森村誠一の検索結果

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  • 殺人の祭壇
    5.0
    学生時代に恋慕した女と共に、作家・北村直樹が訪れたことのある沼で、北村がかつて会社を辞める元凶となった男の死体が発見される。さらには北村のサイン入り腕時計をした別の男の死体も発見され、北村はいくつもの因縁が絡まる事件の真相を解こうと、かつての女神を捜し始める。
  • 純愛物語
    3.0
    不良にからまれていたところを助けた事がきっかけで、付き合うようになった由紀と古庄尚和。純粋で内気な交際を続けている二人が、白木蓮の樹の下で初めて唇を合わせた直後、由紀は何の理由もなく突然姿を消してしまう。そして1年後、由紀は友人の恋人として古庄の前に姿を現すが……。由紀の謎の行動の裏に隠された意外な事実とは!?
  • 白昼の死線
    2.0
    「阿部くんか…」阿部は一瞬目の前が真っ暗になった。まさかと思っていた人員整理の候補の一番手にあげられたからだ。阿部は復讐を決意し、もう一人の人員整理の候補になった男とともに、会社の金を奪うが……。綿密な計画と鉄壁のアリバイに守られ、果たして、彼らの完全犯罪は成功するか!?
  • 忠臣蔵 (一) 運命の廊下
    -
    徳川五代将軍綱吉が治めた元禄時代には、側用人柳沢吉保が賄賂政治によって絶大な権勢を掌中に収め、貨幣経済の発達によって町人が台頭。近世町人文化が花開いた爛熟期でもあった――。元禄十四年、赤穂城主浅野内匠頭は、勅使下向に際し接待係を命じられた。指南役は高家・吉良上野介。江戸中を震撼させた“松の廊下事件”の出会いは、もう目前に迫っていた!!
  • 殺人の主題歌
    -
    沢田はある大手興信所専属のフリーの調査員だ。尾行が得意なことから業界では“尾行屋さん”と呼ばれている。家賃が安く、日当りがいいので、いまだにアパートの一間を借りて住んでいる。ある日曜日、沢田が部屋にいると、鏡の反射した光線が目に入った。光源は近所のマンションの一室だった。その後、その部屋に住む美人OLが殺害された――。あの光線は何らかの意味があるのか? 被害者の男関係は!? 事件は意外な方向へ……。
  • 暗渠の連鎖
    3.5
    カップルを専門に襲う強盗強姦事件が相次いで発生した。犯人の手口は、デート中のカップルに近寄り、凶器を突きつけて男を縛り、男の目の前で女を犯した後で、金品を奪うというサディスティックなものだった。そして、自分の娘が強盗強姦魔の犠牲になるとは思っていなかった、相模署の捜査係刑事の露木直輔。目の前で暴漢に恋人を蹂躙された清家克久。むざむざと恋人を奪われた男たちは、犯人さがしに執念を燃やすが…。
  • 悪の戴冠式
    -
    OLの会社員・細川澄枝は銀行からの帰りに、ボーナスをタクシーの中に置き忘れた。のちに、その現金が消失したタクシーの中から、運転手の死体が発見される。澄枝が責任を感じて自殺した2年後、東京で不審な交通事故が起こり、保険会社査定員の千野が調査を担当するが、事件は思わぬ展開を見せていく――。一見無関係な事件が一つに重なる時、姿を見せた事件の結末とは!? 本格推理の名作!
  • むごく静かに殺せ
    3.5
    「私を消して下さい。しかも、むごく静かに……」“事故処理屋”を自称する殺しのエキスパート・星名五郎の許を訪れた奇妙な客。費いきれない財産と退屈を持て余したその男の依頼に、星名は……。現代の病巣を抉り、切り味鋭い展開を見せる異色の連作サスペンス!!
  • 不良社員群
    -
    期待を胸に総合商社唯物商事株式会社に入社した平汎は、社内で最も冷遇されている食品事業部即席ラーメン課に配属された。平汎は“企業”に翻弄されながらも、己の良心に従い生きることを決意するが、はたしてサラリーマン世界で生き残ることができるのか? 森村作品のルーツともいうべき長篇企業小説。
  • シンデレラスター殺人事件
    4.5
    人気上昇中の女優、小月さゆりが殺された。そのニュースは村岡智子にショックを与えた。なぜならば、彼女が店番をする火曜日の午後、目だたない服装とサングラス姿で買い物に来る女性客が、小月さゆりだったことを知っているからだ。その時、必ず外で待つ男がいた。が、逮捕されたのはその男ではなかった。事件の秘密を知る智子に、殺人者の影がちらつき……。傑作短編6話を収録。
  • 挫折のエリート
    -
    大原金吾は、高校・大学時代から、つねに一歩上を行くライバル・渋江竹男の存在に煮え湯を飲まされ続けてきた。同じ会社に入社したふたり。同じ女性を好きなるも、勝者は渋江。数年後、ライバルの渋江が所長となり、自分は部下の副所長に任命される。男の憎悪を描く表題作「競合社員」ほか、サラリーマン社会で起きる人間ドラマを生々しく描く、傑作七編。
  • 海の斜光
    3.5
    轢き逃げで息子を失い、妻にも先立たれた作家の成田は、佐賀へ傷心を癒す旅に出た。旅先で知り合った女性と心を通わせる成田だったが、数日後、唐津の名勝・七ツ釜で女性が水死体となって発見され!?
  • 流星の降る町
    3.0
    日本最大の暴力団が、企てた町の制圧作戦。前代未聞の陰謀に、元軍人や元泥棒など、第一線を退いた七人の市民が立ち上がる。逃げ続けていたそれぞれの人生の復活を賭けた闘いに、勝ち目はあるのか――。
  • 棟居刑事の情熱
    4.0
    大手建設会社に勤める水原智彦は、政商、相川章一郎の孫娘真美と婚約しながら一方で、結婚を餌にホステスの瑞枝に近づき、彼女の身体を利用して着実に出世の道を歩んでいた。その頃、丹沢山中で相模中央電鉄社員、本宮恒夫が現総理への闇献金を運ぶ途中で殺された。そして新宿のマンションでは瑞枝の死体が。二つの犯罪に偶然なる符合。警視庁捜査第一課の棟居弘一良が果敢に捜査を開始する、棟居刑事シリーズ第2弾!
  • 棟居刑事の見知らぬ旅人
    4.0
    自衛隊第1空挺団OBで、現在は代行業を営む降矢浩季のもとを学生時代の恋人・優子が訪ねてきた。妹の真美子が失踪し、その捜索を依頼しにきたのだ。真美子のマンションを調べた降矢は、彼女が「特殊接待」の仕事に就いていたらしいこと、さらには恋仲だったホストまで突如姿を消していることを掴む。折しも、某国軍事政権ナンバーツーが来日中に急死。二人の失踪はその死と関係しているのか? 降矢は事件の陰に招聘元の八紘商行と、暴力団・笠松興業が潜んでいるのに気づく。
  • 悪しき星座
    3.0
    OLが旅先で拾った恋が地獄の入口とは。悪魔にそそのかされて横領した四億五千万円は忽然と消え、OLの遺体のみ廃棄物として発見された。女を騙し貪り尽くした凶敵を追う捜査が始まる。ようやく焙り出したOLに繋がる男も、突如消えてしまう。嗤う真犯人に翻弄されて、捜査本部はついに解散。残った二人の刑事が、執念の追跡行の果てに掴んだ真相を降りこぼれる満天の星座が語る本格ミステリ。
  • 死刑台の舞踏
    -
    女性を助けようとして暴漢と争い、相手を刺してしまった持田明。ところが、刺された男は、数日後全く別の場所で絞殺死体として発見される。そして第二の殺人が――。事件を担当した志水刑事は、殺された男たちが、少年時代の自分の怨敵と知り、複雑な思いで捜査を進める。やがて浮上した第三の男……。正義とは何か? 逃れられぬ人間の情念とは? 多重構成で人間の闇と光を描く、渾身の本格推理。
  • ガラスの恋人
    3.0
    過去を捨て、警備員として暮らす桐生。迷い猫が縁で、飼い主の少女・翔子と出会う。親しみ以上の気持ちを抱き始めた頃、彼女がボーガンで襲撃される。桐生は彼女を庇護し、ある殺人事件に関わっていることを突き止めるが……。秘密を抱えた少女との絆を守る為、男は封印した過去を掘り出し、圧倒的な巨悪に向かい合う。息づまる攻防の中に一筋の純愛を貫く男に、未来はほほえむか。傑作長編ミステリー。
  • 社奴
    -
    大手建設会社の鹿谷建業では、専務派と常務派が次期社長の椅子を狙って争っていた。常務派の家田は、年金保養基地計画の利権争奪のため、顧問料の名目で大蔵大臣の愛人に賄賂を届けるが、彼女が殺され家田に容疑が……。殺人事件を描いて、日本的経営風土における奴隷制の悲劇をつく長編サラリーマン推理。
  • 螺旋状の垂訓
    -
    週末の六本木で出会った未知の男女。女は殺され、男は失踪した。続いて発生する連続殺人事件。捜査の展開に伴い、次第に恐るべき犯罪の深層構造が浮かび上がる。一見、無関係な連続殺人を結ぶ共通の糸は何か? 苦悩する捜査陣と奸智に長けた犯人との、手に汗握る攻防。用意された驚くべき結末は。本格推理の醍醐味!
  • 殺人の花客
    -
    舞台は新宿新都心の超高層ホテル。初めて会ったのに恋に陥ちた二人。別れ話がもつれて出口を探す男と女。若い娘を相手にプレイに耽る初老の男。その中を忍び歩く空き巣狙い。突然起きた不可思議な殺人事件が何組もの男女を巻き込み、因縁の糸で結ぶ。もつれた糸を解こうと新宿署の敏腕刑事・牛尾が出動!
  • 蜜葬
    -
    その市は老舗製糸会社の経営者・丸井一族に支配されてきた。津村家は創業以来、代々の社員で、幹夫もまた物心ついてより丸井家の家臣として育てられた。同い年の暴君、丸井文彦が弄んだお古の久枝と結婚させられ、文彦が市長に当選すると運転手として扱われた。長男が生まれ、その子の真の父が誰かを悟ったとき、幹夫の憎悪は限界を越えた…強烈な二重どんでん返しが待ち受ける表題作ほか、傑作推理三篇。
  • 死の軌跡
    -
    中央線沿線の韮岡(にらおか)で青酸中毒死体が発見された。被害者は、証券会社の経理部に勤める原田京子。捜査線上には、客の預かり株券を無断売却していた会社の同僚・岩本始が浮かび上がるが、彼のアリバイは鉄壁だった。不動のアリバイの前に、手も足も出ない刑事たち。だが、不可能犯罪を可能にするトリックが一冊の時刻表に隠されていた!(「剥がされた仮面」)。全四篇収録。
  • 夜行列車
    3.0
    1巻550円 (税込)
    「樹齢八百年のきんもくせいを見に行く」という絵葉書を最後にOL中瀬恵子は、消息を絶つ。新宿発の最終夜行列車で旅に出たひとり娘の行方を懸命に追う父親の正治。だが、彼も同じきんもくせいの近くで車に轢かれて亡くなる。正治と夜行列車で隣り合わせた医師の北里は、2つの事件の背後に蠢く男女の存在を突き止めた。だが、その女性までが死体で発見される――。
  • 凍土の狩人
    3.3
    漆原院長夫妻は、浪人中の息子の性欲処理のため、女性を誘拐する。だが、誘拐した松葉尚子を誤って殺害。スキャンダルを恐れて隠蔽をはかるが、なぜか死体が消えてしまう。一方、尚子の兄・潤一の妻が、多摩川で殺害される。刑事たちは、小さな糸口から二つの事件の繋がりを見つけ真相に迫っていくが……。性、金銭、名誉で心を満たすエリート。大都会の人間たちの激しい欲望と滑稽さを描くミステリー。
  • 夢の虐殺
    -
    総合商社の中で、人間部分品として飼育されていることに、ある日突然気づかされたサラリーマンが、学生時代に生命を賭けた山に、もう一度挑戦することで、かつての自分をとりもどそうとする表題作。死体消去という方法で完全犯罪を企てる人間たちの愛憎劇「人間溶解」。ほかに「高燥の墳墓」「派閥抗争殺人事件」「侵略夫人」「殺意の造型」など、現代社会の檻にとじこめられた男たちの怒りがほとばしる、力作推理小説6編。
  • 都市の遺言
    4.0
    深夜、同じ番号にかかった電話が、偶然全てつながった。複数での会話が可能なことに気づいた5人の若者は、以来「混線クラブ」と称し、声だけの交遊を続けてきた。そのメンバー、新野とみゆきが次々に死体で発見された時、残された3人は初めて顔を合わせ、事件の調査に乗り出した。そして新野の同性愛、みゆきの売春などの秘密を知るのだが……。孤絶した都会人の歪んだ病巣を描く。
  • 暗黒流砂
    4.5
    「国土庁長官が国有地に豪邸を建て、愛人を住まわせている」警視庁に届いた一通の密告書。警視庁捜査二課の中津刑事は、この投書で政財界の汚職に気づいた矢先、敵の罠に落ち、無実の強姦罪の汚名を着せられ懲戒免職となった。自分を陥れた巨大な権力への復讐を決意した中津は、孤立無援の闘いに挑む!
  • 恐怖の骨格
    -
    巨大な紀尾井企業集団に君臨する帝王・椎名禎介は、全身を癌に犯されていた。その娘、城久子と真知子を乗せた小型飛行機が北アルプスで遭難した。婚約者の佐多と島岡は、独自の救援隊を組み北アルプスへ向かうが悪天候のため、救援隊は“幻の谷”に閉じ込められた。そして恐怖の連続殺人が! 極限状態における人間の恐怖と愛憎を描いたサスペンス・ミステリー。
  • 殺人の詩集
    -
    人気俳優が高層ホテルから墜落死した。さらに彼と最後に会ったコールガールも殺された。俳優の死体の傍らにはレイプ殺人を扱った本が落ちていた。警察はこれが事件を解く鍵とみて捜査を始める。誰しも忘れたい、隠したい過去がある。その過去が暴かれた時……。人間の心の奥底に潜む病理を抉り出すミステリー。(講談社文庫)
  • 狙撃者の悲歌
    -
    巨大暴力団組長殺害後に、兄貴分の身代わりで敵の組長の首を狙う若きヒットマン。その潜伏先でヒットマンと刹那の恋に生きるホテトル嬢。下宿先の娘をレイプ殺害され、復讐の炎を燃やす青年警官。大都会の根無し草同士が絡み合い、一点に集中したとき不可思議な光が点灯し、想像を絶する暗部を照らし出す。(講談社文庫)
  • ロマンの象牙細工
    -
    ミステリーの鬼才が明かす推理作法の秘密!推理小説的職業案内、トリック用動植物図鑑、推理小説的医学相談、ディスカバー・ザ・ミステリースポット等全編ミステリー尽くしのユニークなエッセイ集をどうぞ(講談社文庫)
  • 殺人倶楽部
    3.0
    満員電車で痴漢の濡れ衣を着せられ、職と家庭を失った有田順二は、雑談クラブの主宰者と知り合う。不条理に人生を破壊された被害者たちが吹き寄せられる都会の片隅のカフェ。そこで語られるのは空前の報復計画か。生を謳歌する加害者たちは、相次ぐ事故で死傷していった!“見えざる手”、その正体とは!?(講談社文庫)
  • 深海の迷路
    3.0
    一人歩きの女性を狙う通り魔に、老舗和菓子屋強殺放火犯。それぞれの事件で愛する者を喪(うしな)った2人の若者が邂逅(かいこう)したとき、凍結していた事件が動きだす。深海の迷路のように錯綜する現代を映し、複合犯罪の糸はもつれにもつれ、ついに浮かび上がる予期せぬ犯人像。その残酷な真相に、あなたは耐えられるか?(講談社文庫)
  • 路

    -
    資産家が失踪した直後、不動産が不審な形で売買された。やがて、その疑惑に関わる人物が殺人事件に巻き込まれてゆく。捜査を開始した新宿署の牛尾刑事は風化したはずの悲しみの渦中へと踏み込むことに……。
  • 新幹線殺人事件
    -
    ひかり66号が終着の東京に近づいたころ、乗客の一人が男の刺殺体を発見、たちまち車内は大混乱に陥った。目撃者も凶器もなく捜査は極めて難航。捜査本部がようやく、事件の背後に、万国博の巨大な利権をめぐる二大芸能プロダクションの暗闘をつきとめた時、有力な容疑者が捜査線上に浮かび上がった。しかしその男には、鉄壁のアリバイが…。独創的な密室トリックと芸能界の裏面を抉る鋭い社会性とで、戦後推理小説中屈指の名作とされる、著者の最高傑作!
  • 破婚の条件
    4.0
    昌枝は自分でも説明がつかなかった。相思相愛、理想の結婚を実現した7年後、突然、夫の慎治が嫌いになってしまった。嫌悪を抑えきれず、夫を殺すべく完全犯罪を企てるが、決行当日、夫はすでに殺害されていた。事件に注目した棟居刑事は、巧妙に仕組まれた犯罪を追及する。自由、多額の保険金、新しい恋人を一手にした昌枝が陥った人生の深い罠とは。愛憎と欲望に翻弄される人間たちの悲哀を描ききった、棟居シリーズの白眉。
  • 未踏峰 上
    5.0
    1~2巻550円 (税込)
    大学最後の夏。雪吹は恋塚ら三人の親友と登った八ヶ岳で四人の女子大生と出会い、財閥令嬢の純子と恋に落ちた。しかしその愛は、同じく財閥の御曹司北上の出現で砕け散った。女子大生の一人京子はホステスとなりパトロンを得たが、何者かが彼を殺害。奇しくも事件を追い始めたのが警官となった恋塚だった。八人の前に立ちはだかる人生という未踏峰!

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  • 流氷の夜会
    -
    智美の満ち足りた新婚生活はつかの間だった。会社経営の夫の社業が傾くとともに得体の知れぬ鍬形一味が社内にたむろし、自宅には謎めいた航空写真が届き始めた。一枚ごとに、ある地点が拡大されてくると夫は怯え、ついには失踪。手掛かりを求めて写真の風景がヒョー越峠と突きとめた智美だが、まもなく同地で鍬形の撲殺体が…。峠に充満する殺意はさらなる生贄を欲していた。

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  • 暗殺請負人 刺客街
    3.0
    図らずも三十二万石大藩の後継者となった鹿之介は、身を守るために妖艶な女忍・るいとともに落葉長屋に拠って、逆意方を迎え撃つ。だが、お家騒動には幕府の野望も絡み合い、彼我の攻防は凄絶を極める。鹿之介に対する恋心を隠してのるいの絶望的な戦い。四面楚歌の二人に活路はあるのか。空前の時代活劇、ノンストップエンターテインメント!
  • 牛尾刑事・事件簿 山の屍
    -
    1巻550円 (税込)
    カルチャースクールで小説の勉強を始めた川名純子は、受講生仲間の本村真美子から”取材をかねた売春”を勧められた。取材の後、純子は、客の高見友一から「自分は余命いくばくもない」という告白とともに「山の屍」と題された小説を託される。純子はそれを自分の作品として懸賞小説に応募し、新人賞を受賞してしまうが・・・・。お馴染み牛尾刑事シリーズの傑作長編ミステリー。

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  • 棟居刑事の東京蛮族
    -
    1巻550円 (税込)
    ホームレス老人・通称「会長」、自ら起こした会社が倒産の憂き目に遭った元社長・藤村久、窓際に追いやられた会社人間・南雲良一、親の束縛から逃れるために家出した少女・宮坂かおりの4人が捜査陣の向こうを張って殺人事件を追う。「棟居刑事シリーズ」の傑作長編ミステリー!

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  • 背徳の詩集
    -
    1巻550円 (税込)
    屈指の一流企業に入社した渡瀬克己は、つねに女を利用して生きてきた。大学時代面倒を見てくれた女は、重荷になってきたころ運よく何者かに殺された。役員秘書のコネで入れた社で、渡瀬は専務令嬢の心を射止める。眺めのいい人生が拓けようとしていた。あの歌舞伎町の一夜、行きずりの女にしてしまったことさえ知られなければ……。

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  • 棟居(むねすえ)刑事の凶存凶栄
    4.0
    1巻550円 (税込)
    文芸誌の新人賞を獲った香山は舞い上がった。が、第二作で早くも挫折した彼は、苦し紛れに路上で小説を売る男から作品を買う。我がもののごとく発表した香山は一躍名声を得たが……それが蟻地獄の始まりだった。七つの殺意を描く傑作集。

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  • 致死連盟
    3.0
    1巻550円 (税込)
    不況のさなか、ようやく警備会社に再就職できた中年男四人が命じられた、老人と可憐な少女のガード。一見楽な仕事のはずが、なんと刺客が次々襲ってきた! しだいに明らかになる少女の両親殺しと、暴力団を私兵に悪徳市長が牛耳る街の関係。人生の下りエスカレーターに乗っていた中年世代が、ふたたび闘いに立つときが来た! 痛快再生長篇。

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  • 真昼の誘拐
    4.0
    1巻550円 (税込)
    清純派女優八木橋紀子との密会に溺れている最中だった。助教授宮本の妻は暴行殺害され、幼子が消えていた。息子はきのう鍵を誤飲し、危険な状態にある。紀子はTVで犯人に呼びかけるが、事件は次第に予想もつかぬ貎を見せ始めた……。

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  • 指名手配
    -
    1巻550円 (税込)
    胡桃沢は渾身の力で社長の首を絞めた。恋人詩子ばかりか、のちに妻子の命まで奪った仇敵への復讐を遂げた瞬間だった。胡桃沢は詩子と共に国東半島に逃亡したが、死体発見は一向に報道されず、疑心暗鬼に陥った彼に、やがて詩子への不信が…。

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  • 魔痕
    -
    綾部は常に大量の保健薬を飲んでいる。どこも悪いわけではない。健康を追い求める彼は薬マニアの会に参加した。停年を迎えた刑事の越野は途方に暮れた。何もやることがなくなった恐怖。彼は熟年に人気の登山を始めるが。やがてそれぞれの仲間が不審な死を遂げた! 多忙、健康、清潔……現代人のさまざまな強迫観念が生み出す異形ミステリー。

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  • 垂直の死海
    4.0
    1巻550円 (税込)
    「夫の死の真相を暴いて」高校の同窓生・雅子の言葉が損保の損害査定員・千野を巨大企業の闇へといざなった。花形レーサーと彼女の夫である搬送ドライバーの事故死で浮かんだ蔆星自動車の欠陥車疑惑。蔆星のお膝元に赴いた千野は新工場反対地主の轢死を知る。そして……雅子までが殺害された。企業城下町を巡る連続殺人を若き損害査定員が追う!

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  • 死の器[上]
    -
    六本木の某所に、隠れたVIP接待所がある。そこの人気接待嬢・麻利が忽然と消えた。彼女の幼なじみの零細新聞記者・平野は、家出人捜索会社の片山とともに行方を追いはじめた。元首相、兵器商人、米人将校ら接待所に集うVIPを探るうち、思いがけず入手した文書。それは新開発の戦闘機と核燃料再処理に関わる日米の重大資料だった!

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  • 凶水系
    4.0
    1巻550円 (税込)
    熊谷の荒川で子供達が悲鳴を上げた。発見された溺死体の男は八高線鉄橋から落とされたのか。次いで高崎のマンションで男が墜落。身辺から八高線の切符が現れた。だが男の部屋は完全な密室。これが捜査陣を翻弄する怪事件の始まりであった。

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  • 凶通項
    -
    「私に似た男が凶悪犯!」――平凡なサラリーマン・万波(まんなみ)は、暴力団組長を狙撃した犯人と瓜二つだったため、抗争に巻き込まれた。誤って報復の標的にされる万波。自衛のための孤独な戦いが始まった。一方、捜査員の刑事も私的怨念に燃えて真犯人を追う。天のいたずらで闇の世界に踏み込んだ男の恐怖を描く力作!

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  • 碧(あお)の十字架
    3.0
    深夜、コンビニを襲った二人組の強盗にアルバイト店員が殺された。被害者の恋人は独自に犯人を追う。同じ夜、銀行マンの南雲は、轢き逃げにあった記憶喪失の若い女性を助けた。彼女の記憶の回復を待つ南雲は、2年前に失踪した妹の部屋を提供する。だが、働きに出た彼女に過去からの魔の手が伸びる。人間が過去に負った債務を描く、社会派ミステリー意欲作。
  • 真説 忠臣蔵
    -
    「忠臣蔵」は日本人のロマンの原点であり、国民ロマンと呼んでもよい。過去夥しい忠臣蔵が描かれてきながら作家の創作意欲をいまだにそそりつづけて止まない。古色蒼然(こしょくそうぜん)たるはずのストーリーがいまもって新鮮なのは汲めども尽きぬロマンの原流がそこにあるからである。元禄の世に現代を照射しつ構築した忠臣蔵は、私にとってロマンの復権であり、昭和から元禄の代への“討入り”である(著者のことば)。
  • ガラスの密室
    -
    東京・中野のアパートで七条由香(しちじょうゆか)の絞殺死体が見つかった! この残忍な事件の解決は早そうに思われた。第一発見者・北前真司(きたまえしんじ)の靴に由香の体液が付着しており、逮捕されたからだ。だが、北前犯人説に疑問を抱く棟居(むねすえ)刑事は、由香の部屋の天井にある覗(のぞ)き穴を発見、意外な目撃者の存在に気づく……。最大のヤマは衆人環視の殺人事件! 森村推理の傑作長編。
  • 殺人株式会社
    -
    事件の発端は西麻布だった! 銀座のバー「やしろ」のママが、自宅マンションで絞殺されていたのだ。情痴怨恨(えんこん)の殺人と思われるが、決定的証拠がない。捜査が難航するなか、今度は多摩川でアベックが襲撃され、女性がレイプされる事件が起きた! 不思議なことに、被害者の手には「やしろ」のマッチが……。 恐るべき犯罪集団とは!? 都会の喧噪(けんそう)にひそむ冷徹な殺意。
  • 殺人の組曲
    -
    対人関係には、おのずと暗黙のルールが成立し、それを無視する者には制裁が加えられる。異動してきたばかりの厚生課で勝手な振舞いを繰り返す井野係長の場合は……?(「黙契」)迷いこんだ空地から何気なく眺めたアパートで、OLが殺されていた! 動機に潜む複雑な心理劇とは?(「影の方位」)社会の病理をえぐりだし、人生を凝縮した、傑作推理小説!

    試し読み

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  • 悪魔の圏内(テリトリー)
    -
    「出勤の必要はなし、街に出て若者の嗜好を探れ」──時間も金も自由になる不思議な社命を諸橋直之は愉しんだ。だが、やがて疎外感が彼を襲う……。一方、老婆殺害事件が発生! 犯人の一人らしき青年・克司が死体となって発見された。捜査陣からマークされたのは、克司とつるんでいた諸橋だった! 現代社会にひそむ陥穽。すべてを知っているのは猫だけか?
  • 路

    3.0
    実兄・木部信夫が、時価数十億円の不動産をすべて処分して失踪!? 犯罪の匂いを感じる妹の谷せつだが、証拠が得られない。そのころ、財産を狙う木部の一人娘・麻里や区議会議員らが不審な動きを見せていた。──タクシー強盗殺人事件と木部蒸発の関連とは? 暴走族による死傷事件の行方は? さまざまな事件が都会の暗部で交錯する、長編力作登場!
  • 死都物語
    -
    丹沢山中、“首欠け地蔵”の近くで傘木小夜子が、さらに小夜子の部屋で従妹の浅科みゆきが、絞殺死体となって発見された!――丹沢に駐車中の怪しい車から、北村直樹著『死都物語』が盗まれたことと事件に関連が? やがて、小夜子の部屋を覗いていた謎の男が出現、事件解決かに思えたが……。二人の女性の都会の夢を砕いた真犯人を暴く、異色長編推理。
  • 砂漠の駅(ステーション)
    4.0
    二つの事件に死体はひとつ。牛尾刑事の推理が冴える! 人間の坩堝・新宿を通過はできても根は下ろせない――多様な人間が去来する新宿で、歌舞伎町スナック「止まり木」のママと、松本の骨董商が同時に消えた。失職と冷えた家庭による空虚を補う唯一のオアシスとして、スナックに通っていた蒔田俊男は、常連客仲間たちとママの行方を捜し始める。同様に骨董商の娘・有美子も父親を捜すべく松本から上京。蒔田、牛尾刑事らと合流し、二人の失踪を追求するが……。但馬・出石を経て舞台が再び新宿へ戻った時、二つの事件は交わり、やがて驚くべき真相が明らかに! 一度限りの人生を殺した邪悪に立ち向かう運命のミステリー。 解説/細谷正充
  • 美しき幻影 遥かなる墓標のもとに
    -
    知られざる戦争の悲劇。終戦間近のアルプスで何が!? 大学で旅行研究会に所属している三杉道久は、一年先輩でマドンナ的存在の新村桐子と二人きりで北アルプスを縦走する。桐子の祖父は戦時中、徴兵を忌避しアルプスの最奥地・雲ノ平で消息を絶ったという。数年後、急逝した桐子の遺言に自らの使命を見出した道久は再びアルプスへ……作家・森村誠一が平和への祈りを込めて世に問う渾身の書き下ろし長編。女神との運命の出会いと別れ。彼女の遺言を胸に刻み作家はアルプスへ―森村誠一が贈る"不戦の証明"、魂の書き下ろし長編!
  • 悪の戴冠式
    -
    細川澄枝は銀行帰りに社員の賞与2千万円をタクシーに忘れた。次に乗った男達が、運転手を殺害しお金を強奪。翌月、澄枝は駅のホームから転落、事故死として保険金が支払われた。この調査にあたった保険会社査定員千野は、2年後、東京で起きた追突事故調査中にタクシー運転手殺害との関連に気づき…。保険査定員が現代社会の死角をついた巧妙な完全犯罪に挑む。日常に潜む恐怖を描く傑作長編推理。
  • 相死相愛
    -
    カップルが集まるので有名な沼のほとりで、若い男女の死体が発見された。死んでいた銀行員の佐伯敏夫と水沢昌子の2人は相思相愛の仲であったが、両家が敵対する間柄だった。それを苦にしての心中ということで事件は結着が着くかにみえたが、佐伯が銀行で株券を横領していたという事実が判明するや、新たな局面をむかえ――!?
  • 犯罪グルメへの招待
    -
    超高層ホテル「渋谷プラザホテル」に泊った脇村益美の部屋から、2カラットのグリーン・ダイヤの指輪がなくなった。彼女はこのホテルで絶対の権力を握っている脇村一族の三女、事は重大であった。そして、容疑は、当然その部屋での係りであった時子にむけられたが…(単位の情熱)。ホテル、山、企業。人間のいるところにあふれた犯罪を、巨匠が描く短編集! 本書は集英社文庫「失われた岩壁」(87年5月25日刊)、「魔性ホテル」(87年1月25日刊)の短編のなかから5編を選び、再編集したものです。
  • サラリーマン悪徳セミナー
    -
    多くのサラリーマンは会社に”居る”が、会社で”生きて”いない。それはサラリーマンとしての限定と制約に屈服し、反逆の精神をもたないからだ。若き日、一介のホテルマンとして貴重な体験をした著者が語る「会社とつきあう法」とは? サラリーマン時代の生活に照らしあわせながら森村誠一が説く「サラリーマン悪徳セミナー」開講!
  • 殺人プロムナード
    -
    21歳になる美座ゆり子は美しい女だった。中流家庭の一人娘として育てられ、何不自由ない生活をしていた。彼女の周囲には一流大学出のボーイフレンドが群がり、華やかな雰囲気が漂っていた。ゆり子はもはや文字どおりの女王であった。だが彼女の心に隙間風のような寂しさが……。そして一人の男性の出現が彼女の運命を狂わせていく――。
  • 解体死書
    3.0
    ごみを拾っては再生させることを趣味にしていた男。彼は完全な家具が故意に壊され、分散して捨てられていることに気付く。わずかな手懸りを辿っていくうちに、重大な犯罪との関係を確信し、危険を承知で単身犯人を追い始めるが――!? 表題作を含む、スリリングな展開に満ちた六編を収録する傑作集。
  • 東京空港殺人事件
    4.5
    乗客乗員138名を乗せた全日航機が羽田沖で残骸となって発見された。事故の原因を巡っては機体欠陥説と操縦ミス説とに大きく分れたが、航空省の吉村は、第四エンジンだけにあまりにも多くの異常が生じている点に不審を覚える。そんな中、全日航の専務・大塚が空港ホテル室内で刺殺されるが、部屋はドアロック、ドアチェーン共にかけられた密室の状態だった……。人間のエゴと愛憎を鋭く抉った長篇本格ミステリー。
  • 悪夢の設計者
    -
    いまわのVサインは何を意味するのか? 財川財閥の御曹司が、新婚旅行先の伊豆で謎めいたダイイング・メッセージを遺して惨殺された。新妻の多津子は、発見者のチンピラ・水木が夫と瓜二つであることに驚嘆。そのとき、多津子の胸に奸計が浮かび上がった。水木の夫の替え玉に仕立て上げ、財閥の巨富を奪取しようというのだ。悪女と悪党の企みは、はたして正夢と出るか、逆夢に終わるのか――!?
  • 日蝕の断層
    -
    浦島重工業の社員・木原高志は“工員”の子として差別され続けてきた。世間に対する復讐と出世を誓う木原は、重大な“性の欠陥”を承知で副社長の娘婿という出世のパスポートを手に入れ、同時に社内外の情報を得るため、女子社員恵理とも関係を結ぶが……。会社合併問題に絡む殺人事件。謎の脅迫電話。そして第二の殺人―。若き野望に満ちた木原の大いなる賭けの行手には? 長編ピカレスク・ロマン。
  • 致死眷属
    -
    峯岡は37歳になる名門私立高校の教師で、美しい妻と可愛い子供にかこまれ、なに不自由なく平穏無事な生活を送っていた。あまりに恵まれている為に感じるものたりなさと不満。その時ふと目にした「ホーム・フレンドリー」という夫婦交換(スワッピング)の機関紙が峯岡夫妻を犯罪の世界へと導いた!! 脅迫。失踪。殺人――。マンネリ化した夫婦の性を刺激する夫婦交換、SMなどの現代風俗をとりいれ、混沌とした都会に潜む「魔性」を鋭く抉る長編問題推理。
  • 山の屍
    3.7
    カルチャースクールで小説の勉強を始めた純子は、受講生仲間から“取材をかねた売春”を勧められた。好奇心に負け、指定された新宿のホテルに行くと、高見友一が待っていた。情事の後、金銭を拒否する純子に高見は自分が書いた「山の屍」という小説を託す。純子はこの小説を自分の作品として懸賞小説に応募し、新人賞を受賞してしまう。ある日、純子を仰天させる電話がかかってきた。それは高見が登山中に転落死し、純子を「一億円の保険金」の受取人に指定しているという内容だった。
  • 悪魔の圏内(テリトリー)
    -
    会社へ出勤する代りに、好きな時間に街に出て、若者の嗜好を探る自由勤務。給料は保証され、遊ぶ金まで支給されるこの恵まれた条件に、諸橋は二つ返事で飛びついた。だが半年もすると、会社だけでなく社会からも取り残されたような疎外感に、彼の心は蝕まれていく。一方、一人暮らしの老女が複数の犯人に惨殺される事件が発生。やがて犯人の一人とおぼしき若者の死体が山中から発見された。この二つの事件に共通する遺留品は、一匹の猫の毛だった! 歪んだ現代を描く本格長編推理。
  • 悪魔の飽食 第三部
    3.0
    1982年9月、著者は戦後三十七年にして初めて現地を訪れ、“悪魔の部隊”の痕跡を辿った。日本陸軍が生んだ世界最大規模の細菌戦部隊の本拠地「平房」に生々しく残っていた悪魔の爪痕!!マルタは本当に全員殺されていたのか? その遺族は? 特設監獄のあとはどうなったのか?第一部、第二部が加害者の証言の上に成っているのに対し、本書は徹底した現地取材に基づく被害者の側からの衝撃の告発の書である。
  • ファミリー
    3.0
    最愛の恋人を不慮の交通事故で亡くした傷心の弓子は、数か月後、上司の薦めで見合いをし、結婚した。優しい夫と、理想的とも思える仲の良い家族関係。彼女はとても幸せだった。だが、しばらくすると、少しずつ微妙な違和感を覚え始めた。家族間の円満さの裏側に異常を感じたのだ。そして、それは彼女の胸の中で次第に膨れ上がっていった……。怪奇サスペンス。〈書き下し〉
  • 定年上手 人生後半の設計図―あるのとないのと、どうちがう?
    -
    「定年後」を考えるとなぜか不安、という人は相変わらず多い。それは“設計図”が描けていないからではないだろうか? 本書は、『人間の証明』のベストセラー作家と、『おごるな上司!』の実力派弁護士が、これからの「定年の向こう側」を語るガイドブック。「悠々自適に暮らすことと、ただボンヤリと過ごすことはまったく違う」という森村氏と「500万円もあれば、後半期の人生はまず大丈夫」という堀田氏が、“自分のための人生を自分らしく生きる”極意を公開する。肩書きのない人間関係、時間割のない時間、夫婦のあり方、お金や健康について……など、誰もが気になる「これから」の不安解消のために、著者たちが実践している考え方や行動を具体的に提案する。人生の新たな目的を見つけるヒントも満載。「まだまだ先の話」と思っている人、「プチ・リタイヤ」を意識しはじめた人にもおすすめの好著! 『人生後半の愉しみ方』を改題。
  • 「嗚呼、忠臣サラリーマン」考
    -
    通勤地獄に悩まされ、重いノルマと日々戦う企業戦士たち。会社とは現代の藩なのか? また、サラリーマンは、藩士、家中なのか? 本書は、10年間のホテルマン生活の経験を持ち、当代人気作家である森村誠一が、会社とそこで働くサラリーマンを、一歩距離をおいて観察し、さまざまな角度から克明に分析する。戦い続けるサラリーマンたちに贈る応援歌。 【目次より】●第一部 社員考――嗚呼、忠臣サラリーマン ●第二部 会社考――厳しきもの、汝の名は会社
  • 花刑
    3.0
    サラ金地獄で首が回らなくなった男が企てた高利貸しの老婆殺害計画――社会問題化する生活破綻の実態をリアルに描いた表題作「花刑」をはじめ、定年を迎えた男がかつて通勤電車の窓から目撃した“白いハンカチを振るOL”を探す「完全犯罪の鏡像」。異なる家族が暮らすマンションでおこる人間関係の憎悪をテーマにした「凶隣の巣」など、身近にある殺意を収めた傑作社会派推理短編集! 完全犯罪の鏡/凶隣の巣/死媒祭/花刑を収録。
  • 新・オリエント急行殺人事件
    4.0
    ロンドン~ベニス間を一昼夜で走るオリエント急行は、その歴史、豪華さ、風格、話題性から考え、まさに“伝説の中の列車”であった。日本からツアーに参加した安養寺ら10名の男女は、その華やかさに酔いしれていた。一年後、彼らの間で次々と起こる謎の連続殺人事件。誰が加害者で誰が被害者なのか。捜査の焦点は、ある日時のある場所で起こった事件へ……。“夢の超特急”オリエント急行を舞台に、森村誠一が満を持して新境地に挑む、本格長編推理。
  • 影の分岐
    -
    人の一生に影のごとくつきまとう犯罪への道。それは甘い誘惑の香りを漂わせ、絶えず誰かが踏みこんでくるのを待っている。いま、あなたが立ちどまった人生の分岐点。影の道へ進むかどうか、それを決めるのはあなただ!作家志望の小高省吾は、同人誌のなかま松江の素晴しい才能に瞳れていた。ある時、松江をそそのかした小高は彼の作品で文学賞に応募、見事入選を果してたちまち流行作家にのし上った。だが、松江の存在に悩む彼は……。問題作「文学賞殺人事件」ほか5篇を収めた、森村誠一の傑作短編集!
  • 虚構の空路
    5.0
    小田原付近を通過中のひかり号車内で、検札の車掌が若い女の死体を発見!死因は青酸中毒で、目撃者の証言から、東京駅発車寸前に降りた男の犯行との見方が強まった。そして三か月後、こんどは都内のホテルで男の刺殺体が。2つの事件の重大な共通点が捜査本部を緊張させた。被害者は二人とも同じ会社の社員だったのだ。ただちに綿密な聞き込みが行われ、その結果、ある海外旅行社の営業部長が重要容疑者として浮かび上がった。だが彼には、両事件ともに完璧なアリバイがあった。巧みなストーリィの展開と意表をつくトリック、著者会心の本格長編推理小説。
  • マリッジ
    3.0
    35歳で独身の山上潔は、一念発起し「お見合いパーティー」に参加した。そこで、誰もが羨む美女・西畑茜と意気投合、人生の伴侶を射止めた。だが、結婚してから妻の性格が激変、日毎に別人のようになっていく。そのさなか、妻が殺人事件の重要参考人であることが判明し、山上は茜の過去を調べ始める。事件を追っていた警視庁捜査一課の棟居と新宿署の牛尾もまた、結婚という「愛の誓い」に潜む闇を照らし出していくのだが……。男女の普遍のテーマを活写した社会派ミステリー。
  • 棟居刑事の悪夢の塔
    3.0
    売れっ子ホストの有光は、人身売買ブローカーたちから逃げ出した女性・トウイを、自分の部屋でかくまい始める。しかしトウイは忽然と部屋から消え、死体として発見される。一方、まじめで通っていた女子大生が、学校からの帰りに消息を絶ち、そして有光の上客の女性も消えてしまう……。まるで無関係だと思われた事件に接点が生まれ、容疑者が捜査線上に見え隠れする。棟居刑事は、事件の奥底にある事実を探りだし推理を始める。歪んだ社会の、屈折した人の心を描いた戦慄ミステリー。
  • ホーム アウェイ
    4.0
    都心から離れた郊外で、念願のマイホームを手に入れた鶴川一家。初めは豊かな自然に囲まれ満足していたが、すぐに何かがおかしいことに気づく。ごみの収集がこない。テレビも映らない。バスも通っていない。しかも、住民は何故か老人ばかり。この完全な陸の孤島で、一家は恐怖の陥穽に嵌りこんでいく――。現代の病、人間の闇を描破したサスペンス・ホラー。
  • 喪失
    3.5
    「もはや二度と会えない愛しい者の追憶を探し求めることは、生き残った者にとって残酷である」(「永遠の至福」より)棟居刑事が京都・哲学の道で買い求めた思い出の写真には、意外な悲恋の来歴があった。ある殺人事件が、写真に秘められた物語を甦らせる。ロマンチック・ミステリーの到達点!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 霧の神話
    -
    1巻495円 (税込)
    妻は、あの幻の女ではないのか。立山の宿で一夜熱く貪り合った謎の女……おぼろな残像を見合い相手に重ねた魚住は結婚した。が、新婚旅行の先々で、魚住は隠見するヤクザに気づく。この妻は……怪しい。そして、ヤクザの惨殺体が発見された。

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  • 密閉城下
    -
    東京目黒で人妻が殺された時、二人の男が驚愕した。別居中の夫と妻の情夫である。彼らに奇妙な連帯が生じた頃、六本木で美貌のゲイが死亡した。両現場に残された会津の品は事件の関連の証か? 会津若松へ発った夫は、謎の女に出会うが……。

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  • 伝説のない星座
    -
    1巻495円 (税込)
    一日だけの海でのデートだった。十三年前父が失踪し、孤独に生きる笛木が巡り合った梢が蒸発した。梢の妹とともに行方を追う笛木は、海の家の男が急死したことを知る。やがて事件は、思いもよらぬ十三年前の闇の出来事を浮かび上がらせた!

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  • 致死海流
    -
    1巻495円 (税込)
    犬吠埼沖。藻のように髪を揺らめかせながら、女の死体が漂っていた。一方、八丈島でも女の死体を発見。一見無縁の二人が同じ船の客だったことから、事件はにわかに連続殺人の様相を呈し始める。やがて、両女の陰に怪しい週刊誌記者の姿が……。

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  • 捜査線上のアリア
    4.0
    1巻495円 (税込)
    鳴かず飛ばずの新人作家津村は、ホテル殺人に遭遇した体験を描いた『捜査線上のアリア』で、突然売れっ子になった。一方、容疑者として浮上した某流行作家。彼は鉄壁のアリバイをまとっていたが……読者の推理をうちのめす呆然の結末!

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  • 狙撃者の悲歌
    5.0
    1巻495円 (税込)
    警察官桐生が気づいた時、惨劇はもはや終わっていた。下宿先の少女は凌辱され骸を晒していたのだ。一方同夜、近隣の渋谷区で暴力団組長が射殺。少女の復讐を誓う桐生と敵組長を狙う鉄砲玉、そして風俗嬢、彼らが交錯した時、戦慄の真相が。

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  • 死定席
    -
    1巻495円 (税込)
    「あなたの子が出来たの」その台詞はしばしば男を崖っぷちに立たせる。弦間康夫の場合もそうであった。女の寄生虫として生きる彼の前に今、絶好のカモが現れていた。墨倉財閥総帥の娘である。そんな折、弦間の情婦のウェイトレスが妊娠した。次第にせり出す腹に弦間はついに女を扼殺、沼底に沈めた。それが手始めだった。さらなる殺人を犯しながら野望の階段を上っていく男を待ち受けていた「死定席」とは─

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  • 黒魔術の女
    -
    1巻495円 (税込)
    「これはひどい」凄惨な光景に、熟練の鑑識が目を背けた。OLが局部をめった突きにされ、体内には複数の精液が残留していたのだ。事件は凶悪情痴殺人と断定されたが、鍵を握るOLの連れの女は、杳として行方が知れなかった。新婚生活を謳歌する高根沢鴾子(ときこ)には、奇妙な黒ミサの記憶があった。封印したその記憶にも似て、やがて忌まわしい男が鴾子の前に出現する。惨劇の第二幕の開幕であった…。

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  • 街

    -
    「私のネックチェーンは悪夢の預り証」謎の言葉を遺し、ホステスが新宿中央公園で殺害された。かつて人気歌手だった彼女の悪夢とは? 牛尾刑事は、チェーンが別件殺人被害者の物と知り驚愕する。さらに浮上した容疑者らは次々不審な死を……。

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  • 駅

    -
    1巻495円 (税込)
    一人息子だった。新宿署刑事・牛尾の子は旅に出たまま、ついに戻らなかった。やがて管内で風俗嬢が殺害された。女とわが子、さらに先に殺されたホームレスとの意外な接点。慟哭を堪え捜査に没頭する牛尾だが、なおも狂気の殺人連鎖が……。

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  • 暗渠の連鎖
    -
    1巻495円 (税込)
    まさか自分の娘が! 相模署刑事・露木は愕然とした。神奈川県下で相次ぐデート中の男女を襲う強盗強姦事件。愛娘までがその毒牙にかかるとは…。公認会計士・清家もまた、眼前で彼女を汚された。凶器にすくみ恋人を守りもしなかった恥辱をそそぐため、独り犯人を追い始めた清家は、やがて刑事の娘と接触、ある手がかりを掴むが…。

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  • 悪夢の設計者
    -
    1巻495円 (税込)
    いまわのVサインは何を意味するのか? 財川財閥の御曹司が、新婚旅行先の伊豆で謎めいたダイイング・メッセージを遺して惨殺された。新妻の多津子は、発見者のチンピラ・水木が夫と瓜二つであることに驚嘆。そのとき、多津子の胸に奸計が浮かび上がった。水木を夫の替え玉に仕立て上げ、財閥の巨富を奪取しようというのだ。悪女と悪党の企みは、はたして正夢と出るか、逆夢に終わるのか――?

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  • 魔性の群像
    -
    藤子がようやく手に入れた一戸建てのわが家。だが、思わぬ不幸が近所に潜んでいた。親切なお向かいの夫人は実はゴミ袋を覗くほどの詮索好き。両隣からは大音量のプロレス中継に猫よけの異臭……。終の栖が「隣魔」に囲まれてしまった藤子の恐るべき結末とは? さまざまな日常のストレスが殺意をはぐくむ恐怖ミステリー。

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  • 死都物語
    -
    緑したたる丹沢山中に、妊娠した若い女の絞殺体が棄てられていた。その自宅に向かった刑事が見たものは、女の従妹の凌辱された扼殺体であった。丹沢現場から現れた『死都物語』を契機に、著者北村直樹は難攻不落の事件に関わっていくが……。

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