魚形青作品一覧
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3.2敬愛する祖父が残したバーでバーテンダーを務めていた薫だが、叔父が店の土地を勝手に売却したせいで、立ち退きを迫られる。天涯孤独で行き場のない薫が絶望していた翌朝、ドアを開けると見知らぬ異世界に店ごと転移していた。何故か言葉も通じるので、訪れた客に得意のカクテルを出してみると、ワインと蒸留酒しか知らなかった異世界の人々に大ウケ。さらに店で酒を飲んだ男女が多数恋が実ったことで、「恋が成就するお酒」と話題になる。しかし、噂を聞きつけた騎士団長が妙な魔法を使っているのではないかと取り調べにやってくるが、違法性はないはずなのに、それ以降、何故か毎日のように店に通い始めて…? 【電子特別版】魚形青先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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3.5「お前と俺は宿命のもとに結ばれていると思わないか?」 地方で実家の書店の手伝いをしていた雪明のもとに、黒い狼の耳を持つ居丈高な宰相・楊天宇が訪れる。皇太子候補の薨去にあたり、新たな候補として第七皇子の雪明にも招集がかかったのだという。庶民の自分には縁のない話と思いつつ、天宇について宮殿へ向かう雪明。案の定、後ろ盾のある皇子達から嫌がらせを受けるが、何故か雪明を皇帝にしたい天宇が全力で守ってくれる。彼の熱意に流されそうになる雪明だが、世継ぎを決めるために、怪しげな「秘儀」が行われると知り…? 【電子特別版】魚形青先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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3.6生来の可憐な美貌ゆえに、男でも子を産む「種器」ではないかと疑われてきた僧侶のナイティス。成年を過ぎても発情の兆しがないため、疑いを打ち消してきたある日、ナイティスは憧れの王宮図書館で司書の見習いをすることになる。そこで年下ながら聡明で美しい第三王子・シグレスと出会い、互いに本好きなことで共鳴して親しくなる。しかし、好色な第二王子に目を付けられ、囲われそうになったところをシグレスに助けられるが、その方法は彼の妃として過ごすというもので…? 【電子特別版】魚形青先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! ナイティスとシグレスの甘い日常を描いた後日談「金の光、蒼の香り」