? ハリエットは訝った。彼の秘書として3年も仕えながら、温かい言葉の一つもなく、退職するときも別れの挨拶さえなかったのに……。だが、引き受ければ認知症の父の介護費用を全額もつと言われ、貯蓄が底をつきかけていたハリエットはしぶしぶ承諾し、数日後、彼と飛び立った――ずっと秘めていた彼への想いは隠して。 ■ゴージャスなラブストーリーで人気のジェシカ・ギルモアが今回描くのは、情熱的なラテン系ヒーロー! エキゾチックな情景描写とともにお楽しみください。
  • 百万ドルの花婿 三姉妹に愛を! III
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    トッド・アストンはマリーナにとって悩みの種だった。そもそもの発端は数カ月ほど前にさかのぼる。百万ドルと引き換えに、三姉妹のうちの誰かに彼と結婚してほしいと、祖母に突然、頼まれたのだ。二人の姉はそのあいだにすてきな結婚相手を見つけたため、マリーナは祖母にとって、いわば最後の頼みの綱だった。何度も何度もトッドとのデートを勧められ、マリーナは渋々、祖母のために彼と一度だけデートをすることにした。まさかそれが、悲しく切ない恋の始まりになるとは、このときのマリーナは夢にも思っていなかった。★ご好評をいただいてきたミニシリーズ『三姉妹に愛を!』も本作でフィナーレを迎えます。三女マリーナが恋した相手は、女性に不信感を持ち続ける大富豪トッド。二人の恋の行方は?★
  • 百万ドルの花婿【あとがき付き】〈三姉妹に愛を! Ⅲ〉
    完結
    5.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】“トッド・アストン3世と結婚してくれれば100万ドルをあげるわ”お祖母様の願いは私たちネルソン3姉妹のうち誰かが彼が結婚すること。けれど姉のジュリーとウィローはすでに素敵な相手と出会ってしまった。末娘のマリーナは断りきれず、結局デートをすることになってしまったけれど、人をお金で動かさないとブラインドデートの相手すらいないなんて…彼ってどんなに最低な男なのかしら!!
  • 昼下がりのお仕置き志願
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    「さかりのついた牝犬め。我慢できないのか」 「はい……下着はぐしょ濡れです」 「見せてみなさい」 スーザンは休暇先で、ある写真集を恋人の目を盗んで何度も見返していた。 19世紀の愛らしい乙女たちが、むきだしのお尻を器具や平手で叩かれている。 こんな変態的な行為をもとめる人たちと同じ嗜好が、わたしにもあるらしい。 ハンサムで優しい恋人にいたぶられる自分の痴態を想像すると、どうしようもなく興奮するのだから。 スーザンはフランス窓の外のラウンジチェアに座る恋人に視線を転じた。 サイモン、あなたもこの本を見て興奮したの? その日、珍しく彼と口論になったとき、彼女はおずおずと願望を口にしてみた。 「わたし……あの……お仕置きを受けたほうが……?」 すると彼は眉間にしわを寄せ、使用人でも見るような目つきで腕組みした。 「失敬な振る舞いに対しては、お仕置きが必要だ」 愛情深い恋人は突如、尊大な暴君に変貌した。
  • 美獣の調教
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    彼の指が下着の中へ滑り込む。 だめ…カメラの前でイっちゃう。 「おっぱい」と聞くだけで、顔を赤らめる清楚女優――そんなわたしをたった4日で、本能のままの獣に変えた男。 知性派俳優ミハエル・サマーヴィル――セクシーな魅力を放つ色男が、官能芸術映画の撮影中、衣装のボディスに指を滑り込ませてきたのだ。 ミハイルの親指が硬くなった蕾を刺激するだけで、わたしの乳首に命が吹き込まれる。鋭いまなざしで見つめられるだけで、骨の髄までとろかされる。 事実、この4日間、“アレ”を思い出しては、丁寧に擦る、甘ったるい彼の指ばかりをわたしは考えている。 撮影のあいまに行った海で、ミハイルはビキニの結び目をほどきながら、もう片方の手でわたしのいやらしい場所を包み込んだ。 伸縮性のある布地を必死で横にずらそうとして、指の先端や関節が花芯にあたるたびに、あられもなく嬌声をあげ、体をのたうたせるわたしがいる。ついにミハイルは完全に布地をずらすことに成功し――彼の指がゆっくりと差し込まれてきた……。 そんな淫靡な“アレ”の記憶にたゆたっているときに、監督の声が突然響いた。 「君たちが本当にやっているところを、撮影したい」
  • 復讐の向こう側 愛と復讐の物語
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    アンディはひたすら逃げていた。暴力的な夫クレイとの短い結婚生活は、まるで地獄のようだった。身重の体でようやくそこから抜け出し、一人で育ててきた息子との生活は平穏で幸せだった――三週間前、クレイに息子を奪われるまでは。どうにか息子をクレイの家から救出し、茂みの中を走り続けたあと、突然目の前に現れた男性を見てアンディは息をのんだ。野性的で端整な顔にたくましい体。いったいこの人は誰なの?「動くな」銃をかまえて言う彼の姿に、アンディの心は震えた。身に迫る危険さえ感じないほどの熱い思いにとらわれながら。■“復讐から始まる物語”――愛情と憎しみのはざまで揺れ動く主人公たち。運命に翻弄される二人を描いたドラマチックなストーリーです。
  • 富豪との許されざる恋
    -
    めくるめく一夜、パンドラの箱は開いた。 サマンサは結婚してすぐ、年の離れた大富豪の夫を失い、婚外子を家族に迎えたがっていた亡夫のため、彼の息子かもしれないルイス・デュラックに会いにニューオリンズへ向かった。けれど、一日中歩き回ってようやく辿り着いた家の主は、不在。憔悴しきって街で倒れかけたとき、ハンサムなレストランのオーナーに優しく声をかけられ、はからずもサマンサは一夜の恋におちてしまう。夫を亡くしてまもないというのに、なんてことを……。眠る彼を残して真夜中にベッドを抜けだしたサマンサ。ところが、翌朝再びルイスの家を訪ね、衝撃を受ける。昨夜、情熱を分かち合った男性――彼こそがルイスだったのだ! ■D-1638『ボスとの秘密の関係』、D-1652『甘美な交換条件』に続く関連作です。出会ったばかりの男性にひと目で惹かれ、一夜限りの恋におちる。それだけでも罪深いのに、まさか彼が亡き夫の忘れ形見かもしれないなんて……。J・ルイスが描く傑作“禁断愛”!
  • ふたつの聖夜 ホワイトホーン・マーヴェリック
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    『おしゃべりな天使』保安官代理のシェーンは、意識を失って病院のベッドに横たわっている女性を見つめた。彼女の名前はアンジェラ。未亡人で、妊娠四カ月。教師の口に応募するために小学校にやってきたのだが、面接を終えて出てきたところを、二人組の男に襲われた。二人組は同じ場所にいた五歳の少女サラを誘拐していった。アンジェラが事件の鍵を握っているのは間違いない。だが、目を覚ました彼女はこうつぶやいた。「わたし……わたし、思いだせないわ」 『銀色の魔法』誘拐されたサラが保護された翌日。〈ヒップホップ・カフェ〉から家に帰るために、車に乗りこもうとしたリアは、突然激しい痛みに襲われた。陣痛のはずがないわ。まだ早すぎるもの。不安を覚えながらもリアは車を走らせたが、とうとう痛みに耐えられなくなって、路肩に車をとめた。そこへ偶然、〈ホワイトホーン記念病院〉の医師、ジェレミーが通りかかった。彼こそリアの一夜の情熱の相手。おなかの子供の父親だった。
  • プリンセスの初恋
    3.0
    29年間も行方不明だった兄が生きているですって!?ウィンボロー王国第一王女のアレクサンドラは耳を疑った。誘拐された兄がアメリカにいるという、突然の密告があったのだ。アレクサンドラはさっそくアリゾナ州にある牧場へと赴くが、残念ながら兄と思しき人物は旅に出ていて不在で、いつ戻るかもわからないという。アレクサンドラは考えた。このまま退散するわけにはいかない。兄の生死を確認しなければ。そしてなぜだか……牧場主のミッチが気になってしかたないのだ。思わず彼女は言った。「しばらくここに滞在させてもらうわ」
  • プリンセスの初恋〈世紀のウエディングI〉
    完結
    -
    責任感が強く聡明な第一王女アレックスは、行方不明の兄の手掛かりを追ってアリゾナへ。だが牧場主ミッチは義弟がいつ戻るかわからないという。嫡男のいない王家の長女にとって結婚は義務。恋愛結婚なんて不可能だと思っていたが、兄さえ見つかれば…。強気で滞在を決めた彼女だったが、ミッチに恋してしまって!?
  • プレイボーイに魅せられて
    3.0
    裕福なプレイボーイに恋しても無駄なだけ。痛い目にあうのはわかりきっている。ロリィは気難しい老婦人の在宅看護師となった。面接して彼女の採用を決めたのは、孫のリード・ブキャナン――プレイボーイとして名を馳せるスポーツバーの経営者だ。リードはロリィが最も嫌悪するタイプの男だった。女はみんな自分の足元にひれ伏すと思っているに違いない。ところが、ある日、信じられない出来事が起こり……。
  • プレイボーイに魅せられて 1
    完結
    3.5
    地味だが優秀な看護師ロリィが雇われたのは、元大リーガーの有名人リード・ブキャナン。彼の祖母グロリアの自宅介護のためだ。グロリアは気むずかしく扱いづらい老婦人だったが、それも無理はない。ブキャナン家は、シアトルの外食産業を牛耳る大金持ちだというのに、孫たちはグロリアの見舞いにほとんど来ないのだから。ようやくリードが現れたのは、女性絡みのスキャンダルでマスコミに追われ逃げてきたからだった! ロリィは彼に、つい辛辣な口をきいてしまうが?
  • プレイボーイは理想の父親
    -
    頭脳明晰、容姿端麗、独身主義。 彼なら完璧――理想的な父親だわ! 救急救命士のサマンサは、ある日、偶然妊婦の出産に立ち会い、赤ん坊の誕生に心を強く揺さぶられた。幼いころ失った母との絆。 私も子供を産み育ててみたいけれど、恋愛も結婚も怖い……。 サマンサは悩んだすえ、人工授精で子供を産もうと思いつく。 容姿端麗で優秀な同僚で、独身主義者のプレイボーイ―― アレックス。でも、こんな頼み事、聞いてくれるかしら? ためらいがちに切り出したもののあっさり拒まれてしまった。 落胆したサマンサだったが、やがて彼は前言を翻し、とんでもない条件をつけてきた。「普通の方法で子供を作るなら」 それって……あなたとベッドをともにするという意味? ■驚いたヒロインは咄嗟に彼の提案を拒みましたが、急に互いを異性として強く意識しだした二人。そしてある日、命の危険にさらされたあと、思いがけず情熱を交わしてしまい――!? かわいい赤ちゃんを授かるまでの、もどかしい恋愛模様をお楽しみください。
  • 平凡な司書の特別な週末
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    彼はあの頃の魅力もそのままに現れた。胸に別の女性の面影を抱いて……。 図書館司書のギャビーは、いつも幸せな結婚と家庭を夢見ていた。それは幼い頃に母から疎まれ、祖父母に引き取られて育ったせいだった。今は祖母の介護費に頭を悩ませる日々だが、ギャビーのために年金を使い果たしてしまった祖母のためなら、なんでもするつもりだ。そんなある日、高校時代の憧れの人で億万長者のザンダーと偶然再会した。甘酸っぱい想いを甦らせたギャビーに、彼が取引を持ちかける――多額の報酬を払うので、慈善パーティや家族行事に同伴してほしいと!そばにいるほど彼を好きになってしまうのに、形ばかりの恋人なんて。だが、祖母のためと引き受けたギャビーが目にしたのは、亡き妻の面影を忘れられずに苦しむ、ザンダーの姿だった……。 ■妻を亡くして以降、女性とつき合わず、休みも返上で仕事に打ち込んできたザンダー。内気な司書のギャビーに恋人役を頼んだのは、彼のことを案じた家族が独身女性を次々に紹介してくるのが疎ましかったからでした。けれども、二人きりで週末を過ごすうち……。
  • ベスと億万長者
    完結
    5.0
    恋から遠ざかっていたベスを心配した親友が、大富豪の若手実業家トッドとのデートをオークションで競り落としてきた。夫を亡くし子供と暮らす平凡な私が、ヒューストンきってのプレイボーイとデート!? 当日、リムジンで迎えに来た彼は、やさしくエスコートしてくれたが、きらびやかな別世界に気おくれしたベスは不釣り合いな自分を恥じ、その場から逃げだしてしまう。そんなベスのもとに彼がふたたび現れ、恋のレッスンをすると言いだして――。
  • ベスと億万長者
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    ある日ベスに、親友夫妻からプレゼントが贈られた。それは、大富豪の不動産王トッド・グラハムとデートをする権利。恋愛からすっかり遠ざかってしまっているベスのためにと、チャリティ・オークションで競り落としてきたという。プレイボーイと噂の彼と、平凡な私じゃとても釣り合わないわ――その不安は的中し、デート当日、ベスはトッドの魅力に圧倒され、周囲のからかいの目にも耐えられず、途中で逃げだしてしまう。住む世界も違うし、もう彼と会うことは二度とないだろう。そう思っていたベスだが、意外にもトッドは家まで会いに来て……。
  • 炎の夜と氷の朝 ファイナル・ミッション I
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    乗っている飛行機がまさに墜落しようとしている今、サラはふいに初恋の人カークのことを思いだした。高校時代の彼女は、クラスメートに“がり勉”呼ばわりされる、あか抜けない女生徒だった。一方のカークは、絶大な人気を誇るフットボールの花形選手だ。彼は私をからかっているだけ。そう自分に言い聞かせながらも、ひとけのない図書室で眼鏡を外され、カークの唇が近づいてきたとき、サラは胸を高鳴らせた。それなのに……。彼女は今でもカークとの関係を悔やんでいた。心残りのあるまま死にたくない! だが険しい山々が迫ってくる。やがて激しい衝撃が訪れ、サラの視界は闇に閉ざされた。
  • ボスとナニーの契約結婚
    -
    ナニーの仕事ではとどまらず、彼女は妻になる“契約”を結んだ。 ナニー派遣会社から紹介され、マギーは瀟洒なペントハウスを訪ねた。現れた物憂げな黒い瞳のジェイスン・ギャレットは、息をのむほどハンサムなシングルファーザー。生後6カ月の息子の世話を彼女に頼みたいと言う。父親そっくりのつぶらな黒い瞳。マギーはたちまち赤ん坊の虜になった。やがて迎えた6週間の契約満了日、ジェイスンから驚くべき提案が――。「ぼくと結婚して息子の面倒を見てくれるなら、君に100万ドル支払う」それだけ莫大なお金があったら、私の育った児童養護施設を経営危機から救うことができる……。マギーは悩んだすえ、結婚を承諾した。■数々の受賞作を誇る作家、テレサ・サウスウィックのナニーがヒロインの物語をお楽しみください。「この世に金で買えないものなどない」と豪語する尊大な億万長者と、恩人のために愛なき結婚をしたヒロイン。はたして、その選択は正しかったのでしょうか?
  • ボスの秘密 ボスに恋愛中
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    まさか彼とデートができるなんて!ニッキーは入社以来、ボスのゼインに憧れていたけれど、恋人を次々と替える彼には友情しか望めなかった。今回、ゼインにたまたま恋人がいなかったおかげで一緒にパーティに出席することになったのだ。セクシーなドレスに身を包んだニッキーは、彼の瞳が欲望できらめくのを見て胸を高鳴らせた。そしてパーティが終わると、彼に導かれるままこの世の天国とも言うべき一夜を過ごした。だがその幸福感が続いたのも、翌朝までのことだった。■“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。
  • 待ちわびるひと
    3.5
    エリンの双子の妹は出産後、若くして命を落とした──唯一の肉親であるエリンに、子供の父親の名を明かすこともなく。4年後、エリンは偶然亡き妹の遺品から日記を見つけ、姪の父親が、億万長者パーカー・ハミルトンだと初めて知った。噂では、彼は数年前に妻を亡くして以来、まるで世捨て人のように屋敷にこもって暮らしているという。思案の末、エリンは姪を連れてパーカーの屋敷を訪ねるが、あっさり事実を認めた彼から娘との面会を要求され、動揺する。我が子同然に大切なあの子を、私から取りあげるつもりなの?
  • 窓越しのエクスタシー
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    「やめて、ここは玄関先よ。誰かに見られる」 「見られるのが好きだろ? 覗くのも」 私は隣人をのぞき見しながら自慰に耽ることが、もうやめられなくなっていた。 2週間前隣に越してきた男は、毎晩帰宅するとカーテンのない窓の前で服を脱ぎ捨て、タトゥーに覆われた筋肉質の体を惜しげもなく披露する。 あるときはそのまま股間のふくらみに手を這わせ、またあるときは訪れる美女たちを悶えさせファックするさまを、彼ははばかりもせず見せつけるのだ。 裏庭から私が見ているとは思いもせずに。 私は彼に気づいてほしかった。彼に犯されたかった。 叶わぬ望みに目を閉じ、せつなく募る欲望のままに指を動かす。 デッキチェアの上で思いきりイキそうになったとき、力強い手が私の脚を左右に押し広げた。 ぎょっとして顔を上げると、目の前に立っていたのは、さっきまで窓の向こうにいたはずの彼――! *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『セクシーすぎる隣人~獰猛なイケメンの淫らで甘い罠~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 真夏の夜のクリスマス
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    彼と一緒にクリスマスを過ごす―― 心に秘めた夢が、現実に変わるとき。 クリスマスに実家に来て恋人役をしてほしい、ですって? 憧れの医師ニックの誘いに、看護師のイーデンはショックを受けた。 結婚を迫る両親の圧力をかわすためだというが、 彼は1年前に婚約者を事故で失って以来、病院中の看護師に 手を出しているという噂で、私の出る幕などないはずなのに! ところが、彼の申し出には、もう一つ願いが込められていた。 親から見放され、ただひとり難病と闘う幼い患者ベンに 家庭で過ごすクリスマスを味わわせてやりたいというのだ。 イーデンは断りきれず、ベンを連れて彼の実家を訪ねることにした。 これはベンのためよ、と自分の心に言い訳をして。■人気のキャロル・マリネッリがイマージュから放つ本作は、オーストラリアの真夏の聖夜を描いた心温まる物語です。同僚として多くの喜びや悲しみを分かち合ってきたニックとイーデンですが、最近は関係がぎくしゃく。涙なしには読めないロマンスが展開します。
  • ミス・ルーシーの情熱
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    私…眼鏡以外、何も身につけていないわ! カーテンの隙間から美しい全裸の男性が見える。 裁縫サークルに集った淑女たちは、紅茶とケーキを前に刺激的なお喋りに興じていた。 「ルーシー、あなた、会を休んでいるあいだにアバンチュールを経験したのではない?」 ルーシーはどきりとした。あの日、世にも美しい紳士と過ごした甘美な時間。あれは現実だったのかしら? 興味津々の視線を浴びながら、彼女はみずからの体験を語りはじめた―― その日、雨でぬかるんだ道を自転車で走っていたルーシーは、バランスを崩し、転んでしまった。 天使のような微笑みを浮かべた美青年イーサンが現れたのは、そのときだった。 逞しい腕に抱き上げられ、どこかへ運ばれていく途中で、彼女はいつしか眠りこんでいた。 ところが目を覚まして仰天した。一糸まとわぬ姿でベッドにいる! カーテンで仕切られた部屋の向こうから聞こえてくるのは、水が撥ね、濡れた布が肌を打つ音。 ベッドを抜け出し、カーテンの隙間から奥を覗き見る。そこにいたイーサンは……。
  • 魅惑の花嫁
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    職を失ったエミリーは、コロラドの町にやってきた。ここでホテルを開いて資金をため、念願の夢を実現させるのだ。開業予定の場所は酒場の二階で、そこの所有者はルーカス・マッキンタイヤという男性だった。彼は遺産相続のために妻を至急見つけなければならない境遇にある。エミリーはルーカスから純粋な取引として便宜結婚を持ちかけられ……。
  • 魅惑の花嫁
    完結
    5.0
    「条件がある。僕と便宜上の結婚をしてほしい。君ならベッドをともにする心配もないから」ルーカスの言葉に元教師のエミリーは唖然とした。職を失ったばかりの彼女は、開拓途上のこの西部の町でホテルを開きたいと、ルーカスのもつ酒場の2階を借りに来たのだが、聞けば彼は、遺産相続のため至急結婚相手を探しているという。この結婚は単なるビジネスだと彼は言うが…。ひっつめ髪の自分がいかに魅力に乏しいか、そんな無慈悲な言い方で聞きたくなかったわ!
  • メイドは秘密の妻
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    まさか6年もの歳月を経て、初夜を迎えることになるなんて……。 ミアがメイドとして働くホテルに、突然“夫”が迎えに現れた。テオ・アエトン。6年前、ギリシア富豪の彼と恋に落ち、夢のような結婚式を挙げた夜、ミアはどん底に突き落とされた。結婚の目的は彼女の祖父の財産。愛などなかったと知ったのだ。すぐに家から飛び出し、そのままテオのもとへは戻らなかった。だが今、祖父の余命が幾ばくもないと聞かされて、ミアはギリシアへ戻ることを決めた。病床の祖父の前に進むと、テオは表情一つ変えず彼女を引き寄せ、驚きのひと言を放った。「安心してください。ごらんのとおり、僕たちは復縁しました」 ■18歳で最愛の人の花嫁となったものの、その日の夜に家を出たヒロイン。祖父のため、復縁したかのように振る舞ううち、再び夫に恋をして……。シャロン・ケンドリックらしい、ドラマティックでせつない夫婦愛の物語をお楽しみください。
  • 女神とカウボーイ
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    アンのもとに、コロラドからジェイクという男が訪ねてきた。十三年前、アンが出産後に手放した娘ローレルの養父だ。ジェイクの妻が亡くなって以来、ローレルはしきりに、産みの親に会いたがるようになったという。会いに行ったアンを、ローレルはすんなり受け入れたばかりか、ここで一緒に暮らしたいと言い出した。
  • もつれた歳月【ハーレクインSP文庫版】
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    ロマンスの巨匠たち~ リン・グレアムの軌跡7~かつて愛したイタリア富豪が提示したのは、後継ぎを産むための強制結婚!大好評のリン・グレアム全作コレクション、第7弾! 最愛の弟が逮捕されたと聞いて、アシュリーは卒倒しかけた。すべては私のせいだ──弟は私に代わって復讐しようとしただけ。4年前、イタリア名門一族の銀行家ヴィートと交際していた彼女は、ある事情から彼と別れ、その後数々の不運に見舞われてきた。ヴィートにはもう二度と会うつもりなどなかった。だがいま、弟を救えるのは彼以外にいないのだ。意を決してヴィートを訪ねたアシュリーだったが、耳を疑うような取り引きを提示され、衝撃で身をこわばらせた。できないわ。後継ぎを産むためだけに結婚するだなんて! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • もつれた歳月
    4.0
    最愛の弟が逮捕されたと聞いて、アシュリーは卒倒しかけた。すべては私のせいだ──弟は私に代わって復讐しようとしただけ。4年前、イタリア名門一族の銀行家ヴィートと交際していた彼女は、ある事情から彼と別れ、その後数々の不運に見舞われてきた。ヴィートにはもう2度と会うつもりなどなかった。だがいま、弟を救えるのは彼以外にいないのだ。意を決してヴィートを訪ねたアシュリーだったが、耳を疑うような取り引きを提示され、衝撃で身をこわばらせた。できないわ。後継ぎを産むためだけに結婚するだなんて!

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  • 床磨きのサラの恋
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    苦労ばかりの人生の先には、シンデレラストーリーが待っているの? 深夜のオフィスを掃除していたサラは最後に回った部屋で、その大企業のCEO、ベン・ガーディナーにふいに声をかけられた。彼は自社商品のために“普通”の女性の意見を聞きたいと言って、彼女を三つ星レストランのディナーに連れ出した。まさに平凡なサラにとって、それは夢のデートのようだった。するとベンが、サラの意見をおもしろいと思ったのか、1週間のミラノ視察に同行し、アドバイスしてほしいと言い出した。報酬は1万ポンド。家族を養う身には願ってもないボーナスだ。そして脳裏には、ミラノの街を寄り添って歩く二人の姿が――何考えてるの! 清掃員の私が大富豪の彼に似合うはずもないのに。 ■億万長者のベンは、女性とは1カ月以上の関係を持たないと言い切るほどのプレイボーイ。つらいことばかりを経験してきたサラは、彼の申し出がただの気まぐれとわかっていても、胸は自然とときめいて……。心温まるラブストーリーを、気鋭の作家がお届けします。
  • 百合の公爵と眠れる聖母
    -
    結婚嫌いの公爵の愛人に甘んじる。生まれてくる子のために。 貧しく美人でもないジェナは長年働く王宮で疎外感に悩んでいた。公爵セバスチャンが彼女に興味を持ち、近づいてくるまでは。彼は国王とも親しいらしい。つまりは権力者だ。しかしセバスチャンの誘惑を愛と勘違いし、純潔を捧げた直後、国王にその関係を知られて、ジェナは王宮から追放されてしまう。失意の中、実家に戻り、ベッドで眠りについていたときだった。突然、闇の中からセバスチャンが現れ、ジェナは飛び起きた。どういう手段を使ったのか、公爵は彼女の妊娠を知っていた。そして、ジェナは夜明けが来る前に彼の屋敷へ連れ去られた……。 ■マルセラ・ベルの邦訳デビュー作をご紹介します。百合の紋章で知られる公爵ヒーローと刹那的に求め合った結果、小さな命を宿したヒロイン。彼女は公爵家で手厚く保護されますが、ヒーローに結婚の意思はありません。ヒロインの一途な愛と、赤ん坊の運命は?
  • 許されざる者 狼たちの休息 愛はここから
    4.0
    彼はどこかこの近くにいる。エリザベスは彼の怒りや苦痛、そして恐怖がはっきりとわかった。数カ月前から繰り返し現れる、傷ついた男のイメージ。予知能力を持ち、人の心が読める彼女は、この不思議な能力のためにいやなことばかり経験し、今では山奥のキャビンで一人暮らしている。一つのイメージがこれほど長く、心から離れなかったことはない。彼は今夜、このキャビンにやってくる。わたしにも読めないほど心を固く閉ざし、誰からも見捨てられ、最後の助けを求めてここにやってくる。そして予知したとおり、男は彼女の前に現れた。怪我をした体で銃を握りしめ、拘置所のマークがついた囚人服を着て。

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  • 甦った情熱の贈り物
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    消えてなどいなかった熱い想い。そして生まれた新たな命……。 数カ月前に創業者の父を亡くして以来、経営が悪化している会社を救うため、アンナは究極の決断を迫られた。会社を存続させるには、ジェイコブに助けを求めるしかない……。彼はベンチャービジネスの世界で大成功を収め、総資産額が10億ドルを超える富豪となった投資家だ。かつてジェイコブはアンナの捧げた愛を冷酷にも拒絶し、彼女やその家族と完全に縁を切ってしまったのだった。アンナはマイアミの豪華ホテルで開かれた会議の場で、幸運にもジェイコブとの再会を6年ぶりに果たす。彼の別荘で二人きりの甘美な時間を過ごすことになるとは予想もせずに。 ■『愛と裏切りの婚約指輪』で満を持して日本デビューを果たしたカレン・ブースは北米編集部イチオシの筆力を持つ期待の作家です。2作目となる本作は切なくて甘酸っぱい再会の物語。ジェイコブの別荘で甘く熱い時間を過ごしたアンナは予期せぬ妊娠に気づき……。
  • 楽園の恋をもう一度 アラビアン・ロマンス:バハニア王国編
    4.0
    ダフネは十年ぶりに砂漠の国に降り立った。二十歳のとき、婚約中のムラト皇太子の前から姿を消したのは、将来の王妃という重圧に押しつぶされて自信喪失したからだ。あるパーティで、言い寄る女性たちから救ってあげた彼が、中東の王国のプリンスだなんて知らなかったのだ。だが彼は、私を追いかけてもこなかった。あれから長い月日が流れ、信じられないことにムラトがダフネの姪のブリタニーに結婚の申し込みをするという。まだ十代の姪に同じ気持ちを味わわせるわけにはいかない。ところが、ムラトと話もしないうちに護衛に取り囲まれ、ダフネは今は使われていないハーレムに囚われてしまった。★
  • 楽園の恋をもう一度【分冊】 1巻
    無料あり
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    ダフネは姪の理不尽な縁談を断るために、その相手であるバハニア王国の皇太子ムラトと10年ぶりに再会した。さらに魅力と威厳の増した彼は、責めるような眼差しをダフネに向けている。まだ怒っているのね、ムラト。黙ってあなたの前から消えた、かつて婚約者だった私を。だからと言って私の姪と結婚するなんて…いったい何を考えているの? ダフネが頑として反対すると彼は反撃に出た。ダフネとの結婚を公表し、彼女を伝説のハーレムに閉じ込めてしまったのだ!!

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  • 楽園の花嫁
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    エメラルドのように光り輝く美しい島国、ルチア・セラー。大伯母の遺言に導かれて訪れたその島で、フィービは謎めいた男性に出会う。洗練された優雅な物腰、どことなく高貴な顔立ち。わたしのような小娘に、大人の彼が興味を持ってくれるはずはない。とまどいながらもフィービは彼の優しさに惹かれていく。しかし彼には、ある重大な秘密があった。
  • 理不尽なお仕置き
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    「どうしようもない変態女だな… しゃぶれ!  ぐずぐずするな」 この椅子……サイモンとのSMプレイにうってつけだわ。 アンティークショップに飾られた、どこか卑猥な感じのする艶やかな赤い革張りの椅子に、 スーザンはひと目で魅了された。 休暇中、女性のむきだしのお尻を叩く写真を食い入るように見つめていたサイモン。 突如荒々しい暴君に変貌した彼に苦痛と歓喜に満ちたお仕置きを受けて以来、彼女は変態的なセックスの虜なのだ。 全裸で赤い椅子に座る彼に、お尻を容赦なく叩かれる――そんな自分の恥ずかしい姿を想像すると、 めまいがするほどの興奮に襲われ、高価なその椅子を衝動買いしてしまった。 やがて帰宅したサイモンは、椅子を見るなり怒りをあらわにした。 スーザンが震える声で言う。「ごめんなさい、ご主人さま……お願いです、許してください……」 「いけない子だ」パンティをそろそろと脱ぐ彼女に、彼は命じた。「よこせ」
  • 路地裏で拾われたプリンセス
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    路地裏で少年のふりをして暮らす私が、プリンセスの代役ですって……!? 路上で生きのびるため、情報屋のアルは少年のふりをしている。女らしい体のラインをだぶだぶの服で隠して。路上に放り出される前の記憶はなく、本当の名前もわからない。ある日、古代ローマ時代の剣闘士を思わせる男性が訪ねてきた。鋭い光を放つ瞳は金色で、そのオーラに誰もが道を空けた。彼は大富豪リシアス。行方不明のカリヴァ王国プリンセス、ザンドラの情報を集めるようアルに依頼してきた。だが折しも暴漢に襲われ、アルは実は女だと気づかれてしまう!するとリシアスは大金と引き換えに途方もない仕事を依頼する。「きみにプリンセスのふりをしてほしい」 ■気鋭の作家ロレイン・ホールの日本デビュー作は、大人気の男装ヒロインの物語。薄汚い少年の服の代わりに、生まれて初めて美しいドレスを着たヒロイン。過酷な境遇にもめげずひたむきに生きる彼女の初恋の行方は? そして、思いもよらぬ出生の秘密とは……?
  • ロイヤル・ターゲット ヴァシュミラの至宝 I
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    狙われているのは国王? それともわたし?王宮に渦巻く陰謀が今、襲いかかる。■記者エリカは新国王の戴冠式取材のため、ヴァシュミラを訪れた。驚いたことに、空港に降り立った彼女を出迎えたのはタクシー運転手の制服を着た新国王ニコライ・ザレド二世自身だ。巧みな変装だが、風雅な物腰と輝くばかりの美貌は隠せない。真意をはかりかねながらも、彼女はニコライの案内で市内を見て回った。やがて公園でベンチに座り、彼から前国王暗殺の経緯を聞くうち、異様な光景を目にしてエリカは凍りついた。一台の車が猛スピードでこちら目がけて突っ込んでくる。とっさに二人は、迫りくる車から逃れようと噴水に飛び込んだ!
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.355
    5/29入荷
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「シークの国のシンデレラ」「美しい嘘」の2話をまとめて収録。

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