寺崎昴作品一覧
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4.5破天荒な若き才能×良家時期当主の天才。現代陰陽師たちによる、遅咲き青春BL! 表向きは書道教室を営みつつ、実際の生業は安倍晴明を祖とし代々続く陰陽師である門蔵家。 その直系の子孫として、品行方正で生真面目に生きる龍明は、晴明以来の希代の天才と言われる実力者だった。 そんな龍明の前に、銀鼠色のツーブロックヘアに、空色の瞳、筋肉質で日本人らしからぬ容貌の青年が現れる。 安倍家傍系の家系で、自らも霊力を持ちながら、今まで陰陽師とは縁遠い世界で生きてきた千晴という青年は、門蔵家当主によって、これから陰陽師として育てるために、龍明の兄弟弟子となるべく呼ばれたのだという。 予想外にも天才肌であっという間に陰陽師としての力を身につける千晴に対し、幼い頃から鍛錬し続けてきた努力型の天才・龍明は、複雑な感情を抱えるようになるが……?
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4.0遺品整理会社で働く24歳の杉嶋静秋は、好きになる相手が同性であることを自覚しており、過去の恋愛では好きな人、恋人、家族、あらゆる人に裏切られ絶望を感じてきた。そんなトラウマを抱え途方に暮れていたところ今の会社の社長に拾われ、今は心を閉ざし、淡々と仕事に従事していた。 そんな中、同じくゲイで29歳のイケメン・久野輝之と仕事でバディを組むことになる。静秋とは正反対に、明るくチャラついた雰囲気の久野に、かわいいなどと言われ軽く口説かれるようになり、彼を敬遠していた。しかしあるきっかけから、二人は心を伴わない身体の関係を結ぶようになり……?
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5.0【イラスト付き】ひたむきに愛を伝える純真な青年 × 本当の愛を知らない美貌のオークショニア 孤独を抱えた切ない心を、あたたかい愛で包む。癒しの職業BL――。 その審美眼と圧倒的知識量から、若くして高い評価を受ける日本美術専門のオークション・スペシャリスト(=オークショニア)瑞生は、日本美術史界の権威である父から、あらゆる芸術知識を厳しく教え込まれ育った。 その厳しさは呪いのように瑞生を縛り、芸術への愛を遠ざけていったが、皮肉にも、瑞生がプロとしてその道を歩み始めたのは、父の死がきっかけだった。 ある日、貴重な応挙の作品を所有する老人が居ると紹介され鎌倉を訪れた瑞生は、その人物を口説き落そうとするが、「心からの愛を感じられない」という納得できない理由で、作品は預けられないとすげなく断られてしまう。 諦めきれない瑞生は、彼と暮らす孫・誉也から懐柔しようと近づくが、彼との出会いが、瑞生の心と生き方に大きな変化をもたらすことに――? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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5.0「一番好きになったらダメな人なのに」 「なんでよりにもよってスヴェインなんだよ」 Sランク冒険者×ムチムチエルフ Sランク冒険者として国王の負託を受けたシグルドは、その肉を食べれば不老不死になるというエルフを生け捕るため旅立つ。捕らえたのは仲間からハズレエルフと揶揄される大柄で筋肉質なスヴェイン。しかしスヴェインは見た目に反して心優しく恥ずかしがり屋。シグルドはスヴェインに接するうち、獲物のはずの彼を自分のものにしたいという欲望を抱くように。男でエルフで国王への貢ぎ物という大義名分も、白く豊満な肉体の前に崩壊寸前。けれど妹のためどうしても爵位が必要なシグルドは、旅路の終着地・王城に到着してしまい…。 電子限定書き下ろしSS「熱射」収録。
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4.8【イラスト付き】デビュー作「ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~」で、人とは違う【個性】を抱えた等身大の青春BLを、優しく、瑞々しく描き出した話題の著者・寺崎昴が描く、【獣人】シリーズ待望の第2作! 今度の舞台は温泉街、黒柴社長と犬嫌いな営業部員の甘くやさしい恋物語♪ 製菓会社の人事異動により、過疎化の進んだ山奥の温泉街担当にされてしまった赤城。現地で出会った取引先新社長は、黒柴犬型の獣化症患者・洞ケ瀬猛だった。だがしかし、赤城は実は大の犬嫌い!! 洞ケ瀬を見て恐怖に固まってしまう。失礼な態度を取ったにも関わらず、気にした様子もなく親切に接してくれる洞ケ瀬に申し訳なさを覚えつつも、近寄られたらびくついてしまうのが本能……。仕事で接する日々の中、相変わらずびくびくしてしまう赤城だったが、洞ケ瀬は嫌うどころか興味津々で赤城を見るたびに尻尾を揺らしている。聞けば犬嫌いなのに自ら寄ってこようとしている人間は赤城が初めてだから面白いのだと言う。黒柴社長・洞ケ瀬に気に入られた犬嫌い・赤城の運命と恋の行方は──? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.4ね、兄さん。キスの仕方、教えてよ 可愛くてしょうがない義弟である禄之助が見合いをすることになった途端、清正は近すぎる自分たちの距離に悩み始め――!? 家の前に捨てられていた赤ん坊の禄之助を幼い清正が拾ったことがすべての始まりだった。椿家の養子になった禄之助を、目に入れても痛くないほど溺愛してきた清正。互いに大人になっても家族にしては近すぎる関係は変わらないまま。禄之助に乞われて始まったセックスのような秘密の性欲処理も、ずっと続いている。少し変わっているかもしれないが穏やかで幸せだった毎日は、禄之助が見合いをすると言い始めたことで揺らぎ始めて……!?
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-“ハニーバニー”として働くウサギの亜人、芹澤双葉。発情フェロモンをいつでも出せることから、子づくりを計画的に行いたい番の依頼人のもとへ行き、発情誘発の手伝いをする――それがハニーバニーの仕事だ。政府公認の職業とはいえ、仕事内容が際どいだけに未だに偏見を持たれることも多い。だが父は既におらず病弱な母と幼い四人の弟妹をかかえる双葉はなんとしても金を稼がねばならず、家族に内緒で日々仕事に励んでいた。ある日のこと、未婚の青年から発情誘発の依頼が来た。なんと有名な建築会社の社長令息で、二十六歳になるのにまだ発情がないという。いつもと違う特殊な状況に少し警戒しながら依頼人、岩城光太のもとを訪れた双葉だったが、ヒグマ種の彼は姿こそ大柄だが見た目も心もやさしい人。結婚を急かす父親が強引に依頼を入れたが本当は発情誘発に乗り気でないことがわかり、結局双葉は何もしないまま仕事を終えた。ところがその後も岩城からの依頼が続き、なぜかスイーツを食べたり食事に誘われたりするばかりで……。
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2.0理想のイケメンとの恋のチャンスを夢見て東京での就職を決めた一穂。しかしある日、用水路で溺れている女の子を助けてそのまま水の中へ引き込まれ…気づくとそこは、最近ハマっているアドベンチャーゲーム、アストラムリンクによく似た異世界だった。だがゲームのような武器もなく魔法も使えない。ドラゴンの攻撃を受け困り果てていると、そこへ好みど真ん中の逞しい身体つきの美形が現れて助けてくれる。彼の名はミカ、魔王討伐を目指す冒険者だった。一穂は記憶がないと嘘をつき、ゲームで使っていた名前アインを名乗って、彼に誘われるまましばらく一緒に冒険の旅を続けることになった。フレンドリーな性格のミカとの旅――時にはドキドキするような接触もあったりして、一穂が恋に落ちないはずがない。そんななか、一穂は次第に頭痛に襲われては「世界を滅ぼせ」という声が流れ込んでくることが多くなっていき……。
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-『猫になりたい』が口癖の三十路間近のしがない会社員、浅野俊はある晩、バーで隣り合った男から「君、仕事を辞めて僕の飼い猫にならないか?」と持ちかけられる。男の名は鶴澤智彦、小説家だ。最近愛猫を亡くして仕事に不調をきたしている智彦はDomで、今まで猫で発散していたひたすら甘やかしたいという欲求が叶えられるなら相手はNeutralの俊で構わないという。表向きは家政夫だが、家事も一切やらなくていいし居場所さえ特定できれば出かけるのも自由、衣食住も保証され、もちろんセックスもなしというずっと夢見てきたような生活――そんなうまい話があるか、と疑う反面、なぜか抗いがたい誘惑に俊は承諾してしまう。こうして智彦の飼い猫として一緒に暮らすようになった俊。今まで感じていた体調の悪さもなくなって全て順風満帆かと思いきや……。 究極の愛のかたち…溺愛のDom/Subユニバース!
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4.0大企業の御曹司として育てられた時臣は、常にアルファとして理想の姿を求められ続けてきた。そんな『完璧なアルファ』を演じつつも、素の自分を受け入れてくれる誰かを夢見ていた時臣は、ある日、とあるバーで乱暴されそうになっていた店員――オメガの大和と出逢う。時臣が助けたことで警察沙汰となり大和はバーを首になってしまったが、彼のことがどうしても忘れられない時臣は、その素性を調べて小さな劇団の役者であることを突き止める。偶然を装い大和と接触した時臣。その夜、大和を家に泊めることになったが、彼は身体はオメガだが性自認はベータという“トランスバース”だった。オメガのフェロモンを垂れ流しながらも時臣に抱かれることを拒み、時臣もまたバース性に縛られたくないという己の本性を暴いてくれる彼に共鳴し、抱かれることを選ぶ。こうして二人が同居を始めて一ヶ月、突然家に両親がやってきて時臣は大和を紹介することになるのだが…。異色のオメガ×アルファBL!!
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